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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

子どもたちの笑顔に後押しされて

●むこう向きのおっとせい その589

今日から3月。

昨日も2時から9時半まで質問タイム。

年頭に、今年はできうる限り生徒と時間を共にすると決めた。

新学期が始まってから、まる2か月。

休んだのは1日だけ。

ずっと生徒の相手をしてきた。

よくなりたいという子どもたちの気持ちに応えたい。

そんな思いでつき合っている。

分からなかったことが出来るようになった時の、
子どもたちの笑顔が何よりの原動力になっている。


子どもたちの笑顔は、今の自分にとって
何よりもエネルギーをくれるものだ。

休みがなくて辛いというより、
楽しいことの方が多い。

こんな思いを持てるというのは、
ある意味幸せなことのだろう。



土曜日のジュニアサイエンスに小3の女の子が
お母さんに連れられて体験に来た。

受付表を見ると、お母さんは学園の卒業生になっていた。

30数年ぶりの再会だった。

「Gちゃんか。」と言ったら、
「憶えているんですか。」と驚いた声が返ってきた。

昔の卒業生のことは本当によく憶えている。

それだけ自分もがむしゃらにやっていたのだろう。

娘さんと一緒に実験に参加した彼女は、
この教室もまるで変わっていないと、
感慨深げだった。

親子2代という生徒が増えた。

嬉しいし、有難いことだ。


実験が上手くいった娘さんが、
ほんとにうれしそうな顔をして
お母さんと話しているのが、
とてつもなく可愛かった。


こんな笑顔に出会える以上、
まだまだ頑張れそうだ。


公立高校入試まであと、10日。

そこまでは休まずに子どもたちに付き合っていこう。

希望が叶った子どもたちの笑顔を見るために。


ではまた。

スローモーション

●むこう向きのおっとせい その588

木曜日と金曜日に中3はテルミット反応の実験をした。


例年私立高校入試が終わった後にこの実験は
実施している。


入試結果は、全員合格となりたかったが、
無理を覚悟で受けた生徒一人は、
残念ながら、やはりダメだった。


かなり追い込んで、あと少しのところだった。


届いた入試結果を見たが、入試前に必死で追い込んだ苦手の英語は、合格平均に近い点が取れていた。


よく頑張ったと思う。


気を取り直して1.5次入試を受験し、
希望コースに無事に合格した。


最初の結果が出た時は、随分と落ち込んでいたが、今は気持ちも切り替わり、
表情も明るくなった。


この悔しさをバネに、自分の目標とする大学の理工学部合格を目指して、これからきっと頑張るだろう。


実験大好き少年の彼は、テルミット反応の実験の時も、準備をしているわたしを積極的に手伝ってくれた。


ここ最近、本来の明るさがちょっとなくなっていたが、以前の彼に戻った気がした。


手伝ってくれている姿を見て、
涙が出そうになった。



テルミット反応はいつも通り激しい反応で、
子ども達も大興奮たった。


一人の生徒が反応の様子をスローモーションで撮っていた。


実験終了後、その映像を見せてもらったが、
これが衝撃的だった。


火柱は天井近くまで、激しく噴き上がっていた。


肉眼で見ている時は、そこまでの激しさを感じていなかったので、これにはほんとに驚いた。



見たものが、そのものの全てではない。


本当はもっといろんなことが起こっているのだ。


自然現象も人の気持ちも。


スローモーションを見ながら、
ふとそんなことを思った。




ではまた。

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駅に立つ

●むこう向きのおっとせい その587

今日は私立高校入試の日だ。


起きてすぐに生徒達にに励ましのLINEを送り、
その後、子どもたちを見送りに駅に行き、
先ほど帰ってきた。


駅で子どもたちを見送るようになって
もう何年経つだろう。


最初の頃はそんなことをしている塾は他にはなかったが、
今は多くの塾の先生が駅に来るようになった。


子どもたちと話している様子を見ていると、
塾生を思う気持ちは同じなんだなと思う。


