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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

桐蔭中学 理科実験合宿

●むこう向きのおっとせい その632

今小豆島からの帰りのフェリーの中だ。


9日、10日と桐蔭中学の理科実験合宿があり、
島に渡っていた。


我々学園スタッフが実験担当で、
子ども達を指導した。


実施した実験は
「カエルの解剖」「薬品の怖さと面白さ」
「テルミット反応」「花火作り」「LEDの実験」
「琥珀磨き」の6実験。


いずれの実験も、
普段は出来ないインパクトの強い実験ばかりだ。


子ども達の反応はすこぶるいい。


私は「薬品の怖さと面白さ」の実験を担当。


私の一挙手一投足に、
気持ちがいいくらい反応する。


子ども達の「この実験、ずっとやっていたい」という言葉に、テンションも上がり、
授業にも力がはいる。


あれほど、好奇心に満ちた、
キラキラした目を見ることは、
そうそうない。


打てば響くとはこの事だろう。


ほんとに心地の良い、
いい時間を過ごすことができた。


一昨年はコロナで合宿は中止。


去年もコロナで合宿は中止になったが、
桐蔭中学に出向いて、
中1、中2とも実験した。


桐蔭中学でやるのも悪くはないが、
自然あふれる小豆島での合宿は、
子ども達の開放感も大きく、
子ども達は、のびのびと時間を過ごしているように思う。


小豆島で実施出来てほんとによかった。


この合宿を通して、
子ども達の科学への関心が高まり、
何でもやってやろうという気持ちを持つようになってくれれば、言うことはない。


最後は自作した花火に点火して、
全ての実験は終了。


眩い花火の光とともに、
この合宿のことは、
子ども達の記憶に刻まれることだろう。


来年もまた小豆島で、
桐蔭生に出会えることを願っておこう。



ではまた。

友達はいいものだ

●むこう向きのおっとせい その631

この歳になると友達の存在が、
より大きなものになる。

生きているうちに出会う人で、
心地よい関係が続くのは
やはり学生時代の友達だなとつくづく思う。


先週久しぶりに中学の時の友達と吞みに行った。

ゴールデンウィークの時に
和歌山のアメリカ村に行ったのがきっかけで
久しぶりに会いたくなったのだ。

アメリカ村には親戚があって、
バンドを組んでいた中学時代の友達たちとは
高2の時に泊めてもらったことがあった。

とにかく一緒にいることが楽しくて、
彼らとは数々の思い出がある。

出会ってから随分な年月が流れたけれど、
会えばあの当時の風が蘇る。

お互いいつどうなっても不思議ではない年になってしまったが、
死ぬまでお付き合い出来たらと思っている。


学園の卒業生の中には、
学園で出会って、
その関係が長く続いている人たちが少なからずいる。

普段の授業に加えて、
合宿で寝食を共にした共通体験が
結びつきを強くするのだろう。

これからの生徒たちにとっても、
学園がそんな場であって欲しいなと思う。


アメリカ村を歩いた時は、
過ぎ去った日々を思い出し、
切なさが募ったけれど、
今を存分に楽しんでいる友達の姿を見たら
また元気が出た。

友達はいいものだ。



ではまた。


(今日はヒゲ先生の誕生日。
生きていたら97歳。今も側にいる。)

