藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

はじまりはじまり

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪

例年より遅く咲きだした桜も散り、緑が目立つようになってきました。
春らしい気候が心地よい日々です。


新年度・新学期の授業がスタートして一週間が経ちました。


昨年度は中学三年生の授業を多く担当していたため、持ち上がりのクラスがほとんどありません。

つまりほとんどが初めて担当するクラス。


いつもに増して新鮮な気持ちで、新学期のスタートをきることになりました。


ありがたいことに、ほとんどのクラスには体験入塾生がいます。

先日金曜日の授業には3名も体験に来てくれていました。


初めて来る「塾」という空間、初めて会う違う学校の生徒たち、そして目の前には怪しい先生(笑)

カッチコチに緊張している様子が否が応でも伝わってきます。


こんなシチュエーションにおかれると、こちらも気合が入ります。


「授業の中でなんとか笑顔を引き出してみよう。」

「ここでなら頑張れる、そんな気持ちになってもらおう。」


120%全力投球の110分間。


子どもたち同士がいつのまにやら仲良くなったこともあって、みんな最初とは全く違った表情で教室を出て行きました。



ヘトヘトに疲れましたが、「授業って楽しいなぁ。」と思えた素敵な時間でした。

初心忘れず、また一年間走りますか! 

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初めてのシーバス

●むこう向きのおっとせい その388

先月の合宿の折、朝早く起きて卒業旅行の生徒を連れて、釣りに行った。


狙うは、かなり前から釣りたいと思っていたのだが、今までその姿を見た事がなかったシーバス。


最近は港に入って来ているみたいで、
近くでアングラーが釣り上げている。


これはチャンスと思い、いつもの林釣り具店の店主に、「安くて釣れそうなルアーはないですか?」と尋ねた。


店主は「こんなんで釣ってるみたいやぞ。」と近くのスピンテールジグを紹介してくれた。


「色はどれがいいですか?」と聞いたら、
「それは好みじゃ」との答えが返ってきた。


ルアーを購入して、早速投げてみた。


隣近所ではアングラーが次々と釣り上げていく中、私のルアーにはなかなかシーバスはかからない。


もう時合も過ぎたしダメかなと思った時に、
すぐ横でやっていたおじさんの竿にシーバスがかかった。


あたった時の深さはどれくらいか尋ねて、
ルアーを何度か投げてみた。


釣れない。


やっぱり今回もダメかと思ったその矢先、
ロッドに大きなあたりを感じた。


シーバスがヒットしたのだ。


もうそこからは大騒ぎ。


何しろ初めて釣ったので、かかったはいいものの、どうしたらいいか分からない。


今までに経験した事のない強い引きに、
大興奮しながら、近くで見ていたおじさんのアドバイスを聞きながら、必死でリールを巻き上げる。


近くにいた信之介先生にタモ入れを頼んだ。


これまたおじさんのアドバイスを受けながらシーバスをタモに入れてくれた。


釣りあげたシーバスは80センチの大物だった。


手に持ってみると重さがずっしりと伝わってくる。


初めて釣ったシーバスには感動した。


ジャンボフェリーを扱っている回漕店の社長も見ておられたみたいで、向こうの方から
「先生やりましたね!」と親指を立てて祝福して
くださった。


近くにいたおじさんや信之介先生のお陰で、
待望のシーバスを釣り上げる事が出来た。


ほんとに嬉しかった。


釣り上げたシーバスは持ち帰って生徒に見せた後、
いつも炊事して頂いている田村さんの協力を得て捌いた。


お腹の中から15センチほどのアジが丸ごと5匹ほど出て来た。


シーバスは刺身とバター焼にして食べたが、
とても美味しかった。



これで、釣りたいと思っていた魚をまた釣る事が出来た。



次のターゲットはヒラメ。



また大興奮出来ればいいなと思っている。



釣りはハードな仕事の合間の貴重な息抜きになり、やはり面白い。



ではまた。


追記
昨日、昔のバンド仲間のとても懐かしい人と会った。若かりし頃に、共に一時同じ時間、空間を共有した人。あれから30数年。会っていない間に、お互い色々な事があったが、そんなものは脇に置いておいて、時空を超えて話に花が咲いた。年月が変えるものもあれば、変えないものもあるというのを感じた時間だった。人と人が出会うというのは、人生にとって大きなものだというのを強く思ったひと時であり、また今の出会いを大事にしなくてはと改めて思った時間でもあった。会えてよかった。








当たり前なことを再発見しました!

