藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

バレエの発表会を観に行った

●むこう向きのおっとせい その441

昨日小6のMちゃんのバレエの発表会を、
H美先生、Nちゃん先生と一緒に、
八尾のプリズムホールまで観に行った。


バレエなんて今まで触れるチャンスもなく、
全く縁のないものだった。


なので訳も分からず席に着いて、始まりを待った。


まず最初に表彰があった。


そこに表彰される子たちが
一人一人大きな舞台を観客に向かって
バレエ特有の歩き方で進んでくる。


Mちゃんも姉のEちゃんも表彰されていたが、
こんな大きな舞台を、笑顔を絶やさずによく歩いて来れるなと、
まずはその事に感心する。


その後、幼稚園くらいの子から
年配の人までが日頃の成果を発表されたのだが
どれも素晴らしかった。


なんであんなにくるくる回っているのに
コケもしないし、息もあがらないのだろう。


飛び跳ねている姿は、
まるで空を飛んでいるようだったし、
男の人が女の人を抱き上げる時は
まるで糸でつるしているみたいに
なめらかな動きだった。



鍛え上げられた肉体だからこそ出来るのだろう。



バレエは美しいなと思った。




一通り発表が終わった後、
今回のメインである「ピーターパン」が始まった。


Mちゃんはマイケルの役で
ほぼフル出場だった。



台詞もないのに動きだけでどこまで表現できるのだろうと、
始まる前は退屈するかもしれないと思っていたのだが、
予想に反してこれは素晴らしかった。



ナレーションは入るのだが、
子どもたちの動きが生き生きとしていて、
表情も豊かで
観ていて全く飽きなかった。


あっという間に劇は終わった。



Mちゃんのマイケルは可愛すぎた。



心から拍手を送った。



無事にやりきったMちゃんはきっと
とてつもなく充実感を味わっているだろうし、
こんな経験は彼女の大きな自信になることだろう。



ここにも素晴らしい教育がある。



また、チャンスがあれば
是非観に行こうと思っている。




ではまた。

最近スピーチをすることが多くなった

●むこう向きのおっとせい その440

土曜日、52期生のAちゃんとCちゃんに会った。


二人とも元学園のスタッフで
Aちゃんと会うのは久しぶりだった。


AちゃんもCちゃんもお年頃で、
Aちゃんは9月に結婚が決まり、
Cちゃんも婚約中だ。


Cちゃんの相手も52期の元スタッフだ。


Aちゃんとは久しぶりだったので
聞きたいことが一杯あった。


仕事の話や、彼とのなれ染めなど
話は尽きなかった。


「この人はと思える人と結婚できることになって
今が一番幸せ!」
と語るAちゃんは輝いていた。


9月の結婚式ではスピーチを頼まれた。


元ウェディングプランナーのAちゃんが、
他にはない、とても素敵な結婚式になると断言していたので、
どんな結婚式になるのか今から楽しみだ。


私のスピーチで場が白けないように、
負けずに他にはないスピーチを考えようと思っている。


6月にはこれも元スタッフのY君の結婚式に招待され、
スピーチを頼まれている。


最近スピーチを頼まれることが増えてきた。


これはとても嬉しいことだ。


もともと人前で話すことは苦手なのだが、
新たな門出を迎える卒業生に対して
心からの祝福をしたいと思っている。


ではまた。





完璧出遅れ、申し訳ありません。

森山's Honey Buket 357


相当出遅れました。

子どもたちも、先生方も、助手の皆さんも、張り切って新学期をスタートしたというのに…

新学期スタートのまさにその日、あろうことか緊急入院してしまいました。

上行結腸憩室炎ってのが悪化して腹膜炎を起こした…らしいのです。


お医者さんや看護師さんのお話を要約すると…

大腸の壁に開いた穴とその外側のちっちやな袋に、う○こが入り込んで炎症を起こし、ほったらかしてる間にまずいことになった、ということのようです。


「先生!せめて今日だけは何とか出勤出来ませんか?」

と泣きつく僕に

「そんな許可が出せるくらいなら、今すぐ入院しなさいなんて言いません!」

と叱る先生


「今日から少なくとも4日間は絶食です!
薬を飲む時以外は水も飲めません。

しかも安静にすること。
腸を動かしている限りは治りません。

入院はおよそ10日間。」



軽い気持ちで、ちょっと薬をもらいに病院に行ったつもりが、なななんという誤算!



とにかく学園の先生方に連絡しなければ!

