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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

9月実験学校

●むこう向きのおっとせい その567

20日から23日まで実験学校だった。


今回のメイン実験は
「ロケットを作って飛ばそう」


もうやり始めて随分と日が経つが、
いまでも大人気の実験だ。


2日目に作成し、昨日フィッシングの後
近くのグランドで打ち上げた。


みんなの見る中で、
自分の作ったロケット打ち上げる。


発射スイッチを押す子どもたちは、
緊張感でいっぱいだった。


シュッ!という音を発して、
大空に吸い込まれて行くロケットを見るのは
いつ見ても楽しい。


どのロケットも見事に飛んで、
全員成功!


子どもたちに笑顔が溢れた。


ロケット以外の実験は
「天高く飛ばそう」ということで、
飛行リング、ブーメラン、グライダー
紙飛行機だこ、熱気球を飛ばした。


いずれの実験も子どもたちは
どうすればうまく飛ぶのか、
試行錯誤を繰り返し、夢中で取り組んだ。


ブーメランも飛行機も
投げ続けて、ボロボロにはなってしまったが・・・。


夜は天体観測。


1日目は曇っていたので、
観測はやめて、
望遠鏡の操作の仕方を教えた。


2日目は雲が切れたので、天体観測を実施。


夏の大三角、ペガサス座、カシオペア座、
北斗七星の星座観察と
木星、土星、火星を望遠鏡で観察した。


初めて望遠鏡で惑星を見た子どもは、
歓声をあげていた。


フィッシングはようやく涼しくなってきたこともあり、
釣果はまずまず。


アジがよく釣れた。



今回も若きスタッフの力を借りて、
無事に終えることが出来た。


わが身内ながら、
子どもたちの相手、実験助手、村内清掃と、
実によく動いてくれる。


ただただ感謝しかない。



次回は10月。


テーマは
「フィッシングスペシャル」


釣り大好き少年、少女が増えたので、
きっと喜んでくれるに違いない。


またスタッフと力を合わせて、
いい合宿にしたいと思う。



ではまた。

見つめなおすとき

●むこう向きのおっとせい その566

この間ヒゲ先生のお墓参りに行った。


生駒にあるその霊園は、
景色もよく、緑に溢れ、
厳かな空気に覆われている。


一通りお墓の掃除を終えた後、
周りのお墓を眺めてみた。


昔と違って、実にいろいろなお墓がある。


形も色もバラエティーに富んでいる。


そこに刻まれているのも、名前だけでなく、
感謝の言葉や、絵や写真まで刻んでいるものもある。


バイクやギター、たばこの絵。


全く見知らない人たちなのだが、
人柄が偲ばれて、お墓を見る目が変わる。


そんな中に、スヌーピーの小さな人形が
たくさん置かれているお墓があった。


墓石には
「また会いたいです」
と書いてあった。


後ろに回って見てみると、
その人は二十歳で亡くなっていた。


ご家族の方の、
故人を思う気持ちが強く伝わってきた。


今までこんなに他人のお墓を見ることはなかったけれど、
お墓を見ながら、
それぞれに人生があり、ドラマがあると
改めて思った。


そして、亡くなった人たちに、
残りの人生を悔いのないように生きろと
言われている気がした。


自分を見つめなおすときに、
お墓参りに行くのはいいのかもしれない。



ではまた。

変わらないもの

●むこう向きのおっとせい その565

弟がカナダから帰ってくるので、
しばらく誰も住んでいない実家の掃除をした。


結婚するまで住んでいたが、
その後弟や甥が住んでいたので、
元自分の部屋に入ることはなかったが、
久しぶりに部屋に入ってみた。


当然のことながら、
自分が使っていたものは何もなかった。
でも残っているものがあった。


学生当時、天体の写真を壁に貼っていたのだが、
なんとそれがまだそのまま残っていた。


ウン十年という年月が流れたのだが、
その写真たちは何事もなかったかのように、
そこにいた。


写真を見ながら、
ここで過ごした遠い過去に思いをはせた。


今は亡き父ちゃんがいて、今は施設に入っている母ちゃんがいて、
隣の部屋には妹がいて、3階の屋根裏部屋には弟がいて、
一つ屋根の下で過ごしていた遠い昔。


日々流れていく時間の中で、
そんな時があったのか、
今は想像しにくい。


でも写真は確かにその時が存在したことを
穏やか語っていた。


存在するものはすべて移り変わっていく。


あらためてそんなこと感じる時間になった。


掃除の後、
昔、ヒゲ先生によく連れて行ったもらった焼肉屋さんに
これまた久しぶりに行った。


ヒゲ先生が好きだったコンク汁を頼んだが、
その味は全く変わっていなかった。


変わらないものもあるようだ。



ではまた。

釣れない理由

●むこう向きのおっとせい その564


最近釣果に恵まれない。


この土日月もFFCのメンバーで釣行したが、
小さいキスは釣れるが、
青物やタイは全くダメだった。


大きなフグが釣れたぐらいだ。


気象庁が日本の南の海域で8月の海面水温が、
観測データーのある1982年以降で最も高く、
熱帯地方の海域に匹敵する高温だったと発表した。


なのでこれから近づく台風は大きく発達し、
強い勢力を保ったまま上陸する可能性があるらしい。


おととしの台風21号レベルの台風が来ると思うと、
かなりやっかいだ。


最近魚が釣れないのも、
もしかしたらこの海の温度が影響しているのではないだろうか。


調べてみると、
海水温が上がると、塩分濃度が濃くなり酸素量がへるらしい。


魚は海水中の酸素の80パーセントを必要とするので、
酸素量が少し減るだけでも魚にとってはすごく深刻で、
酸欠になってしまう。


酸欠状態に陥っている魚が、
正常な捕食活動ができるはずもなく、
