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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

2020年 第1回実験学校

●むこう向きのおっとせい その556

4日、5日に今年度最初の実験学校を実施した。


コロナの影響で4月に出来なかったので、
今回が2020年度の最初となる。


参加数はどうなるかと心配したが、
思いのほか多くの参加者があった。


フェリーはやはりというか、乗客は少なかった。


帰りに川野回漕店の社長さんと話したが、
今は車の数は一桁、乗客も数えるほどらしい。


私にとっても小豆島は3か月ぶり。


こんなに行かなかったことはない。


久しぶりの小豆島はやはり素敵なところだった。


いつ行っても心が躍る。


これは何なのだろう。とにかく島に降り立つと
異空間に入ったと、心も体も感じるようだ。


実験は、
4月に出来なかった「薬品の怖さ、実験道具の使い方」と
今回のテーマである「音と光」の実験の合体バージョン。


1時間目は薬品の怖さと面白さ


アルコール、硫酸、塩素酸カリウムと赤リンを紹介した。


子どもたちの反応はとてもよかった。



2時間目と3時間目は顕微鏡とガスバーナーの使い方。


天体観測は残念ながら曇っていて出来なかった。



2日目、起床後フィッシング。


今回の釣果はまずまずだった。


アジやガシラ、スズメダイが釣れた。


大物をゲットした子どもたちはきっと、
釣りにはまるだろうな。



5時間目の実験は音の実験。

自分の声でモールを動かしたり、
模様を作ったりする実験だったので、
実験室中に子どもたちの大声が響き渡った。


最後の6時間目、はブラックライトを作って、
スライムを光らせようという実験。


ブラックライトを作る実験は難しかったが、
子どもたちはやる気満々。


先生たちの助けを借り、
何とか全員完成できた。


スライムに蛍光塗料を入れ、
出来たブラックライトで照らすと、
スライムは光りを放ち、
子どもたちは歓声をあげていた。


実験学校は無事に終了。


1月に実施して以来、半年ぶりだったが、
子どもたちと過ごす時間はとても心地よかった。


次回は8月。


2泊3日の合宿になるけれど、
何事もなく実施できることを願っておこう。


島、実験はやはりいい。



ではまた。

おめでとう!

●むこう向きのおっとせい その555

昨日甥のS之介先生の入籍祝いをするために、
教室に親族が集まった。


ささやかな会ではあったが、
とてもあたたかみのある、
素敵な小宴だった。


初めてお会いした新婦のSちゃんも
笑顔が印象的な、とても可愛い人だった。


私は医者のH君に乗せられ、
ガス管に火をつけ、
炎を吹き出す実験で彼女を祝福した。


変な印象をもたれてなければいいが(笑)



この二人なら、仲良く人生を歩んでいくだろう。


二人の末長い幸せを祈りたい。



宴に参加した男性陣は釣り好きが集まっている。


昨日も後半は釣り談義で盛り上がる。


そんな中、S之介先生の妹が嫁いだ静岡まで、
7月に釣り遠征をする計画が持ち上がった。


何事もなければ私も参加しようと思っている。



こうして親戚が集まるのもいいものだと、
改めて思った。



話は変わるが、
来週久しぶりに実験学校を開催する。


コロナのせいで4月に実施できなかったので、
半年ぶりくらいになる。


参加数も思ったよりは来てくれそうだ。


心待ちにしている子どもたちが喜んで帰ってくれるように、
しっかりと準備をしなくては。


これから実験学校に備えて、
予備実験に入ります。



ではまた。

もう自粛はいらない

●むこう向きのおっとせい その554

土曜日のジュニアサイエンスの授業は
小1・2が「イライラ棒を作ろう」
小3・4が「電磁石を作ろう」
小5・6が「種の解剖」
だった。


「イライラ棒」は新しく買ったアルミの線がよくなかったのか、
反応が悪かった。


子どもたちは一生懸命に作ったのに、
思うような反応でなくて、申し訳ないことをした。


猛反省。



小3.4の電磁石はとてもよくできた。


永久磁石と電磁石の違いを説明した後、
電磁石を使った釣竿を作って、
釣りをさせた。


紙に描いた魚に色を付け切り抜き、
それにクリップをつける。


子どもたちは思い思いの魚を作っては釣り上げて、
実験を楽しんでいた。


魚大好きなA君は、細かいところまで描き上げることに夢中で、
魚は一つしかできなかったが、それはそれでいい。


先生に言われたことをやるだけでなく、
自分のやりたいことに夢中になっているA君が、
とても素敵に見えた。


小5・6は種の解剖。


インゲン豆とトウモロコシの種を使って
種の仕組みを説明。


その後は実際に種を解剖して顕微鏡で胚の観察。


そしてインゲン豆の種を切った時に出る汁を
スライドガラスにつけ、ヨウ素液で染めて、
これも顕微鏡で観察。


顕微鏡に現れた、青紫に染まったでんぷんを観て
子どもたちは大喜び。


最後にジャガイモのでんぷんを観て、
ものによってでんぷんの形が違うということを確認して授業は終了。


いずれの実験も子どもたちの反応はすこぶるよかった。


コロナで長いこと実験出来なかった分、
こうして実験できる喜びを実感できる。


もう自粛しないで済みますように。



ではまた。

月は一つ

●むこう向きのおっとせい その553

神戸にキスを釣りに行った。


最初は千守というところに行ったが
風が強く、釣れる魚は小さいものばかりだった。


なのであまり時間はなかったが、
地元の釣具屋さんに教えてもらった
須磨海水浴場に場所を変えた。


まだ海開きをしていないので、釣りは出来る。


ちらほらと釣り人がいた。


1投目からぶるぶると竿が震え、
キープできるサイズのキスが釣れた。


1時間ほどすると、日が暮れ始めたので
納竿とした。


海を見ながら昔のことを思い出した。


初めて波に出会った不思議さと面白さに
きゃっきゃっといつまでも海からあがらなかった
幼い子どもの姿を。


私は何をなくしたのだろう。


月が二つある世界に自分はいるのか。


「見かけにだまされないように。
現実というのはいつも一つきりです。」


時折背中が前になる。



訳の分からない文になってしまった。


読み飛ばしてください。


次は普通に戻ります。


ではまた。

ジュニアサイエンス再開!

