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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

よく分からない

●むこう向きのおっとせい その542

いろんな価値観がある。


何が正解で、不正解なのか。


答えはなかなか探せない。


白か黒か。


ダークなことだらけだ。


でもそれでいいのではないのか。


十人十色。もしかしたらそうではないのかもという考えは大事な気がする。


ちょっと考えるところがあったので書いてみた。


話は全く変わるが、
土曜日と日曜日に私立中学の入試があった。


学園からは3人が受験した。


合格目指して懸命に頑張ってきた子どもたちにどんな結果が待っているのか。


今は祈るしかない。


テスト終了後、受験したTちゃんから電話が入った。


テストの出来栄えを伝えてくれたのだが、
自分のやるべきことは出来たと明るい声で
話してくれた。


それを聞いてちょっと安心した。


結果がどうであれ、自分のベストを尽くせたと言えるなら、いずれの結果が出てもまた前を向いて歩いて行くだろう。


この入試だけでなく、子どもたちはこれから幾多の試練に出会っていくことだろう。生きていくのは大変だなとこの歳になってつくづく思う。


うーむ。これは若さがなくなったということか。


歳はとりたくないものだ。



何を書いているのだろう。
どうも今日の文はマイナーだ。


そんな時もあるさ。



ではまた。

子どもは変化する

●むこう向きのおっとせい その541

今実験学校の帰りのフェリーの中だ。


子どもたちは疲れも見せずに、
元気に遊んでいる。


今回は2019年度の最終回。


メインテーマはロボットの作成。


毎度のことながら、
作成にかかる時間は個人差が大きい。


普段から物を作る機会の多い子と、
そうでない子の差は、
かなりはっきりさりしている。


難しい工作だと思うのだが、
小2のJ 君は先生の助けをほとんど借りずに
自分の力で作りあげた。


これにはほんとに驚いた。


それに対して小4のK君は
なかなか出来ない。

設計図をろくに見もしないでやってしまうので、
すぐに行き詰まり、
「こんなのできない、
なんでこんな難しいことをやらせるんだ。.
もっと簡単なのがよかった。」
と苛立ち全開で、
諦めモード。