森山's Honey Bucket 337

先日、信ちゃん先生が新中2になる男の子を遅くまで居残りさせ、勉強の面倒をみておられた。

その君が数学の宿題をしてこなかったため、きちんと完成するまで居残りなさい!と、言うことになったそうだ。

職員室で待つ僕やあっ君も、えらい遅くまでかかっているなあ…と思ったほどで、結局23:45までその君は居残った。


遅くまでの勉強だったので、さぞや不平不満の面持ちで教室を立ち去るのか…と思いきや、その子の表情は実に満足げで、充実感をみなぎらせていた。


ちょっと意外に思われた…


あっくん先生も担当の授業で、宿題テストの成績が合格点に達しない場合は、きちんと合格を獲得するまでは帰宅許可を出されない。

つい先日も、5人の中3生が洗礼を受けていた。

最後の子がやっと合格できたのはやはり23時を大きく回る頃だった。

で、その子らもまた、満ち足りた顔をして「さようなら~」と明るく教室を後にした。



僕も試しにやってみた笑

担当していた中3生が、英単語のテストをきちんと合格するまで、妥協を排して付き合ってみたのだ。

時刻は23:16。(これで授業終了から約1時間半。)

やっとの思いで合格を勝ち取った彼は…
疲れた仕草こそ見せたものの、やはり、一仕事を終えた時に見られる「やった!感」を振りまいて、「合格できて良かった。」と明るく教室を出て行った。



当たり前のことだったけれど、
出来るまでやらせること…は、本当に大切なことだ、と再確認した。



今までの僕は…
宿題忘れやらテストの不合格やら、責任はそれぞれの子たちにあるが、しかし…

何か事情があったかも知れない。
それぞれの子たちの持つ理解力にも自ずと差はある。
各自プライドもあるだろう…など

子どもたちの気持ちに配慮して…という理由を前面に、その日のうちに責任を全うさせることをしなかった。


「今日はこの辺ででまけとってあげるわ。次の授業迄にちゃんとしといでや…ほんまにもう…」だったのだ。



僕は今まで彼らから

自分の責任を果たし終えた満足感や「最後まで頑張れた!」という自己肯定感の獲得チャンスを、無意識に奪ってきたのかもしれない。


これから少なくとも中学生諸君には、帰宅時刻に関わらず、大人の責任を果たしてもらう日々にするか!笑



いや、お若い先生方に学ぶところも多い春である。

土曜日 結婚式に参列した

土曜日53期生のYちゃんの結婚式と披露宴にI畑先生と参列した。


学園の卒業生で参列するのは、
中学時代にYちゃと仲のよかったSちゃん。


2人が高校入試を迎える中3の時、
目標高校合格を目指して、
ほんとによく頑張っていた。


入試直前には、授業終了後も遅くまで残って勉強し、
私が家まで車で送っていた。


その間、短い時間ではあったが、
いろんな話をした事が懐かしく思い出される。


高校に行ってからは、あまり会う機会はなかったが、
時々顔は見せてくれていた。


大学卒業後、Nちゃんはみずほ銀行に、
Nちゃんは全日空に就職。



2人とも自分の望む職業に就けて、
なんだかんだありながらも頑張っている。




自分達が席に着いてから、
Sちゃんを探したが姿が見つからない。


しばらくすると、新郎が入場して来た。


写真では見ていたが、初めて本人の顔を見た。


ちょっと舞の海に似ていた。
(舞の海よりはかなりスマートだけど 笑 )


お父さんとバージンロードを歩くYちゃんは、
穏やかな顔をしていて、とても綺麗だった。


式が進んで、結婚証明書にサインする時の立会い人を見た時に、それがSちゃんだったのには驚いた。


2人がお互いを信頼しあって、
ずっといい付き合いをしてきたことが分かって、とても嬉しかった。





新郎新婦のエピソード紹介するビデオの中で、
Yちゃんの中学時代の1番の思い出が
藤原学園で過ごしたことになっていたのが、
何よりも嬉しかった。



結婚式に招待されるなんてことは、
そう多くあるものではない。


これからも学園が、子ども達の心の中にいつまでも残るような場であり、また結婚式に来て欲しい思ってくれる先生でいられるように、子ども達と日々付き合っていこうと、式場を後にしながら思った。



そういえば、この間6年生の女の子が、
とことこと私の座っているところに近づいて来て、「先生、私の結婚式でスピーチしてな。」と唐突に言って来た事を思い出した。


何を突然言うのだろうと思ったけれど、
ちょっぴり嬉しかった。


まだまだ長生きしないといけないということだ。


ではまた。









やりきれない思い

森山’s Honey Bucket 336


那須高原で雪山の安全講習を受けていた高校生と引率の先生の尊い命が、雪崩によって奪われた。

若くして亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、最愛の人を亡くされたご家族に心からのお悔やみを申し上げたい。



一方で、行事を主催した先生方の後悔の大きさは計り知れず、押しつぶされそうな心の置き場所が見つけられないことだろう。



「雪崩注意報の発令される中、どうして子どもたちを訓練をさせたのか?」



我が子を永遠に奪われた親御様のみならず、世の大方の方々は、無理に行事を進めた指導者への憤りを感じておられることだろう。



確かに、いくら責められようとも、なじられようとも、引率者は反論の言葉を発することは決して出来ない。


子どもたちの命と引き替えにして、なお価値があるような行事など決してないからだ。




しかし…しかし…敢えて…


「訓練に連れて行こう!」と言った先生方の気持ちが僕には少し分かる気がする。



「子どもたちに満足出来る体験をさせたい。一生の思い出となり、それがそれぞれの子どもたちの人生に役立つものでなって欲しい…。
自分たちは、そのために子どもたちをここに連れて来たのではないのか…」と。



大雪・雪崩注意報が発令される事態で、メイン行事だった登山の中止は決定した。

このままでは、生徒たちは大きな満足が得られないのではないか?