●むこう向きのおっとせい その552


土曜日、久々のジュニアサイエンスを実施。


子どもたちは元気にやってきた。


実験は4月にやる予定だった「薬品の怖さと面白さ」


本題に入る前に、この間アップした実験動画を見たか聞いてみた。


これが残念なことながら、大半の子どもが見ていなかった。


頑張って作ったのに見ていないとは。


再生回数が増えているのはどうも生徒ではなく、
卒業生や一般の方が見てくださったようだ。


嬉しいことに何人かの卒業生の方から、
「見たよ。面白かった。」というラインが入った。


それはそれで、とても嬉しかったのだが、
肝心の生徒が見ていなかったことは、
やはりちょっとショックだった。


気を取り直して、実験動画の種明かしをしてから
実験をスタートした。


「薬品の怖さ」実験は
子どもたちと問答しながら実験を進めるのだが、
いつやっても子どもたちの反応はすこぶるいい。


子どもたちの輝く目を見ていると、
こちらまで嬉しくなってくる。


アルコール、ブタン、硫酸を紹介して
滞りなく、今年の第1回目のジュニアサイエンスは無事に終了。


この実験はまだやることがたくさんあるのだが、
時間の制限があるので、
全部は出来ない。


しかしながらこれだけでも
これから多くの実験に取り組んでいく中で、
勝手なことをしてはいけない、
先生の指示を守らなければいけないということは、
十分伝わったのではないだろうか。



ようやくジュニアサイエンスが再開できた。


子どもたちと実験できる喜びを感じながら、
また子どもたちの好奇心をくすぐっていきたいと思う。



ではまた。

ユーチューバーにはなれない

●むこう向きのおっとせい その551

6月になった。


緊急事態宣言が解除され、
日常がちょっとずつ戻り始めた。


長い間実施していなかったジュニアサイエンスの理科実験も
この6月から、いよいよ再開することになった。


そこで再開を記念して、
理科実験の動画を作成して
ジュニアサイエンスの生徒たちに見てもらうことにした。


もちろん私にはそんな技術はないので、
スタッフのA君にお願いして、
動画の編集はしてもらった。


実験は全部で4つ。


どのように実験を展開しようかと、
頭をひねり、カメラの前に立ったが、
これがどうも思うようにはいかない。


生徒の前だとそんなことはないのに、
カメラを前にすると、
変に緊張する。

外国の人を前にした時と同じ状態になる。

今時こんな人は珍しいのだろうなぁ。


映像を取っているA君から、
「顔が死んでる。」
との指摘を受ける。

作り笑いをすると
これまたぎこちないものになる。

編集するので多少間違えても大丈夫、
とのA君の言葉を聞いて
気持ちが楽になり、
何とか撮影を終えることが出来た。

ユーチューバーにはなれないと、
実感した。


撮影は1時間余りで終了。


A君の編集してくれたのを見たが、
A君のお陰もあり、
出来栄えは思ったよりましだった。


何人かから「面白かった。」とのラインももらった。


子どもたちがちょっとでも喜んでくれたら、
良しとしよう。



作成した動画は、
学園のホームページにアップされていますので、
興味のある方は是非ご覧ください。


A君の助けを借りて、
懲りずにまた動画をアップしようと思っている。



ではまた。

活気が戻った

●むこう向きのおっとせい その550

授業再開から1週間が経った。


マスクにフェイスシールドと重装備で迎えた授業だったが、
思ったよりは、スムーズに授業に入っていけた。


久しぶりの授業。


子どもたちの声が響き、
ここしばらく、ひっそりとしていた教室が
いっぺんに明るくなり、
活気を取り戻した。


今までは当たり前だった光景だが、
こうなってみると、それがいかに大切なものだったか、
身に染みて感じる。


今日は非常事態宣言が解除された。


でもコロナが消滅したわけではない。


またいつ授業が出来ない事態になるか分からない。


もうこんな思いはしたくない。


そのためにも
3密を避け、
距離は出来るだけ2メートルあけ、
症状がなくてもマスクを着用し、
30秒手洗い
という「新たな生活様式」を当然のこととして
これからは過ごしていかなくてはいけないだろう。


コロナは世の中を変えてしまった。


しかしながら、
今までそうあることが当たり前だったことに対する、
ありがたさを感じるということでは
いい機会になっている気はする。


人は大切なものをなくした時に、
その存在の重さを改めて知る。


いいことはほとんどないけれど、
前向きにとらえていくしかない。



ではまた。

いよいよ、授業再開!