設計図をよく見てやればできるから頑張れと
横について励ます。


しばらく一緒にやっていると、
要領を掴めたのか
私の指示を受けなくても
先に進めるようになった。


そうなると、
さっきまでの投げやりな態度から、
劇的に取り組み方が変わった。


表情も笑顔満開になる。


ロボット作りは面白いなぁとまで言うようになった。


子どもはちょっとしたきっかけで、
自信を持ったり、落ち込んだりする。


出来るだけ、自信を持つ機会をつくること。


それが我々のやるべきことの一つなのだ。


理科実験にはそんな要素がいっぱいある。


来年度も様々な実験を通して、
子どもたちの自信につなげていきたいと思う。



ではまた。

今年もよろしくお願いします

●むこう向きのおっとせい その540

かなり遅くなりましたが

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


令和になっての初めてのお正月。


今年は大神神社に初詣に行った。


広大な敷地。
本殿がなく三輪山をご神体とする神社は、
魅力にあふれていた。


ここ最近、行き先を変えているけれど、
これから初詣はここにしようかと思えるくらい、
素敵な神社だった。


受験する生徒の合格を祈願した。


普段神様のことは考えないのに、
まことに勝手なものだが、
願いが叶って欲しいものだ。


5日から昨日までは講習会。


中3生は問題を解いては解説というパターンを
長時間やった。


問題を解くのにかなり疲れが見えたので、
昨日の最後の授業は実験をした。


硼砂を使って硼砂球反応をやったが、
子どもたちは問題練習から解放され、
時間が来ても嬉々として、
飽きずに取り組んでいた。


とても平和な時間だった。


受験まであと30日ほど。


みんなが今日みたいな笑顔に包まれるように、
しっかりと応援していこうと思う。



ではまた。

冬合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その539

昨日まで本科の冬合宿だった。


今年は今までになくとても暖かかった。



毎年行きの船中で、
中3は英語の連語を100個覚えるというのがある。


島に着いたらすぐにテストがある。


子どもたちは船中で暗記に没頭した。


合格点は80点。


テストの結果は3人が不合格だった。


翌日の再テストでは2人が合格。


残る一人はなかなか覚えらない。


「こんなの覚えられない」「絶対に無理」
と涙を流し弱音を吐く。


大阪でなら、時間に制限があるが、
ここ小豆島では時間はいくらでもある。


何度かあきらめかけたが、
懸命に励まし、時には厳しく接する若きH先生の
情熱に導かれ、徐々に気持ちが前に向き始める。


そして合格点を取ればいいから、
満点を取るという目標に変わる。


再テストの時、
用紙を受け取る彼女の手は震えていた。


テスト終了後、すぐに丸付けをした。


結果は満点。


「満点!」と大きな声で結果を伝えると、
彼女の眼からは大粒の涙があふれた。
そして周りからは大きな拍手がおこった。


指導していたH先生も涙を流した。


あきらめずに取り組むことの大切さ、
そして応援してくれる人が自分にはいる、
ということが分かったと、
彼女は合宿最後の作文に書いていた。


それぞれにいろんな思い出をつくった合宿で
今年の行事はすべて終了。


厳しい試練の1年だったが、
来年も子どもたちの笑顔をたくさん見られるように、
もっと真摯に生きていこうと思う。


今年1年大変お世話になりました。
来る新しき年が、
皆さんにとって素敵な1年になりますように。
よいお年を。



ではまた。

藤原式不安全マッチを擦った

●むこう向きのおっとせい その538

昨日中3の2学期最後の理科授業だった。


2週に渡って作った「藤原式不安全マッチ」を擦った。


マッチをする前に、マッチ作りに使う
赤リンと塩素酸カリウムを混合して、
木づちでたたいて爆発する実験をやって見せた。


中学生の授業ではしばらくやっていなかったので
初めて見る子どもが多かった。


その爆発力には驚きの声があがった。


私の後でやってみたい者と声を掛けたら、
思いのほか希望者があった。


みんな緊張しながらも、木づちを振り下ろしていた。


無事に爆発実験を終えた後、
マッチを擦った。


爪楊枝と割りばしで作ったマッチには、
班ごとの模様が施されている。


どのマッチもしっかりと燃えた。


マッチを擦った後、天体の授業をした。


日周運動の説明をする予定で授業に臨んだのだが、
時間もあまりなかったし、
2学期最後の授業ということもあり、
星の話から始まった授業は、
どんどん星から離れていき、
最後はなぜか若江校開校のきっかけの話になった。


話が終わったあと、
「授業が進まなかったなぁ」と
私が言うと
「面白い、ためになる話がいっぱい聞けたからいいやん。」と
子どもたちは口々に、にこやかに答えてくれた。


この笑顔を見るために今の自分はある。


そんな思いを強く持った時間だった。


その笑顔を見れなくなった時、
私の存在理由は消える。


今日で2学期の授業が終わり、
26日から冬合宿が始まる。


子どもたちにとって最高の合宿になるように、
しっかり準備をしよう。



ではまた。

1周忌だった

●むこう向きのおっとせい その537

昨日は義弟の1周忌だった。


あれから1年。


何事もなかったかのように、
時はいつものように過ぎていく。


1人の死は何をもたらすのだろう。


生きるのも日常、死んでいくのも日常
             (樹木希林)

死は特別なものではない。


こんな達観したことを言える気は、
今のところしない。



「人は2度死ぬ。


肉体が滅びた時と
忘れ去られた時と。


50周忌まで忘れないで欲しい。」


と義弟の友人であった
おじゅっさん(住職)の締めの言葉。


「死者を死せりと思うなかれ
生者のあらん限り
死者は生きん 死者は生きん」
           (ゴッホ)


自分の中にも時折思い起こす人がいる。


やはりその人たちは今も生きているのだと思う。


死んだ人にはどうでもいいことかもしれないけれど。



死んだらどうなるのだろう。


「天国はすごくいいところらしい。
だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから。」


そうだったらいいけどね。


義弟O君のご冥福を祈ります。



ではまた。

サンタに聞いてみたい

●むこう向きのおっとせい その536


昨日は舞洲に釣行した。


とてもロケーションのいいところで、
雰囲気は抜群だった。


釣り人も予想外に少なく、快適に釣りが出来た。


ただ魚は1匹も釣れなかった。


帰りは車でラジオを聞きながら帰った。


まだ少し早い気はするけれど、
もうクリスマスモード全開だ。


自分が欲しいと思っていたプレゼントではなかったので、
とてもがっかりしたことがあると、
DJが自分のクリスマスの思い出を語っていた。


それを聞きながら、
まだ幼かったころの自分のクリスマスの日のことを思い出した。


クリスマスを祝うことが今ほど大きなイベントではなかったと思うのだが、
それでもサンタさんはやってきた。


初めてのプレゼントは靴の入れ物に入ったお菓子だった。


これはとても嬉しかった。


サンタさんが来たという驚きが大きく、
プレゼントは二の次だった。


次の年もサンタさんは同じプレゼントを持ってやって来た。


そしてサンタさんの正体に気づいた頃、
枕元に置かれるプレゼントに期待するようになった。


寝たふりをしてプレゼント待ちわびていたが、
薄目を開けてみたプレゼントは、
いつも靴に入ったお菓子だった。


あまり喜ばなくなった私に、
サンタもプレゼント持ってこなくなった。


あの頃まだ30代だったサンタは
何を思ってあのプレゼントを何年も置いていたのだろう。



今となってはもう確かめることができないことがいっぱいある。


人は自分に忙しすぎるのか、何ほども人のことは分からない。



あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。
それが人生なんだ。


というジョンレノンの言葉が頭をよぎった。



ではまた。

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