藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

中3生に本を借りた

●むこう向きのおっとせい その414

先週中学3年生の女の子から1冊の本を借りた。


彼女は本が大好きでいつ見ても本を読んでいる。


成績は優秀。トップクラスだ。お母さんも卒業生で、やはり抜群の成績だった。


彼女は非常に大人なしく、自分から話しかける事はまずない。


私も今年の4月から初めて彼女の授業を受け持ったので、
今まであまり接点がなく、ゆっくりと話す機会はなかった。


この夏の合宿でプールの時間に、泳がない子たちの相手をしていたのだが、
その中に彼女もいた。


プール脇の椅子に腰かけてやはり本を読んでいたのだが、
暑かったのか控えの部屋に戻って来た時に、初めてゆっくりと話す事が出来た。


といってもそんなにたくさん会話をしたわけではないが、
彼女の読んでいる本について話をし、私も好きな作家の話を少しした。


それから時折会話が出来るようになった。


それで2週間前に、最近読んだ本で感動した本があったら貸してくれないかと言ったら、
先週の帰り際に何も言わずに1冊の本を置いて帰った。


そのタイトルが意表をつくものだったのでちょっと驚いた。


『友達いないと不安だ症候群に効く授業』(斎藤 孝著)


何だ!?このタイトルはと思いながら読んでみたのだが、
これが考えさせられる事の多い、非常に刺激的な本だった。



『「友だち力」とは、友達を作る力ではなく、友だちとの距離を自分でコントロールできる力のこと。」』


本書では友達を作る方法として、偏愛マップというのを紹介している。


『自分の好きなものを羅列したメモを作るのです。自分が偏って愛しているものを共有できると、友達関係が急速に近づきます。』

『お互いに好きなものが全くない人と話すとなったら、それはもう大変です。
なぜなら、相手の人格そのものとつきあわなければならないからです。
人格そのものとつきあうというのは、結構難しくて辛いものです。
友だちとつきあう時、その友だちの気質とか人格とつきあうものだと、
普通は思われていますけれど、実はそうではありません。
実際好きなものについて語り合うことには、人間そのものとつきあわなくてすむというよさがあります。』


「人間そのものとつきあわなくてもすむ」と言う言葉は、
かなりインパクトがあった。


ちょっと引用が長くなってしまったが、他にも身につまされる事がたくさん書いてあった。


これが感動した本だという事なので、
彼女の琴線に触れるものがきっとたくさんあったのだろう。


本書には
「中でも中学生は、過酷な友だち関係、高度な友だち力が要求される状況に放り込まれています。」と書いてあった。


彼女はどんな思いでこの本を読んだのだろう。


「いざとなれば1人でも大丈夫な自分になろう!」
という本の帯の言葉が、彼女とオーバーラップした。



ではまた。

考える

●むこう向きのおっとせい その412

この間仕事を終えて、家でテレビを見ていたら、
『グッと!スポーツ』という、スポーツ情報番組の再放送をやっていた。


紹介されていたのは、プロボウラーの姫路麗選手で、
最近自分もボーリングをやっているので、興味深く見た。


姫路選手の事は全く知らなかったが、
2015年には女子プロ三冠王に輝やいた凄い人で、
一人娘さんがおられる。



姫路選手のお父さんは航空自衛隊に勤務していた時、
訓練中の事故で急逝。


お母さんのひろ美さんは、姫路選手に
瞬間瞬間を大事にしないと後悔すると言い聞かせてきたとのこと。



姫路選手は全国各地を飛び回っていて、
完全なオフは月に2日ほどしかなく、
休日は中学3年の一人娘であるみやびさんと過ごす時間に充てている。


いつものように送り出した夫と
突然永別することになったことを母から聞かされてきたことから、
この瞬間が最後かもしれないという思いで、
娘との生活も、プロボウラーとしての選手人生にも全力を注いでいると
笑顔で語っていたのが強く印象に残った。




人の寿命がいつ尽きるなんて分からない。
だからこそ、後悔しないようにしたい。


そうは思っていても、つい生活に追われてその事を考えないことが多いけど、
日々、目覚めた時に、
今日も生きている、この一日を大事にしよう、精一杯やろうと、
意識する事は大切なのだろう、きっと。



では明日死ぬと言われたらどうするだろう。


普段へちょい授業が最高の授業になればいいなと思って、
教室に向かうような気がする。


その後で釣りをしながら息絶えるのがいいかな。



ボーリングの上達に参考になるかと思って見た番組だったけど、
思わぬ考える時間になった。



『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?』
        伊坂 幸太郎



ではまた。


それにしてもみんな元気だ

●むこう向きのおっとせい その411


23日、24日と実験学校だった。


本来なら17日18日の予定だったのだが、
台風の影響で日程が1週間遅れてしまった。


日程が変更になった事で参加できなくなった生徒も多く、
残念ながら、参加者は半分になってしまった。


それでも参加した子どもたちは、
元気いっぱいに実験に取り組んだ。


今回は『気象スペシャル』という事で、
①雷を発生させる
②台風を作る
③前線を作る
の実験をした。


それぞれまず解説を受けた後、実験に取り組んだ。


どの実験もインパクトのあるものだったので、
子どもたちの印象に強く残ったことだろう。


これで天気への関心が高まれば言う事はない。


私は気象とは関係のない実験で
「アニメーション作り」の実験を担当した。


もともとは関西環境教育学会の先生による
本格的な竹細工をする予定だったのだが、
日程の変更で担当の先生に来て頂けなくなったので、
その実験は延期して、高学年は青銅境作成、
低学年はこのアニメーション作りに実験に差し替えたのだ。


小学生には相当難しい工作で
先生方の助けを借りても2時間以上かかってしまった。


しかしながら出来上がりは上々で、
子どもたちの反応もすこぶる良かった。


思わぬ日程変更だったが、
参加した子どもたちにとっては、
収穫の多い時間になったと思う。



実験学校では港に着いた後、毎回解散式をやっている。


解散式ではお迎えに来ている保護者の方に、
島での実験の内容や子どもたちの様子をお伝えしている。


いつもならそれで無事に終わったとほっとして家路に着くのだが、
今回はなんと、その後にみんなで釣りに行くという、
どこまで釣りすきやねんという、笑える行動をとってしまった。


S之介先生が、合宿の前に
「せっかく神戸にいるのだから、
これはいかんともったいない。」と言いだしたのだ。


とまたまたS之介先生の所為にしているが、
みんなも二つ返事で「それもそうだ」という事になり、
そのような行動になった次第だ。


合宿で睡眠不足で、疲れてもいるだろうに、
みんな釣りとなるとすこぶる元気になる。


3時間ほどの釣りタイムだったが、
大変楽しく出来た。


仕事も頑張り、好きなことも目いっぱいやる。


う~む。これはなかいい時間の過ごし方ではないかと、
大いに納得したFFCの面々だった。


このパターンはしばらく続くかもしれない。


それにしてもみんな元気だ。




ではまた。

また台風が・・・

●むこう向きのおっとせい その410

8月の実験学校に続き、またまた台風がやって来た。


今回も中止にせざるを得なかった。


一度ならず二度までも。


何でこんなタイミングで来るのだろう。


なんとも恨めしい。


楽しみにしていた子どもたちの事を思うと、
残念で仕方がない。



いろんなイベントが中止になっていた。


あちこちで、台風以上のため息が吹き荒れたことだろう。



そんな中で私の知る限り、中止にならなかったものが二つあった。


一つは「五ツ木の模擬テスト」。


五ツ木は交通機関が動いている限り実施するのだそうな。


交通機関が動いていたとしても、道中の危険はどうなんだろう。


幸い台風が遅く、暴風警報が出ていたにもかかわらず、
雨風は大したことがなかったので、
今回はよかったけど。



もう一つは「岸和田だんじり祭り」。

これは台風の最中でもやるらしい。


それでなくても死者の出る祭りなのに、
もっと危険性が増すと思うのだが。



いずれも何かあったら、
「自己責任」という対応になるのだろう。


それでいいのか。


どうも「?」がつく。



子どもを預かっている我々は、
やはり安全第一で対応していきたい。



23・24日に振替の実験学校がある。


残念ながら、日程が変わったので来れなくなる子もいるが、
気を取り直して、
みんなで実験を楽しめればと思っている。


天気に恵まれますように!