●むこう向きのおっとせい その549

大阪府の休業要請が解除された。


それを受けて、今日から久しぶりに授業を再開することにした。


と言っても緊急事態宣言が解除された訳ではないので、
感染防止の対策は、できうる限りしておかなくてならない。


3密を避けることはもちろんのこと、
マスク着用、手指の消毒もし、
フェイスシールドもつけての授業にすることにした。


フェイスシールドは手作りだ。


そこまでしなくてもとは思うけれど、
やれるだけのことはしておくに越したことはない。


ことが起きてから遅い。


出来るだけ後悔はしたくない。



保護者の方に授業再開の電話を入れた。


学園の感染防止の対策を伝えたが、
フェイスシールドについては、
ビックリされる方が多かった。


いずれのご家庭も、学園再開を喜んで頂いた。


その反応はとても嬉しかった。


中には私の声を聞いただけで
「先生、お久しぶりです。」と言ってくださった方が
少なからずおられた。


これにはちょっと感動した。



待ちに待った授業再開。


子どもたちや保護者の方の期待に応えられよう、
精一杯準備して、新学期を迎えたい。


今日は久しぶりの実験だ。


準備は万端。


張り切っていこう。



ではまた。

在宅質問

●むこう向きのおっとせい その548

昨日も家で一日を過ごした。


生徒からの質問が何人かから来たので、
解答解説を書いて送った。


その中で数学の基礎のできていない生徒がいた。


正の数負の数の計算も怪しい。


問題を解いては解答を送ってくる。


足し算・引き算と掛け算・割り算を解く時の符号が
ごちゃごちゃになっている。


四則計算の時の計算順序が分かっていない。


今までこんな基礎的なこともあいまいなまま来たのかと、
ちょっと愕然としたが、
間違えた問題を1から説明していった。


そして昨日、送られてきた問題を解答したら
全問正解になった。


本人も「やったー!」と大満足。


これで少しでも自信がつけば言うことはない。


他にも数学の証明hの書き方を教えて欲しい、
雄花雌花は裸子植物だけにあるのか、
数列の解き方が分からない。
などなどいろんな質問が送られてくる。


その都度解説を書いて送るのだが、


これが案外いい時間になっている。


こうして家で隙間の時間を見つけて質問に答える、
というのは今までしてこなかったけれど
この間教えてもらったズームとかビデオ通話とかも使って、
コロナが収まってからも
続けていけたらと思う。


コロナはろくでもないが、
今までにないものをある意味生み出している面もあるのかもしれない。


休業、外出自粛が続くが、
そろそろ再開に向けて動き出そうと思っている。


大阪の感染者は今日は1名。


14日にはどのような判断がなされるのだろう。


注目しておこう。



ではまた。

今年のゴールデンウィークは・・・

●むこう向きのおっとせい その547

ゴールデンウィークが終わった。


コロナがなければ、5日まで小豆島にいて
昨日は蒐英バンドの同窓会のはずだった。


そんな毎年の楽しいこともできず、
3日からは、買い物以外は家に引きこもっていた。


退屈を救ってくれたのは「プライムビデオ」


費用も安く、スマホで気軽に観ることが出来るのがいい。


いっぱい映画を観て、いっぱい刺激をもらった。


そしてもう一つやったことは、
家の断捨離。


実験室より空間は断然狭いにも関わらず、
これは実に難航している。


捨てずに残してきたことのつけか、
いろんなものが出てくる。


断捨離で最初にやることは

「自分」に「今」必要なモノだけを残して、
後はひたすらすてる

という作業。


たったこれだけなのに、これがなかなか難しい。


モノを捨てられないタイプには
「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」
があるらしい。


どうも自分は「過去執着型」のようだ。


・「思い」も、放っておくと「重い」になる

・「捨てる」ことで"自分らしさ″を取り戻す

という言葉を反復しながら、
だいぶ捨てることが出来たが、歩みは遅い。


でもこれが済んだら相当部屋も心もすっきりすると思うので、
ゴールデンウィークは終わってしまったけれど、
今しばらく頑張ってみようと思っている。



またまた非常事態宣言が延期され、
授業開始も延期になった。

昨日は各家庭に電話を入れて、
授業の延期を伝え、子どもたちの様子を確認した。

子どもたちも我々もストレスマックスだけど、
今しばらく我慢。

早く子どもたちの顔を見ながら授業がしたいものだ。


にしても国の動きが何もかも遅い。


私のブログ更新も(笑)



ではまた。

実験室大掃除

●むこう向きのおっとせい その546

最近ブログを書く曜日が一定しない(汗)


今日からゴールデンウィークが始まった。

コロナのせいで、
F F Cの合宿、蒐英バンドの同窓会などなど
心待ちにしていた予定が全てキャンセルになった。

とても楽しみにしていたのに、
誠に残念至極。

コロナ恨めしである。


ただ嘆いてばかりではコロナを喜ばせるだけなので、今しか出来ないことをやろうということで、
ちょっと前から若江校実験室の大掃除に取りかかった。


若江校開校から36年。

気にはなっていたが、根本的な掃除は
なかなか出来ないでいた。

思わぬ時間のできたこの時に、
今がチャンスと、
積りに積もった荷物や
引き出しの整理に手をつけることにした。

しかしながら、
一度そこに居座ったモノどもは
その存在感を増し、
ちょっとやそっとでは立ち退かない。

20年以上前の生徒の残した実験作品、
今は自分の子どもを通わせてくれている卒業生が生徒の時に書いた作文、
昔の成績資料などなど、
整理していると懐かしの品が次々と出てくる。

その度に手が止まる。

片付けには、
予想以上の大きな労力が必要だった。

断捨離の本をまた読み直し、
自分を鼓舞し、
Nちゃん、Aみんの強力な手助けを受け、
昨日ようやく大掃除and片付けが終了した。
処分した段ボールの数は80個を超えた。


