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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

9月 実験学校

●むこう向きのおっとせい その514

15・16日と実験学校だった。


今回のテーマは「”かがく”への扉を開こう」


「つかめる水をつかもう」
「柿の葉寿司をつくろう」
「指紋の検出実験」
「時計反応に挑戦」
「果物・野菜電池を作ろう」


今回はちょっと地味な実験が多かったけれど、
子どもたちはどの実験にも
熱心に取り組んでいた。


これらの実験を通して、
子どもたちの”ドキドキ、ワクワク”の
好奇心が高まればいうことはない。


実験以外には
「天体観測」をした。

十六夜の月を望遠鏡で観察。

クレーターが実に美しかった。

中秋の名月からは二日遅れのお月見だったが、
月を見た後は、ススキを見ながら、
みんなで団子を食べた。


朝は恒例のフィッシング。

潮の周りが悪く、釣果は今一だった。


今回釣り好きの子どもがいて、
自分で釣竿を持ってきた。

その子は我々下見班と共に、4時半に起きて
みんなより一足早く釣りをした。

とても嬉しかったとみえて、
ずっと釣りのことを話していた。


最近釣り好きの子どもが増えた。

集合場所で一人の保護者の方が、
「一番の楽しみは釣りみたいです。」
と仰っていた。

子どもたちの声を聞いて
以前に一度やった「釣りスペシャル」を
またやってみようと思っている。


今回も多くのスタッフに支えられて、
無事に終えることが出来た。

若きスタッフ達は、
子どもの面倒を見、実験の助手をし、
風呂当番、釣りの引率と大車輪の活躍。

その献身的な働きには頭が下がる。

彼らがいてこそ実験学校は実施できる。

心より感謝。


次回のテーマは
「動物の体を知ろう」


子どもたちはまた好奇心をくすぐられることだろう。



ではまた。

大先輩を囲む会

●むこう向きのおっとせい その513

土曜日「大先輩を囲む会」というのを実施した。


2学期を迎え、いよいよ受験勉強に本腰を入れないと

いけない中3生を対象とした行事で、

長年続く、学園の恒例行事の一つだ。


・これからの受験スケジュール、

・高校入試のシステム、

・先輩たちの勉強法

・各科目の勉強法

について話をした。



子どもたちも真剣に聞いていた。


子どもたちの面倒を親身になって見てくれている、

若い助手スタッフもほぼ全員集まってくれて、

子どもたちに熱いメッセージを送ってくれた。



また、M山先生からも励ましのメッセージが届き、

子どもたちは大喜びだった。



この会で子どもたちは大きな刺激を受けたことだろう。



これからの日々の過ごし方で、

結果は大きく変わる。



これを機に、

子どもたちが真剣に勉強に取り組んで、

2月、3月に飛び切りの笑顔を見せてくれることを願いたい、



我々も精一杯応援していきたいと思う。



ではまた。





2学期が始まった

●むこう向きのおっとせい その512


土曜日、講習会最終日で実力テストを実施した。


中3の受験生たちの実力が、この夏でどれだけアップできたかを確かめたが、
不安がかなり残る。


こんな基礎の問題が出来ないのかと、
驚いてしまう。


今日から2学期の授業が始まる。


あと4か月もすれば私立高校を決めないといけない。


それぞれの希望校に行くには、
このままではだめで、相当な頑張りが必要だ。


土曜日には入試向けて「先輩を囲む会」というのを実施する。


これからどのように受験勉強に向き合っていけばいいのか、
資料を交えながら、話をする予定だ。


焦りは禁物だが、今のままでは希望校には届かない。


この会を通して、子どもたちのやる気にスイッチが入って、
自ら頑張りだすことを期待したい。



またこんな季節がやってきた。


2月3月に、子どもたちの飛び切りの笑顔を見られるように、
これから精一子こどもたちとつき合っていこう。


ではまた。




夏が終わる

●むこう向きのおっとせい その511

一昨日この夏最後の本科合宿が無事に終わった。

勉強時間も十分に取り、行事も盛りだくさんありと、
今年もメリハリのついた合宿になった。

主な行事として

中学生は「12キロメートルオリエンテーリング」
島の人にどこから来たのですかと聞かれて、
「古江」からですと応えたら、そんな遠いところからと、
随分と驚いておられたとのこと。