食い気どころではないだろう。


というわけで、
最近つれない原因を海水温度の上昇にすることにした。


早く暑さが収まり、
穏やかな日常が戻ることを願っておこう。



ではまた。

いい経験をした

●むこ向きのおっとせい その563

更新が大幅に遅れてしまった。


高級車に乗り、
別荘を持ち、
休日はリゾート地で時間を過ごす。


今の私には全く縁のない世界だ。


この日曜日と月曜日にA君のお陰で、
そんな生活ををちょっとだけ体験させてもらった。


とても快適な時間だった。


いい体験をさせてもらった。


後どれくらいこの世にいるか分からない。


優雅な時間は持てたら、
それはそれで最高だが、
でもそれは別になくてもいい。


今の自分には、
子どもたちと過ごす時間があればそれでいい。


なんて、これは負け惜しみかも。


でも子どもたちの笑顔に包まれている、
今は、幸せなことなのだ。


最近それをつくづく思う。


こんな今が続くことを願っておこう。



ではまた。

夏合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その562

12日から15日まで本科の合宿だった。


コロナの影響で他団体の合宿が全てキャンセルになったので、
今年の夏は実験学校とこの合宿だけになった。


実施するのにためらいもあったが、
いざ始まると、
子どもたちの反応がそれを吹き飛ばした。


例年より1泊少なくなったが、

「学習」「海辺の生物観察」「ウニの発生実験」
「シュノーケリング」「キャンドルファイアー」
「天体観測」「ペルセウス座流星群観察」
「ボート訓練」「ボートツーリング」
「海ほたるの観察」「慰霊祭」
「すき焼きパーティー」「フィッシング」

と行事は盛りだくさん。


どの行事も、子どもたちは目いっぱい楽しんだ。


いつもと日程が変わったため、
今年は初めてペルセウス座流星群を観察できた。


着いた日の夜が極大日だったので、
日本庭園にゴザを敷いて、
みんなで寝転がって流星を観察した。


村の電気を消すと、
見事な星空が広がった。


天の川も見える。


そんな中流れ星は流れ、
子どもたちの歓声が響いた。


「このままずっと見ていたい。」


多くの子どもたちがそう言った。


おそらく、この夜見た星空を
子どもたちはいつまでも忘れないだろう。


カメラ好きのK君は、念願の天体写真に挑戦。


時間を忘れて撮っていた。


帰りの船の中で書かせた作文に

「フェリーで流れる曲が、
行くときは楽し気に聞こえるのに、
帰りに聞くと悲しくて涙が出る。」

と書いた子がいた。


素敵な感受性だと思う。


「帰りたくない。」
「もっとここにいたい。」


そんな声を聞きながら、
今年の合宿も終えることが出来た。



塾の合宿というのに勉強時間はあまり長くない。


しかしながら、
子どもたちがワクワクし、
夢中になった時間は、
子どもたちの中に多くのものを残したのではないだろうか。


そんな経験がいろんなところで生きてくる。


そう思っている。



ではまた。

(K君の撮った写真です)

8月実験学校

●むこう向きのおっとせい その561

8,9.10日と実験学校を実施した。


コロナで実施をどうするかかなり悩んだが、
島では村から出ることはないし、
外に出たとしても釣りと海辺の生物観察なので、
地元の人と触れ合うことはないと判断し、
実施することにした。

「子どもたちはこれだけを楽しみにしています。」
という保護者の方の言葉に力づけられ、
プログラムを全てこなした。


1時間目は、「光電池を使ったエコランタン作り」


明るいうちに充電しておいて、
周りが暗くなると明かりが灯るランタンは、
淡い光を放っていた。


2時日間目は「アイスクリーム作り」
氷と塩で-21℃をつくり、
あっという間にアイスクリームが完成。


3時間目は「海ほたるの観察」
例年に比べて、海ほたるはほんとに少なかった。
かろうじて最後の方に見ることは出来たが、
ちょっと残念だった。

天体観測は今回もできず。
なかなか天候に恵まれない。


2日目は実験4時間目の「海辺の生物観察」でスタート。

今年は潮の引きが少なく、
いつもに比べて生物の種類は少なかったが、
タコを2匹ゲットできたのはよかった。

採取した生物は持ち帰って、
図鑑を見ながら名前を確認。

ウニの口である「アリストテレスの提灯」を見せた時は、
子どもたちも大興奮だった。


5時間目は「ウォーターランに挑戦」

手作りの水鉄砲を使って、
先生と生徒に分かれてひたすら水の掛け合いをする。


私も参加。


あんなに水浸しになったのは初めてだったが、
子どもたちとの掛け合いはかなり楽しかった。


夜はキャンプファイアー。

いつもなら運動場でやるのだが、
ご近所への遠慮もあり、
今年は室内で「キャンドルファイアー」をすることにした。

先生たちの劇により、
キャンドルに点火。

ろうそくの炎はとても優しかった。

ゲームはZちゃん先生とMてぃ先生で考えてくれたのだが、
子どもたちは大いに楽しんでいた。


3日目は「フィッシング」でスタート。

いつもと場所を変えて釣りをしたのだが、
よく釣れた。

最高は一人で33匹。釣りも釣ったりだ。

種類は少なかったが、
過去最高の釣果だった。


最後の実験は「瞬間冷え冷えマシーン」

ペットボトルに氷を入れ、
ぬるい缶ジュースを回転させると、
あっという間に冷たいジュースになる。


これはビールを冷やすのにも、
いいかもしれない。


どの実験も子どもたちは大いに楽しんでいた。


そんな子どもたちを見ていると、
実施してよかったと今は思っている。


早くコロナが収束して、
気兼ねなく合宿をしたいものだ。


ではまた。

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