実験毎にケースを作り、
戸棚も実験ジャンル毎に整理し、
引き出しもきっちりと整理できた。

荷物で埋まっていた窓も開き、
風通しがめちゃくちゃよくなった。

これなら今度授業再開する時に問題なく使える。

実に快適な空間になった。


片付けが終わった後は、
心もリフレッシュ出来た気がした。

断捨離はやはりやってみるものだ。



今日はラインで生徒の質問に答えつつ、
家の断捨離に着手した。

片付けが終わったら、
気持ちも、より前を向くだろう。


コロナは鬱陶しくて仕方ないけれど、
この試練の時を、
今しかできないことを見つけて、
新たな自分に出会える時間にしていけたらと思う。


それにしても早く授業を再開したいものだ。



ではまた。


終の栖

●むこう向きのおっとせい その545

月曜日母親が病院を退院して、
その足で施設に入った。

施設は本部教室のすぐ隣にあり、
運営しているのは学園の卒業生だ。

もっと早くに入ってもらいたかったのだが、
頭もしっかりしていて、
自分でなんでもできたので、
認定がなかなか出なかったのだ。

最近は足腰が弱くなり、
ようやく認定がおり、入所できた。

施設は出来てまだ2年ほどで、
部屋はとても綺麗だ。

病院にいたら何かと制限が多いが、
ここは基本自由に過ごせるので、
居心地は悪くはないと思われる。

お医者さんの定期的な回診もあり、
係の人も毎日見てくれるし、
我々にとっても安心感は凄くある。

母ちゃんにとっては、
ここが終の栖になる可能性が高い。

果たしてここでいいのかという思いはあるけれど、母ちゃんが気にいってくれたらいいなと心から思う。


いつか自分にもそんな時が来る。

どこが終の栖になるか。

母ちゃんを見ていてそんな思いが頭を巡った。


「これがまあ終の栖雪五尺」

一茶はどんな思いでこの句を作ったのだろう。

嘆いたのか、悟ったのか。


さて、自分はどこで、どんな最後を迎えるのだろう。


ではまた。

いいチャンスにしたい

●むこう向きのおっとせい その544

連日テレビではコロナウイルスの話題で持ちきりだ。


感染者数は増加を続け、
収まる気配は全くない。


明日にも休業要請が出されそうだ。


学園の方は8日からの新学期の授業は延期し、
早くも休業中だ。


生徒たちの学習面や生活面を考えると、
出来るだけ早く再開したいのだが、
今の状況を考えるとかなり難しい。


5月6日まで様子を見ることになりそうだ。


いろんな面で打撃は大きいが、
落ち込んでばかりはいられない。


思わず出来た時間を有効に使うべしと思って、
若江の実験室の大掃除に着手した。


何しろ随分長い間大きな掃除をしなかったので、
積もりに積もった荷物が山ほどある。


あちこちに積まれたダンボールはすべておろし
中のものを出し、引き出しの中のものも全部出し、
必要なものとそうでないものを整理する。


やり始めたものの、
あまりの量の多さに、気持ちが萎えそうになる。


しかしこんなチャンスはそうそうない。


整理が終わった時は、
きっと大きな喜びを味わえるだろうから、
今しばらく頑張ろうと思っている。




今は厳しい時だけれど、
今までできなかったことが出来るチャンスと捉え、
日常が戻った時にはパワーアップしていたい。


皆さんもコロナに負けず、
前向きに頑張りましょう。




ではまた。

再々延期

●むこう向きのおっとせい その543

ブログ更新がまた遅くなった。


5日の卒業式はやはり延期になった。


子どもたちを最高の形で送り出そうと
出し物や、バンドの練習をし、
卒業記念映画を作成しこの日に備えてきた。


子どもたちにとっても、
スタッフにとっても、
楽しみにしていただけに残念でならないが、
この状況では致し方ない。


卒業式は中止にしようかとも思ったが、
それではあまりにも寂しすぎるので、
いつになるかは分からないが、
再々延期することにした。


その時には完璧な形でやりたいと思う。


それで卒業式の延期の知らせと、
とりあえず子どもたちに卒業のメッセージを送ったらどうかと、
I先生から提案をいただき、
ラインを通してメッセージを送ることにした。


卒業式を実施する予定だった天文教室で、
1人でカメラに向かって話したのだが、
誰もいない中で話すのは、
予想以上に難しかった。


メッセージを送った後、
子どもたちからあまり反応がなかったので、
思いは伝わりにくかったのかもしれない。


でも何もせずにこのまま会えなくなるよりは、
一応のけじめはついたと思っている。


19期生の時から始まり、
45年続けてきた卒業式だが、
こんなことになるとは思いもしなかった。


昨日は緊急事態宣言も出た。


コロナが早く収まって、
笑顔で卒業式が出来る時の来ることを
願っておこう。



ではまた。

入試が終わった

●むこう向きのおっとせい その541

公立校の合格発表が19日にあった。


残念ながら全員合格とはならなかった。


中3の初めには希望校には全く届かない成績だった生徒がいた。


彼は中3になって、希望校に合格するという決心をして、
真剣に勉強に取り組むようになった。


ある時理科にどう取り組めばいいかと相談を受けた。


そこで中3までのまとめの問題集を与えて、
やらせることにした。


すると彼は驚くほど熱心に取り組んだ。


前もって問題を解いてきて、
出来なかった問題にはチェックを入れ、
授業が終わったあと毎回質問した。


今までの勉強不足がたたり、
説明してもなかなか理解できない。


説明するこちらも、あまりに理解しないので
こりゃ厳しいと思うことが何度かあったが、
彼は食らいついてきた。


分かるまで何度も質問した。


その甲斐あって、憧れの高校を受験できるまでに成績は上昇した。


そして迎えた発表。


彼の番号は残念ながら、なかった。


その時の彼の気持ちを思うとたまらないものがある。


そして自分ももっとやってあげられることがあったのではないかと
反省と悔しさがあふれる。


教室にやってきた彼はやはりショックを隠し切れなかったが、
先生方から励ましを受けて、
明るい顔で帰って行った。


頑張っても上手くいかないときはある。
しかし頑張ったことは決して無駄にはならない。
頑張った時に得たものは必ず自分の中に残っている。
それはまた次のステージで別の形で現れる。そう信じたい。