ではまた。

ちょっとしたきっかけで

●むこう向きのおっとせい その409

ここ最近釣行が続いている。


S之介先生が釣りにはまってしまい、
行く気満々で、それにつられて同行している。


なんて人の所為にしているけど、
実際は自分も行く気満々だから、
誘われたらホイホイとついていく。


2週間連続で夜中から朝まで太刀魚を釣っているのだが、
釣行の場所がとてつもなく人気の場所で、
釣り場を確保するのにも苦労する。


幸運な事に2回とも上手く場所は確保できたが、
隣との距離が近いので結構神経を使う。


先週は私の横の空間に、若い二人連れが入って来た。


こんな狭いところに二人も来て、やりにくいなと思っているところに
「ここいいですか?」の挨拶もない。


第一印象は最悪だった。


でもそのうちの一人がいきなり大きなアジを釣った。


思わず「いいなあ。」と言ったら、
「ありがとうございます。」とにこやかな反応が返ってきた。


最初の印象とは違ってとてもいい子たちで、
それからは和気あいあいと、周りの人も引き込んで、
大変楽しく釣りが出来た。


帰りには「今日はお陰で楽しく釣りが出来た。ありがとう。」と
握手までして別れた。




一昨日も同じ場所に行った。


やはり人だらけだったが、
帰る人がいたので、運よくその後に入る事が出来た。


隣はファミリーだった。


7歳と9歳の兄妹がお父さんお母さんの釣りに付き合っていた。


「眠くないの?」と話しかけたのがきっかけとなって、
二人はずっと私の横にいた。


特に妹の方は人懐こくて、
また話す内容が面白くて、私も気持ち良くおしゃべりできた。


何度か「もう寝ないとしんどくなるよ。」と言ったのだが
「こんな楽しいのに、寝るのはもったいない。目がくっついてこない。」
と私の釣りの手伝いをしてくれた。



夜中の2時半ころに二人とも限界が来て
椅子の上で寝てしまったが、
ほんとに可愛かった。


朝、子どもたちが帰る時に、御両親が
「ありがとうございました。」とお礼を言っていかれた。




ちょっとしたきっかけで、
人と人との関係性が変わる。


気持ちをオープンにしておけば
いい出会いがあるということか。


釣りの楽しみがまた増えた気がする。




ではまた。

いつかまた

●むこう向きのおっとせい その408

30日、講習会が終わってから、FFCの面々と神戸に釣行した。


夜中の2時に着いて、そこから昼前まで
暑い日差しの中、太刀魚を狙ってロッドを振り続けた。


根がかり連発の上、全く釣れずで、ちょっとめげた。


昼前にいったん納竿して食事をすることになった。


私はみんなとは別行動で、
学生時代にとても仲がよかった、
今は行方の分からない友達を探しに行った。


その友とは大学1回生の時に出会ったのだが、
テニスのパートナーで、ものすごく気か合って、
一緒にいる時間が楽しすぎて、
四六時中一緒にいた。
もう恋人状態だった。


見た目は『小さな恋のメロディー』に出ていたジャックワイルド。
軽くかかったパーマがかっこよく、
優しく、お洒落だった。


私もまねしてパーマをあてたが、大阪のおばちゃんみたいになって
みんなの失笑をかった。


好きだった子に振られた時、
何も喋らず落ち込んでいる私に、一日中黙って付き合ってくれた。



随分たってから
「ちょっと落ち着いた。」と私が言ったら
「よかったなと。」笑顔で応えてくれた。


とてつもなくいい奴だった。


その後私に彼女が出来て、そっちの方に気が行ってしまって
彼と会う機会が激減したのだが、
今思えばなんて身勝手だったのだろうと思う。



お互いの結婚式には出たが、
その後私の無精のせいで、音沙汰がなくなってしまった。


ずっと気にはなっていた。


それがこの間、なりちゃんが教室の引き出しの中に
こんなのがありましたと、彼からの葉書を持って来てくれた。


懐かしい文字がそこにあった。


デザイナーをやっていて、
事務所の移転の知らせだった。


事務所は元町だった。


それで今度釣行するのが神戸だったので、
探してみる事にしたのだ。



もううん十年も前だから、
様変わりしているだろうなと思いながら、
葉書を手に探した。


しばらく、めぼしいところを探したが見つからない。


古くからありそうな酒屋さんがあったので、
だめもとで聞いてみようと思って尋ねたら、
葉書の住所を知っていて、教えてくれた。


高鳴る胸を抑えて、彼がいるかもしれないビルに向かった。


ビルは思ったより質素なところだった。


こんなところで仕事をしていたのか、
彼も苦労したのかなと思いながら、
部屋の前に立った。


やはりと言うべきか、
そこには違う名前のプレートがあった。


外に出てから電話をかけてみたが、
「おかけの番号は現在使われていません」と無機質な声が返ってきた。


強い日差しが悲しかった。



しばらくぼうと車を走らせていたら、
S之介先生から
「みんなまだ帰らないと言っています!」
と明るい声で電話がかかった。


その声にちょっと元気が回復した。



今回は会えなかったけれど
いつかまた会えると信じたい。



なぁ、内井。
もしこれを見ることがあったら連絡くれませんか。
会いたいです。

思わないこと

●むこう向きのおっとせい その407

『25日夕方、徳島県鳴門市の徳島自動車道で、
路肩に止まっていたマイクロバスにトラックが追突し、
バスを運転していた男性が死亡し、
乗っていた高校生ら15人が病院に搬送され、
うち女性1人が死亡しました。』
というニュースが流れた。


まだ15歳の高校生が亡くなった、大変に痛ましい事故だ。



なぜ走行車線の外側の路肩に止めている車に追突するのだろうか。



単調な道を走っていると、ほぼ自動運転状態になる。

この自動運転状態が曲者で、この状態が続くと

前にいる車に一定の間隔で着いていこうとする。

そして路肩に止まっている車を先行車と勘違いして、

後ろに着こうとして突っ込む。

これは長距離を走るトラックなら、

誰でも一度は経験するくらい、確率の高い事らしい。

とネットの漫画に書いてあった。

だから路肩に止めて車に戻るのは自殺行為なのだ。




あるニュースを見ていたら、

この事故は高速道路に停止しているのだから、

運転手が停止板や発煙筒をたいていたら防げたかもしれないと伝えていた。




思わぬことのようではあるけれど

いつ事が起こるか分からないと、

日々考え、それに備えておけば

思わぬ事ではなかったのかもしれない。




ついこの間ショックな事があった。


物事が起こるには、やはりそれなりの原因があるのだろう。


思わぬことはいつでも起きる。


そうならないように、常に緊張感を持って

やるべき事はやっておかないといけないのだ。



このニュースを見ながら、

亡くなったバスの運転手と自分とがオーバーラップした。



ではまた。


(亡くなられたお二人の御冥福を祈ります。)

2017 夏

●むこう向きのおっとせい その406

15日~18日の本科合宿で今年の夏の合宿は全て終了した。


初日は雨だったので予定を変更して、勉強中心の1日になったが、
2日目以降は天気も回復し、全ての行事をこなすことが出来た。



「海辺の生物観察」「海ホタルの観察」「天体観測」「ロケット打ち上げ」
「アイスクリーム作り」「ウニの発生実験」「花火作り」「国語・算数・数学学習」
「課題学習」「寒霞渓登山」「海水浴」「プール」「ボート訓練」「ボートツーリング」
「キャンプファイアー」「オリエンテーリング」「フィッシング」