ゴールはふるさと村のプール。

歩いた後はプールでクールダウン。

子どもたちはとても元気だった。


今年初めての行事として、
S之介先生の提案で「シュノーケリング」に挑戦した。

大半の子どもが初めてだった。

水を飲まないかと心配もしたが、
子どもたちは「魚が見えた!」と大興奮で、
心配は杞憂に終わった。
これからも続く行事になりそうだ。


天候が悪く「ボートツーリング」は中止になったが、
その代わりにやった、全学年あげての「卓球大会」ではみんな大いに燃えた。


最後の夜の「キャンプファイヤー」は今年も大盛りあがりだった。
子どもたちはそれぞれに出し物を準備して、
出番を待った。

みんなの前でやることは緊張もあるが、
そうして人前で自分を表現することは、
今の時代には必要な力だと思うので、
いい経験になったのではないだろうか。
 
途中で雨が降ってきたので「太陽の間」で続きをした。

トリは和泉姉妹のバレエ。

優雅な舞は最後を飾るにふさわしいものだった。

みんな拍手喝采だった。


実験としては
「ウニの発生実験」「ラムネ作り」「アイスクリーム作り」
「海ほたるの観察」をした。


残念ながら天気が悪く「ボートツーリング」と「天体観測」は出来なかったが、
子どもたちは大いに楽しんだと思う。


閉講式の時に、
「帰りたくない人?」と聞いたら、ほとんどの子どもが手を挙げてくれた。


それを見て、今年も合宿が出来てよかったと心から思った。


この合宿を通して子どもたちは様々な感動を覚えたことだろう。

感動することは人を変えていく。

この体験が、子どもたちを前向きに推し進めていく原動力になれば言うことはない。


何はともあれ、大きな怪我も病気もなく無事に終える事ができてほんとに良かった。



今年の夏ももう終わる。



ではまた。

夏スペシャル

●むこう向きのおっとせい その510

17日から昨日まで、実験学校の合宿だった。

いつもは1泊2日だが、夏休みは2泊3日になる。

今回はのテーマは「夏スペシャル」

何ともファジーなタイトルだが、
夏にふさわしい実験観察をやろうということで、

「海辺の生物観察」
「アリの巣の観察器を作ってのアリの観察」
「われないシャボン玉を作る」
「海ほたるの観察」
「天体観測 夏の星座観察・月のクレーター・土星・木星を望遠鏡で観察」
「カヤックを漕ぐ」
「プールで泳ぐ」
「キャンプファイヤー」
「フィッシング」
「アイスキャンデーとアイスシャーベットを作る」
と盛りだくさんのことに、
子どもたちは取り組んだ。