そうだ、Y田先生に泣きついてみよう!(Y田先生は先日助手を卒業されたばかりの先生。)


どの先生方からも、仕事は心配せず早く治してくださいと、励ましの言葉をいただきました。

そんなこんなで、大勢の先生方に絶大なご迷惑をお掛けしています。



今日で3日目

あああ…

1日6本、四六時中点滴を繋がれ、ただベッドに横たわる…

この時間の長さ…

いつもは休日大好きの僕だけれど

仕事に行けない情けなさ&辛さ。

やっぱり自分の生活の中心は仕事なんや…と気づきました。




ふと、定年退職後の自分を思い浮かべてしまいました。

退職したら、毎日こんな空虚な時間になるの?

ウゥウゥ…お腹が痛い。


たとえあと何日絶食を強いられようとも、お医者さんの言いつけを守り、早く治って職場復帰するぞ!


戻ったら、皆さんどうか暖かく迎えてくださいね。お願いやから「もう要らんで!」なんて言わないでね!




最後に一言、ほんとうにご迷惑お掛けして申し訳ございません。











新学期が始まった

●むこう向きのおっとせい その439

公立高校入試、卒業式、春合宿、講習会と息つく間もなく
次から次に行事が続いた。


そして息つく間もなく、明日から本科の授業が始まる。


今年は数学と英語は今までと違った方法で
授業をすることになった。


今までは、先生が説明して、その類題を解く、
そしてまた解説を聞くというパターンでとやってきた。


しかしこの一斉指導だと、基礎力の足らない子とよくできる子が混じると、
細かい指導が出来にくいという欠点がある。


最近、この出来不出来の差がかなり大きくなってきた。


一人一人の弱点を出来るだけなくし、
分からない問題が出来たという思いを持たすには、
どうしたらいいのか。


これまでもいろんな手を考えてきたが、
今年からは、複数の先生が授業に入り、
子どもたちそれぞれのレベルに合った課題に
取り組ませる形にすることにした。




いかに指導するかというのは、永遠のテーマだろう。


この方法もどこまで生徒の学力を伸ばせるのか、
効果の程は未知数だし、課題も一杯出てくるだろうが、
試行錯誤を重ねながら、
よりよいものにしていきたい。



子どもたちに自信をつけさせる。


それが教えることの大きな目標の一つだ。


「出来た!分かった!」の積み重ねが子どもたちに自信をつけていく。





新たな戦いが始まる。


希望を持って、頑張っていこう。




ではまた。















素敵な子育てをされましたね

森山's Honey Buket 356

先々週、ある卒業生のお母様がお亡くなりになった。

学園のことをいつも心から応援してくださった恩人と想える方だったので、驚きとショックは大きかった。
最期のお別れをしたかったのだけれど、春合宿中だったこともあり、それは叶わなかった。


卒業生Mさんは48期生。
学園上本町校の歴史に名前を刻む超頑張り屋さんだった。

彼女が自分の目標に向けて毎日毎日学園に脚を運び、少しずつしかし明らかに前進していく様子を、同級生たちはよく見ていた。


中3生で、やるべきことを自覚していない子はまず居ない。
ただ、親御さんや先生から、面と向かって「やりなさい!」と指摘されると、直ちにヘソを曲げて敵前逃亡を企てる。
それが一般的な中3だとも思える。


そんな言い訳名人の15歳たちも、頑張ってる友人から「一緒にがんばれへん?」って声を掛けられると素直に応じる。

やがてクラスの皆が、頑張る子たち、前を見つめる子たちの集団に変化していった。その頃を懐かしく思い出す。


他人を変革するエネルギーを持つ人がこの世には確かにいるのだ…しかもそれは年齢によらない。





彼女が学園に入学してまだ日の浅い頃、僕は自分の勝手な思い込みから、彼女のお母さんに「親の過剰な期待は子どもを潰す。お母さんはそうではありませんか?」と言ったことがある。

それがとんでもない誤りで、失言だったと、僕は後日思い知ることになる。

彼女の頑張りの背景に、お家が全面的に娘を信頼し、大きく包み込んで、余計な指示を一切口にされない方針であることが、はっきりと分かったからだ。

お母さんの肝の大きさは、娘にだけでなく、大口を叩く塾の若造をも包んでくださっていたのだ。




先日、お悔やみのメッセージを届けた時、思い切って、彼女に僕の過ちのことを打ち明けた。


母は私が藤原の仲間や先生に出会えたことをほんとうに喜んでいた。その話は母から聴いては無かったけれど、決して怒ってなんかいなかったと思うよ。きっと娘のことを真剣に考えてくれる人がいる…って喜んでた筈やわ…
と、慰めてくれた。そうであれば良いが…