学年によって異なるが、
子どもたちは実に多くの体験をした。


スタッフもフル回転で日々の行事をこなした。



今回特に印象に残ったのは「オリエンテーリング」だ。


「オリエンテーリング」は、バディを組んで、
出発点から地図を頼りに、
チェックポイントを通過しながら
宿舎に帰って来るというもので。
18期生の時に初めて実施され、それから44年続いている行事だ。


以前は25キロほど歩いていたが、今はプールに入ってからスタートするので
距離は20キロ弱にしている。今年は18,5キロ。


別にレースではないのでどのように帰ってきてもいいのだが、
子どもたちは強烈な日差しの下、懸命にゴールを目指す。



今年はいろんな事があった。


いきなり道を間違えたグループ。
この子たちはおそらく20キロ以上は歩いているだろう。


途中で足がつりながらも、リタイアすることなく
ゴールした者。体重80キロの巨漢の彼は、
ゴールした時、涙を流していた。


余りにもペースが遅いので、到着が大幅に遅れる恐れがあるグループに、
第3チェックポイントに19時半までに着かなければ、
そこで終わりにして車で運ぶと宣言した。過去にそんな例はない。


中3の彼女たちは最後のオリエンテーリングという事もあって、
絶対ゴールしたいと、それからは周りの先生たちに励まされながら、
必死に歩いた。


これまたゴールした時に涙を流していた。



よく頑張っていたのは、予想に反して中1の女の子のバディ。
最後に中3に抜かれたが、2位という結果になったのには驚いた。
よく頑張ったと思う。


彼女たちは頑張りすぎて翌日体はぼろぼろだったが、
心地いい疲れだったと思う。



この日のために練習するでもない、たった1日のことなのだが
ゴール目指して、今ある自分の力を全力で出す。
そして自分の限界はもうちょっと先にあるのではないかというような事を
この体験から感じてくれたら言う事はない。



合宿の最終日には子どもたちに作文を書かせている。


「また来たい」、「楽しかった」、「達成感があった」
と子どもたちは異口同音に書いている。


そんな中で
5年生の女の子の作文のタイトルが
『「人生で初めて」がいっぱい』
だった。


なんという素敵なタイトルだろう。


抜粋してみると、
『人生で初めてやったことが、8こありました。海ホタルをみたこと、ウニにさわったこと、すごく遠くまで泳いだこと、ボートをこいだこと、23時まで勉強したこと、たおれそうなほど山を登ったこと、つりをしたこと、そしてジャンボフェリーにのったことです。』
羨ましいほど、初々しいですねぇ。


楽しいこと、苦しいこと、頑張ったことなどなど
そんな体験が彼、彼女たちの人生を豊かにして行くのだろう。



今年も様々な思い出を残して夏合宿は終わった。


この合宿で「体験」したことをよい「経験」に変えて、
新たな学期を意欲に燃えて迎えてくれたらと思う。



ではまた。

ちょっとしたことで

●むこう向きのおっとせい その405

台風に翻弄されて早めに合宿を切り上げてから
1週間が経った。


思わぬ長期休暇になった。


「断捨離」を今度こそ本気でやろう、
不要なものは出来うる限り捨てるぞと、
かなり強い思いを持っていたのに、
やり始めたら、
なぜか部屋の模様替えの方に気持ちが行ってしまった。


3年位は今のままなので、
せっかくの休みで、時間もあるし、
気分転換になるのでやってみようと思ってしまったのだ。


やり始めると、どこに何を置くか、
悩みまくった。


イメージを持って動かしてみるのだが、
動かして眺めると、どうも気に食わない。


そんなことを数度繰り返し、
腰は痛いは、関節は痛いはで、
疲れ果てて、もういいやと今の位置にもの共は収まった。


ちょっとイマイチだなと思っていたが、
時間をおいて見てみると、
意外にいいではないかと、
今は納得している。



本棚の位置を変えて、すぐそばに本があるようになったのだが、
これがいい。


すぐに本を手に取りたくなる。


ここしばらく読書の時間が減っていたので、
これを気にまた本を読もうという気になった。。


ちょっとしたことで 
物事は変化することもあるようだ。


しばらくはこの配置で過ごすとしよう。




さて明日からこの夏最後の合宿が3泊4日で始まる。


沢山の行事を通して
たくさんの経験をして、子どもたちに
大きく成長して欲しいと思っている。


とにかく無事に終わりますように。



ではまた。

翻弄された

●むこう向きのおっとせい その404

5日から7日まで実験学校の予定だった。


そこに台風5号がやって来た。


台風が近づいてきそうだとなった時に
日程を変更することも考えたのだが、
速度が遅いし、日程を変更するのも何かと難しいので
予定通り出発することにした。


島について直ぐに、川野回漕店の社長から
7日はフェリーがでないとの話を聞く。


急遽予定を変更して
天気が悪くなる前に、アウトドアの行事はやっておこうということで、
今回のメイン行事である、筏作りをすることにした。


関西環境教育学会の先生がメインとなって指導頂き、
筏は完成して、見事に浮いた。


自分たちの作った筏に乗って、
子どもたちは大喜びだった


筏作成実験のあと、今後のことを検討した。


6日はフェリーは出る。


1日前倒しで帰ることになるのか、
合宿を楽しみにしている子どもたちの期待を裏切るのは辛いなと思っているところに、
ならば、1日帰る日を伸ばしたらどうかと
H美先生からの提案を受ける。


それもありと思ったので、保護者の方がどのように判断されるか
とりあえず聞いてみて欲しいとお願いした。


結果は2名の方を除いて、
子どもたちを残らせてもらってもいいというものだった。


子どもたちにも聞いてみたが、同じような結果だった。


そこで8日の朝の便で帰りことにして
予定の実験や行事を全てこなすために、
実験の順番を変え、新たな行事も考えて対処することにした。



しかしながら朝の台風情報を見ると
速度がまた遅くなっていて、
8日にフェリーが出るのも怪しくなってきた。


その上台風は島を直撃するようなコースを進んでいる。


子どもたちは、プールに入ることや
実験を楽しみにしている。


そして1日でも長くこの村にいたいと思っている。



しかし子どもたちを無事に親御さんのもとに返すことが、
我々の大きな責務である。


悩んだ。


ことが起こったのでは何もならない。


苦渋の決断だったが、6日に帰ることにした。


子どもたちからはブーイングを受けたが、
出来るだけ実験はやろうということで、
目一杯実験はした。


閉校式で
みんなの期待を裏切って早くに帰ることになったことを
子どもたちに詫びた。


そしたら1人の子どもが
「十分に楽しかった。」と言ってくれた。


その言葉に救われた気がした。


また「自然に対して無茶をしない!!
という姿勢を示すことも、大切な子育ての1つだと思う。」
と保護者の方からメッセージも頂いた。



出発前から帰る日まで
ほんとに翻弄された。


この台風5号のことは忘れないだろう。




今年の合宿も15日からの本科合宿だけとなった。


気を取り直して、
いい合宿になるように頑張ろう。



ではまた。

夏合宿が始まった

●むこう向きのおっとせい その403

7月27日からの育英西中学から夏の合宿がスタートした。


7月27日~29日 育英西中学
7月29日~30日 未来教育ネットワーク
7月30日~8月5日 あずき王国
8月5日~7日 実験学校
8月7日~8日 常翔啓光サイエンスクラブ
8月15日~18日 本科合宿