朝から晩までほぼ動きっぱなしだったと思うのだが、子どもたちもスタッフも元気いっぱいに活動した。


そんな姿を見ていると、素敵な時間が流れているなぁとつくづく思う。


解散の時に、来月また絶対に行きたいと口々に言ってくれた。


子どもたちにとって、
最高の思い出になったのではないだろうか。



ではまた。

初盆と誕生日

●むこう向きのおっとせい その509

昨日義弟の初盆だった。


そして母の95歳の誕生日でもあった。


読経が聞こえるとすぐに
母のすすり泣きが聞こえてきた。


義弟は物事をよく知っているし、
よく動くとその人柄を母は絶賛していた。


その早い死が残念でならなかったのだろう。


すすり泣きはなかなか止まなかった。


読経が終了した後、会食。


母にとっての子どもが2人、
孫が5人、ひ孫が4人。


孫やひ孫に囲まれて、母はとても嬉しそうだった。


食事が終わった後、
今年生まれたひ孫の手を握っている時の母の顔が、
とてつもなく優しい顔だった。


ほぼ1世紀ほどの年の差。


母に手を握られらたことを、
このひ孫は大きくなった時にはきっと覚えてはいないだろう。


その手のぬくもりが、
記憶の奥の片隅にでも残っていたらいいなと思う。



母はずいぶんと足が弱ったので、長い距離は歩けない。


帰りは車で家まで送られたのだが、
駐車場まで孫たちが、力を合わせて母を運んだ。


こんな優しい孫たちに囲まれた母は、
幸せな人だと改めて思った。



そんな孫たちに比して、
私はどこまでも愚息である。



ではまた。

合宿が続く

●むこう向きのおっとせい その508

大幅に更新が遅れてしまった。


先ほど育英西中学の生徒が帰って、
まもなく常翔啓光のサイエンスクラブの生徒達がやって来る。


育英西は中学2年生。


「薬品の怖さと面白さ」「海辺の生物」「カエルの解剖」「LEDの研究」「花火作り」の実験に取り組んだ。


今年はなりちゃん先生が、
カエルの解剖の授業を
学園初の女性先生として子ども達を指導した。


きっちりとした予備実験をし、
話す内容をまとめ、
授業のシュミレーションをして、
授業に備えた。


相当なプレッシャーがあったと思うが、
見事にこなしきった。
我が身内ながら大したものだ。


様々な実験を
今年の子ども達も、
元気いっぱい実験に取り組んだ。


帰りのバスの中から、
一生懸命に手を振ってくれた。


彼女達が、いつか中学時代を振り返った時に、
この合宿が素敵な思い出の一つとして、
残っていてくれたら言うことはない。


今常翔啓光の生徒が到着した。


これから開講式だ。



ではまた。

夏の合宿が始まった

●むこう向きのおっとせい その507

この夏最初の合宿が無事に終わった。


元スタッフだった北川先生の関わっておられる
サイエンスサマーキャンプ。

60人近い子どもが参加し、学年をいくつかにグループに分けて
実験に取り組んだ。


私は中学生の実験を担当した。


実験内容は「ドラゴン花火作り」「水の合成実験」「隕石大衝突」


どの実験も他ではなかなか体験できない、
迫力満点の実験ばかりだ。


子どもたちは緊張しながらも、
実験を堪能したのではないだろうか。


実験の時の生き生きした顔。


そのわくわく感に溢れた笑顔を見るために
今の自分はある。


これがなくなった時が私の終焉だろう。


今は弟の主催する1週間英語漬けの
「あずき王国」の合宿の真っ最中だ。


ネイティブスピーカーの先生も13人ほどいて、
子どもたちは英語にどっぷりとつかる。


子どもたちにとっては貴重な時間だろうと思う。


こうして外国の人と接していると、
私のような、変な外国人コンプレックスなんてのはないのだろうなぁ。


子どもたちが逞しく見える。


何事もなく無事に終えるられることを願っておこう。


ではまた。

おふくろさん

●むこう向きのおっとせい その506

昨日選挙に行った後、実家に寄って、
おふくろさんとしばし話した。

この8月11日で、おん歳95になる。

全くボケることがない。

最近人の名前が思い出せないとか、
漢字が出てこないと言うけれど、
そんなものは私の方がもっとひどい。


部屋に上がるとクーラーもつけず、
うちわで扇ぎながらテレビで相撲観戦をしていた。

意外にスポーツ番組を観るのが好きなのだ。

熱中症にかかると大変だから、クーラーつけた方がいいよと言ってみるが、
そんなに暑くないから大丈夫と、涼しい顔をしている。

私は自分が耐えられないので、クーラーをつける。


この間、ひ孫が来たと写真を見せてくれた。

年齢差90歳以上。

とてつもない年月の隔たりだ。

この子が大きくなった時には、自分もそうだったように
ひいばあちゃんのことは全く覚えていないのだろう。


小6の時、急性腎臓炎になって、4ヶ月ほど入院した。

その間ほぼ毎日見舞いに来てくれた。

今思えばいろいろ忙しかっただろうに、
よく来てくれたと思う。

おふくろさんはやはり特別な存在だ。

その無償の愛に支えられて、今まで生きて来られたとつくづく思う。


実家を出た後、車の中でなぜか涙が溢れた。

いつまでも親は親だ。

できうる限り長生きしてほしいと心から願っている。



ではまた。


令和最初の実験学校

●むこう向きのおっとせい その505

土曜日はジュニアサイエンス

そして日曜日と月曜日は実験学校だった。

今回の実験学校は
「ロケットスペシャル」

まず最初になぜロケットは飛ぶのかを、
実験を通して教える。

台車に、上の蓋をとり、下の方に小さな穴をあげた空き缶を台車に取り付る。

そしてアルコールを注入。

その後、穴の方にマッチで点火する。

するとアルコールは爆発し、コップが飛ぶ。

その反作用で、台車はコップとは逆に動く。

大きな音と共に飛んでいくコップと、反対側に動く車を見て、子どもたちは作用と反作用を実感したのではないだろうか。

何度もコップを飛ばして、その反応を楽しんでいた。


2時間目は野菜ロケット

身近なものでもロケットは出来る。

オキシドールと人参のすりおろしを、フィルムケースに入れて蓋をする。

ものの十数秒でフイルムケースはポンという可愛い音と共に飛んでいく。

実験を担当したN先生は、自宅で何度も予備実験をした。

人参をすりすぎて、手が赤色に染まっていた。

いつもながら、納得できるまで、頑張る人だ。


3時間目は、今回メインのロケット作り

担当のS之介先生が、順を追って作り方を教えていった、

作成するロケットは、
火薬エンジンを積んだロケットで、
高度150メートル以上は飛ぶ。

雨の降る中、全員のロケットが完成した。


朝は雨が上がらら。フィッシング。

今回は胴付き仕掛け。
鯛を初めとして、ガシラ、グレ、べら、ススメ鯛、ハゼが釣れた。

釣り終了後、いよいよロケットの打ち上げ。


一生懸命作ったロケットが上手く飛ぶか、
不安いっぱいの子どもたち。

1人1人、順番に発車装置のボタンを押していく。

カウントダウンの後、シュッという音を発して、空高く飛ぶロケット。

全員打ち上げ成功。

上空でパラシュートが開き、ゆっくり降りてくるロケットを見る時の子どもたちの満足感にあふれた嬉しそうな顔。

これもとてもいい実験だと思う。


最後は宮崎式ペットボトルロケット、

宮崎というのは、高2の実験学校生で、
小さな頃から参加してくれている生徒の名前だ。

彼はとにかく実験が大好きで、日頃から何かと作っては楽しんでいる。

その彼が考えた発車装置を使って、
ロケットを飛ばした。

ロケットは見事に飛んだ。

子どもたちも大喜びだった。

宮崎君に感謝である。


どの実験も子どもたちにとってな、
は刺激のあるものだっただろう。


次回実験学校は。8月17.18.19日。

いつもより1泊多い、2泊3日の合宿となる。

実験以外には、プールで泳いだり、カヤックに乗ったりと夏ならではの行事もある。


子どもたちにとって、最高の思い出になるものにしたいと思っている。


ではまた。

# 惑星のパウチ

●むこう向きのおっとせい その504

先週の土曜日のジュニアサイエンスは
小学1.2年生が「モビールを作る」
小学3.4年生は「惑星パウチを作る」
小学5.6年は「フナの解剖」
だった。

「モビールを作る」では最初に力のモーメントの話をしてから工作に入ったが、これが大苦戦だった。

何しろ、ひもをくくるということもままならない。

一緒に来ておられる保護者の方も巻き込んで、
なんとか全員完成にまで持ち込めたが、
冷や汗ものだった。


「惑星パウチを作る」は、惑星の種類、
恒星との違い、地球が奇跡的な位置にあることなどを説明した後、惑星の写真と資料を配って、
各自で惑星のカードを作成した。

台紙に写真を貼って、自分が興味を引かれた事柄を記入していく。

そのあとパウチをして完成。

地味な作業なので、子どもたちはすぐに飽きるかなと思っていたが、子どもたちは夢中になって作っていた。

どの子も真剣で、それがとても可愛いかった。


「フナの解剖」はやはり子どもたちには大きなインパクトを残したと思う。

人体模型を使って内臓の説明をしてから、
解剖開始。

子どもたちは最初は戸惑っていたが、
次第にスムーズに手が動いてくる。

浮き袋、エラ、心臓、腸、胃、たんのう、
腎臓、肝臓、目のレンズ、
と観察は進んだが、
腸の長さには子どもたちは驚きを隠せなかった。

命を頂いての実験。

最後はフナに感謝の気持ちを込めて、
黙祷を捧げ、実験は終了した。



今年は全学年全ての実験を担当しているが、
準備から後片付けまで、なかなかに大変。

ても子どもたちの反応を見ていると、
その苦労も飛んでしまう。


どうしてあんなにいい顔をするのだろう。


そんな素敵な笑顔を見るために、
これからも老骨に鞭打って、頑張るとしよう。




ではまた。

7月 夏の合宿が始まる

●むこう向きのおっとせい その503

7月になった。


いよいよ今年も夏の行事が始まる。


14日15日の7月実験学校を皮切りに、
北川先生のところのサイエンスクラブ、
あずき王国英語村、
育英西中学、
8月実験学校、
常翔啓光中学サイエンスクラブ、
8月実験学校、
本科合宿
と多くの合宿が続く。