車中泊釣りに挑戦

●むこう向きのおっとせい その630

4月29日から始まったゴールデンウィークが終わった。


今年はやってみたかった車中泊釣りに挑戦してみた。


前半二日はその準備。


思ったより時間がかかった。


YouTubeを見ながら試行錯誤。


一時はこれは私には無理かとあきらめかけたが、
なんとか出来た。


目指したのは和歌山の煙樹浜。


行ったことがないので、
車の止める場所は確保できるのか不安だったが、
海のすぐ側に止めることが出来た。


車でのご飯やビールはおつなものだった。


車中泊のいいところは
朝起きたらすぐに釣りが出来るところだ。


4時半に浜に行ってみると、
驚いたことに、長い浜辺に人がずらりと並んでいた。


隙間に入ってルアーを投げる。


されどなんの反応もない。


周りも誰も釣れていない。


これだけの人がルアーを投げているのに釣れないとは
魚はいないのだろうと、自分を慰める。


諦めて場所を移動する。


あちこち周ったが、結局釣れたのはキスだけ。


目標にしていた青物の姿は見ることが出来なかった。


しかしながら2泊3日の車中泊釣りは最高だった。


新しいことをやっているわくわく感を、
久しぶりに感じることが出来た。


あと懐かしい場所を訪ねることも出来た。


これも今回の旅での大きな出来事だった。


長くなるので次回に書くとします。


日常を離れた旅は
自分に変化をもたらす。



ではまた。

エネルギーをもらった

●むこう向きのおっとせい その629

新学期が始まり約3週間。

ようやく余裕が出来てきた。


日曜日は、元スタッフのN君の通う、
音楽スクールの発表会を観に行った。

彼はそこでオペラを習っていて、
初めて唄声を聞いたが、
マイクなしの会場に響き渡る、
見事な声だった。

細い体のどこからあんな声が出るのか、
ほんとに驚いた。

長く仲良くさせてもらっているが、
新たな一面を見ることが出来て嬉しかった。


また昨日は卒業生が一杯やってきた。

3年前の卒業生たちは、
柔道整復師、美容師、ファッションデザイナー
とそれぞれに新たな道を歩み始めていた。

久しぶりに喋ったが、
見た目も中身も成長しているのが眩しかった。


高3の卒業生は
目指す大学に合格するために、
学園での個別指導を受けたいと、
この間話があったので
担当できる先生と会ってもらった。

夢が実現できたらいいけどね。


高1生も数人やってきた。

まだ学園生活の余韻が残っているのだろう。

数学がもうついていけないとか
学校が楽しすぎるとか、
現状を報告してくれた。


そして親子2代で学園に通ってくれた、
元スタッフのO君は
娘さんと一緒に、ミジンコを持ってやってきてくれた。

メダカを本気で飼っているようで、
餌としてミジンコも培養しているとのこと。

中1生が顕微鏡を習っているので、
有難いプレゼントだった。


授業があったので、
十分な相手は出来なかったけれど、
こうして多くの卒業生たちと交流できるのは
ほんとに幸せなことだ。


卒業生たちからたくさんのエネルギーをもらった。

明日からのゴールデンウィークでも
鋭気を養って
ますますパワーアップしていこう。


ではまた。

2回目のゴルフコンペ

●むこう向きのおっとせい その628

日曜日、2回目のゴルフコンペがあった。


結果は一応優勝だったのだが、
ダブルペリア方式での結果なので、
本来の優勝ではない。


このコンペを楽しみに、
ネットを見て研究し、
打ちっ放しで試すというのを
何回かやった。


打ちっぱなしではかなり好調で
これは過去一の結果が出て、
みんな驚くぞと思っていた。


ところがである。
1番ホールから、
練習では出ないようなボールが飛び出す。


それで体に力が入ったのだろう。
なかなか思うような球が打てない。


そしてパターは最悪。ホールを行ったり来たり。
またバンカーも最悪。バンカーを行ったり来たり。


散々な結果だった。


自分に期待していた分、がっかり感は大きかった。


ベストスコアを出したのは、同じ組で周っていたM君。


彼とは一番よくコースに出ているが、
いつもより体の力が抜けて、
いいショットを連発する。


最近彼女が出来て、心に余裕があることが
好調の要因だろう。


ということを最終ホールでみんなで冷やかしたら、
彼のボールはあらぬ方向に飛んでいき、
彼のハーフのベストスコアを逃してしまった。


ゴルフというのはほんとにメンタルなスポーツだ。



スコアに納得は出来なかったが、
みんなでワイワイゴルフが出来るのが何とも楽しい。


1人だけ年齢がかけ離れているが、
仲間に入れてもらって、
こうした時間を過ごせることが何とも幸せなことだ。


こんなきっかけを作ってくれたM君、
そして周りのみんなには感謝である。


次回開催は7月。


今度こそベストスコアを出したいものだ。



ではまた。

ようやく一息つけた

●むこう向きのおっとせい その627

ようやく一息つけた。


3月21日の卒業式の後、
22日~24日は卒業旅行で小豆島。

26日27日は明星中学に行って
中1生相手に理科実験。

29日から31日は毎日10時間の講習会。

4月2日3日は小豆島にて今年1回目の実験学校。

5日~7日は講習会。

そして8日から新学期スタート。

9日は1回目のジュニアサイエンス。


怒涛の3週間だった。

昨日久しぶりに息継ぎが出来た。


忙しい中で嬉しかったのは、
6日に新高1生が制服披露でみんな集まって来たこと。


彼らは、新たな生活への期待感に溢れていて、
とても眩しかった。


お披露目会が終わってから、
”藤原学園に出会えてよかった。
藤原学園の生徒になれたことは誇りだ。”
などなど学園愛に溢れたラインが届いた。

一番嬉しかったのは
残念ながら受験で結果の出なかった生徒からのライン。

「今日はゆっくり話すことが出来なかったけれど
改めて先生ありがとうございました。
入試の時には結果が出なかったけれど
先生の言葉にすごく救われたし、
前向きになれました‼
無事高校生になれたということを
今日見せられてよかったです!
ありがとうございました。
また会いに行きます。」
と書いてあった。

また涙腺が崩壊する。

もっとやってあげることがあったと
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけれど
ちょっと救われた気がした。