7月27日からおよそ2週間はぶっ通しで合宿が続く。


育英西中学、未来教育ネットワークは無事に終了。


いずれも子どもたちは大変喜んで帰った。


育英西中学は
「薬品の怖さと面白さ」「海辺の生物観察」「テルミット爆弾」
「花火作り」「カエルの解剖」「LEDの研究」
の実験に取り組んだ。


毎年だが、育英西の生徒はたいへん明るく、元気いっぱいで
どの実験にもエネルギッシュに取り組む。


特に今回の「カエルの解剖」では、
今まで一番と思われるくらいに熱心に取り組んだ。


我々もそこまでやるかと、大いに感心させられるほど
後始末も含めて実に素晴らしい取り組み方だった。

合宿終了後に何人からかラインが入ったが
彼女たちのいい思い出になったことがよく伝わってきた。




未来教育ネットワークは小1から小6まで
76名の生徒がやって来た。


私は「薬品の怖さ」「粉塵爆発」「-72度の世界」の実験を担当。


「薬品の怖さ」実験は昨年に続き
76名全員を集めての授業。


もう小ホールでのライブ状態だ。


小1小2の生徒の反応が可愛すぎた。


2時間の超ロングな実験だったが、
子どもたちの反応は最後まですこぶるよかった。


ライブを終えたロック歌手のように、
授業を終えたあとはやった感があった。




そして昨日からはあずき王国の合宿が始まった。


あずき王国は私の弟が主催する英語合宿で、
多くの子どもたちが、ネイティブやバイリンガルの先生相手に
1週間の英語漬けの生活を送る。


英語教育の重要性が高まる今、
人気は抜群で、今年は朝日新聞が取材に来る。


1週間の合宿が無事に終わることを願っている。



私は一旦帰阪し、明日から講習会で、
5日からまた島に向かう。


体はあちこちガタが来ていて、
動きが少々鈍くなってきてはいるが、
自分の出来ることを精一杯やろうと思っている。


全ての合宿が無事に終わりますように。



ではまた。

(台風5号の動きが気になる。)

夏休みが始まった

●むこう向きのおっとせい その402

いよいよ夏休みが始まった。


今日から講習会が始まり、
27日からは育英西中学の合宿をはぎりに、
もろもろの合宿も始まる。


実験準備が大変で、
今はとにかく準備に追われている。


学園以外の子どもたちとは、
その時に出会って、同じ時間をしばし重ねるが、
その後会うことはまずない。


まさに一期一会の出会い。


お互いにとっていい時間になるように、
出来うる限りの準備をしなくてはいけない。


授業が上手くいくかどうかは、
準備にかける時間にかかっている。


新たな実験もあるので、
若干焦りはあるが、
上手くいくか楽しみでもある。


やはり授業をする側が楽しんでいないと、
楽しさは相手には伝わらない。



子どもたちに、
飛び切りの素敵な思い出の残る時間を提供するために、これからまた予備実験をしなくては。



とにかく忙しい。
でも忙しいと言ってるうちが華かもしれない。



そう思って、暑さに負けず、
今年も楽しく、夏を乗り切ろう。



ではまた。





Teaching is learning.

●むこう向きのおっとせい その401

ブログの更新が遅れてしまった。


日曜日から月曜日にかけて実験学校だった。


今回のテーマは「力学スペシャル」。


私は重心についての実験担当で、
「やじろべえロープウェイ」というのを子ども達に作らせる事になった。


支点と重心の位置関係によって、
バランスが変わるというのを指導した。


幅広い学年相手なのでどのように説明し、
実験するか大いに頭を悩ませた。


まずは板を落として重力の説明。


ノートを人差し指一本で支えて重心の説明。


箱を傾ける図を書いて、
支点と重心の位置関係によるバランスの違いを説明。


そして簡単なやじろべえを作って子どもに見せた。


支点の棒を長くして、支点より重心が高い位置にあると安定しない事を説明。


その後「バランスとんぼ」というのを作って、
なぜとんぼが落ちないかを子ども達に考えさせた。


このバランスとんぼは見ていても癒されるので、
1人1人に板と棒を渡して、家で作るようにと言って材料をプレゼントした。


さて子ども達は家に帰ってから作っているだろうか?


演示実験の最後に
ビールの空き缶に水を入れて傾けると、
缶は倒れずに立つというのもやって見せた。


意外な現象に子どもたちは驚いていた。



私の説明実験を終えた後、
ロープを渡るやじろべえを作成した。


宇宙の間の端から端までロープをはり、
子ども達の作ったやじろべえを走らせた。


大半の子がバランスよく、
スムーズにはしからまで走り、
何度もトライしていた。


どのように授業を展開するか、
随分と悩んだけど、子ども達の喜ぶ顔をみると、
その労力も報われた気がする。


今まで余り扱わなかった単元だったので、
展開を考えるのに苦労したけど、
自分も学ぶ事が多かった。



Teaching is learning.


こんな風にやっていると
頭はボケなくていいんだろうなと
改めて思った。


ではまた。

祝400回

●むこう向きのおっとせい その400

2009年11月2日に第1回のブログを書いてから
今回で400回。


もうすぐまる8年になる。


毎週1回、1度も途切れることなくここまで来た。



筆不精の自分としては、よく書いてきたと思う。


誰が読んでいるのか分からないので、
自分の気持ちをさらけ出すわけではないので、
読んだ人にはよく分からないものもあると思うのだが、
書いた本人には分かる。


あの時は相当しんどかったなとか、
よく乗り越えられたなとか、
どうって事のない文の端々に、
その時々の自分が垣間見える。


最初、I畑先生からブログを書きましょうと提案された時は、
そんなことが出来るかと思ったけれど、
こんな文を定期的に書く事なんて
半分義務みたいにしていないと出来ないことなので、
今はいいチャンスを与えてもらったと感謝している。


後どれくらい続くのか分からないけれど、
もうしばらく書くつもりでいるので、
またくだらんことを書いてる、
でも、元気ではいてはるようだと思って頂ければ、
幸いである。


ではまた。





7月になった。

●むこう向きのおっとせい その399

6月に入ってから
実験学校、桐蔭中学合宿、定期テスト対策と
休む間もなく行事が続いた。



この土日は久し振りにゆっくりする時間が取れた。



そこでFFCのメンバーで
和歌山へ釣行することにした。



夜中の12時に集合して
もろもろの買い出しを済ませた後
2時過ぎに和歌山青岸に到着。



到着して堤防を歩いていると
太刀魚をゲットしている人と遭遇。



S先生から釣れますよと聞いていたけど
こんな時期にも太刀魚がいるんだとテンションが上がる。



しかしだ、どうもシーバスを釣ってから
釣りの神様に見放されたのか、
今回もエソ1匹と惨憺たる結果に終わった。


うーん、現実は厳しい。



容赦なく照りつける太陽になす術もなく
11時に納竿。



しかしながら明け方の空や、
周りの景色は非常に美しく、
見ているだけで随分と癒され、
リフレッシュ出来た。



7月・8月は学園の合宿だけでなく、
育英西中学、常翔啓光中学の学校合宿、
昨年に続き子ども未来教育ネットワークの合宿と、
たくさんの合宿が待っている。



暑さに負けず、今回の釣りのように、
時には好きなことをやってリフレッシュしながら、
乗り切って行こうと思う。



ではまた。

テスト対策はいい時間だ

●むこう向きのおっとせい その398

昨日は1時から7時までテスト対策だった。


各自の学校課題を中心に自習勉強し、
合間に学年ごと、または学校ごとに集めて
授業も実施した。


テストが近いということもあり、
子どもたちはいつもより授業に集中できていた。


普段からこれぐらい意識を高く持って
授業に臨んでくれたら言うことはないのだが、
時間はいくらでもあると思っている彼らには難しいことなのだろう。


彼らの勉強ぶりを見ているとそれぞれ個性が出る。


黙々と自分の課題に取り組むもの、
先生に直ぐに頼るもの。
書く事が苦痛ではないのか、自分でまとめノートを驚く程綺麗に作っているもの、
休憩時間だけ元気なもの等など


