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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

令和最初の実験学校

●むこう向きのおっとせい その505

土曜日はジュニアサイエンス

そして日曜日と月曜日は実験学校だった。

今回の実験学校は
「ロケットスペシャル」

まず最初になぜロケットは飛ぶのかを、
実験を通して教える。

台車に、上の蓋をとり、下の方に小さな穴をあげた空き缶を台車に取り付る。

そしてアルコールを注入。

その後、穴の方にマッチで点火する。

するとアルコールは爆発し、コップが飛ぶ。

その反作用で、台車はコップとは逆に動く。

大きな音と共に飛んでいくコップと、反対側に動く車を見て、子どもたちは作用と反作用を実感したのではないだろうか。

何度もコップを飛ばして、その反応を楽しんでいた。


2時間目は野菜ロケット

身近なものでもロケットは出来る。

オキシドールと人参のすりおろしを、フィルムケースに入れて蓋をする。

ものの十数秒でフイルムケースはポンという可愛い音と共に飛んでいく。

実験を担当したN先生は、自宅で何度も予備実験をした。

人参をすりすぎて、手が赤色に染まっていた。

いつもながら、納得できるまで、頑張る人だ。


3時間目は、今回メインのロケット作り

担当のS之介先生が、順を追って作り方を教えていった、

作成するロケットは、
火薬エンジンを積んだロケットで、
高度150メートル以上は飛ぶ。

雨の降る中、全員のロケットが完成した。


朝は雨が上がらら。フィッシング。

今回は胴付き仕掛け。
鯛を初めとして、ガシラ、グレ、べら、ススメ鯛、ハゼが釣れた。

釣り終了後、いよいよロケットの打ち上げ。


一生懸命作ったロケットが上手く飛ぶか、
不安いっぱいの子どもたち。

1人1人、順番に発車装置のボタンを押していく。

カウントダウンの後、シュッという音を発して、空高く飛ぶロケット。

全員打ち上げ成功。

上空でパラシュートが開き、ゆっくり降りてくるロケットを見る時の子どもたちの満足感にあふれた嬉しそうな顔。

これもとてもいい実験だと思う。


最後は宮崎式ペットボトルロケット、

宮崎というのは、高2の実験学校生で、
小さな頃から参加してくれている生徒の名前だ。

彼はとにかく実験が大好きで、日頃から何かと作っては楽しんでいる。

その彼が考えた発車装置を使って、
ロケットを飛ばした。

ロケットは見事に飛んだ。

子どもたちも大喜びだった。

宮崎君に感謝である。


どの実験も子どもたちにとってな、
は刺激のあるものだっただろう。


次回実験学校は。8月17.18.19日。

いつもより1泊多い、2泊3日の合宿となる。

実験以外には、プールで泳いだり、カヤックに乗ったりと夏ならではの行事もある。


子どもたちにとって、最高の思い出になるものにしたいと思っている。


ではまた。

# 惑星のパウチ

●むこう向きのおっとせい その504

先週の土曜日のジュニアサイエンスは
小学1.2年生が「モビールを作る」
小学3.4年生は「惑星パウチを作る」
小学5.6年は「フナの解剖」
だった。

「モビールを作る」では最初に力のモーメントの話をしてから工作に入ったが、これが大苦戦だった。

何しろ、ひもをくくるということもままならない。

一緒に来ておられる保護者の方も巻き込んで、
なんとか全員完成にまで持ち込めたが、
冷や汗ものだった。


「惑星パウチを作る」は、惑星の種類、
恒星との違い、地球が奇跡的な位置にあることなどを説明した後、惑星の写真と資料を配って、
各自で惑星のカードを作成した。

台紙に写真を貼って、自分が興味を引かれた事柄を記入していく。

そのあとパウチをして完成。

地味な作業なので、子どもたちはすぐに飽きるかなと思っていたが、子どもたちは夢中になって作っていた。

どの子も真剣で、それがとても可愛いかった。


「フナの解剖」はやはり子どもたちには大きなインパクトを残したと思う。

人体模型を使って内臓の説明をしてから、
解剖開始。

子どもたちは最初は戸惑っていたが、
次第にスムーズに手が動いてくる。

浮き袋、エラ、心臓、腸、胃、たんのう、
腎臓、肝臓、目のレンズ、
と観察は進んだが、
腸の長さには子どもたちは驚きを隠せなかった。

命を頂いての実験。

最後はフナに感謝の気持ちを込めて、
黙祷を捧げ、実験は終了した。



今年は全学年全ての実験を担当しているが、
準備から後片付けまで、なかなかに大変。

ても子どもたちの反応を見ていると、
その苦労も飛んでしまう。


どうしてあんなにいい顔をするのだろう。


そんな素敵な笑顔を見るために、
これからも老骨に鞭打って、頑張るとしよう。




ではまた。

7月 夏の合宿が始まる

●むこう向きのおっとせい その503

7月になった。


いよいよ今年も夏の行事が始まる。


14日15日の7月実験学校を皮切りに、
北川先生のところのサイエンスクラブ、
あずき王国英語村、
育英西中学、
8月実験学校、
常翔啓光中学サイエンスクラブ、
8月実験学校、
本科合宿
と多くの合宿が続く。