こんなにも学園のことを思ってくれている人達がいる。

そんな人たちのことを心に留めて、
また気持ちも新たに
子どもたちと向き合っていこう。



ではまた。

卒業式

●むこう向きのおっとせい その626

21日、2年振りの卒業式を3学年合同で、
東大阪のキラリという会場で実施した。

ここ2年コロナのせいで出来なかったが、
ようやく実施することが出来た。

祝辞後、職員によるバンド演奏。
そして記念映画上映、答辞と
47年前から同じパターンでやっている。

卒業生代表は各期から2人ずつ、
6人が出てきて
メッセージを読んでくれた。

どの子の文章も学園愛に溢れていた。

懸命に読んでいる姿を見ていると、
この子たちの出会った頃の
幼い姿を思い出し、
涙腺が崩壊する。

1人の男の子が、
私のブログを読むのが趣味だと言った。

彼が入試を受けた時の、
私の書いた文を読み返すと、
涙が出るらしい。

こんなのを聞くと、
またしっかりと書かないとと、
最近書けていない自分を反省する。

1人の女の子のは長文だった。

自分の印象に残っている出来事を
2つ挙げていた。

一つは中1の夏合宿の
20キロのオリエンテーリングで、
周りからはきっと遅いだろう、
最後だろうと思われていたのに、
全力でやり抜いて2番でゴールしたこと。

途中まで1位だったのが抜かれて
2位になった事が悔しくて悔しくて
仕方なかったらしい。

そしてもう一つは冬合宿で
単語100個覚える課題に
チャレンジしたこと。

彼女は英語は余り得意ではない。

なので100個というのは、
彼女にとっては、
大変にハードルの高い数だ。

それを周りの励ましもあり、
何度も泣きながら、100個覚えきった。

満点をとった瞬間、
周りからは大きな拍手が沸き起こった。

私が人生で一番頑張って、
一番泣いた忘れられない思い出でしたと
彼女は話してくれた。


それぞれが、それぞれの思い出を持って
学園を巣立って行く。


これから様々なことに出会っていくだろう。

決していい事ばかりではない。
辛いこともいっぱいある。

彼、彼女たちがこの学園での思い出を胸に、
これからの人生を
力強く歩んで行ってくれることを願う。

彼、彼女たちに幸多かれ。


ではまた。

久々のブログ

むこう向きのおっとせい その625

最近ブログの更新がなかなかできないでいる。


色々ありすぎる。


私立高校入試は第一志望に届かないものもいたが、
全員合格となった。


子どもたちは懸命に頑張ってきたので、
とても嬉しい結果だった。


最初のハードルを無事に乗り越えた生徒たちに拍手を送りたい。


そして後10日で公立入試。


土曜日も日曜日も長時間のテスト対策を実施した。


私立入試が終わって、気持ちの切り替えが難しいようだが、
子どもたちはしっかりと頑張っている。


これも全員合格となって欲しいものだ。



一昨日の土曜日はジュニアサイエンスだった。


今年度の実験も残すところあと2回。


ジュニアサイエンスだけに来ている4年生や5年生の中には
進学塾の授業が土曜日にあることが多いので、
来れなくなるものがちらほらといる。


小学校の低学年から通ってきてくれた子どもたちと別れるのは
本当に寂しいし、つらいものがある。


無邪気に実験に取り組んでいた彼、彼女らが
学園での経験を忘れずに、
好奇心をなくさず、
生き生きと日々を送ってくれることを願うのみだ。


間もなく中3生も送り出さないといけない。


長年付き合ってきた子どもたちとの別れは
やはり寂しい限りだ。


2月、3月は切なさ満開になるので、
あまり好きではないけれど、
新たな出会いの時でもある。


色々あるけれど、
全て前向きにとらえていかないとね。



ではまた。

私立高校入試の日

●むこう向きのおっとせい その624

今日は私立高校入試の日。


先ほどまで駅に立って、
子どもたちを見送ってきた。


昨日はスタッフが集まっての激励会。


若きスタッフは、自分たちの体験談を語り、
子どもたちにエールを送る。


子どもたちを思う気身持ちに満ちている。


私も子どもたちに話をするのだが、
懸命に頑張ってきた姿を思うと、
とにかく希望が叶って欲しいという思いが溢れ出て、
涙腺が緩んでしまう。


もう今日は彼らにやってやれることは何もない。


彼らは自分たちで目の前の問題に向き合うしかない。


心配で仕方ないが、きっと私が思う以上に、
子どもたちはしっかりと問題に向き合ってくるだろう。


そう信じて子どもたちの頑張りを、
遠くから応援しておこう。


今は1時間目の国語のテストの真っ最中だ。


みんな、
最後まで諦めずに頑張れよ。



ではまた。

また別れの季節がやってくる

●むこう向きのおっとせい その623

随分と間が空いてしまった。


1月も明日で終わり。


私立高校入試まであと10日ほどになった。


懸命に頑張っている生徒を見ていると、
その頑張りに見合った結果が出て欲しいと、
心から思う。


自分としても、
後悔のないように、出来ることはやっておきたい。


今日もテスト対策を実施する。



昨日のジュニアサイエンスの終了後、
5年生のA君が挨拶に来た。


2月から進学塾に行くので、
土曜日の実験には来れなくなる。


ジュニアサイエンスには、1年生の時から通ってくれた。


2年生くらいまでは、
お父さんも一緒に実験に参加されていた。


好奇心旺盛な無邪気な生徒で、
嬉々として実験に取り組んでいた姿が印象的だ。


会えなくなるのはとても寂しいが、
また受験が終わって、会えることを願っておこう。



また出会いと別れの季節がやってくる。


出会いがあれば別れがある。


自明のことなのだが、いつも寂しさの方が勝ってしまう。


こんなことを繰り返して早ウン十年。


しかしながら、この切なさが、
ある意味次への原動力なのかもしれない。



すぐに起き上がって次に進んでいく。


起き上がるのにちょっと時間がかかるようになったが、
まだ起き上がる力は残っている。


寂しさに負けず、