悲喜こもごもの入試が終わった。


学園の卒業式はコロナの影響で4月5日に、
初めての延期となったが、
次のステージに向かう子どもたちを
笑顔で送り出したいと思っている。



ではまた。

さて結果やいかに

●むこう向きのおっとせい その540

11日公立高校の入試が終わった。


この1年、懸命に頑張ってきた子どもたちは
6時間弱の短い時間に自分の持てる力を発揮できたのだろうか。


入試が終わった後
子どもたちに感想を聞いてみた。

「できることはしたし、見直しも出来たし、力は発揮できたと思う。」


「数学と英語がめちゃめちゃ難しかったけど、集中して出来たと思います。」


「一教科一教科真剣に解いて向き合ってきました!」


「最初の最初でつまづきかけたけど、どうにか頑張ってきました!!」


「受かったわ」

などなど。


子どもたちの文面を見ていると
プレッシャーと向き合い、
懸命に戦ってきた様子が見て取れる。


結果は神のみぞ知る。


いずれの結果が出るにしろ、
ほんとによく頑張ってきたと思う。


次にどんなステージが待っているかは分からないけれど、
彼らならどんな結果が出ても、
必ず前を向いて歩いていってくれるだろう。


発表は19日。


さて結果やいかに。



子どもたちと共に、静かに結果を待っておこう。



ではまた。

いよいよ入試だ

●むこう向きのおっとせい その539

一昨日母親の見舞いに行った後、
卒業式で演奏する曲をみんなで練習した。

毎年卒業式では、私、保護者のスピーチのあと、
職員によるバンド演奏をしている。


私は毎年定番のカントリーロードと
オリジナル曲の
「時は流れても」
の2曲やらせてもらっている。


「時は流れても」は
子どもたちとの思い出は色褪せることはないということを歌ったものだ。


今年も心込めて歌おうと思っている。


1年に1回、この時しかバンドで曲を弾くことはないのだが、いつも楽しい時間になっている。


バンド練習の後、
教室に戻って、公立の受験特訓をした。


公立受験組はみんな相当な危機感を持っていて、勉強する姿は真剣そのものだ。


そしていよいよ明日は入試本番を迎える。


ここ最近、公立高校の倍率は高いものになっている。


子どもたちの緊張や不安はピークに達していることだろう。


ここまで本当によく頑張って来たので、
培って来た力を全部出し切ってくれることを願うばかりだ。


今日はこれから最後の特訓をして、
その後激励会をする。


子どもたちの気持ちが少しでも和らいで、
明日に向けて気持ちが前を向けるように、
スタッフみんなで励まそうと思っている。


ではまた。

早く収束して欲しいものだ

●むこう向きのおっとせい その538

コロナウイルスが猛威をふるっている。

今日から全国の小中高校が休校になる。

まさに異常な事態になった。


学園では授業は今まで通りにすることにし、
塾に来るか来ないかは、
保護者の判断にお任せした。

土曜日のジュニアサイエンスも欠席が多いかなと思ったが、欠席はほぼなく、子どもたちは元気にやって来た。

保護者の方も、開講してもらって嬉しかったと仰った。


公立高校の入試もどうなるのか。

子どもたちも我々も気が気ではないが、
入試に備えての準備はやっておかなくてはいけないので、特訓は続けることにしている。

これから学園の卒業式、春合宿と行事が待っている。

今のところ実施しようと思っているが、
状況をよく見ようと思っている。

早く収束してほいものだ。


親戚の医者から、コロナウイルスについての対策が送られて来たのでアップしておきます。

皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいね。


ではまた。





母ちゃんの話

●むこう向きのおっとせい その537

母親が今入院している。

足がだいぶ弱って、
尻餅をついたら起き上がれなくなったのだ。

体は随分と弱ったが、
頭はしっかりしていて、全くボケてない。


94歳とはとても思えない。


でも環境が変わるとやはり精神的にストレスが溜まるのか、おかしな夢を見ることがある。


現実との境目が分からなくなり、
非現実的なことを
入院当初は真剣な顔で訴えてきた。


一時はなぜそんなことが起こるのか、
本人も分かっていなくて、
我々も、母ちゃんもついにボケたかと本気で心配した。


そんなことが起こるはずがないということを、
母ちゃんに伝えているうちに、
自分でもおかしいということに気付いて、
ようやく冷静に判断できるようになった。

せん妄という症状らしい。

明確な原因は解明されてないらしく、高齢者特有の「虚弱な状態」に、何らかの身体的、心理的な引き金因子が加わることで起こると考えられている。

旅行先や入院先で起こりやすく、
環境の変化による心理的ストレスが引き金になるらしい。

ここ最近病院にも慣れたのか、
落ち着いてきて、せん妄もなくなってきた。


病院に行く度に、
母ちゃんの若かりし頃の話を聞かせてくれる。

今まで聞いたこともない話がいっぱい聞けて、
楽しい時間になっている。


この間は初恋の人の話を聞いた。


母親の初恋の話を聞くなんて、
思いもしなかったが、
話している母ちゃんの顔は生き生きとしていた。

母ちゃんの小学校の時のこと、
結構もてて、マドンナ的な存在だったらしい。

若い頃に亡くなった、
私の会ったことのない爺ちゃんの話。
警察官だったのだが、
中原香波(こうは)というペンネームを持って、
文を書いていたらしい。


話し出すと止まらなくなるが、
どの話もとても面白い。


今まで知らなかった母ちゃんがいる。


出来うる限り、話を聞いておこうと思っている。


私に出来ることはそれくらいだから。


ではまた。

テルミット反応の実験をした

●むこう向きのおっとせい その546


私立高校入試が終わった。


今年も全員合格!


