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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

9月実験学校

●むこう向きのおっとせい その567

20日から23日まで実験学校だった。


今回のメイン実験は
「ロケットを作って飛ばそう」


もうやり始めて随分と日が経つが、
いまでも大人気の実験だ。


2日目に作成し、昨日フィッシングの後
近くのグランドで打ち上げた。


みんなの見る中で、
自分の作ったロケット打ち上げる。


発射スイッチを押す子どもたちは、
緊張感でいっぱいだった。


シュッ!という音を発して、
大空に吸い込まれて行くロケットを見るのは
いつ見ても楽しい。


どのロケットも見事に飛んで、
全員成功!


子どもたちに笑顔が溢れた。


ロケット以外の実験は
「天高く飛ばそう」ということで、
飛行リング、ブーメラン、グライダー
紙飛行機だこ、熱気球を飛ばした。


いずれの実験も子どもたちは
どうすればうまく飛ぶのか、
試行錯誤を繰り返し、夢中で取り組んだ。


ブーメランも飛行機も
投げ続けて、ボロボロにはなってしまったが・・・。


夜は天体観測。


1日目は曇っていたので、
観測はやめて、
望遠鏡の操作の仕方を教えた。


2日目は雲が切れたので、天体観測を実施。


夏の大三角、ペガサス座、カシオペア座、
北斗七星の星座観察と
木星、土星、火星を望遠鏡で観察した。


初めて望遠鏡で惑星を見た子どもは、
歓声をあげていた。


フィッシングはようやく涼しくなってきたこともあり、
釣果はまずまず。


アジがよく釣れた。



今回も若きスタッフの力を借りて、
無事に終えることが出来た。


わが身内ながら、
子どもたちの相手、実験助手、村内清掃と、
実によく動いてくれる。


ただただ感謝しかない。



次回は10月。


テーマは
「フィッシングスペシャル」


釣り大好き少年、少女が増えたので、
きっと喜んでくれるに違いない。


またスタッフと力を合わせて、
いい合宿にしたいと思う。



ではまた。

見つめなおすとき

●むこう向きのおっとせい その566

この間ヒゲ先生のお墓参りに行った。


生駒にあるその霊園は、
景色もよく、緑に溢れ、
厳かな空気に覆われている。


一通りお墓の掃除を終えた後、
周りのお墓を眺めてみた。


昔と違って、実にいろいろなお墓がある。


形も色もバラエティーに富んでいる。


そこに刻まれているのも、名前だけでなく、
感謝の言葉や、絵や写真まで刻んでいるものもある。


バイクやギター、たばこの絵。


全く見知らない人たちなのだが、
人柄が偲ばれて、お墓を見る目が変わる。


そんな中に、スヌーピーの小さな人形が
たくさん置かれているお墓があった。


墓石には
「また会いたいです」
と書いてあった。


後ろに回って見てみると、
その人は二十歳で亡くなっていた。


ご家族の方の、
故人を思う気持ちが強く伝わってきた。


今までこんなに他人のお墓を見ることはなかったけれど、
お墓を見ながら、
それぞれに人生があり、ドラマがあると
改めて思った。


そして、亡くなった人たちに、
残りの人生を悔いのないように生きろと
言われている気がした。


自分を見つめなおすときに、
お墓参りに行くのはいいのかもしれない。



ではまた。

変わらないもの

●むこう向きのおっとせい その565

弟がカナダから帰ってくるので、
しばらく誰も住んでいない実家の掃除をした。


結婚するまで住んでいたが、
その後弟や甥が住んでいたので、
元自分の部屋に入ることはなかったが、
久しぶりに部屋に入ってみた。


当然のことながら、
自分が使っていたものは何もなかった。
でも残っているものがあった。


学生当時、天体の写真を壁に貼っていたのだが、
なんとそれがまだそのまま残っていた。


ウン十年という年月が流れたのだが、
その写真たちは何事もなかったかのように、
そこにいた。


写真を見ながら、
ここで過ごした遠い過去に思いをはせた。


今は亡き父ちゃんがいて、今は施設に入っている母ちゃんがいて、
隣の部屋には妹がいて、3階の屋根裏部屋には弟がいて、
一つ屋根の下で過ごしていた遠い昔。


日々流れていく時間の中で、
そんな時があったのか、
今は想像しにくい。


でも写真は確かにその時が存在したことを
穏やか語っていた。


存在するものはすべて移り変わっていく。


あらためてそんなこと感じる時間になった。


掃除の後、
昔、ヒゲ先生によく連れて行ったもらった焼肉屋さんに
これまた久しぶりに行った。


ヒゲ先生が好きだったコンク汁を頼んだが、
その味は全く変わっていなかった。


変わらないものもあるようだ。



ではまた。

釣れない理由

●むこう向きのおっとせい その564


最近釣果に恵まれない。


この土日月もFFCのメンバーで釣行したが、
小さいキスは釣れるが、
青物やタイは全くダメだった。


大きなフグが釣れたぐらいだ。


気象庁が日本の南の海域で8月の海面水温が、
観測データーのある1982年以降で最も高く、
熱帯地方の海域に匹敵する高温だったと発表した。


なのでこれから近づく台風は大きく発達し、
強い勢力を保ったまま上陸する可能性があるらしい。