これからも頑張っていこう。



ではまた。

2021年度 実験学校最終回

●むこう向きのおっとせい その622

新年が明けてからの最初のブログだ。


遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。


日曜日から月曜日にかけて実験学校を実施した。


オミクロン株がまた猛威を振るい始めているが、
日曜日はまだそんなには広がっていなかった。


今の急増する中でなら、実施は難しかったかもしれない。


実施できてよかった。


今回は2021年度の最終回。


例年だと、6回実施するのだが
コロナのせいで3回しか実施出来なかった。


最終回の今回は恒例の「ロボットスペシャル」


ジャイロ効果で回転するロボットを作成。


6種類に変身できるのだが、
小さい子たちは最初に作ったロボットで大満足で、
ロボットを使ったゲームを考えて、
飽きずに対戦していた。


朝は早く起きて、日の出を観察した。


雲が多かったが、タイミングよく見ることが出来た。


太陽は燃えていると実感できる瞬間だ。


日の出観察から帰ってからは、
モーターを作成。


「平面モーター」と「クリップモーター」を作った。


小学生には理屈は難しいが、
教えてもらった、フレミングの左手の法則を
見よう見まねでやっている姿は可愛かった。


今回は島では天体観測が、曇りで出来なかった。


帰りのフェリーで、
「星が見えてる。」という生徒の声に、甲板にあがってみると、
奇麗な星空が広がっていた。


そこで、子どもたちを呼んで、
急遽、船上天体観測を実施した。


参加生徒の中には、
天体観測を楽しみにしている生徒が少なからずいる。


初の試みだったが、これはとてもよかった。



いつもながらの、
子どもたちの「もっと島にいたい。」という
嬉しい声を聞きながらの解散となった。


また4月から新年度の実験学校がスタートする。


子どもたちの飛び切りの笑顔と
明るい声に満ちた時間にするため、
新たな実験を用意しよう。


何はともあれ、
コロナには大人しくしていて欲しいものだ。



ではまた。

冬合宿が無事に終了した

●むこう向きのおっとせい その621

25日から29日まで冬期合宿を実施した。

夏合宿が出来なかった分、
子どもたちの期待度はMaxだった。

集合場所から笑顔に溢れていた。

船中学習から始まり、
合宿での行事はほぼ「学習」だったにもかかわらず、
子どもたちは生き生きとしていた。

行く前は、やる気を見せていなかった小6のT君も
見違えるように勉強に取り組んだ。

こちらが用意した教材は全部仕上げ、
新たに追加問題をもらって、
それもこなしてしまった。

毎回のことだが、
子どもたちはやる気に満ち、
とても素直になる。

スタッフの一人がこれを「小豆島マジック」と称していた。

まさに今回もそれをいっぱい感じた。

勉強の合間での天体観測では、
冬の星座が煌めき、流れ星が流れた。

また徹夜学習明けには、
光り輝く日の出を見ることもできた。

合宿の充実感と共に、
その美しさは子どもたちの心に刻まれたことだろう。


今年は冬合宿が出来てほんとによかった。

昨年できなかったが、
今年の合宿を通して
合宿の持つパワーを再認識できた。

65期生にも経験させてやりたかったとつくづく思う。


さて今年も残すところあとわずかになった。

この1年大変お世話になりました。

来年はまた大きな変化がありそうですが、
前を向いて子どもたちと共に歩んでいきます。

またよろしくお願いします。


では皆さんよいお年を。

第1回 藤原眞也杯

●むこう向きのおっとせい その620

昨日「第1回 藤原眞也杯」が開催された。


総勢10名。


とても寒く、風も強かったが、
天気は上々。


まずは始球式。


最年長(後が若すぎる 笑)の私が打つことになった。


始球式用のボールがなかったので、
普通のボールで打った。


映像を見てみると、
最初「ナイスショット!」の声の後、
「ファ~!」とみんなが叫んでいるのがかなり笑える。


最初の3ホールはグダグダで、
えらいスコアになってしまった。


これはどうなることかと思ったが、
4ホール目からはショットもよくなった。


ドライバーは練習の成果か、
これまでで一番の手ごたえを感じた。


後半、この調子でいくぞと思っていたのだが、
体に異変が・・・


両足のあちこちがつりはじめたのだ。


食事の時にビールを飲み、
ろくに水分を補給しなかったのがよくなかったようだ。
また寒さで筋肉も縮んだのだろう。


これはかなり痛かったし、
あちこちつるので、
動くのも困難になった。


一緒に回っていた、H君が懸命に足を延ばしてくれた。


これはリタイアかと思った。


私の様子を見ていた、
ゴルフ場の人も
「迎えに来てもらいますか?」と
声をかけてくださった。


しかしながら、楽しみにもしていたし、
卒業生との初のコンペだ。
やめるわけにはいかない。


「大丈夫です。」とその方にお礼を言ってプレイを続行した。


行けるところまで行こうと思って、
そろりそろりと歩いた。


坂道はことのほかつらかったが、
しばらくすると脚のつるのはましになった。


154ヤード、パー3の17番ホールでは、
ニアピンもとれた。


これはかなり嬉しかった。


今日はこれで満足と思った。


痛みはあったが、
なんとか最後まで周り切ることは出来た。


ダブルペリア方式での最終順位は3位だったが、
とても楽しい時間だった。


ゴルフ終了後、店に集まり表彰式。


幹事のM君は、景品に趣向を凝らし、
これも楽しいひと時になった。


ちなみに1位には松坂牛がプレゼントされた。


2次会の後、
また集まろうと約して、
楽しい会はお開きとなった。



また自分を刺激するものが出来た。


夢中になれるもは、
自分を高めるのにもあった方がいい。


次はもっといいスコアが出るように、
また練習に励むとしよう。


でもつらないように、
まずは脚を鍛えることが先決だ。(笑)