登山を諦めさせる代わりに、他の貴重な経験を、ここに居る子どもたちに是非させてやりたい…


引率者は、おそらく子どもたちの気持ちを第一に優先したのだろう…


そんな引率者の思いが痛いほどわかる…


だけれども、結果において、その思いやりは取り返しのつかない誤った判断に繋がる。



子どもたちのためを思い、良かれと信じて決断したことが、最悪の結果に繋がる…

引率者にとってこれ程までに辛いことは無かろう。



今回の引率者には、業務上過失致死などの責任が問われるだろう。
何年もの服役を命じられるかも知れない。


しかし仮に刑を全うしても、引率者にとって、教え子たちの命を奪ってしまった…という後悔は一生消えることはないだろう。


誰にとっても辛く悲しい事故だった。




どうか、安らかにお眠りください…

2017年度実験学校第1回

●むこう向きのおっとせい その386


1.2日の土日は2017年度第1回の実験学校だった。



今回のテーマは
「薬品の怖さと面白さ たけのこ掘りと畑作り」


今年の大きな変更点は、関西環境教育学会とコラボすることになった事だ。



環境教育とは、
「環境や環境問題に対する興味・関心を高め、必要な知識・技術・態度を獲得させるために行われる教育活動のこと」(ウィキペディアより)
とある。



きっかけは長いお付き合いをしている植田善太郎先生が、この会のメンバーだったことによる。



植田先生は学園18期生で、小4の時に入塾、学園卒業後は学園スタッフとしてお手伝い頂き、その後も途切れる事なくお付き合い頂いてきた。


まぎれもない「ヒゲズチルドレン」の1人だ。


もうお一人、学会広報担当の天野先生と2人で今回は「竹細工、畑作り」の授業を担当頂いた。


当初たけのこ掘りをする予定だったが、たけのこがまだ出てなかったので、急遽竹細工に変更した。


急遽の変更だったが、担当の天野先生は竹細工の達人で、切り出して来た竹から400本の竹ひごを黙々と作成し、実験に間に合わせた。


その根気強さと手際の鮮やかさには感心した。



子どもたちはその竹ひごを使って、コースター作りにチャレンジした。


かなり難しく、頭を使いまくったが、出来上がったコースターは幾何学模様のとても素敵なものになった。



その後畑作りを指導頂いた。


子どもたちをグループ分けして、畝作りに挑戦。


土を耕す経験は子どもたちも我々もないので、
大興奮で土と格闘した。


これは大変にいい経験になった。



初のコラボは大成功だった。


実験学校終了後植田先生からラインが入った。


藤原学園関係者の皆様、今回は関西環境教育学会、新生一発目の事業に環境教育の場を使わせていただきありがとうございます。私たちの学会活動が本当に教育実践として、社会的に認められ得るものなのか、試されるコラボ事業の幕開けでした。(中略)閉校式の真也先生のお話にもあったように、きっとヒゲ先生の見えない力に後押しされて、実現できたのだろうと感じておる次第です。
(後略)

とあった。


心を同じくする新たな仲間とまた子どもたちに向き合えるようになったのがとても嬉しい。


ヒゲ先生もきっと喜んでくれるだろう。


次回6月、また一緒にやれる事が非常に楽しみだ。



我々も負けずに、気合いを入れて頑張らねば。



ではまた。

いいぞ!

森山's Honey Bucket 335


合格発表→卒業祝賀会→春合宿→春期講習会、そして明日からは年度最初の実験学校…と、例年のこととはいえ、慌ただしく時は行く。

が、自分の納得した歩幅で、信ずる方向へ歩き続けている。(君の1歩は誰より短い!と思ったそこのあなた…失礼ですよ💢)




昨日春期講習会の2日目。

こんな場面があった…と、あっ君先生から授業中の出来事について報告をいただいた。


新中3生の数学の授業。(学校でのスムーズな滑り出しを期して、数学は完璧予習型の講習だ。)


式の展開や乗法公式を解き進めていたとき…

いつもは笑顔満面、クラスのムードメイカーでもある女子が、顔は笑い、しかし大粒の涙をポロポロこぼしながら、

「わたしって、どうしてこんなに、理解すんのん遅いんやろう…」

とこぼしたらしい。

一所懸命取り組みながらも、周りの子たちの進み具合と自分を比べてしまっての一言だったようだ。



この子はその前日に、「永ちゃん先生から〇〇高校を勧められた。今の私には到底無理な学校って思うけど、せっかく勧めてもらったし、今年はうんと頑張ってみようかなあ…」と言っていた。



悔しかったんやね…あっ君と納得し合った。


彼女の流した涙の話を聞いて、

美しい涙だなあ…と嬉しくなった。



この子が今まで出会えなかった「本気」とついに向き合えることになったのかも知れない。


いいぞ!〇〇さん…

悔しい思いもいっぱいしながら、成長しいや!

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