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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

早く消えて欲しい

●むこう向きのおっとせい その542

いろんなイベントが自粛ムードの中、
学園も講習会は中止、卒業式は延期した。


しばらく様子を見たら、
騒ぎもだんだん収まっていくかと思っていたら、
予想に反して、どんどん悪い方向になっていく。


志村けんが亡くなったニュースは
衝撃的だった。


5日に延期予定の卒業式も
実施が怪しくなって来た。


卒業式に向けて、バンドの練習をしたり、
映画を作成したり、出し物を考えたりと
スタッフは結構な時間を費やしてきた。


子どもたちも楽しみにしていただろうし、
我々も彼らを送り出し、
また次に向けて歩き出す
きっかけにするつもりだった。


さてどうしたものか。


今考えているのは、
無観客(生徒)で予定通り実施し、
それをネットで配信しようというもの。


でもこれも難しいかもしれない。


やはり中止か。


結論は明後日までに出そうと思っているが、
難しい選択である。


コロナウイルスよ、
早く消えてくれ!



ではまた。

 

●むこう向きのおっとせい その524

ブログの更新が遅れてしまった。

今年はなかなか涼しくならないなと思っていたら、随分と冷えてきた。


季節は確実に本格的な冬に向かっている。


そろそろ紅葉も見頃かと思って、
奈良まで行ってみた。


奈良はいつ行ってもいい。


奈良駅を出ると、大阪とは全く雰囲気が変わる。


今回は正暦寺というところに行ってみた。


正暦寺は古来より『錦の里』と呼ばれた寺で、
3000本を超える楓があり、
川が流れるとても自然豊かなところだった。


紅葉はまだもうちょっとという感じだったが、
それでも見事な色づきだった。


特に、寺にある建物の福寿院の借景庭園は圧巻だった。


入った瞬間にその美しさに目を奪われた。


しばらくぼーっと座って、その景色を眺めた。


その部屋には孔雀明王像というのがあった。


これまた魅力的な像で、
孔雀の上に観音様が乗っておられる。


孔雀という鳥は毒蛇をも食すとされ、それが転じて罪業を消滅させる力のあるものとして神格化されたとのこと。


私の罪業も食してくれたらありがたいのだが。


2時間ほどの滞在だったが、
行ってよかったと思った。


帰ってから、また太刀魚が釣りたくなって、
神戸まで行った。


前回も渋かったが、またまた渋かった。


周りも誰も釣れていない。


もうちょっとして釣れなかったら諦めようと思ったら、ガツンとあたりがあって、
太刀魚が釣れた。


なかなかのいいサイズだった。


釣ってすぐに血抜きのために頭を切って、
水につけた。


しばらくして、何気なく見てみたら、
太刀魚はまだピクピクしていた。


その生命力には驚いた。


一つの命が自分のせいでなくなろうとしている。


いつもはそんなことを感じることなく釣りをしているのだが、ちょっと心が揺らいだ。


昼に寺に行ったせいかもしれない。


また釣りに戻ったが、
釣りの気分ではなくなったので、
納竿とした。


帰ってからもう一度その太刀魚と向き合った。


彼はどのような思いで死んでいったのだろうか。


あの時あのルアーに目を奪われなかったら、
こんなことにはならなかったのにと思ったのだろうか。


なんてことを考えながら、
太刀魚を捌いた。


あまり考え過ぎると釣りが出来なくなりそうなので、思考を停止させ、
太刀魚に感謝しつつ、
胃袋に収めた。


紅葉を見ると、どうも命というものに敏感になるようだ。



ではまた。

10月 実験学校

●むこう向きのおっとせい その413

昨日から実験学校だった。

3連休の最終日という事で、帰りの船はよく混んでいた。


今回の実験学校のテーマは
「大地の不思議スペシャル」


まずは火成岩の学習。


岩石のでき方、種類を学習した後、リュウモン岩、アンザン岩、ゲンブ岩、カコウ岩、センリョク岩、ハンレイ岩を配って、ミニ標本を作った。


2時間目は、火山の種類についての学習。

マグマの粘り気の違いで火山の形が変わる事を学習した後、生クリームとココアを使って火山を作った。


実験後は火山を食べた。


夕食後は「化石のレプリカ作り」


歯医者で使う印象材を使って、アンモナイトの化石のレプリカを作った。


実験終了後、日本庭園に椅子を出して、お月見と天体観測。

空はよく晴れて、秋の星座、夏の星座がよく見えた。

今回のターゲットだったアンドロメダ大星雲は、月が明るすぎてよく見えなかったが、月のクレーターを望遠鏡で見た子どもたちはとても喜んでいた。


今年の中秋の名月は4日で、満月は6日。