子どもたちにとっては、
普段できないことに挑戦する絶好の機会だ。


大自然の中で、
のびのびと躍動する。


多くの卒業生がそうであるように、
おそらく一生心に残る時間になるだろう。


昨今は気候が以前とは違ってきて、
野外活動をすることが難しくなってきている。


事故があっては何もならない。


出来るだけリスクを下げ、
無理をせず、
子どもたちに飛び切りの体験をさせる。


相反する難しい課題だが、
最高の接点を見つけ出し、
よき合宿にしていきたい。


今年もつつがなくすべての合宿を終えられるよう、
スタッフ一同、心を一つにして、
臨んでいこうと思う。


ではまた。

鹿の王

●むこう向きのおっとせい その502

先ほど卒業生に借りていた
『鹿の王』(上橋菜穂子作)をようやく読み終えた。


借りてからちょっと時間が経ってしまった。


「人は自分の身体の内側で何が起きているのかを知ることが出来ない」
「一人(あるいは生物の身体は、細菌やらウィルスやらが、
日々共生したり葛藤したりしている場である」
「それは社会に似ている」

とこの3つが重なって、物語が生まれたらしい。


見ることのできない体の中で起こっていること、
国と国の関係、個人と国、
死となり合わせで生きている人間への愛おしさ、
人と人とのつながり、危機に瀕したときにどのように行動するのか、
などなど、多くの物事ががリンクしながら、
壮大なスケールで物語が展開していく。


ここまでのストーリーを作る作家というのは、
本当にすごいなと思う。


これを読んだときにちょっと前にNHKで見た
「彼女は安楽死を選んだ」という番組がオーバーラップした。


日本では認められていない安楽死だが、
スイスでは認められている。


ある女の人が安楽死するまでを追ったドキュメントだったが、
薬剤注入後ものの2,3分で死を迎える姿は、
とてもインパクトがあった。


病や死にどのよう向き合っていくのか、
大きな課題だ。


こんなことを書いていると、
新婚ほやほやのY君は、またか思うのだろうなぁ。



でもこの年になってくるとこのテーマに敏感になるのは
致し方ないことなのだ。


確かなことは、
今をしっかり生きる、ということしかないのだろうけどね。


本を貸してくれたRちゃん、ありがとう!
とても素敵な本でした。



ではまた。

令和元年 桐蔭中学理科実験合宿

●むこう向きのおっとせい その501

14日・15日に桐蔭中学1年生の合宿があった。


今年の生徒たちは桐蔭の25期生なので
この合宿も25年続いていることになる。


今年は7クラスになったので
実験も去年から2つ増えた。


実施した実験は
「カエルの解剖」「薬品の怖さと面白さ」「金貨銀貨作り」
「LEDの研究」「琥珀磨き」「炎色反応」「レンズカメラ作り」
の7実験。


私は今年も「薬品の怖さと面白さ」の実験を担当。


1クラス43名から45名と相当な生徒数だが、
いつもながらの、それを感じさせない一体感のある、
とてもいい反応だった。


授業をしていて、こちらも気持ちよくなってくる。


最初の日は、90分授業が5つ続くという、
超ハードスケジュールだったが、
彼らの素直な反応のお陰で、
楽しくやり切ることが出来た。


今年は、まだ就任されたばかりの校長先生もお越しになって
授業を見ていかれた。


令和になって最初の合宿だったが、
学園の先生方の奮闘により、
無事に終えることが出来てほんとによかった。


またこれからも続いて欲しいものだ。



ではまた。

祝500回!