ではまた。

最近ゴルフにはまっている

●むこう向きのおっとせい その619

元スタッフのM君に誘われて、
ウン十年ぶりにゴルフをしてから、
今結構はまっている。


2,3回卒業生とコースもまわったが、
ゴルフ場は広々としていて、
緑もふんだんにあり、かなり気持ちがいい。
それに長い距離を歩くので健康にもいい。


スコアは言えない。


値段も昔に比べて随分とリーズナブルになった。


テニスは練習するのに相手がいるが、
ゴルフは打ちっぱなしだと、1人でもできる。


これは自分の性格にもあっている気がする。


来週の日曜日には
「第1回 藤原眞也杯」と銘打った
ゴルフコンペが開催される。


総勢10名ほどのささやかなコンペだが、
卒業生に囲まれてゴルフをするのは、
とても嬉しいことだ。


今はコンペに向けて、練習に励んでいる。
と言っても、YouTubeを見て、
たまに打ちっぱなしに行って、
後は家でクラブを短く持って、
素振りをするだけだが。


イメージはかなり出来上ってはいる。
だが、その通りに体が動かないのが、
歯がゆいところだ。



釣りもゴルフも、若い人たちに誘われて
一緒に出来ている。
ほんとに幸せなことだ。


若い人にいろいろと刺激を与えてもらって、
これからも爺むさくならないように、
積極的に体を動かしていこうと思っている。


とにかく健康でいることがすべての基本だから。



「使ったところが強くなる。頭でも体でも」
           ~相田みつお~



さて「藤原眞也杯」
結果やいかに。



ではまた。

知識を得るだけではない

●むこう向きのおっとせい その618

最近ブログを書くのがちょっと億劫になっていた。

そんな時、M山先生とラインしたら、
これからも頑張って書いてくださいと、
いつもながらのほめ上手に乗せられ、
また書いている。


土曜日、若江校でのジュニアサイエンスで、
小1・2はペーパークロマトグラフィーの実験をした。

水性ペンの色が
どんな色が混じって出来ているのかを、
ろ紙を使って確かめる実験だ。

単色に見えている色も、
いろんな色が混じって出来ている。

ろ紙に現れる色に歓声をあげながら、
子どもたちは夢中で作業に取り組んだ。

その時の子どもたちの無邪気な顔。

どうしてあんな可愛い顔が出来るのだろう。

この笑顔にどれだけ癒され、励まされたことか。

子どもたちの相手をしながら、
おもわず笑顔になっている自分がいる。

中学3年生は期末テストが終わった日ということもあり、
恒例のマッチを作る実験をした。

今回は箱薬の方を作った。

そろそろ志望校を決めないといけないという、
入試が現実のものとなって、
すぐそばに近づいて来ている。

子どもたちも、かなり不安と緊張に包まれている。

そんな中での実験は、
子どもたちにとって、
一息つくものになっているだろう。


子どもたちの反応を見ていて、
学園の実験は、知識を得るだけでなく、
時には心のケアにもなっている、とよく思う。

自分が理科実験に魅力を感じるのは、
そういう側面もあるからだろう。


こんな風に、
子どもたちと自由に実験を楽しめる場があることは、
本当に幸せなことだと、
つくづく思う。


ではまた。

大台ケ原に星を観に行った

●むこう向きのおっとせい その617

日曜日、実験学校スタッフのS君とSちゃん、
それと星の撮影に情熱を燃やす高一のk君の4人で、
奈良と三重の県境にある、
大台ヶ原まで星の観察に行った。

大台ヶ原で星を観たことのあるS君が、
その星空の半端ない美しさを、
以前の実験学校の時に大いに語ってくれていた。

それで、これは見ないといけないということで、
行くことになったのだ。

なかなかみんなのタイミングが合わなかったが、
ようやく行けることになった。

夕方に集合して、大台ヶ原に向かった。

大台ヶ原までは2時間半もかかった。

遠かった。

観察予定の駐車場に着いて、
星空を見上げた。

思っていたより、星は少ない。

月が明るすぎたのだ。

しかしながら、月明かりにもかかわらず
ちゃんと天の川まで見える。

月がなければどれほど星が見えるのだろう。

そのポテンシャルの高さは実感した。

一緒に星を観ながら、
この人たちとは随分と長いお付き合いだということを
改めて思った。

小学校の時に、
星くずの村で私の天体の説明を聞いていた子たちだ。

それが今もこうしてお付き合いが続き、
一緒に星を見ている。

東の空から昇ってくる大きなオリオン座が、
このかけがえのない人たちとの縁を大事にしろよと
言っている気がした。


みんなを送り届けて家に着いたのが、
午前0時半。


疲れているはずなのに、
気持ちが高ぶっていた。


それでこれはしばらく寝ないなと思って、
南港に釣りに行くことにした。


大きな太刀魚が釣れた。


朝まで釣りながら、
我ながら元気だと思った。


この元気があればまた大台ケ原に行けるだろう。


次こそは満天の星をみんなで観たいものだ。



ではまた。

やっと釣れた

●むこう向きのおっとせい その616
 
先週の日曜日、またまた船に乗せてもらって、
釣行した。


前回はまったく釣れなかったので、
今度こそとの思いで船に乗り込んだ。


天気は上々。


しかしながら、前回同様なかなか渋い。


誰の竿もしならない。


今回もダメなのかと思っていたら、
残り時間が少なくなったところで、
ようやく待望のあたりが来た。


巻き上げたら太刀魚だった。


思っていた魚とは違ったが、
ググっとロッドを引く、
久しぶりの感触がとても心地よかった。


釣りは釣れなくても楽しいのだが、
釣れると、やはり喜びは倍増する。


ここ最近釣果には恵まれず、
魚から見放されていたが、
これを機にまた釣果を増やしていきたいものだ。



釣れるまでの「静」の時間
釣れた時の「動」の時間


その緩急が釣りの魅力の一つだろう。


待っている静の時間でも、
どうやったら釣れるのだろう、
魚はどこにいるのだろうと
心は期待感で動き続けている。


魚がかかった瞬間に、その期待感が爆発する。


日常を忘れた
穏やかなワクワクの時間は最高だ。


また次の釣行を楽しみに仕事に励もう



ではまた。

久しぶりの実験学校

●むこう向きのおっとせい その615

23日、24日と久しぶりの実験学校だった。

7月に実施して以来、
非常事態宣言も出されこともあり、実施できなかったが、
ようやく島に行くことが出来た。

8月に中止なった時は、
多くの子どもたちをがっかりさせてしまった。

今回参加した子どもたちは嬉々としてやってきた。

万を持しての実験学校だったが、
出だしからトラブル発生。

船の出帆が何と1時間も遅れた。

それでなくてもタイトなスケジュールを組んでいるので、
1時間もの遅れがあって、果たして予定した実験が全部できるのか。
不安を抱えながらの小豆島上陸となった。

そして着いて見ると、太陽の間がえらいことになっていた。

しばらく行ってなかったので、
屋上に落ち葉が積もったことで、排水が出来ず、
溜まった水が下に漏れ、
天井や絨毯が大きく傷んでいた。

それで太陽の間での開校式をあきらめ、
宇宙の間での開校式にした。

波乱のスタートだったが、
子どもたちはそんなことはお構いなしで、
元気いっぱい実験に取り組んだ。

今回のテーマは
「ガラススペシャルと染物に挑戦」

1時間目は
「硼砂で色ガラス作り」

上手くいくと透明の奇麗なガラスが出来る。

白い粉からガラスが出来る不思議を堪能する。

2時間目は「ミニフラスコ」を作る予定だったが、
時間が遅くなったので、
先にお風呂と夕食の時間にすることにした。

そして妙案。

女子が入浴の間「玉ねぎの皮で染める」
実験を男子にやらせ、
男子が風呂に入っている間に女子が実験ということにした。

これが上手くいき、
時間はだいぶ取り戻せた。


夜は「オランダの涙を作る」

ガラス棒を溶かして、
急冷すると強化ガラスが出来る。

上手くいくと、金づちでたたいても割れない。

金づちでたたくたびに
子どもたちの歓声が上がった。

実験担当のN先生は、
来る日も来る日も予備実験。

授業終了後からの予備実験になるので、
終わりは午前2時を過ぎることもあった。

何とか子どもたちに成功させたいという思いが伝わってくる。

わがスタッフながら、ほんとによく頑張る。

 
実験終了後は天体観測。

これを楽しみにしている子が結構いる。

晴れてくれることを願っていたが、
願いが通じ、星を観察できた。

西には夏の大三角が残り、
天頂には秋の大四辺形があり、
東の空には冬の星座が昇ってくる。
北の空にはカシオペア座があり、
北極星を見つけることも出来た。

望遠鏡では南東にある木星、
それと月のクレーターを見せた。

その美しさに子どもたちは魅了されていた。


翌日朝からフイッシング。

胴付きと浮き釣りにチャレンジ。

開始早々釣れる。

結構いいサイズのグレも釣れた。

子どもたちは満足したことだろう。


村に帰ってから、
「ガラス玉顕微鏡」作りにチャレンジ。

直径2ミリほどのガラス玉を使うのだが、
作業数も多く、子どもたちはやや苦戦しながらも
全員完成。

オオカナダモの葉を観ると、
細胞と葉緑体を観察することができた。

最後は「ミニフラスコ作り」

ガラス管の先を閉じて、
その後強熱したガラス管を強く吹く。

子どもたちは先生の助けも借りて、
全員成功。

出来上がったフラスコで、
浮沈しを作らせた。

優雅に浮き沈みする浮沈しを見て、
子どもたちは喜んでいた。


大きな火傷もなく、
無事にすべての実験を終えることができた。

多くの若きスタッフのお陰だ。

感謝しかない。


久しぶりの小豆島。



「なんでもう帰らんとあかんの?
ずっとここにいたいのに。」
という言葉を聞きながら、
今回実施出来てほんとによかったと思ったし、
子どもたちの元気な声が飛び交い、
生き生きとした目の輝きに溢れた空間にいることの
嬉しさを改めて感じた。