学校から帰ってすぐに塾に来、
授業終了後も遅くまで残って勉強に取り組んでいた彼らを見ていただけに、最高の結果になって、
ほんとによかった。



私立入試が終わったあとの実験は、
毎年学園恒例のテルミット反応の実験をすることにしている。


テルミット反応は太平洋戦争の時に、
アメリカ軍が雨あられと日本に投下した
焼夷弾と呼ばれる爆弾に使われた。


多くの人がこの爆弾で尊い命をなくした。


そんなことも話をして、
いつも実験に取り組んでいる。


酸化鉄とアルミの混合物をテルミットという。


その混合物に、
以前は濃硫酸で着火していたが、
昨年からマグネシウムリボンを使うことにした。


濾紙にテルミットを入れ、
その中にマグネシウムリボンを突き刺し、
強力ガスバーナで着火する。


激しく火花を散らし、
還元されて溶けた鉄が、
濾紙の下の、水を張ったペットボトルに落ちる。


3000度からの熱が出るので、
ペットボトルの水は火山の噴火の如く、
激しく沸騰する。


誠に迫力満点の実験だ。


今まで何度かやってきて、
何事もなかったのだが、
今年はペットボトルの水の中に溶けた鉄が上手く入らず、床を焦がしてしまうという、
ハプニングが起きてしまった。


かなり驚いたが、
テルミットの威力を再確認することになった。


こんなものが人々の上に落とされたかと思うと、
戦争の残酷さを感じてしまう。


そんなハプニングがあったものの、
実験は無事に終了。


私にとっても子どもたちにとっても、
心に残る実験となった。


寂しいことながら、
様々な実験を共にしてきたこの中3生と、
実験できる日も残り少なくなった。


あと数回、このテルミット反応のような、
印象に残る実験をして、
彼らを送り出したいと思っている。



ではまた。

今日は私立高校の入試だ

●むこう向きのおっとせい その545

今日は私立高校の受験日だ。


今頃子どもたちは入試問題と格闘していることだろう。


昨日は今日の入試に向けて激励会を実施した。


学園のスタッフがみんな集まり、
自身の体験や励ましの言葉を子どもたちに次々に伝えた。


そしてお守りとして、
スタッフ全員がメッセージを書いた
「祈合格カード」を毎年渡している。


このカードは、
卒業してからも大事に持っている子が少なからずいる。
折に触れては見て、自身の励みにするらしい。


最後は握手をして子どもたちを送り出すのだが、
中には感極まって泣き出す子どももいる。


やはり相当なプレッシャーを感じているのだろう。


でも泣いた後は晴れ晴れとした顔で帰ったので、
泣いて少しは気が晴れたのだろう。


そして今朝は早くから駅に立って、
子どもたちを見送った。


こんなことをもう30年くらい続けている。


入試前日まではそばについて見てやれるが、
テスト当日となるともう我々にはどうすることもできない。


子どもたちは自力で戦わなければならない。


そんな不安でいっぱいであろう子どもたちにとって、
少しでも励みになればと思って、
今までやってきた。


これからどうなるかは分からないが、
自分が生徒と向き合っていられる限りは、
続けようと思っている。


さていっぱいの応援を受けた子どもたちは
精一杯問題と向き合っているだろうか。


健闘を祈っておこう。



ではまた。

やはり実験はいい

●むこう向きのおっとせい その544

金曜日中2の理科実験だった。


今は天気の単元なのであまり実験らしい実験はない。


でも実験大好きな生徒はとにかく実験をしたがる。


今回のテーマは気団と風について。


陸と海ではどちらが温まりやすいのか、
今までなら海に行った時の体験を話して済ますのだが、
今回は実験で確かめることにした。


2つのボールに水と砂を入れて
電球で温めて温度変化を記録した。


思ったほどの結果ではなかったが、
子どもたちは納得したことだろう。


その結果を踏まえて、
海風陸風、そして季節風について説明をした。


その後ケースに線香を入れ、
ケースの上には氷を置いて
空気の循環を見る実験をした。


空気の動きがはっきり見えるので、
子どもたちが喜んで取り組む実験だ。


いつもなら私の書いた図を見て、
空気の流れを見るだけなのだが、
H君は好奇心旺盛で、
線香の位置を変えたり、氷の位置を変えたり、
線香をもう1本欲しい、
氷をもう1つ欲しいと
次から次にアイデアが浮かぶ。