少し欠けた月を見ながらのお月見団子は、あっという間に子どもたちのお腹に収まった。


観察終了後、3人の男の子が残って、自分たちで望遠鏡を操作して月を見ていた。


望遠鏡は面白い。もっと見ていたいと何度も望遠鏡を覗いていた。


星への関心が高まればいうことはない。



2日目の朝はフィッシング。


私はみんなより早く起きて、一足早くフィッシング。

いつもは釣り人がたくさんいるのに、今日は若い兄ちゃんが1人だけだった。


これはあまり釣れないなと思って始めたが、思いの他早く太刀魚が釣れた。


そしてしばらくして、大きなあたりがあった。


太刀魚とは明らかに違う引きだった。


強烈な引きに、ドラグを緩めて対応するが、なかなか近寄って来ない。


一体なんだろう。


1人で「うおー、なんだこれは!」とか言ってたら、隣の兄ちゃんが寄って来た。


「なんでしょうね。」と言いながら一緒に付き合ってくれた。


アドバイスを受け、玉藻も借りてようやく上がって来た魚はハマチだった。


初の青物だったが、ほんとに興奮した。


前のシーバスの時といい、今回といい、島で出会う釣り人はいい人ばかりだ。


釣りから帰ってから、竹細工で籠を作る実験。


これが予想以上に難しく、みんな大苦戦。

時間内に出来たのは5人だけで、後は帰りのフェリーでやらせようということになった。

しかしながら子ども達の力では無理ということで、関西環境教育学会の先生と星くずの村の若きスタッフが、帰りのフェリーの中でずっと籠作りをやっていた。


特に関西環境教育学会の先生は、準備から最後のフェリーの中まで、大変な労力をかけて頂いた。


子どもたちに貴重な体験をさせてやりたいという熱い思いがほとばしっていた。


同じ思いを持った人達がいるということを、改めて感じた。


今回も盛り沢山の内容で子どもたちも貴重な時間を過ごせたのではないだろうか。そして自分にとっても刺激いっぱいの時間を過ごす事が出来た。


やはり合宿で過ごす時間は素敵な時間だ。



ではまた。


楽しい集い♡



今日、高校時代からずっと交流が続いている友人たちと新年会をした



8人中



未亡人 3人


酒飲み 3人


孫持ち 4人


専業主婦 2人




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私がなにか困ったら、きっと力になってくれると信じれる友人たち



そして私も一肌脱ぎたいと思える友人たち





食事の会場は難波の古くからあるホテルで



友人の娘婿殿が働いているということで



乾杯のドリンクをサービスしていただいた





二次会でカラオケに行った



誰も歌うことなく



のどスッキリドリンクはもらったけど



おしゃべりでタイムアップ



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行く前から難波本店で551の豚まんを義母に買って帰るつもりだったけど



そのホテルの近くに551より美味しいらしい豚まんがあると友人に勧められ



買ってみた「二見の豚まん」



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いまだ満腹が続いているので、明日食すのを楽しみにしてる





楽しい集いに感謝!











佐田先生のレコーディングライブ迫る!


学園41期生~60期生の皆さん方に「学園でもっとも怖かった先生は?」と尋ねたら、
異口同音に「佐田先生!」と即答するのでは?
勿論、怖かった…だけでなく、
「自分に国語力を付けてくれた先生!」とか
「もっとも熱くかつ信頼できる先生!」とかの想い出を持っておられる方も多いと思う。
上本町校創設期からずっと学園を支えてくださった先生で、まさに大恩人だ。
佐田先生とは、先生が退職なさった後もちょくちょく連絡を取らせて頂いたり、また教室を覗いてくださったりと、お話しする機会をいただいている。
昨年の暮れ頃だったか、
先生が「実は考えるがことあって『生前葬』をしようかと思ってます。
自分の持てる力の全てを出して『ライブ』をしたい。
プロ演奏家の友人たちも集まってもらい最高クオリティーのライブにするつもりだ。
演奏曲も全曲自ら創り、全てのプロデュースを担い、レコーディングもする!
それに相応しいライブスタジオ「磔磔」も押さえた!」と。
守勢に入らず、絶えず打って出る!
チャレンジする人佐田先生は、還暦目前でもなお健在だった。
そんな自分の全てをぶつけるライブを
「生前葬」にしたい…と熱く語られた。
このオッチャンまだまだ死なへんで!は僕の正直な感想だが…
懐かしい佐田先生に一目会いたい!という方。
祝賀会の超熱い演奏がたまらなかった…という方
何より佐田先生とそのお仲間が織りなす最高級の音楽を聴きたい方
10月8日土曜の夕方は京都に集合あれ!