これからも自分のできうる限り、
この実験学校を続けていこうと思う。


ではまた。

思わぬ再会だった

●むこう向きのおっとせい その614

先日、スタッフのお父さんが所有する船に乗せてもらって、
釣りをした。


加太沖に出航したが潮の流れが速く、
私の持っているロッドや仕掛けでは太刀打ちできなかった。


周りでは釣れているのに、
私だけ釣果なしという
惨憺たる結果になってしまった。


悔しい思いはしたけれど、
船に乗って、気のおけない人たちと
釣りをしている時間は、
とてもリラックスした、いい時間だった。


それで、その時のお礼をしようと思って、
お酒好きのお父さんに渡す焼酎を買いに、
酒屋さんに行った。


そのお店で一番人気の焼酎を購入して、
包装してもらった。


丸い瓶をうまく包むなぁと感心していたら、
その店員さんが、
「真也先生!」と私の名を呼んだ。


包んでもらっている時は全く気づかなかったが、
若江校1期生のKちゃんだった。


Kちゃんとは長いお付き合いで、
結婚式にも出たし、
お子さんも学園に通ってくれていた。


しばらく会ってなかったので、
どうしているのかなと時折思っていたのだが、
思わぬ場所での再会だった。


ひとしきり近況報告を聞いた。


卒業生でもある娘さんのNちゃんは、
看護師として頑張っているとのことで安心した。


後日もう一度店に行った時に、
「先生、驚くことがあるんですよ。」
と話してくれた。


バイトに来ている女の子の後ろ姿が、
若江校の同期のYちゃんにそっくりなので、
その子に、お母さんはIさんではないのかと、
旧姓で聞いてみたら、
なんとそのと通りだったというのだ。


後姿で友達の娘さんだと分かるとは、
恐るべし観察力と記憶力だ。


そんな話を聞きながら、
教えた子たちの、その子どもが、
もうすっかり大人になっていることに、
改めて時の流れを感じた。


魚は釣れなかったけれど、
それを補って余りある、
嬉しい再会だった。



ではまた。

今日もテスト対策

●むこう向きのおっとせい その613

2学期中間テストの真っ最中だ。


今日もテスト対策で、
子どもたちの質問の相手をする。


丸一日の休みはしばらくない。


でも全く苦痛じゃない。


むしろ子どもたち相手に、質問を聞いたり、
さりげない会話をするのは楽しくて仕方ない。


話している時、子どもたちはいろんな表情を見せる。


今何に関心を持っているのかが分かったり、
学校や家庭での様子が垣間見られる。


そのことが子どもたちを指導していくうえで生きてくる。


悩みの大小はあれ、
また当然のことではあるのだが、
みんないろんなことを抱えて、
日々過ごしているんだなと思う。


歳食った人間はちょっとのことでは、
心が動かないが、
子どもたちはそうではない。
思春期の自尊心はとてももろく、傷つきやすい。


そのことを忘れずに、
子どもたちの言動に、
細やかな関心を持っておかなくてはと思う。


と言っても、
ついデリカシーを欠いてしまうことがあるのが
私のよくないところだ。
心しなくては。



ではまた。

彼岸花が咲いていた

●むこう向きのおっとせい その612

今日近所を散歩していたら、彼岸花が咲いていた。


彼岸花はヒゲ先生の好きな花だった。


小豆島の日本庭園の片隅に
いつもこの時期になると、
思い出したように咲く。


今年は7月の実験学校で行ってから、
島には行けてないのだが、
おそらく今頃、赤い花を咲かせていることだろう。


ヒゲ先生に、
なぜ彼岸花が好きなのか聞いたことはない。


改めて調べてみると、
彼岸花はかなり変わった花だった。


彼岸花は球根から花が出てきて、
その花が枯れた後に葉が成長する。
だから葉のない状態で花が咲いている。
花と葉を同時に見ることはできない。

冬から春に葉が繁り、
花をつけない寒い季節に、
しっかりと栄養を球根に貯めている。


多くの植物は春に芽を出し、
夏に葉を繁らせ、秋に枯れるけれど、
彼岸花はその逆で、
冬に葉を繁らせ、春に枯れ、秋に花を咲かすのだ。


ヒゲ先生は、もしかしたら
彼岸花のこんな生態を知ったうえで
この花に愛着を持ったのかも知れない。


普通の人の範疇に全く入らなかったヒゲ先生なら、
そんな風に、自身を彼岸花に重ねていた可能性は
無きにしも非ずだ。


そんな想像をしながら、島の彼岸花を思い浮かべた。




ではまた。

まだまだだ

●むこう向きのおっとせい その611

長いこと教えているが、まだまだだなぁと思うことがあった。


受験生に向けてはっぱをかけているつもりが、
プレッシャーに感じさせたり
疎外感を持たせてしまったようなのだ。


自分としては思いもしなかったことだった。


信頼しあえているからという甘えがどこかにあったのか、
デリカシーにかけたのだろう。


一人ひとりの様子をよく見て、
相手の性格もよく見て、
言動には注意を払わないといけないということを
改めて認識した。


信頼されているということに甘えてはいけないということだ。


話は変わるが、昨日卒業生たちと
ゴルフのショートコースを回った。


とても楽しい時間を過ごすことが出来た。


こうして卒業後も、
相手してくれることは嬉しい限りだ。



落ち込んだり、喜んだり、
心忙しい3日間だった。


こんな風にこれからも心揺れ動いていくのだろう。


出来るだけ嬉しことが多い方がいいけどね。



ではまた。

若江校にて

●むこう向きのおっとせい その610

先週、育英西中学立命館コースの生徒が、
若江校に実験に来た。


例年だと星くずの村での合宿を行っているのだが、
今年も、去年に引き続き、
コロナのせいで実施できなかった。


去年は学校まで行って実験をしたのだが、
今年は若江校での開催となった。


なぜわざわざ若江校でと思ったが、
少人数ということもあり、
また、いろんな行事が中止となる中、
どこにも行けないので、
少しでも環境を変えたいという、
子どもたちや先生方の思いが大きかった。


解散時間がそんなに遅くなれないので、
実験に割ける時間は多くはなかったが、
出来るだけたくさんの実験をやらせたいとことだったので、
1実験にかける時間をいつもより短めにしてやることにした。