見ていて、よく頑張っているなぁと感心したり
なぜもっと集中できないのかと歯がゆく思ったり、
色々と思うことがあるが、
同じ空間で、みんなで目標に向かって頑張っているこの時間は、
自分にとってもとてもいい時間だ。


質問を聞く中で子どもとのコミュニケーションが取れ、
分からなかったところが分かった時の子どもの顔を見ることができるのが、
自分の喜びでもある。


理科の実験以外は、普段の授業もこれでいいのではないかと
テスト対策の度に思ってしまう。


今日も早い時間からテスト対策が始まる。


子どもたちが、少しでも満足な結果が得られるよう、
頑張るとしよう。



ではまた。






2017年 桐蔭合宿

●むこう向きのおっとせい その397

桐蔭中学の合宿が今年も無事に終了した。


桐蔭中学開校時からずっと続いているので、今年で23年目になる。


今年の生徒たちの反応も目が生き生きと輝いて、
長時間の実験にも関わらず、最後までパワフルだった。


私は「薬品の怖さと面白さ」についての実験を担当。


ほぼひとりで喋って子どもたちと問答しながら授業をすすめる。


どの授業も100分の時間がありながら、時間を延長してしまった。


子どもたちの反応がいいこともあるが、
この施設が既存の施設とは違う、
一人の人間の、理想を追求する情熱のもとに出来たということを
少し伝えておきたかったので、ヒゲ先生の話をしたこともその要因だった。


でも子どもたちは次から次に繰り出される実験に
最後までほんとに無邪気に反応してくれた。


こんなに気持ちよく授業できることはそうあるものではない。



最終実験の花火点火の前の天体観測では、
かつてないほど星が綺麗だった。


レーザービームで星を指し示すたびに
子どもたちは歓声をあげ、拍手をした。


その反応に思わず頬が緩んでしまった。



今年もとても充実した時間を過ごすことが出来た。



この合宿を通して、
子どもたちが体験することの素晴らしさを感じてくれたのなら言うことはない。


最近ちょっと歳を食ってきたので、
桐蔭合宿も乗りきれるかなと思っていたが、
今回の様子を見ていると、まだ大丈夫そうだ。


付き添いの先生たちからも、
長年付き合っている添乗員の方からも
過分の評価を頂いたし、
子どもたちの反応も可愛いし、
もうちょっと頑張るとしよう。



ではまた。

思わぬ再会

●むこう向きのおっとせい その396

金曜日と土曜日にジュニアサイエンスの授業で、ふ入りの葉を使った光合成の実験をした。


その準備のために若江校前の岩田公園にある、紫陽花の葉を金曜日の午前中に取りに行った。


そこには昔から斑入りの葉があって、
ずっと重宝して来た。


ただ誰に断りを入れるでなく勝手に取っているので、いつも若干後ろめたくはある。


公園に行くと、紫陽花の花の前のベンチに複数の人が座っている。


うーむ、ちょっとまずいなと思いながらも、
取らないで帰る訳にはいかない。


ベンチの人達に背を向けて、なるだけ怪しまれないように、出来るだけ動きを少なくして、こそこそと葉を切っていた。


何しろ2日分だから、結構な枚数を切らないといけない。


一箇所に偏らないように、あっちこっちの葉を動き少なく取っていた。



その時に子ども連れのお母さんが私の側に近づいて来た。


お母さんはじっと私を見ている。



これはまずい、怪しまれないように何か言わねばと思ってそちらの方を見た時、そのお母さんが


「真也先生!」と私の名を呼んだ。



予期せぬことに驚いた。


名前を呼ばれたけど、一瞬誰か分からなかった。


そしたらそのお母さんが「◯◯の姉の智子です」と言ってくれた。


瞬時に記憶が蘇った。


彼女が卒業してから会っていないので、26年振りの再会だった。


話をしていたら、彼女は今は東京に住んでいるとの事で、たまたま実家に帰って来ていたらしい。


私も朝から公園に行って、こそこそと葉を取る事は普段ないので、奇跡的な再会ということになった。


あれこれと話をした。


彼女は管理栄養士をしていたとの事で、
「学園で学んだ事は生きています。卒業生は頑張っていますよ。」と言ってくれたのが嬉しかつた。


別れてから彼女と一緒に撮った写真を簡単な文を添えて送ったら、彼女から返信が届いた。


「ありがとうございます。まさに奇跡のタイミングでしたね。大阪に戻る度色々なものが変わっていますが、変わらないものがあると懐かしくほっとします。妹にも写真見せておきますね。またの再会を願っています。」


卒業生に会うと、時に自分の来し方に思いが至る。


滅多とないが、時に天才バカボンのパパのように、

「これでいいのだ!」

と思える事があるとまた頑張れる。


思わぬ再会だったが、元気をもらえた。


ではまた。

ロケットを飛ばした。ついでに時空も飛んだ。

●むこう向きのおっとせい その395

3日4日と実験学校を実施した。


テーマは「ロケットスペシャルと光と音のワークショップ」


今回も関西環境学会とコラボ。


「光と音のワークショップ」では環境学会の担当の先生方の
お話と実験は大変興味深く、子どもたちと一緒に受講していて
いい勉強になった。



ロケットは今回は高学年と低学年で機種を変えて作成した。


高学年のロケットは高さが80cmほどあり、かなりの迫力。


作成には時間がかかったが、先生の指導を受け全員完成。


フィッシングの後、近くのグランドで打ち上げた。


一人一人発射ボタンを押すのだが、自分の作ったロケットがうまく飛ぶのか、
子どもたちは期待と緊張に満ちた顔で、スィッチを持つ。


その表情が実にいい。


大きなロケットはどれくらい飛ぶのかと思っていたが、
火薬エンジンのサイズが大きくなったので、その分思ったよりは
よく飛んだ。


晴れ渡った青空に、次々とロケットは飛んでいった。


ロケットが落下してくるときに、ミサイル化したロケットもあったが、
今年は全員のロケットが、無事に戻ってきた。


晴れ渡った上空から、パラシュートを開いてゆっくりと降りてくるロケットは、
実に素敵だ。


子どもたちの歓声と吹く風が心地よかった。


ロケットは何度やっても魅力がある。


また次回が楽しみだ。



今回懐かしい人が息子さんを連れて参加された。


10年ぶりに「星くずの村」での同じ時間を共有したが、
小豆島は異空間なのか、時空を超えて、そこにおられるのが全く自然だった。


またご一緒できたらと思う。



卒業生の皆さん、小豆島はいつでも皆さんを迎え入れてくれるので、
気が向けば是非訪ねてください。



ではまた。

s-ロケット1
ロケット2
s-ロケット3
(パラシュート見えるかな?)





