彼女は努力が報われて憧れの高校に進学した。

1年足らずで…と仰天する程の成績の伸びだった。


合格の報告をした時、電話口の向こうで喜びのあまりただ泣くばかり、完全に言葉をなくした母に、やっとひとつ親孝行ができた気がした…と、彼女は回想していた。



「もりもり…健康管理ちゃんとせなあかんよ。うちのお母さんからの言葉やと思って、ちゃんと聴いてね。」


ラインのやり取りの最後に彼女が記してくれた言葉を、ほんとうに彼女のお母さんからのお言葉として大切にしたいと思う。



どうか安らかにお眠りください。

ありがとうございました。










薬品の怖さと面白さ

●むこう向きのおっとせい その438

3月31日~4月1日にかけて今年度最初の実験学校を実施した。


第1回のテーマは

「薬品の怖さと面白さ」


これからいろんな実験をこなしていく中で
危険な薬品を使うこともある。


なので薬品については慎重に扱わなくてはいけない。


それを言葉だけで伝えても、
子どもたちはすぐに忘れる。


そこで毎回、年度の最初に薬品の怖さを教えている。


今回は私が担当した。


アンモニアのにおいを嗅ぐところから始まり、
塩酸とアンモニアの反応、アルコール、ブタン、水素、
硫酸、塩素酸カリと赤リン。


もりだくさんの薬品を、実験をしながらその怖さを伝えていく。


実験の合間にいろんな話を交えながら進めていくのだが、
子どもたちの反応は非常にいい。


何度も見ている子もいるのだが、楽しそうに聞いてくれる。



この実験はもう何度やったことだろう。


おそらく300回以上やっているだろう。


もう古典落語みたいになっている。


ここでこれを言えばみんな笑うとか
ここでこれをやればみんな驚くとか
という実験の壺がある。


これは不思議なことに、
何年やっていても子どもの反応は変わらない。


ヒゲ先生が以前この授業を見た後、
「面白い授業やな。なかなか授業が上手いではないか。」
と言ってくれちゃことがある。


私が
「この授業だけですよ。子どもたちがこんないい反応をするのは。」
と言ったら、
ヒゲ先生は
「一つでもそんな授業があればいい。」
と言ってくれた。


その言葉は日々授業に悪戦苦闘していた自分にとって、
一つの支えになってきた。



後何度この実験をするのか分からないが、
ネタを少しずつ増やしながら、この実験を通して
子どもたちに化学の面白さを伝えていきたい。


いまでも100分では足らなくなっているのに
これ以上増やすのかと
周りからはブーイングが起こりそうだが。



まもなく新学期が始まる。


今年も「薬品の怖さと面白さ実験」を張り切ってやろう。



ではまた。























春合宿

●むこう向きのおっとせい その437

ブログの更新が遅れてしまった。


今、春合宿の帰りのフェリーの中にいる。


3泊4日の合宿もまもなく
無事に終了しようとしている。


フェリーの中で生徒が書いた感想文を
先ほど読んだ。


どの生徒も勉強に、そのほかの行事に
充実した時間を過ごしたことが、
読み取れた。


合宿は去年までは2泊3日だったのだが、
今年から3泊4日になった。


その分勉強量も増えたのだが、
在校生は冬合宿同様、各自の弱点に取り組み、
数多くの問題を解き、質問した。


この合宿での成果が新学期からの
勉強に生きて欲しいものである。



そして春合宿は在校生だけでなく、
受験を乗り越えた、
新高一生の卒業旅行でもある。


高校に行くまでの、
最も解放された時間の中、
自分たちで計画を立て、
学園を2度目の卒業をするスタッフと一緒に、
まるっきり自由な時間を過ごした。


学園のスタッフも専任も、
全員が学園の卒業生だ。


お互いの共通体験も多く、
スタッフ、卒業生、在校生、専任と、
これはもう大きな家族だ。


自由で楽しい時間を、過ごしながらも、
懐かしの学び舎を去ることの寂しさもあり、
彼らは寝る時間も惜しんで、
時を過ごした。


これからは、今まででのようには
会えなくなるが、
学園で過ごした日々を忘れずに、
それぞれのステージで
自分らしく輝いて欲しいものだ。



万物流転。


春はやはりあまり好きではない。



ではまた。









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