一緒に実験しているK君も同じく夢中になってやっている。


私もやったことのないことだったので、
彼らの作る空気の流れを見ることはとても面白かった。


H君は、
「めちゃ面白い3時間でもやってられる。」
と飽きずに取り組んでいた。


時間が来たので切り上げたが、
後始末もきちんとして、
二人とも晴々とした顔で帰って行った。


可愛かったH君もここ最近、ちょっぴり反抗期だったが、
こうして実験に取り組んでいる姿を見ていると、
小学校の時とちっとも変っていない。


好奇心旺盛な彼の特性を伸ばしていけるように、
これからうまく付き合っていかなければと、
改めて思った。



実際に体験することは、
子どもたちの好奇心に火をつける。


やはり実験はいい。



ではまた。


恐るべし

●むこう向きのおっとせい その543

昔路上で、何でも10円で売っている人がいた。


子どもながらに、こんなものまで10円なのかと思った記憶がある。


今の百均の走りなのかも知れない。


100円ショップには毎週必ず行く。


行かない時はまずない。


というのも行く目的は実験材料の購入のためだ。


とにかく欲しいものは大概揃っているので、
これ程重宝する所はない。


いつもは実験に使うものだけを探しに行くので、
それ以外の商品をゆっくり見ることはあまりない。


この日曜日、母親の見舞いからの帰りに、
ちょっと時間があったので、
ダイソーに寄ってみた。


ゆっくり見てみると、
面白いものがいっぱいあった。


アイデアに溢れた商品が、
こんな安い価格で売られているというのに
今更だが、ちょっと感動した。


それでダイソーという会社に関心が湧いたので、
ホームページを見てみた。


そこにはダイソーの歴史が書いてあった。


内容を書いていると長すぎるので、
今日は書かないが、興味のある方はホームページを覗いて見てください。かなり面白いです。


その最後に
「新しい商品や驚き…ダイソーは常にお客様の期待を高め、さらにそれを自らが超えるという終わりなき挑戦をし続けている。」
と書いてあった。


かなり熱いものを感じる文だが、
商品を見ていると、
そうなんだろうなと思えてしまう。


今ダイソーで買った
電子レンジでご飯が炊ける調理器でご飯を炊きながら、これまたダイソーで買った
VRゴーグルで3D映像を見ている。


ちょっとはまり過ぎたかもしれない。


ダイソー恐るべし。


ではまた。

よく分からない

●むこう向きのおっとせい その542

いろんな価値観がある。


何が正解で、不正解なのか。


答えはなかなか探せない。


白か黒か。


グレーなことだらけだ。


でもそれでいいのではないのか。


十人十色。もしかしたらそうではないのかもという考えは大事な気がする。


ちょっと考えるところがあったので書いてみた。


話は全く変わるが、
土曜日と日曜日に私立中学の入試があった。


学園からは3人が受験した。


合格目指して懸命に頑張ってきた子どもたちにどんな結果が待っているのか。


今は祈るしかない。


テスト終了後、受験したTちゃんから電話が入った。


テストの出来栄えを伝えてくれたのだが、
自分のやるべきことは出来たと明るい声で
話してくれた。


それを聞いてちょっと安心した。


結果がどうであれ、自分のベストを尽くせたと言えるなら、いずれの結果が出てもまた前を向いて歩いて行くだろう。


この入試だけでなく、子どもたちはこれから幾多の試練に出会っていくことだろう。生きていくのは大変だなとこの歳になってつくづく思う。


うーむ。これは若さがなくなったということか。


歳はとりたくないものだ。



何を書いているのだろう。
どうも今日の文はマイナーだ。


そんな時もあるさ。



ではまた。

子どもは変化する

●むこう向きのおっとせい その541

今実験学校の帰りのフェリーの中だ。


子どもたちは疲れも見せずに、
元気に遊んでいる。


今回は2019年度の最終回。


メインテーマはロボットの作成。


毎度のことながら、
作成にかかる時間は個人差が大きい。


普段から物を作る機会の多い子と、
そうでない子の差は、
かなりはっきりさりしている。


難しい工作だと思うのだが、
小2のJ 君は先生の助けをほとんど借りずに
自分の力で作りあげた。


これにはほんとに驚いた。


それに対して小4のK君は
なかなか出来ない。

設計図をろくに見もしないでやってしまうので、
すぐに行き詰まり、
「こんなのできない、
なんでこんな難しいことをやらせるんだ。.
もっと簡単なのがよかった。」
と苛立ち全開で、
諦めモード。