仁衣那の結婚式に参列した

●むこう向きのおっとせい その394

金曜日、授業が終わると同時に学園を飛び出し、
静岡に行く夜行バスに乗るために大阪駅に向かった。


事前に下見した甲斐あって、
余裕を持ってバスターミナルに着くことが出来た。


静岡行の目的は
姪の結婚式に参列するため。


もう入籍も済ませ、子どももいて、
二人目がお腹にいるのだが、結婚式を挙げたいという
姪の願いが実現することになったのだ。



初めての夜行バスで、ちょっとしんどかったが、
いい経験にはなった。


横に座ったお兄さんとちょくちょく会話。


兄さんは有休を取って、信長の首塚を見に行くと言った。


信長は本能寺で寺と共に焼けたと思っていたのだが、
別の伝説もあるみたいで、歴史マニアの彼は
そんな話があるなら見に行かねばと思ったらしい。


やはり世の中にはいろんな人がいる。



約7時間かかって静岡に到着。


前日から静岡に泊まっていた妹のホテルでシャワーを浴びさせてもらってから、
会場に向かった。


会場はとても素敵なところだった。



神前結婚式を終えた後、披露宴会場に行ったが、
24階からの景色は素晴らしかった。


窓越しに駿河湾、安倍川が見え(安倍川餅はこの地域の名物である)、
雄大な富士山が目の前にそびえていた。


その素晴らしさに思わず声を上げてしまった。



披露宴では乾杯の音頭を頼まれていたので、
今回も実験を交えながら挨拶をすることにした。


新婦の仁衣那ちゃんは姪であると同時に、
学園の卒業生でもあるので、格別な思いがあった。


幼い時から見てきた姪の晴れ舞台でスピーチ出来ることは、
ことのほか嬉しかった。


事前に考えていた話が、
マイクの前に立つと同時にいくつか飛んでしまったが、
実験も上手くいって、仁衣那も皆さんも喜んでくれたのでよしとしよう。



結婚相手の玄君も、稲葉家の皆さんもとても人柄のいい人たちばかりで、
そんなところに嫁げて良かったと心から思った。


これからいろんなことがあるだろうけど、
家族で力を合わせて、艱難辛苦を乗り越え、
素敵な家庭を築いて欲しいものだ。


スピーチの中で新郎 玄(たかし)君、新婦 仁衣那(にいな)、
そして娘の 心那(ここな)ちゃんの名前を入れた、歌もどきを作ったので
披露しておこう。


「波たかし、されどここなら大丈夫! 
いつもにいなぁ(いいなぁ)と笑顔あふれる」
                    (真也)
失礼しました。



身内の前で喋るのはかなりやりにくかったけど、
いい結婚式だった。


たかしファミリーの末永い幸せを願います。



ではまた。
にいな結婚式3
s-にいな結婚式


フォークルがやって来た。

●むこう向きのおっとせい その393

前回フォーククルセダーズのことを書いたら、
17期のO君が「僕それ持ってるから持っていきます。」
と言ってくれて、一昨日わざわざ本部まで届けてくれた。


O君とは去年、10数年ぶりに再会して、
お互い旧交をあたため、楽しい時を過ごさせてもらった。


それからまた久し振りに会ったのだが、
変わらぬ笑顔で、地元の美味しいケーキと、
フォーククルセダーズだけでなく、
私が喜んで、聴いたり、観たりするであろうCDやDVDをいっぱい持ってきてくれた。


これは予想もしていなかったので、とても嬉しかった。


二人でしばし、昔話や音楽の話で大いに盛り上がる。


彼はほんとに音楽マニアで、
あらゆるジャンルの、あらゆるCDを持っている。


いっぱい買いそろえるため、
家族からは冷たい目で見られているらしいが、
ジャズから歌謡曲まで、その幅の広さには驚かされる。



この間はキョンキョンの3枚組のCDを買ったそうな。



そんな話をしていると、いくらでも話してしまえそうだった。


「いつ返したらいいのかな?」と聞いたら、
「いつでもいいですよ。」との応え。


なんとも優しいことだ。


今度有志で小豆島に行きたいので、
ぜひ企画してほしいとも言われたので、
ぜひ実現させよう思っている。


この歳になってくると、気の置けない人というのは貴重な存在になってくる。


こんな繋がりは大事にしていきたいものだ。




今日借りた「フォークル」を聞いてみたが、
懐かしさ満開だった。


やはり「フォークル」はいい。



ではまた。

















ザ・フォーククルセダーズ

●むこう向きのおっとせい その392

「ザ・フォーク・クルセダーズ 新結成記念 解散音楽會」という
けったいな見出しをユーチューブで見つけた。


フォーククルセダーズはその昔大好きだったバンドで、
自分が買った人生初のLPレコードは、彼らのファーストアルバムだった。


彼らを一躍有名にした「帰って来たヨッパライ」を最初聞いたときは、
「なんじゃこれは!?」状態だったが、
空前の大ヒットとなり、深夜放送のラジオで何度も聞いた。



アルバム名は「紀元貮千年」


何度聞いただろう。


時代を反映して反戦歌も入っているのだが、
メロディーが綺麗で、全体を通して、明るくユーモアに溢れていた。


持っていたLPをなくしてしまって、
彼らの音楽を聴くチャンスがなくなってしまっていたのだが、
ユーチューブで懐かしのメンバーが1夜限りのコンサートをしているのを見つけて聴いた。


オリジナルメンバーではなくて、
はしだのりひこの代わりにアルフィーの坂崎幸之助が入っている。


坂崎幸之助という人はフォークの生き字引みたいな人で
その当時のフォークソングはなんでも弾きこなしてしまう。



久し振りに聞いた曲はやはり素晴らしかった。


あの時代にいきなりタイムトリップした。


随分日が経っているのに一緒に歌える自分にも驚いた。


一緒に歌っているうちに、
メンバーの加藤和彦(「あの素晴らしい愛をもう一度」を作った人)が
この世にいないということを改めて思った時に、
急にこみ上げるものがあった。