子どもたちにとっては、
普段できないことに挑戦する絶好の機会だ。


大自然の中で、
のびのびと躍動する。


多くの卒業生がそうであるように、
おそらく一生心に残る時間になるだろう。


昨今は気候が以前とは違ってきて、
野外活動をすることが難しくなってきている。


事故があっては何もならない。


出来るだけリスクを下げ、
無理をせず、
子どもたちに飛び切りの体験をさせる。


相反する難しい課題だが、
最高の接点を見つけ出し、
よき合宿にしていきたい。


今年もつつがなくすべての合宿を終えられるよう、
スタッフ一同、心を一つにして、
臨んでいこうと思う。


ではまた。

鹿の王

●むこう向きのおっとせい その502

先ほど卒業生に借りていた
『鹿の王』(上橋菜穂子作)をようやく読み終えた。


借りてからちょっと時間が経ってしまった。


「人は自分の身体の内側で何が起きているのかを知ることが出来ない」
「一人(あるいは生物の身体は、細菌やらウィルスやらが、
日々共生したり葛藤したりしている場である」
「それは社会に似ている」

とこの3つが重なって、物語が生まれたらしい。


見ることのできない体の中で起こっていること、
国と国の関係、個人と国、
死となり合わせで生きている人間への愛おしさ、
人と人とのつながり、危機に瀕したときにどのように行動するのか、
などなど、多くの物事ががリンクしながら、
壮大なスケールで物語が展開していく。


ここまでのストーリーを作る作家というのは、
本当にすごいなと思う。


これを読んだときにちょっと前にNHKで見た
「彼女は安楽死を選んだ」という番組がオーバーラップした。


日本では認められていない安楽死だが、
スイスでは認められている。


ある女の人が安楽死するまでを追ったドキュメントだったが、
薬剤注入後ものの2,3分で死を迎える姿は、
とてもインパクトがあった。


病や死にどのよう向き合っていくのか、
大きな課題だ。


こんなことを書いていると、
新婚ほやほやのY君は、またか思うのだろうなぁ。



でもこの年になってくるとこのテーマに敏感になるのは
致し方ないことなのだ。


確かなことは、
今をしっかり生きる、ということしかないのだろうけどね。


本を貸してくれたRちゃん、ありがとう!
とても素敵な本でした。



ではまた。

令和元年 桐蔭中学理科実験合宿

●むこう向きのおっとせい その501

14日・15日に桐蔭中学1年生の合宿があった。


今年の生徒たちは桐蔭の25期生なので
この合宿も25年続いていることになる。


今年は7クラスになったので
実験も去年から2つ増えた。


実施した実験は
「カエルの解剖」「薬品の怖さと面白さ」「金貨銀貨作り」
「LEDの研究」「琥珀磨き」「炎色反応」「レンズカメラ作り」
の7実験。


私は今年も「薬品の怖さと面白さ」の実験を担当。


1クラス43名から45名と相当な生徒数だが、
いつもながらの、それを感じさせない一体感のある、
とてもいい反応だった。


授業をしていて、こちらも気持ちよくなってくる。


最初の日は、90分授業が5つ続くという、
超ハードスケジュールだったが、
彼らの素直な反応のお陰で、
楽しくやり切ることが出来た。


今年は、まだ就任されたばかりの校長先生もお越しになって
授業を見ていかれた。


令和になって最初の合宿だったが、
学園の先生方の奮闘により、
無事に終えることが出来てほんとによかった。


またこれからも続いて欲しいものだ。



ではまた。

祝500回!

●むこう向きのおっとせい その500

ブログ更新が大幅に遅れてしまった。


2009年11月2日に1回目のブログを書いてから
今回が500回目となった。


約10年間、我ながらよく続いていると思う。


ブログを書き始めたころから考えると、
自分を取り巻く環境は大きく変わった。


多くの出会いや別れがあったけれど、
やはり別れの方が心に残る。


このままずっと続いて欲しいと願うことも、
「時」には感情がないのか、容赦なく押し流してしまう。


万物流転。


全ては移り変わっていく。


なぜなんだ、どうしてだと叫んでも、
時は戻ってはこない。


どんなことも受け入れていくしかない。


そうやって今までも来たはずなのだが、
ヒゲ先生が亡くなってから、
大きなことが次々に起こるので、
まったく消化しきれないまま時は過ぎていく。


でも元には戻らないということは自明の理なのだ。


だから前を向いて歩いていくしかない。



「我この道を行かん、この道よりほかになし」


昔ヒゲ先生がよく色紙に書いていた言葉だ。


スケールはうんと小さいが、
自分もこの道を突き進んでいこうと思う。


これからもいろんことが起こるのだろうけど、
自分らしく受け入れながら、
頑張っていこう。


1000回のブログを目指して、
これからもどうってことのない、日々の出来事を書いていくので、
よろしくお願いします。


ではまた。

運動会を見に行った

●むこう向きのおっとせい その499

日曜日W中学の運動会を見に行った。


中3生に見に来て欲しいと言われたからだ。


学園卒業生で、現学園保護者のIちゃんが正門まで迎えに来てくれた。


昼から行ったので競技はリレーが中心で、
クラブ対抗リレー、混合リレー、学年対抗リレーとあった。


生徒たちを何人か見たが、
懸命にグランドを駆けている姿は、普段の様子とは違っていて
新鮮だった。


また彼らを見る目が少し変わりそうだ。


最後は中3生全員によるダンス。


今はみんなダンスをするみたいだが、
今の時代に生きてなくてよかった。


昔ディスコで踊っている自分の姿を見て、
人前で踊るのはやめようと思ったことを思い出す。


あんなのはやりたくないなぁなんて思いながら見ていたが、
相当練習も積んだのだろう、見事に統率が取れていたし、
真剣に踊っている姿は感動的だった。


見ている分にはいい。


来週はT中学の運動会がある。


また見に来て欲しいと言われたので、見に行くことにした。


こうして誘ってくれるのは嬉しいことだ。


彼らがどんな姿を見せてくれるのかを、
また楽しみにしておこう。



ではまた。

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