●むこう向きのおっとせい その500

ブログ更新が大幅に遅れてしまった。


2009年11月2日に1回目のブログを書いてから
今回が500回目となった。


約10年間、我ながらよく続いていると思う。


ブログを書き始めたころから考えると、
自分を取り巻く環境は大きく変わった。


多くの出会いや別れがあったけれど、
やはり別れの方が心に残る。


このままずっと続いて欲しいと願うことも、
「時」には感情がないのか、容赦なく押し流してしまう。


万物流転。


全ては移り変わっていく。


なぜなんだ、どうしてだと叫んでも、
時は戻ってはこない。


どんなことも受け入れていくしかない。


そうやって今までも来たはずなのだが、
ヒゲ先生が亡くなってから、
大きなことが次々に起こるので、
まったく消化しきれないまま時は過ぎていく。


でも元には戻らないということは自明の理なのだ。


だから前を向いて歩いていくしかない。



「我この道を行かん、この道よりほかになし」


昔ヒゲ先生がよく色紙に書いていた言葉だ。


スケールはうんと小さいが、
自分もこの道を突き進んでいこうと思う。


これからもいろんことが起こるのだろうけど、
自分らしく受け入れながら、
頑張っていこう。


1000回のブログを目指して、
これからもどうってことのない、日々の出来事を書いていくので、
よろしくお願いします。


ではまた。

運動会を見に行った

●むこう向きのおっとせい その499

日曜日W中学の運動会を見に行った。


中3生に見に来て欲しいと言われたからだ。


学園卒業生で、現学園保護者のIちゃんが正門まで迎えに来てくれた。


昼から行ったので競技はリレーが中心で、
クラブ対抗リレー、混合リレー、学年対抗リレーとあった。


生徒たちを何人か見たが、
懸命にグランドを駆けている姿は、普段の様子とは違っていて
新鮮だった。


また彼らを見る目が少し変わりそうだ。


最後は中3生全員によるダンス。


今はみんなダンスをするみたいだが、
今の時代に生きてなくてよかった。


昔ディスコで踊っている自分の姿を見て、
人前で踊るのはやめようと思ったことを思い出す。


あんなのはやりたくないなぁなんて思いながら見ていたが、
相当練習も積んだのだろう、見事に統率が取れていたし、
真剣に踊っている姿は感動的だった。


見ている分にはいい。


来週はT中学の運動会がある。


また見に来て欲しいと言われたので、見に行くことにした。


こうして誘ってくれるのは嬉しいことだ。


彼らがどんな姿を見せてくれるのかを、
また楽しみにしておこう。



ではまた。

ただの10円玉が育てるもの

●むこう向きのおっとせい その498

土曜日のジュニアサイエンスで小1・2は
10円玉を綺麗にする実験をした。


元はピカピカだった10円玉も使っているうちに、
汚れと酸化でその輝きが消えてしまう。


それを元のように光り輝く10円玉に戻すのだ。


子どもたちの中には、知識として知っている者もいたが、
実際にやったことのある者はいない。


本当に綺麗になるのか半信半疑だ。


汚れの原因と、それを取り除く方法の説明をした後、
実験開始。


まずは塩酸につけ、その後水洗い。そして重曹でこする。


それだけで、もうかなり綺麗になる。


最後は金属磨き粉ピカールでごしごし磨く。


すると驚きの輝きがよみがえる。


子どもたちは自分の顔が映るのを見て歓声を上げていた。


ただの10円玉が特別なものになる。


出来上がった10円玉を大事そうに持ち帰る姿を見て、
その無邪気さというのか、
素直に感動できる子どもたちが素敵だなと思った。


自分の手を使ってすることは、
子どもたちの心を揺さぶるのかもしれない。


様々な現象に好奇心を持ち、
驚き、感動する。


そんな感情豊かな子どもたちになって欲しいと思っているが、
理科実験にはそれを育む要素がいっぱいある。


やっぱり理科実験はいい。


次回も子どもたちの輝く目に出会えるよう、
実験準備を頑張ろう。



ではまた。

子どもと自然学会に参加した

●むこう向きのおっとせい その497

18日・19日にかけて、
「子どもと実験・観察-
    子どもにとって実験・観察は価値があるのか-」
というテーマで小豆島「星くずの村」で
「子どもと自然学会」の全国研究大会 香川大会が開催された。

私はパネラーとして参加した。

今回のテーマを聞いた時に、これは体験してきた人たちに聞いてみる必要があると思った。

そこで実験学校と学園の卒業生に
「今まで学園や実験学校で体験した、理科実験や自然体験が自身にとって
どのような価値というか影響を与えているか」という内容で書いてもらうように依頼して
12名の卒業生から回答を得た。

それをまとめて資料として提出した。

その中の私のまとめの文の抜粋を書いてみる。

「回答してもらったものを読んで
理科的なものの捉え方や考え方が育っていると感じたし、
実験実習を通して工夫することの面白さを覚え、
共同作業に仲間の大切さを知るという事ことも
自然に培われていることも感じた。

きれいだな、不思議だなと思うことにどっぷりと浸かる。
大人から見て結論の分かっていることでも
未知に対する好奇心旺盛な子どもたちはたとえ小さな実験でも目を輝かせ、
嬉々として打ち込む。
そこには発見の喜びと、自らが確かめたという満足感がある。
実験・観察に取り組んでいる時、子どもたちの心は躍動している。
だからこそ過ごした時間は刺激的で鮮明に残り、
それが将来の自分の職業に就くきっかけにもなり、
そんな時間を共有したことが、生涯の友を得ることにも繋がり、
自分の価値観を形成する上で影響を与えるのだろう。

単なる知識の獲得ではない、子どもたちの心揺さぶるもの、
それが実験・観察なのだと、
彼らの文を読んでその思いを改めて強くした。」


会に参加した人たちに、
こんな世界があるということは伝わったのではないだろうか。


学会に参加するのはあまり気乗りしていなかったが、
いい経験になった。

なんでもやってみることですね。


ではまた。

実験・観察は子どもにとって価値があるのか

●むこう向きのおっとせい その496

5月18日から19日にかけて
子どもと自然学会
第30回全国研究大会 香川小豆島大会というのがある。

テーマは
「子どもと実験・観察 -子どもにとって
実験・観察体験は価値があるのか-」

何ともダイレクトな、私にとっては、なんじゃこれというテーマである。


私はパネラーとして意見を述べることになっている。


今まで本科や実験学校での実験や自然体験が
子どもたちにとって、どのようなものだったのか、
また今の彼らにとって、どんな価値があって、どんな影響を与えているのかは
改めて確かめたことはない。

価値なんて相対的なもので、
何をもって価値があるとするのか
よく分からないけど、
いい機会でもあるなと思って、
「実験や自然体験が今の自分にとって、
どのような価値というか影響を与えているか」
というテーマで、何人かに原稿を依頼した。


文を書くというのは大変労力のいるものだが、
みんな快く引き受けてくれた。


送ってもらったものを読んでみると、

様々な現象に好奇心を持ち、
その現象の中の規則性に仮説を立て、
最後にその仮説を実験で裏付けする、
という理科的なものの捉え方を
知らずのうちに身に着けていて、
それが今の自分に生きているということ、