こんなに素敵な歌を作って、心にしみる歌声で、
気持ちよく歌っているのに、
自ら命を絶ったというのが何ともやりきれない。


そんな事を思っているうちに、
今は会えなくなった人のこと、
とても気になっている人のことがなぜか頭に浮かんできて、
涙腺が壊れてしまった。


聴き始めたのが午前4時頃で、はよ寝んとアカンと思いながらも、
気がつけば辺りは明るくなっていた。


フォーククルセダーズはやはり良かった。


復刻版のCDがあるようだから買ってみよう。


それにしても年をとってくると涙腺がすぐに緩むようだ。
嫌ですね。



ではまた。

















2017年 ゴールデンウィーク

●むこう向きのおっとせい その391

ゴールデンウィークが終わった。


充実した時間を過ごせた。


連休はFFC(藤原学園フィシングクラブ)の合宿でスタート。

釣り三昧の日々だった。


これからもあんなに釣りに時間をかけることはないかもしれない。


それくらい釣りをした。


ヒラメという、なかなか釣れない魚を狙ったこともあり、釣果は惨憺たるものだったけど、学ぶ事はいっぱいあった。


少ない睡眠時間でもなんなく動ける、
まだまだ元気な自分を確認出来たし、
やりきった感を味わえたことが何よりよかった。



3日からは親戚が島にやって来た。


冠婚葬祭で会う事はあるが、
普段会う事は滅多にない。


すき焼きやバーベキュー、
島内巡りで親交を深めることが出来た。


学園の先輩でもある茂美さんが持って来られた家系図をみながら、茂美さんからお聞きした話は、今まで知らなかった事も沢山あり大変興味深かった。


1番驚いたのはヒゲ先生のお父さん、私のおじいちゃんが僧侶だった事だ。


幼稚園を運営していた事は知っていたが、
僧侶だったとは知らなかった。


だから子ども達には、義、信、如、慈、仁などの仏教の言葉からとった名前をつけたらしい。


初めて知った。



家系図は江戸時代まで遡っている。


家系図には名前しか残っていないけど、そこにはその時代を生きた自分の祖先がいたということを感じて、不思議な気持ちになった。


また会いましょうという事で皆さんとお別れした。刺激的な時間だった。


企画、実行してくれた仁美先生に感謝。



6日は今年もバンドの同窓会があった。


久し振りにみんなの顔を見て、
1年の過ぎるのはやはり早いと改めて思った。


乾杯の後、Nさんの話でひとしきり盛り上がる。


内容はあまり書けないけどとても驚いた。


でもそんなことがあっても不思議ではないと思ったし、夢が叶えばいいなと思った。


その後恒例のバンド演奏が始まる。


みんな相変わらず上手すぎる。


そんな彼らを前に、今年はギターを弾いて歌わせてもらった。


この間亡くなった加川良の歌を歌いたかったのだ。


やはり下手くそだったけど、
自己満足できたからよしとしよう。


二次会はカラオケボックスでまた歌う。


しかし他と違うのはカラオケではなく、
ギター3本とカボンで生演奏で歌ったこと。


カラオケボックスで生演奏とは流石蒐英バンド。


何でも弾いてしまうのが凄い。


とにかく楽しかった。
あっという間に時間は過ぎた。


また来年会うのを約束して会はお開き。


幹事を務めてくれた肉なべ君に感謝。




昨日は私市に行った。


昔ヒゲ先生に連れて行ってもらっていた天野川を見に行ったのだ。


幼い時の記憶しかないのだが、天野川は記憶の中にあるまま綺麗な流れだった。


川原に降りて手をつけてみた。


川で泳ぐ自分たち、日傘をさしていた母ちゃん、
川の中に立って子どもたちを見ていたヒゲ先生。


そんな光景が浮かんでは消えた。


行ってよかった。




盛りだくさんな、大変刺激に富んだゴールデンウィークだった。


心がFULL状態になった。


今日から仕事が始まる。


蓄えた充実感を元に、
気持ちを切り替えてまた頑張ろう。



ではまた。











FFC 合宿

今、海を前にこのブログを書いている。


29日からFFCの合宿で島に来ているのだ。


総勢11名。


みんなは釣り名人のk君から教えてもらった穴釣りで、ガシラやメバルを釣ったり、サビキでアジやサバを釣ったり、投げ釣りでキスを釣ったりと何かしら釣っている。


私はこの間のシーバスに味をしめて、また大物狙いでヒラメに的を絞って、後の釣りには見向きもせず、ロッドを振り続けている。


がしかし、投げども投げども魚からの反応は一切なし。


どれくらい投げただろう。


そのせいで、右の手首がまずいことになっている。


行く前から痛めていたのに、かなり悪化してしまった。


いつもの林釣り具店の店主も、そう簡単に釣れる魚じゃないぞと仰っている。


なのにまだ投げている。



そう、今は意地で投げている。


2週間前にある人がルアーでが80センチのヒラメを釣りあげたそうで、新聞に載ってたらしい。


そんなのを聞くとやはり釣りたくなる。島の人の話しによると、ここに来て魚影が薄くなったらしい。


期待は出来ないけど、なもうちょいと頑張るとしよう。


来週釣れた魚をネタにきっとブログを書いているだろう。どんな報告になっているのやら。


ではこれからまた投げて来ます。


ではまた。

大先輩を囲む会Ⅱ

●むこう向きのおっとせい その389

今日は夜に2回めの「大先輩を囲む会」がある。


「先輩を囲む会」というのが秋にある。


これは中3生より1年上の高校1年生に、
彼らの体験談を語ってもらい、
後輩の質問を受けるというものだ。


中3生は身近な先輩の話を聞いて、いろいろ不安のつのってくる時期に、大いに勇気と希望を与えられ、また前に向かって頑張るきっかけになる。


今日ある「大先輩を囲む会」というのは、来年受験する中3生を相手に、「大先輩」が受験について語るというものだ。では「大先輩を囲む会」の大先輩て誰?となるが、


それは

我々「専任」である。


何しろ今の学園のスタッフは専任も助手の先生も全員、学園の卒業生だから、みんな生徒達の先輩にもなるのだ。


ごちゃごちゃ書いたが、要は、「大先輩を囲む会」と言うのは、専任が中3生に受験について語る会ということだ。



中3としての授業が始まって約2週間。


子どもたちは課題が増え、今までとは違うなと感じ始めているだろう。


でもまだまだ受験生になった自覚は感じられない。


この1年が彼らにとってどれほど大きな意味を持つのかなんてことは、多くの子どもがまだ考えていないだろう。


そこで、彼らが後悔のない、納得のいく受験ができるように、受験についての考え方や情報を伝授する時間を設けた訳だ。


「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」


受験生にこれほど合っている言葉はないだろう。


今日の会を通して、彼らが受験生としての自覚を持ち、意欲を持って受験に向きあうきっかけとな
れば言うことはない。


また我々としても新たな受験のスタートだ。


子どもたち同様、後悔の残らないよう、この1年全力を尽くさねば。


ではまた。




初めてのシーバス

●むこう向きのおっとせい その388

先月の合宿の折、朝早く起きて卒業旅行の生徒を連れて、釣りに行った。


狙うは、かなり前から釣りたいと思っていたのだが、今までその姿を見た事がなかったシーバス。


最近は港に入って来ているみたいで、
近くでアングラーが釣り上げている。


これはチャンスと思い、いつもの林釣り具店の店主に、「安くて釣れそうなルアーはないですか?」と尋ねた。


店主は「こんなんで釣ってるみたいやぞ。」と近くのスピンテールジグを紹介してくれた。


「色はどれがいいですか?」と聞いたら、
「それは好みじゃ」との答えが返ってきた。


ルアーを購入して、早速投げてみた。


隣近所ではアングラーが次々と釣り上げていく中、私のルアーにはなかなかシーバスはかからない。


もう時合も過ぎたしダメかなと思った時に、
すぐ横でやっていたおじさんの竿にシーバスがかかった。


あたった時の深さはどれくらいか尋ねて、
ルアーを何度か投げてみた。


釣れない。


やっぱり今回もダメかと思ったその矢先、
ロッドに大きなあたりを感じた。


シーバスがヒットしたのだ。


もうそこからは大騒ぎ。


何しろ初めて釣ったので、かかったはいいものの、どうしたらいいか分からない。


今までに経験した事のない強い引きに、
大興奮しながら、近くで見ていたおじさんのアドバイスを聞きながら、必死でリールを巻き上げる。


近くにいた信之介先生にタモ入れを頼んだ。


これまたおじさんのアドバイスを受けながらシーバスをタモに入れてくれた。


釣りあげたシーバスは80センチの大物だった。


手に持ってみると重さがずっしりと伝わってくる。


初めて釣ったシーバスには感動した。


ジャンボフェリーを扱っている回漕店の社長も見ておられたみたいで、向こうの方から
「先生やりましたね!」と親指を立てて祝福して
くださった。


近くにいたおじさんや信之介先生のお陰で、
待望のシーバスを釣り上げる事が出来た。


ほんとに嬉しかった。


釣り上げたシーバスは持ち帰って生徒に見せた後、
いつも炊事して頂いている田村さんの協力を得て捌いた。


お腹の中から15センチほどのアジが丸ごと5匹ほど出て来た。


シーバスは刺身とバター焼にして食べたが、
とても美味しかった。



これで、釣りたいと思っていた魚をまた釣る事が出来た。



次のターゲットはヒラメ。



また大興奮出来ればいいなと思っている。



釣りはハードな仕事の合間の貴重な息抜きになり、やはり面白い。



ではまた。


追記
昨日、昔のバンド仲間のとても懐かしい人と会った。若かりし頃に、共に一時同じ時間、空間を共有した人。あれから30数年。会っていない間に、お互い色々な事があったが、そんなものは脇に置いておいて、時空を超えて話に花が咲いた。年月が変えるものもあれば、変えないものもあるというのを感じた時間だった。人と人が出会うというのは、人生にとって大きなものだというのを強く思ったひと時であり、また今の出会いを大事にしなくてはと改めて思った時間でもあった。会えてよかった。