設計図をよく見てやればできるから頑張れと
横について励ます。


しばらく一緒にやっていると、
要領を掴めたのか
私の指示を受けなくても
先に進めるようになった。


そうなると、
さっきまでの投げやりな態度から、
劇的に取り組み方が変わった。


表情も笑顔満開になる。


ロボット作りは面白いなぁとまで言うようになった。


子どもはちょっとしたきっかけで、
自信を持ったり、落ち込んだりする。


出来るだけ、自信を持つ機会をつくること。


それが我々のやるべきことの一つなのだ。


理科実験にはそんな要素がいっぱいある。


来年度も様々な実験を通して、
子どもたちの自信につなげていきたいと思う。



ではまた。

今年もよろしくお願いします

●むこう向きのおっとせい その540

かなり遅くなりましたが

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


令和になっての初めてのお正月。


今年は大神神社に初詣に行った。


広大な敷地。
本殿がなく三輪山をご神体とする神社は、
魅力にあふれていた。


ここ最近、行き先を変えているけれど、
これから初詣はここにしようかと思えるくらい、
素敵な神社だった。


受験する生徒の合格を祈願した。


普段神様のことは考えないのに、
まことに勝手なものだが、
願いが叶って欲しいものだ。


5日から昨日までは講習会。


中3生は問題を解いては解説というパターンを
長時間やった。


問題を解くのにかなり疲れが見えたので、
昨日の最後の授業は実験をした。


硼砂を使って硼砂球反応をやったが、
子どもたちは問題練習から解放され、
時間が来ても嬉々として、
飽きずに取り組んでいた。


とても平和な時間だった。


受験まであと30日ほど。


みんなが今日みたいな笑顔に包まれるように、
しっかりと応援していこうと思う。



ではまた。

冬合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その539

昨日まで本科の冬合宿だった。


今年は今までになくとても暖かかった。



毎年行きの船中で、
中3は英語の連語を100個覚えるというのがある。


島に着いたらすぐにテストがある。


子どもたちは船中で暗記に没頭した。


合格点は80点。


テストの結果は3人が不合格だった。


翌日の再テストでは2人が合格。


残る一人はなかなか覚えらない。


「こんなの覚えられない」「絶対に無理」
と涙を流し弱音を吐く。


大阪でなら、時間に制限があるが、
ここ小豆島では時間はいくらでもある。


何度かあきらめかけたが、
懸命に励まし、時には厳しく接する若きH先生の
情熱に導かれ、徐々に気持ちが前に向き始める。


そして合格点を取ればいいから、
満点を取るという目標に変わる。


再テストの時、
用紙を受け取る彼女の手は震えていた。


テスト終了後、すぐに丸付けをした。


結果は満点。


「満点!」と大きな声で結果を伝えると、
彼女の眼からは大粒の涙があふれた。
そして周りからは大きな拍手がおこった。


指導していたH先生も涙を流した。


あきらめずに取り組むことの大切さ、
そして応援してくれる人が自分にはいる、
ということが分かったと、
彼女は合宿最後の作文に書いていた。


それぞれにいろんな思い出をつくった合宿で
今年の行事はすべて終了。


厳しい試練の1年だったが、
来年も子どもたちの笑顔をたくさん見られるように、
もっと真摯に生きていこうと思う。


今年1年大変お世話になりました。
来る新しき年が、
皆さんにとって素敵な1年になりますように。
よいお年を。



ではまた。

藤原式不安全マッチを擦った

●むこう向きのおっとせい その538

昨日中3の2学期最後の理科授業だった。


2週に渡って作った「藤原式不安全マッチ」を擦った。


マッチをする前に、マッチ作りに使う
赤リンと塩素酸カリウムを混合して、
木づちでたたいて爆発する実験をやって見せた。


中学生の授業ではしばらくやっていなかったので
初めて見る子どもが多かった。


その爆発力には驚きの声があがった。


私の後でやってみたい者と声を掛けたら、
思いのほか希望者があった。


みんな緊張しながらも、木づちを振り下ろしていた。


無事に爆発実験を終えた後、
マッチを擦った。


爪楊枝と割りばしで作ったマッチには、
班ごとの模様が施されている。


どのマッチもしっかりと燃えた。


マッチを擦った後、天体の授業をした。


日周運動の説明をする予定で授業に臨んだのだが、
時間もあまりなかったし、
2学期最後の授業ということもあり、
星の話から始まった授業は、
どんどん星から離れていき、
最後はなぜか若江校開校のきっかけの話になった。


話が終わったあと、
「授業が進まなかったなぁ」と
私が言うと
「面白い、ためになる話がいっぱい聞けたからいいやん。」と
子どもたちは口々に、にこやかに答えてくれた。


この笑顔を見るために今の自分はある。


そんな思いを強く持った時間だった。


その笑顔を見れなくなった時、
私の存在理由は消える。


今日で2学期の授業が終わり、
26日から冬合宿が始まる。


子どもたちにとって最高の合宿になるように、
しっかり準備をしよう。



ではまた。

1周忌だった

●むこう向きのおっとせい その537

昨日は義弟の1周忌だった。


あれから1年。


何事もなかったかのように、
時はいつものように過ぎていく。


1人の死は何をもたらすのだろう。


生きるのも日常、死んでいくのも日常
             (樹木希林)

死は特別なものではない。


こんな達観したことを言える気は、
今のところしない。



「人は2度死ぬ。


肉体が滅びた時と
忘れ去られた時と。


50周忌まで忘れないで欲しい。」


と義弟の友人であった
おじゅっさん(住職)の締めの言葉。


「死者を死せりと思うなかれ
生者のあらん限り
死者は生きん 死者は生きん」
           (ゴッホ)


自分の中にも時折思い起こす人がいる。


やはりその人たちは今も生きているのだと思う。


死んだ人にはどうでもいいことかもしれないけれど。



死んだらどうなるのだろう。


「天国はすごくいいところらしい。
だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから。」


そうだったらいいけどね。


義弟O君のご冥福を祈ります。



ではまた。

サンタに聞いてみたい

●むこう向きのおっとせい その536


昨日は舞洲に釣行した。


とてもロケーションのいいところで、
雰囲気は抜群だった。


釣り人も予想外に少なく、快適に釣りが出来た。


ただ魚は1匹も釣れなかった。


帰りは車でラジオを聞きながら帰った。


まだ少し早い気はするけれど、
もうクリスマスモード全開だ。


自分が欲しいと思っていたプレゼントではなかったので、
とてもがっかりしたことがあると、
DJが自分のクリスマスの思い出を語っていた。


それを聞きながら、
まだ幼かったころの自分のクリスマスの日のことを思い出した。


クリスマスを祝うことが今ほど大きなイベントではなかったと思うのだが、
それでもサンタさんはやってきた。


初めてのプレゼントは靴の入れ物に入ったお菓子だった。


これはとても嬉しかった。


サンタさんが来たという驚きが大きく、
プレゼントは二の次だった。


次の年もサンタさんは同じプレゼントを持ってやって来た。


そしてサンタさんの正体に気づいた頃、
枕元に置かれるプレゼントに期待するようになった。


寝たふりをしてプレゼント待ちわびていたが、
薄目を開けてみたプレゼントは、
いつも靴に入ったお菓子だった。


あまり喜ばなくなった私に、
サンタもプレゼント持ってこなくなった。


あの頃まだ30代だったサンタは
何を思ってあのプレゼントを何年も置いていたのだろう。



今となってはもう確かめることができないことがいっぱいある。


人は自分に忙しすぎるのか、何ほども人のことは分からない。



あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。
それが人生なんだ。


というジョンレノンの言葉が頭をよぎった。



ではまた。

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