また小中学生の時に体験したことが
自分の価値観を形成するうえで大きく影響している
と異口同音に書いてくれていた。


彼らの言葉は、
学園の在り方に対するエールをもらったように思えて嬉しかった。


この会議がどのようなものになるのかよく分からないが、
彼らの書いてくれた貴重な文は
私の資料として発表しようと思っている。


会議の様子はまた報告します。



ではまた。

ゴールデンウィーク

●むこう向きのおっとせい その495

10日に渡るゴールデンウィークが今日で終わる。


学園の休みは9日間だったが
あっという間に過ぎた。


4月28日から30日までは小豆島にてFFC第1弾の合宿。


総勢18名で本気の合宿になった。


釣りをして、釣った魚を捌いて、みんなでワイワイとご飯を食べて、
村の掃除もしてと充実した時間を過ごした。


私は主にルアーで釣っていたのだが、
残念ながら釣果は乏しかった。


30日にFFCの第1弾を終了し、
その足で8名は舞鶴にてFFC第2弾。


S之介先生が船の免許を取ったので、
舞鶴で船を借りての釣りをした。


私は初めて連れて行ってもらったが、これは面白すぎた。


5月1日は雨も降り、風もありで釣りをするにはあまりい環境ではなかった。


そして私には魚がかからなかった。


島でも釣れなかったので、
3日間魚の姿を見ることができなかったことになる。


今回はダメなのかなと思っていたら、
釣りの神様は最後にいい思いをさせてくれた。


2日の日の船で、待望の魚が釣れた。


今回のメインターゲットである鯛が釣れたのだ。


鯛の引きはすごかった。


ロッドがぐんぐん引き込まれた。


そして釣った仕掛けが手作りのものだったので、
嬉しさは倍増だった。


その後ガシラと、ハマチが釣れた。


大満足の釣りになった。


こんな機会を与えてくれた、
S之介先生に感謝である。


平成を釣りで終え、
令和を釣りで迎えたことになる。


おそらく一生忘れない釣行だろう。



3日は家で過ごして、
4日は元スタッフのY君とCちゃんの結婚式に列席した。


またスピーチを頼まれたので、
実験を交えて祝辞を述べた。


よくお付き合いしている二人なので、
式に出て、スピーチが出来たことはとても嬉しかった。


学園関係の出席者も多く、
式が終わってから、みんなで2次会をしたのだが
これも楽しかった。


二人の末長い幸せを祈りたい。



そして昨日は恒例の蒐英バンドの同窓会。


今年で5年になる。


昼ご飯を食べた後、ライブハウスを借り切って、
夕方まで演奏会。


飲んで、話して、歌ってと至福の時間だった。


歌い終わってから、カラオケでもうひと歌い。


どこまでも音楽が好きな人間の集まりだなと思う。


最後にラーメンを食べて、楽しい会はお開きになった。


幹事の肉ナベ君に感謝。


また来年会える時が楽しみだ。



連休最後の今日は、
明日からの仕事に備えて家でおとなしく過ごした。



新たな体験、新たな出会いのあった、
素敵なゴールデンウィークだった。


明日からまた厳しい現実が待っている。


この休みで、たっぷりと蓄えたエネルギーで、
次々とやってくる課題を乗り越えていこう。



ではまた。

FF C合宿

●むこう向きのおっとせい その494

昨日からFF C(藤原学園フィッシングクラブ)の合宿で小豆島に来ている。


随分前からの計画で、
日々の忙しさもこの合宿を励みに頑張って来た。


行く前から、
どの魚を釣ろうか、
どんな仕掛けを試そうか、
釣る場所はどこにしようか、などなど
考えてはワクワクして
ストレスを解消してきた。

今回はネットからの情報を得て、
自分で仕掛けも作ってみた。


それを昨日試してみた。

思った以上にいい出来ばえだったが、
まだ釣れてない 笑


総勢18名。


大変賑やかな会になった。


初心者も8名いて、チョン投げ、
サビキ釣りを体験。

一応みんな魚を釣ることはできた。

この合宿を通して、
1人でも多くの人が釣り好きになってくれたら
言うことはない。



今は雨が降っていて、釣りには厳しい天候だ。


これから雨でも釣りをする釣りバカと
温泉につかる組に別れて、時間を過ごす。


当選私は前者。


さて、魚は釣れるのだろうか。


これから出発だ。



ではまた。






色褪せない

●むこう向きのおっとせい その493

昨日奈良に「曜変天目茶碗」を見に行った。


朝日デジタルには

直径12センチほどの漆黒の肌に、
無数のオーロラをまとって輝くように見えることから
「小碗の中の大宇宙」と言われ、優麗な華やかさを誇る
曜変天目茶碗。

と書いてある。

中国から日本に伝わり、現存するのは世界に3点しかなく
その3点すべてが日本にあるらしい。


実際に見てみたが、
LEDでライトアップされた茶碗は
青い輝きを放ち、角度によってはその色を変え、
プラネタリウムで見る星を彷彿させた。

青い光は夏に観察する海ほたるの光にも似ていた。


これはほんとに美しかった。


偶然に出来たのか、意図的に創り出されたものなのかは、
議論が分かれているというのも奥深さを感じさせる。


奈良国立博物館で6月8日までやっているので、
一度ご覧になれたらいかがだろうか。
一見の価値はあると思う。



奈良から帰ってから、実験学校の卒業生と飲みに行った。


10年ぶりに、ゆっくりと話せた。


9年皆勤という、実験学校の申し子のような卒業生は、
実験学校で作った作品や、記念品をちゃんと保管していてくれた。


昔はその都度アルバムを作成して
配っていたのだが、それも残してくれていて、
小学2年生の時の可愛い写真を後で送ってくれた。


実験学校で体験したことが、
どのような価値があるのかは人それぞれだろうけど、
共に驚き、感動した時間は色褪せることはない。


そんな確信を持てたひと時だった。



また、いっぱい話が出来たらと思う。


その時を楽しみにしておこう。



ではまた。