土曜日 結婚式に参列した

土曜日53期生のYちゃんの結婚式と披露宴にI畑先生と参列した。


学園の卒業生で参列するのは、
中学時代にYちゃと仲のよかったSちゃん。


2人が高校入試を迎える中3の時、
目標高校合格を目指して、
ほんとによく頑張っていた。


入試直前には、授業終了後も遅くまで残って勉強し、
私が家まで車で送っていた。


その間、短い時間ではあったが、
いろんな話をした事が懐かしく思い出される。


高校に行ってからは、あまり会う機会はなかったが、
時々顔は見せてくれていた。


大学卒業後、Nちゃんはみずほ銀行に、
Nちゃんは全日空に就職。



2人とも自分の望む職業に就けて、
なんだかんだありながらも頑張っている。




自分達が席に着いてから、
Sちゃんを探したが姿が見つからない。


しばらくすると、新郎が入場して来た。


写真では見ていたが、初めて本人の顔を見た。


ちょっと舞の海に似ていた。
(舞の海よりはかなりスマートだけど 笑 )


お父さんとバージンロードを歩くYちゃんは、
穏やかな顔をしていて、とても綺麗だった。


式が進んで、結婚証明書にサインする時の立会い人を見た時に、それがSちゃんだったのには驚いた。


2人がお互いを信頼しあって、
ずっといい付き合いをしてきたことが分かって、とても嬉しかった。





新郎新婦のエピソード紹介するビデオの中で、
Yちゃんの中学時代の1番の思い出が
藤原学園で過ごしたことになっていたのが、
何よりも嬉しかった。



結婚式に招待されるなんてことは、
そう多くあるものではない。


これからも学園が、子ども達の心の中にいつまでも残るような場であり、また結婚式に来て欲しい思ってくれる先生でいられるように、子ども達と日々付き合っていこうと、式場を後にしながら思った。



そういえば、この間6年生の女の子が、
とことこと私の座っているところに近づいて来て、「先生、私の結婚式でスピーチしてな。」と唐突に言って来た事を思い出した。


何を突然言うのだろうと思ったけれど、
ちょっぴり嬉しかった。


まだまだ長生きしないといけないということだ。


ではまた。









2017年度実験学校第1回

●むこう向きのおっとせい その386


1.2日の土日は2017年度第1回の実験学校だった。



今回のテーマは
「薬品の怖さと面白さ たけのこ掘りと畑作り」


今年の大きな変更点は、関西環境教育学会とコラボすることになった事だ。



環境教育とは、
「環境や環境問題に対する興味・関心を高め、必要な知識・技術・態度を獲得させるために行われる教育活動のこと」(ウィキペディアより)
とある。



きっかけは長いお付き合いをしている植田善太郎先生が、この会のメンバーだったことによる。



植田先生は学園18期生で、小4の時に入塾、学園卒業後は学園スタッフとしてお手伝い頂き、その後も途切れる事なくお付き合い頂いてきた。


まぎれもない「ヒゲズチルドレン」の1人だ。


もうお一人、学会広報担当の天野先生と2人で今回は「竹細工、畑作り」の授業を担当頂いた。


当初たけのこ掘りをする予定だったが、たけのこがまだ出てなかったので、急遽竹細工に変更した。


急遽の変更だったが、担当の天野先生は竹細工の達人で、切り出して来た竹から400本の竹ひごを黙々と作成し、実験に間に合わせた。


その根気強さと手際の鮮やかさには感心した。



子どもたちはその竹ひごを使って、コースター作りにチャレンジした。


かなり難しく、頭を使いまくったが、出来上がったコースターは幾何学模様のとても素敵なものになった。



その後畑作りを指導頂いた。


子どもたちをグループ分けして、畝作りに挑戦。


土を耕す経験は子どもたちも我々もないので、
大興奮で土と格闘した。


これは大変にいい経験になった。



初のコラボは大成功だった。


実験学校終了後植田先生からラインが入った。


藤原学園関係者の皆様、今回は関西環境教育学会、新生一発目の事業に環境教育の場を使わせていただきありがとうございます。私たちの学会活動が本当に教育実践として、社会的に認められ得るものなのか、試されるコラボ事業の幕開けでした。(中略)閉校式の真也先生のお話にもあったように、きっとヒゲ先生の見えない力に後押しされて、実現できたのだろうと感じておる次第です。
(後略)

とあった。


心を同じくする新たな仲間とまた子どもたちに向き合えるようになったのがとても嬉しい。


ヒゲ先生もきっと喜んでくれるだろう。


次回6月、また一緒にやれる事が非常に楽しみだ。



我々も負けずに、気合いを入れて頑張らねば。



ではまた。

2017年 春合宿

●むこう向きのおっとせい その385


27日から昨日まで春合宿だった。


小学5.6年生は算数、中学生は英語を強化するのが目的の合宿だ。


またこの間受験を終えた、
新高一の卒業旅行でもあった。


小学生は受験組とそうでない組に分かれての授業。


受験組の算数の苦手な女の子が、
先生の指導よろしく
「算数楽しい」と言いだしたのには驚いたし、
嬉しかった。


環境が変わったことで、脳が刺激を受けたのかもしれない。


中1の英語は英語のゲームをやったり、
英語の歌を歌ったりと、楽しいことも取り入れながら、英語になじむことに主眼ををおいて指導。


be動詞の文は一応全て終了させた。



中2.3は英語の基礎文法を固めるためのプリントに取り組む。



かなりの量があったが、何人かは全てやりきった。


よく頑張ったと思う。


特に中3は来年の受験に向けていいスタートが切れたのではないだろうか。




授業の合間にはミニ遠足。


醤油工場見学の後、近くの宮山に登る。


頂上からの景色はとても美しい。


頂上から降りてくると、戦争中に日本軍が考え出した、誠に愚かな武器である。人間魚雷の模型が展示されている。


ああいうのを見るとなんともやりきれない気持ちになる。


考え出した人間、それを実行させた人間。


頭が狂っているとしか思えない。


戦争は人を人でなくしてしまうという事だ。



卒業旅行の子どもたちは、いちご狩、バーベキュー、釣り、卓球、夜を徹しての語り合いなどなど、勉強に勤しむ現役生を尻目に、誠に自由な時間を満喫したことだろう。



今年は桜がまだ咲いていなかったが、
若い先生方の献身的な協力を得て、
大変充実した素敵な合宿になった。


子どもたちは新学期に向けて、
最高のスタートを切れたのではないだろうか。


我々にとっても、
新しい年度に向かっての再スタートだ。


また1年、氣持ちも新たに頑張ろう。



ではまた。


















61期生卒業祝賀会

むこう向きのおっとせい その384

昨日は学園61期生の卒業祝賀会だった。


今年もいい卒業式になった。


保護者の方の祝辞には学園への過分なる評価が入っていて、身の締まる思いだった。


そして今年2度目の卒業をする学園スタッフのN君のスピーチは素晴らしかった。

学園で充実した時間を過ごした事が、言葉の端々から感じられた。

また幼い時の彼の記憶に自分がいることも嬉しかった。


怪我をした小学生の彼を病院に連れて行った時に、私が血圧を測っていた事を覚えていたのは笑えた。



卒業記念映画は素晴らしい出来だった。

卒業生の学園での生活を記録したものなのだが、場面のつなぎに入る時の、彼らの演出がユーモアに溢れ、またクオリティの高いものだったのには感心させられた。

多大なエネルギーを使ったことは想像に難くない。

なんの報酬もないのに、ここまでやってくれることに感謝しかない。



バンド演奏は今年はドラムもベースもないので、ピアノや生ギター、ピアニカなどなど、シンプルな構成になったが、自分の演奏はさておき、それなりに盛り上がった。



子ども達を握手で送り出した後、本部教室にて打ち上げ。

1年間頑張って来た、その全てがこの卒業式に凝縮されている。


子ども達を送り出した安堵感、やり遂げた満足感、そんなものが入り混じって、解放感満点の時間で、大いに飲み、笑い、泣き、語り合うという至極の時間を今年も味わえる事が出来た。



まだまだ足りない事はあるけれど、兎にも角にも2016年度が終了した。


応援頂き支えて頂いたみなさんに感謝すると共に、反省を生かしながら、新たな景色が見られるように、次に向かって準備し始めようと思う。


ではまた。

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