子どもたちを待っていると、
1人の青年が近づいてきた。


にこやかな笑顔で、
「先生、久しぶりです。」と声をかけてきた。


見ると、10年ほど前に卒業したT君だった。


久しぶりに会うので、
嬉しくて思わずハグしてしまった。


今は体育の教師を目指して、、
地元の中学を手伝っているとのこと。


T君の年代の生徒は、ラグビー部の生徒が多く、
T君はキャプテンで、全国大会で2位になったこともある。


高校はそれぞれ違うところに行ったが、
全員が花園に出場した。


その活躍をスタッフとよく見に行ったものだ。


今はもう1児のパパとなったと言う彼の姿を見て、
とても感慨深いものがあった。


駅に立つと、時に懐かしい卒業生や保護者の方に会う。


それが長年続けている理由の一つでもある。


今日はT君に会えて本当によかった。


もう駅に立つのはやめようかと思うこともあるのだが、
足腰が丈夫な間は、まだ続けることになりそうだ。



さて、間もなく1時間目のテストが始まる。


こどもたちは緊張していることだろう。


昨日の激励会のことを思い出し、
プレッシャーに負けず、
精一杯自分の力を発揮してくれることを祈っておこう。


頑張れ!みんな!



ではまた。

嬉しいことが二つあった

●むこう向きのおっとせい その586

昨日会議の後で妹のH美先生が、
少し早いけどと言って、
バースデーケーキをプレゼントしてくれた。


それがとても素敵なケーキで、
上面になんと鉄人28号が描いてあった。


私は鉄人28号をその昔大好きで、
その絵をよく描いていた。


それをH美先生も覚えていて、
この絵を選んだらしい。


「鉄人になって、
これからも元気で頑張ってください」と
の言葉もかけてくれた。


今まで意識してなかったけれど、
28号の28は私の誕生日とも重なる。


鉄人28号がより身近なものに感じた。


余りに嬉しかったので、
生徒にも見せて回った。


これから自分の励みになりそうなので、
フィギュアを買って、
側に置いておこうかと思った。



授業終了後、中3の女の子2人が、
生まれ変わったとしたら、
何になりたいかと、先生も交えて話し始めた。


それぞれに自分の思いを話していた。


私も聞かれたので、
海洋学者かなと答えた。


いろいろと話していた最後に
「生まれ変わっても藤原学園に通いたい」と
一人の子が言った。


もう1人の子も私もと言った。


思いもしない言葉だった。


これはとてつもなく嬉しかった。


こんなに思ってくれている子達がいる。


思いを裏切ってはいけないと、
強く思った。



誕生日を前に、
思いがけない嬉しいことが二つもあった。


凄く元気が湧いた。


今日のジュニアサイエンスも、
張り切って頑張ろう!


ではまた。

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ケーキの横には
「また19さい おめでとう」
と書いてあった(笑)

特錬理科 最終授業

●むこう向きのおっとせい その585

昨日は小学生特錬組の理科の最終授業だった。


彼らとの授業はとても楽しいものだった。


目標に向かって、素直に頑張る姿勢は心地よかった。


学園の生徒はやはり実験好きが集まるのか、
問題の解説の時に実験を入れてやると、
とても喜んだ。


特錬の授業ではそんなに多く実験時間は取れなかったが、昨日はもう入試も終わったので、
実験だけをすることにした。


彼らもそれを心待ちにしていた。


改めて、この一年の頑張りを誉めたあと、
実験開始。


何をやらせてやろうかと思ったが、
何か記念になるものがいいと考え、
「ビー玉ライト」と「レンズカメラ」を作ることにした。


ビー玉ライトにスイッチを入れた時、
レンズカメラに風景が映った時、
いずれも大きな歓声があがつた。


その表情はすこぶる明るかった。


学園の中学生は地元の公立中学の生徒が対象になるので、彼らとこうして時間を過ごすことはもうない。


そう思うと寂しい限りだ。


昨日は授業の最後に
「これで学園での授業は最後だが、
この学園で学んだことを忘れずに、
これからも頑張れ。君たちなら大丈夫。
ずっと応援しているから、
何かあったら訪ねてくればいい。」と話した。