10200m

10200m
今年に入って僕が登った山の累積標高を計算してみました。
例えば、標高1377mの伊吹山を麓の標高220mの登山口から登った場合、1377−220=1157mを登ったことになります。
それを1月から9月末まで加えてみたら、おおよそそんな和になりました。
登った山は
生駒山・信貴山・二上山・金剛山・三峰山・蓬莱山・伊吹山・高見山・美しの原・高野三山です。
僕の実力に不相応な高い山や上級者向けの山にはチャレンジしていません。
山頂の標高で言えば、400mからせいぜい1300mまでの関西でお馴染みの山ばかり。
しかもどこも登山者が多い人気の山なので、しっかり登山道が整備されていて、初心者でもコースアウトする心配の少ないところです。
登り始めは超スローペース。段々身体が順応し始めたなら無理せず少しペースアップする…という楽な山行きです。
特に回数を重ねたのは、わが町東大阪のシンボル生駒山。多くの登山道が整備されています。
あるときは枚岡公園から、あるとき六万寺から、はたまた石切駅から…と傾斜や距離も違ったコースを楽しむことができました。
晴れ渡る空のもと、眼下の眺望を独り占めできたときの快感は、登りのしんどさを吹き飛ばします。
季節の花々に出会えたり、霧氷を仰ぎ見たり。
鳥のさえずりや虫の音にハッとしたり。
いつの日か憧れの富士山のてっぺんに立つ日を夢見て、当面はご近所の山々にご挨拶し続ける予定です。

ルール作りは難しい…

同じ局の同じ帯のニュース番組を見ていて奇妙な心持ちになってしまった。
「歩きスマホは重大なマナー違反」との立場から東京都内のとある自治体の皆さんが、街行く人たちに熱心に啓発のビラを配布していた。
アナウンサーは勿論ニュース内容に自分の感想は添えないが、ニュース内容それ自体が、歩きスマホの蔓延する今の時勢に苦言を呈する感があった。
確かに自分が車や自転車を運転しているとき、スマホの画面に目が釘付けのまま道路を横断する若者に辟易したことは何度かある。
がしかし、世話役の方の「歩きスマホ=悪」の主張に便乗し、ポケモンGOに熱心な人たちへ一方的に警鐘を鳴らすかのようなニュース報道に、ポケモンに関心薄い僕ですら「そこまでしないといけないの?」と違和感を感じた。
幾つか別の話題が取り上げられあとに続いたニュースに「えっ?じゃあどうすれば…」と言う気持ちになった。
場所はとある城下町。小山の上に立つ天守は街のシンボルであり市民の誇りでもあるらしい。
天守や城下を訪ねる観光客も少なくない。そこで観光客に喜んでもらおうと地元の若者が考案・作成したのが、かのポケモンGOで話題の最新技術「AR」(拡張現実)を利用した「城の解説」らしい。
道を行きながらスマホの画面をかざすと、図や史料が表示されたり、丁寧な音声解説が流れたりする。
感想を求められた観光客は異口同音「親切でありがたい」「詳しく説明され興味が深まった」と感謝の弁。
しかし、これも立派な?歩きスマホだ…と、ひねくれ者の自分は感じた。
ある視点から見れば人迷惑なこと。別の視点から見れば人に役立つこと。そんな矛盾のある事柄は世の中にたくさんあるだろう。
だからこそ、ルールを作ろうとする人たちは、その矛盾と向き合って、例外のないルール作りを目指さねばならない。
同じことでも、あるときは善、あるときは悪、とケースバイケース判断されるような事柄が想定されるときは、細部まで詰めて矛盾が生じる余地をしっかり埋めるべきだ。
皆が守るべき「ルール」を制定するのに性急さはご法度だ。
そして、じっくり決められた自分たちのルールはしっかり守る…そんな社会でありたい。

m(__)m

7/25ブログ更新

もうしばらくお待ちくださいm(__)m

今週は

土曜日と日曜日の担当を入れ替えてお送りいたします☆

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