「薬品の怖さ実験」「レンズカメラ作り」
「琥珀磨き」「水の合成実験」「カエルの解剖」
の5実験に取り組んだ。


なかなかのハードスケジュールだったが、
子どもたちは疲れも見せずに、
エネルギッシュにこなしていった。


カエルの解剖の後の後始末も
みんなで協力して、
てきぱきとこなしていた。


よくできた子どもたちだ。


今年もこうして実施出来てほんとによかった。


行事を実行するのは大きなエネルギーがいる。


それを可能にするのは、
それに価値を見出し、
実行する情熱を強く持った人の存在だ。


育英西中学にはそんな先生たちがいる。


来年以降どうなるかは分からないが、
また一緒に実験が出来たらと思っている。



ではまた。

花火を作った

●むこう向きのおっとせい その609

先週合宿に行けなかった中学3年生を集めて
花火作りをした。


この夏あれほど楽しみにしていた合宿が中止になり、
がっかりしていた中3生に、
何か思い出に残るものをやってやろうということで
企画した。


まずは炎色反応の簡単な実験をやってから、
花火作りがスタート、


10種類の薬品を調合して、
6本の花火を作る。


出来上がった花火は教室前にある公園で点火。


緑や赤の炎を出し、眩い光を放つ花火を囲んで
「きれいやなぁ~!」と子どもたちは歓声をあげていた。


教室に戻ってから、若いスタッフを中心に
しばしトークショー。


こんな時、若いエネルギーを感じる。


子どもたちの反応が、我々を相手にしている時とは違って、
親近感に溢れている。


やはり若い力は必要だと、改めて感じる。


花火は楽しかったとは思うのだが、
夏合宿が出来なかったという寂しさ、悔しさは
消えないのだろうなというのを、
子どもたちの後姿から感じた。


花火終了後、子どもたちからラインが届いた。


「めっちゃ楽しかったです!良い思い出になりました♪
気持ちを引き締めて、希望校に行けるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。」

「忙しい中わざわざありがとうございました。
今日はとても楽しかったです。
これからは頑張ってテストの点数を上げて
希望校に行けるように頑張ります。」

「楽しかったですー!!!
これから勉強頑張らないといけないと思いました。
これからもよろしくお願いします。
来年は高校生になったらみんなと夏合宿に行きたいです。」

などなど、前向きな言葉をたくさん送ってきてくれた。


感傷的な私と違って、子どもたちはもう前を向いていた。


この子たちの笑顔がはじける春を迎えるためにも、
気持ちを切り替えて、
2学期に臨んでいかなければとの思いを強くした。


また気合入れなおして、
子どもたちの相手をしていこう。



ではまた。

方向オンチが治るかも。

●むこう向きのおっとせい その608

私は方向音痴だ。

頭に地図がない。

車での移動ではナビがないと行動できない。

ナビがあっても迷う時がある。

なのでどこに行くにも、
目的地にたどり着けるのか、
いつも不安が付きまとう。

必ず何度かはUターンする。

誰かを乗せている場合は、どうも格好が悪い。

一度行けば道を覚えていたり、
見知らぬところでも、
難なく行動出来たりする人の方が周りには多い。

なので、かなりのコンプレックスで、
何とかならんのかと思ってはいたのだが、
これは脳みそが足らないのだと、
何することなく放置していた。

それがこの盆休みに時間があるので、
本を読もうと探しに行った時に、
『方向音痴って、なおるんですか?』という本が目に留まった。

方向音痴の克服を目指して、
いろんな分野の専門家の意見を聞きながら、
試行錯誤する様子を綴ったエッセイだ。

これは買わなくてはと思い、即購入。

読んでいると、共感できるところだらけで、
ほんとに面白かった。

迷わないコツや地図の読み方から始まるのだが、
後半は地形に注目する楽しさ、
地名から街の成り立ちを紐解くという、
方向音痴を克服するよりも、
街歩きを楽しむ方に話が進んでいく。

街が持つストーリーを意識して歩くことで
見慣れた街が、違って見えてくる。

読んでいくうちに、迷うのも楽しいかもと思えてしまうほど
魅力的な話だった。

今まで方向音痴だと思いながら、
何もしてこなかったが、
地図を見ることや街を歩くことで
方向音痴は少しはましになるかもという期待が湧いてきた。


『歩くとなぜいいか?』」『草花さんぽ図鑑』『東大阪の歴史』
『どんなに方向オンチでも地図が読めるようになる』
『関西道路地図』
も購入した。

「ブラタモリ」的な散歩目指しながら
方向オンチの改善も目指していこう。

長い文になってしまった。


ではまた。

ただただ、ただただ残念・・・。

●むこう向きのおっとせい その607

実験学校に引き続き、本科夏合宿も中止にした。

子どもたちがどれほど楽しみにしていたかを知っているので
とてつもなく、つらい選択だった。

子どもたちの思い出を大事にするということで
PCR検査を受けさせ、修学旅行を実施すると
松井市長が決断したと聞いたときは共鳴した。

学園の生徒にもPCR検査を受けさせる。
島に行けば外部の人との接触はほぼない。
食堂にはパーテーションを設置し、
部屋に入る人数も少なくし、
風呂も少人数にし、シャワーだけにする。
各宿舎にアルコールを設置し、こまめに消毒し、
就寝の時にはマスクをする。
などなどの感染対策を施せば実施は可能だと思っていた。

しかしながら感染者の激増がこの淡い期待を粉砕した。

島で感染者が一人出たというのも大きかった。


どこまでリスクを負って、
合宿を実施するのか。

子どもたちに最高の思い出を作ってやりたい。
しかしもし何かあったら、取り返しのつかないことになる。

合宿をする度に、このジレンマに悩まされるが、
今まではできうる限りの準備をして、実施してきた。

しかしながら今回の敵は目に見えない。

対策がどこまで有効なのかも分からない。

実施を決断するには、
相手が見えなさ過ぎた。


中止の連絡を入れたところ
保護者の方から多くのメッセージを頂いた。

「中止と聞いて机に突っ伏しました」

「実験学校に参加するのにお小遣いをため、
勉強を頑張り、他に買いたいものも我慢し、
一生懸命に貯金しての、初めての実験学校でした。」

「2年前からタイ、バンコクに移住していて、
現在は一時帰国中で、是非とも星くずの村の先生方に
会いたいとの子どもたちの願いもあって参加の申し込みをしました。」

などなど。

子どもたちが楽しみにしていたという言葉で溢れていた。

合宿が出来なかったことは、
つらくて、やるせないことだけど、
ここまで思っていてくれる、
子どもたちや保護者の方がおられるというのは
とても有難く、嬉しいことだった。


いつ次に実施出来るかは分からないけれど、
子どもたちと、島での飛び切りの時間を過ごしたいものだ。

コロナに負けず、その時を待ちたい。



ではまた。

またコロナに...