永久の別れではないが、
この時期にはいつも切なさを感じる。


でもそんな気持ちを味わえることも、
ある意味幸せなのかもしれない。


また気持ちを切り替えて、
次は高校入試に向けて、
良き結果が出るように頑張らねば。


無理して受ける受験生がいる。


入試まで後2週間弱。


さてどこまで伸ばせるか。


ではまた。

うれしい結果

●むこう向きのおっとせい その584

私立中学入試の結果が出た。

うれしいことに、
全員希望校に合格出来た。

学園の特錬クラスは、
それほど授業時間も長くないし、
宿題も多くはない。

そして土曜日の理科の時は、
実験を楽しみ、
夏合宿では、勉強だけでなく、
多くの行事を楽しむ。

そんな体験もしながら、
受験するというのが、
学園のスタイルだ。

保護者の方もそんなので、
大丈夫なのかと心配されることもあるが、
ちゃんと意識を持って、取り組んでいれば、
成績は伸びる。

今年の子達も、この1年、
ほんとによく頑張った。


今日は入試が終わった後の理科の授業だったが、全員休むことなくやって来た。

1人だけが、まだ入試が残っているので、
問題練習をやったが、
みんなぶつぶつ言わずに、
普通に問題をこなしていた。

解答が終わった後、少し時間が余った。

子どもたちが何か実験をしようというので、酸素ボンベを持って来て、
線香やスチールウールを燃やす実験をした。

子どもたちはとても喜んでいた。

受験から解放された来週は、
特錬の最後の授業になる。

問題練習はなしにして、
この1年精一杯頑張って来た彼らの頑張りを称えて、思いきり実験を楽しもうと思っている。


目標に向かって頑張る姿はいつ見ても感動する。

子どもたちに負けないように、
頑張らないとね。


ではまた。

かけがえのない時間

●むこう向きのおっとせい その583

土曜日、日曜日、月曜日の3連休は
ずっと勉強会だつた。

私立中学入試が土曜日から始まる。

その対策と
中3生の私立高校入試対策。

長時間に渡って実施したが、
子どもたちは真剣に取り組んでいた。

やんちゃで、なかなか勉強に身が入らなかったK君も、見違えるほど頑張っている。

「もっと前からこうしておけば、
成績ももっと上がっていたのになぁ。」と言うと、
「ほんとそれ。」と答えながらも表情
は明るい。

過去問を何度も繰り返し、
ちょっと手応えを感じ始めているのだろう。

そんな反応を見ていると、
やはり可愛いもんだと思う。

今年は出来うる限り、
子どもと時間を共にすると決めた。

教えることの一つの目的は、
子どもたちに自信を与えること。

出来なかったことが出来るようになる。

得意なものがますます得意になる。

学園の実験や合宿や学習を通して、
その機会を出来るだけ多く作りたい。

今までもそうやって来たと思うのだが、
いろいろと刺激を受けることが多く、
もっとやれると強く思った。

自分と接触することで、
子どもたちを変えていきたい。


かりゆし58の「オワリはじまり」が
最近頭の中でヘビーローテーションしている。

またすぐ明日に変わる
忘れてしまっていないかい
残された日々の短さ
過ぎゆく時の早さを
人生なんて一瞬さ
命を燃やしてるかい
かけがえのない時間を胸に
刻みこんだかい
もうすぐ今日が終わる
もうすぐ今日が終わる
かけがえのない時間を胸に
刻みこんだかい


これからの日々を
かけがえのない時間にしたいものだ。


残された時間はそう多くないからね。


ではまた。

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