予感

●むこう向きのおっとせい その492


新学期が始まって1週間が過ぎた。



大きな変化を迎える年になったが、
今のところ混乱もなく、
穏やかにスタート出来たように思える。



ただ中間テスト明けに
変化が起きる可能性はあるかもしれない。



しかしどのような変化であれ、
それを受け入れて、対応していくしかない。



「大量絶滅がもたらす進化」という本がある。


著者はサイエンスライターの金子隆一。


いわゆる6500年前の巨大隕石衝突が
必ずしも恐竜絶滅の原因でないことや
絶滅の危機がないと生物が進化を止めるなど、
通説を覆すことが書いてある。


絶滅の危機が生物を進化させたというのは
以前にNHKスペシャルでも取り上げていたように記憶している。


今までにない状況を乗り越えたときに生物は進化する。



学園もそうなっていく予感がする。



その予感があたればいいが 笑




ではまた。


(とらえどころのない表現ですみません。
次回以降は改めます。)

今日から新学期

●むこう向きのおっとせい その491


卒業式、春合宿、明星中学の理科実験合宿、春期講習会と
行きつく間もなく行事が続いた。


そして昨日は新年度に向けてのスタッフ会議があった。


新たに助手として、学園のお手伝いをしていただくメンバーを迎え、
授業の進め方の確認をした。


一番若い人は大学に入学したばかり。


当然のことながら私との歳の差はぐんぐん離れていく。


でもこうして新しいスタッフを毎年迎えられることは、
嬉しい限りだ。


助手の先生方は、後輩である生徒達に、
勉強だけでなく、自分たちが体験してきた、
学園の良さを伝えようという
意欲に満ちている。


こんな若い人たちに囲まれていることは幸せなことだと
つくづく思う。


若いエネルギーに取り残されないよう、
自分の役目を精一杯果たしていこう。


会議の後は若江校の廊下を使って、
花見と懇親会を催した。


満開の桜を見ながら、
気の置けない人たちと話す時間は、
最高に素敵な時間だった。



今日から新学期が始まる。


学園を、そして自分を信頼してくれている人のためにも、
気持ちも新たに、
日々気を抜かずに頑張っていこうと思う。



ではまた。

今までとは変わる

●むこう向きのおっとせい その490

27日から初の合宿となる明星中学の合宿の準備のために
26日の午前1時発のフェリーで小豆島にわたった。


明星中学の合宿では、新中2の生徒が
7つの実験を体験した。


どの実験も子どもたちは熱心に取り組んだ。


初の男子校なので、どんな感じになるのか不安もあったが、
そんな不安も、子どもたちの反応を見ていると吹き飛んだ。


とてもいい反応だった。



明星中学の合宿のあと、一人で島に残った。


今までも一人で島で過ごしたことはたびたびあるが、
今回が今までで、一番寂しかった。


今ままで当たり前にあったものがなくなるというのは
やはりこたえる。


どんなことも、いつまでもそのままで存在することはあり得ない。


全ては移り変わっていく。


できるだけ早くそのことを受け入れて、
前に進んでいくしかない。


一人で残ったことは、
気持ちを切り替えるには、よかったかもしれない。



そして続いて今年度1回目の実験学校を実施。


今回は「薬品の怖さと面白さ」をメインに、
顕微鏡、ガスバーナー、アルコールランプ、上皿天秤の使い方を学習。


上皿天秤の使い方をマスターした後には、飲むラムネ
ガスバーナーの使い方をマスターした後にはべっこう飴
を作って子どもたちは大興奮だった。


天気は悪かったけど、
奇跡的に天体観測は実施でき、
春の星座と冬の星座を観ることが出来た。


今回初参加の子どもも多くいたが
喜んで帰ってくれた思う。



明日から講習会があり、
8日からは学期が始まる。


出会った子どもたちの成長の一助になれるよう、
自分のできるだけのことをやっていこう。




今日新たな元号が発表された。

「令和」

「平成」に変わったときはかなり違和感があったが
今回はそれほどの抵抗はなかった。


出典は万葉集とのこと。


もう亡くなってはいるけれど、
私の叔父が万葉集の研究をしていて
本まで出している。


教室にその本を置いているので
明日読んでみようと思っている。



さて「令和」はどんな時代になるのだろう。


時代が変わる。




ではまた。

春合宿

むこう向きのおっとせい その489


今、春合宿の帰りのフェリーの中だ。


23日から始まった合宿だが、
あっと言う間に終わりの日を迎えた。


在校生は各自の学習課題に取り組み、
朝から晩まで学習に取り組み、
先日学園を卒業した中3生は
卒業旅行で、自由な時間を過ごした。


卒業旅行生の相手をするのは、
この春、学園を2度目の卒業をする
学園スタッフ。

行きの船の中で、
計画を立てる段階から
一緒になって計画を練ってくれた。


本部校と若江校の生徒は
普段は滅多に会うことがない。


それをみんなで行動するように、
あれこれと心配りしてくれた。


そのために、寝食を忘れて
子どもたちのために走り回ってくれた。


生徒として、最後の合宿となる生徒たちに、
出来うる限りのいい思い出を作ってやろうと
いう気持ちに溢れている。


その想いと行動力には頭が下がる。



帰りのフェリーを待つ時間、
卒業生たちはいっぱい奢ってもらったみたいで、
面倒を見てもらった先生たちに、
お返しをしていた。


お互いがお互いを思い合う気持ちが
素直に現れていて、
見ていて心地よかった。


今フェリーの中で、
今回の合宿の作文を書いている最中だ。


生徒の文を一部抜粋してみる。


「帰るとき、ここにはもう来れないかもしれないと思うと悲しくなりました。
高校生になっても、また大きな壁にぶつかることがあると思います。けれど、その時はこの合宿のことを思い出したりして頑張ろうと思います。約4年という短い時間でしたがありがとうございました。」