●むこう向きのおっとせい その606

また更新が遅れた。

夏休みに入った。

講習会も始まって、子どもたちは連日課題と格闘している。


そして来週実験学校がある。

今回は「夏スペシャル」ということで
「海辺の生物観察」「過冷却の実験」「水中モーターを使った工作」
「クマムシの観察」「天体観測」「ふるさと村のプールで泳ごう」
「キャンプファイアー」「フィッシング」と
盛りだくさんの体験行事を用意した。

子どもたちも大変に楽しみにしてくれていて
多くの申し込みがあった。

しかしながらここにきて、
実施できるかどうか怪しくなってきた。

昨日の知事会の会見を見ていると
かなり厳しいものだった。

他府県をまたいでの移動の自粛要請だ。

実験学校では、施設は隔離された場所にあり、
感染対策もしているし、飲食店などに行くことはない。
外に出ても自然の中だ。

なので感染リスクはかなり低い。

子どもたちの期待に応え、
出来るだけ多くのことを体験させてやりたいと思う気持ちは強いが、
さてどうしたものか。

PCR検査を受けてもらって、陰性であれば参加OKにするか。

いずれにしても早急に結論を出さないといけない。


コロナにはまたまた翻弄される。


ではまた。

二代目さん

●むこう向きのおっとせい その605

受験生対象の懇談会が終わった、

先日の懇談では、
お母さんの4人中3人が学園の卒業生だった。

2代目の生徒がほんとに増えた。

懇談相手がかつて教えた生徒でもあるので、
成績の話だけでなく、
ざっくばらんにいろんな話をすることが出来る。

こんなにたくさんの2代目さんが来るとは
昔は思いもしなかった。

こうして信頼して
自分の子どもたちを通わしてくれているのは
これはとても嬉しいことで、
やってきたことが間違いではなかったのかなと思うと同時に、
身の引き締まる思いでもある。


2代目さんの中に一人、
学園の卒業生ではない2代目さんがいる。

今から13年ほど前、
入塾を申し込みに来られたお母さんがおられた。

その時「先生、お久しぶりです。」と仰ったのだが、
顔にも名前にも憶えがなかった。

一体どなただろうと記憶をたどってみたが思い浮かばない。

焦っていたら、
「●●中学で中2の時にお世話になった〇〇です。」
とそのお母さんが仰った。


それで納得がいった。

そのお母さんは
私が教育実習に行った時に教えた生徒さんだったのだ。

学園のことはご存じだったようで、
いつか自分に子どもが出来たら、
私に託そうとずっと思っていてくださったということだった。


これはとてつもなく嬉しかったし、感動もした。


こんな風に思ってくれる人がいた。


私にとっては、大きな勇気を頂ける再会だった。


自分が思う以上に、
信頼を寄せてくれている人が多くいる。


そのことを肝に銘じて、
子どもたちを成長させることに、
日々精進していかなくてはと改めて思う。



ではまた。

豚の眼を解剖した

●むこう向きのおっとせい その604

昨日豚の眼を解剖した。

豚の眼は、南港にある
食肉を扱う会社でいつも購入している。

なぜそんなものを扱っておられるのかというと、
人の目に近いので、
大学や目薬の会社が研究のために買っていくらしい。

昨日も購入しに行ったが、
神戸大学60個というメモが置いてあった。


初めて購入した時、
眼球の周りに肉が付き、
瞼やまつげのある20個ほどの目に見つめられ、
ちょっと引いた記憶がある。


解剖に入る前に目の説明。

一通り各部位の名前と働きを確認。


そして盲点や目の病気についても説明する。


解剖はいたって簡単。

はさみとカッターとピンセットがあればできてしまう。

一番大変のは
眼球の周りについている肉を切り落とすところ。

最近の子はハサミを使うのが上手くない。

だからかなり苦労する。

肉を切ったら眼球を半分に切る。

その後、角膜、レンズ、ガラス体、虹彩、脈絡膜、
毛様体、網膜、視神経を確認する。

レンズを通してみると逆さまに見えたり、
文字が大きく見えることも確認する。

網膜は黒ではなく薄い肌色で、
血管が通っているのも見える。
ライトで照らすとよく見える。

視神経はかなり太い。

解剖を進めていくと、
子どもたちからは驚きの声が上がる。


教科者の図だけではなく、
実際に触れることで得ることはたくさんある。



「何かを学ぶためには、
自分で経験する以上にいい方法はない」
          (アインシュタイン)


子どもたちにとっては
貴重な経験になったのではないだろうか。



ではまた。

2021年度第1回実験学校

むこう向きのおっとせい その603

3日4日と実験学校だった。


4月の実験学校はコロナのせいで中止になったので、
2021年度の第1回目となった。


今回のメインテーマは4月に出来なかった「薬品の怖さと面白さ」の実験と
7月の予定であった「光の実験」


そして自然を感じる実験として「柿の葉寿司作り」と「フィッシング」


「薬品の怖さと面白さ」実験は毎年の定番実験で、
ずっと来ている子は何回も見ていることになる。


しかしながら、これからいろんな薬品を使うことを考えると
外せない実験なので毎年実施している。


光の実験は
「光ファイバーで光の工芸品作り」
「ブラックウォールを作ろう」
「レンズカメラを作って写真を撮ろう」


光ファイバー、偏光板、凸レンズを使っての実験を通して、
光の性質の面白さを体感できたのではないだろうか。


いつものことながら、
子どもたちの反応は生き生きとしていて、
目が輝いていた。


こんな子どもたちと時間を共有できることに
いつもながら幸せを感じる。


そして今回特に嬉しかったことは、
大きくなったら実験学校のスタッフになりたいと
言ってきてくれた小学生が複数いたこと。


実験学校で過ごす時間が
彼らにとって心満たされる時間になっているということかと思い、
何より嬉しかった。


今のスタッフも卒業生ばかりで、
実に献身的に動いてくれる。


子どもたちも実によく懐いている。


そんな彼らの姿も子どもたちに伝わるのだろう。


この子たちがスタッフとして来るには
あと10年は待たないといけないが、
期待を裏切らないように、
日々節制して生きるとしよう。



ではまた。

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