「この卒業旅行でも僕たちのために、助手の先生方が協力してくれてとても楽しい旅行となりました。(中略)これからは会うことは少ないかもしれないけれど、たまに顔を出しに行きます。そして3年後には大学に行って助手として帰ってきます。そのために僕は高校で勉強頑張ります。」


子どもたちの文を読んでいると、
自分の責任の重さを改めて感じる。


そのことを何よりも自覚して、
これから生きていかなくてならない。


ではまた。

たこパー

●むこう向きのおっとせい その488


今、63期生の教室での最終行事である
「たこ焼きパーティー」の最中である。


会場は実験室。


これまでこの実験室では
様々な実験をやって来た。


まともな実験、楽しい実験、
レアな実験、危険な実験などなど。


学園に来る子どもたちは、
当然のことながら実験好きが多い。


どの実験も子どもたちは非常にいい顔をする。


生き生きとしている。


その嬉々とした顔を見るために、
今までやって来たように思う。



こうして、たこ焼きを頬張っている姿を見ていると、彼らも随分と成長した。


雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も
長い間よく通ってくれたなと
つくづくと思う。


彼らと同じ時間を過ごすのも後わずかになった。


出会いがあれば別れがある。


いつものことながら、寂しい限りだが、
これも致し方ない。


3日後には学園の卒業式がある。


彼らが成長したことに喜びを感じて、
笑顔で送り出そうと思う。



そろそろお腹もいっぱい。


楽しいパーティーもお開きだ。



ではまた。


時は流れても

作詞 真也 作曲 大東 章男

時の過ぎていくのは
誰にも止めることは出来ない
心許した君たちと
別れて行く日が今
いくつかの風景と
いくつもの顔
忘れられない場面が
僕の中に
時は流れて全ては
変わっていくけれど

出会った時から
どれほど時が流れただろう
無邪気だった君たちも
すっかり大きくなった
照りつける太陽に
立ち向かうように
流れる汗も拭わず
駆け抜ける君に
嬉しさと寂しさとを
僕はかみしめた

誰もいない教室
1人で壁にもたれかかって
あの席に
座ってた
君が浮かんでは消える
時は流れて
移り変わるけど
心の中の風景は
変わることはない
僕はいつまでも君を
忘れることはない

入試本番

●むこう向きのおっとせい その487

このブログを書いている今、
公立高校の入試が行われている。


午前中の科目が終わり、
今は4時間目の理科のテストの真っ最中だ。


子どもたちはいつも通りの力を発揮できているだろうか。


昨日は最後の入試特訓と激励会を実施した。


スタッフがみんな集まって自分の体験談や励ましの言葉を
生徒たちに熱く語っていく。


生徒にとっては大きな励みになったことだろう。


そして今日は朝から手分けして
各高校に応援に行った。


私も山本高校を受験する生徒の応援に行った。


こうして応援し続けてもう何年になるだろう。



時は流れても、子どもたちの緊張は変わらない。



今まで培ってきた自分の力を
いつも通り発揮できていればいいのだが。


今4時間目のテストが終わった。


残すは後1教科。


最後の力を振り絞って、
悔いなくテストを終えられることを願っておこう。



ではまた。









入試まであと1週間

●むこう向きのおっとせい その486

先ほどまで公立高校入試特訓だった。


予定では今日は休みだったのだが、
入試が近づいて不安な生徒もいるので
実施することにした。


それぞれに課題に真剣に取り組んでいた。


この努力が報われて欲しいと心から思う。


対策の前には、中1の時から
お子さんを通わせて頂いていた保護者の方と懇談。


おそらくこれが最後の懇談になるだろうけど、
ここまでよく通わせて頂いたと
話をしながら感慨深いものがあった。




明日は各高校の倍率の中間発表がある。


子どもたちの受験校の倍率が
とんでもない数字になっていないことを願っておこう。


来週の今頃は入試が終わっている。


子どもたちはどんな気持ちで、
来週の夜を迎えているだろう。


やり切った気持ちでいてくれたらいいのだが。




ではまた。

また飲みに行こう

●むこう向きのおっとせい その485

日曜日は卒業生とまたまた飲みに行った。


今月は4週連続で飲むことになった。


お誘いを受けるのはとても嬉しいことだ。



楽しく飲みながら話をするのだが、
人それぞれに様々な出来事が起こり、
みんなそれぞれの日々を生きてるのだなぁと思う。


当然の事ながら、当人が思うようには、
他人はその人の気持ちを感じることはない。
その人の悲しみや苦しみや喜びを同じように受け
止めることは不可能だ。



にこやかな笑顔の向こうに、
誰知られることなく流す涙がある。



目の前の現実にもがきながら、
人は時を重ねていくのだろう。



この世に舞い降りて、
やがて跡形もなくこの世から消えていく。



生きていることにどれほどの意味があるのだろう
と思ってしまう時もあるけれど、
こうしてみんなと、
飲んで、話していると
もうちょっと頑張ってみようかなと
思える自分がいる。



また飲みにいける時を楽しみにしておこう。



ではまた。

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