おととしの台風21号レベルの台風が来ると思うと、
かなりやっかいだ。


最近魚が釣れないのも、
もしかしたらこの海の温度が影響しているのではないだろうか。


調べてみると、
海水温が上がると、塩分濃度が濃くなり酸素量がへるらしい。


魚は海水中の酸素の80パーセントを必要とするので、
酸素量が少し減るだけでも魚にとってはすごく深刻で、
酸欠になってしまう。


酸欠状態に陥っている魚が、
正常な捕食活動ができるはずもなく、
食い気どころではないだろう。


というわけで、
最近つれない原因を海水温度の上昇にすることにした。


早く暑さが収まり、
穏やかな日常が戻ることを願っておこう。



ではまた。

いい経験をした

●むこ向きのおっとせい その563

更新が大幅に遅れてしまった。


高級車に乗り、
別荘を持ち、
休日はリゾート地で時間を過ごす。


今の私には全く縁のない世界だ。


この日曜日と月曜日にA君のお陰で、
そんな生活ををちょっとだけ体験させてもらった。


とても快適な時間だった。


いい体験をさせてもらった。


後どれくらいこの世にいるか分からない。


優雅な時間は持てたら、
それはそれで最高だが、
でもそれは別になくてもいい。


今の自分には、
子どもたちと過ごす時間があればそれでいい。


なんて、これは負け惜しみかも。


でも子どもたちの笑顔に包まれている、
今は、幸せなことなのだ。


最近それをつくづく思う。


こんな今が続くことを願っておこう。



ではまた。

夏合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その562

12日から15日まで本科の合宿だった。


コロナの影響で他団体の合宿が全てキャンセルになったので、
今年の夏は実験学校とこの合宿だけになった。


実施するのにためらいもあったが、
いざ始まると、
子どもたちの反応がそれを吹き飛ばした。


例年より1泊少なくなったが、

「学習」「海辺の生物観察」「ウニの発生実験」
「シュノーケリング」「キャンドルファイアー」
「天体観測」「ペルセウス座流星群観察」
「ボート訓練」「ボートツーリング」
「海ほたるの観察」「慰霊祭」
「すき焼きパーティー」「フィッシング」

と行事は盛りだくさん。


どの行事も、子どもたちは目いっぱい楽しんだ。


いつもと日程が変わったため、
今年は初めてペルセウス座流星群を観察できた。


着いた日の夜が極大日だったので、
日本庭園にゴザを敷いて、
みんなで寝転がって流星を観察した。


村の電気を消すと、
見事な星空が広がった。


天の川も見える。


そんな中流れ星は流れ、
子どもたちの歓声が響いた。


「このままずっと見ていたい。」


多くの子どもたちがそう言った。


おそらく、この夜見た星空を
子どもたちはいつまでも忘れないだろう。


カメラ好きのK君は、念願の天体写真に挑戦。


時間を忘れて撮っていた。


帰りの船の中で書かせた作文に

「フェリーで流れる曲が、
行くときは楽し気に聞こえるのに、
帰りに聞くと悲しくて涙が出る。」

と書いた子がいた。


素敵な感受性だと思う。


「帰りたくない。」
「もっとここにいたい。」


そんな声を聞きながら、
今年の合宿も終えることが出来た。



塾の合宿というのに勉強時間はあまり長くない。


しかしながら、
子どもたちがワクワクし、
夢中になった時間は、
子どもたちの中に多くのものを残したのではないだろうか。


そんな経験がいろんなところで生きてくる。


そう思っている。



ではまた。

(K君の撮った写真です)

8月実験学校

●むこう向きのおっとせい その561

8,9.10日と実験学校を実施した。


コロナで実施をどうするかかなり悩んだが、
島では村から出ることはないし、
外に出たとしても釣りと海辺の生物観察なので、
地元の人と触れ合うことはないと判断し、
実施することにした。

「子どもたちはこれだけを楽しみにしています。」
という保護者の方の言葉に力づけられ、
プログラムを全てこなした。


1時間目は、「光電池を使ったエコランタン作り」


明るいうちに充電しておいて、
周りが暗くなると明かりが灯るランタンは、
淡い光を放っていた。


2時日間目は「アイスクリーム作り」
氷と塩で-21℃をつくり、
あっという間にアイスクリームが完成。


3時間目は「海ほたるの観察」
例年に比べて、海ほたるはほんとに少なかった。
かろうじて最後の方に見ることは出来たが、
ちょっと残念だった。

天体観測は今回もできず。
なかなか天候に恵まれない。


2日目は実験4時間目の「海辺の生物観察」でスタート。

今年は潮の引きが少なく、
いつもに比べて生物の種類は少なかったが、
タコを2匹ゲットできたのはよかった。

採取した生物は持ち帰って、
図鑑を見ながら名前を確認。

ウニの口である「アリストテレスの提灯」を見せた時は、
子どもたちも大興奮だった。


5時間目は「ウォーターランに挑戦」

手作りの水鉄砲を使って、
先生と生徒に分かれてひたすら水の掛け合いをする。


私も参加。


あんなに水浸しになったのは初めてだったが、
子どもたちとの掛け合いはかなり楽しかった。


夜はキャンプファイアー。

いつもなら運動場でやるのだが、
ご近所への遠慮もあり、
今年は室内で「キャンドルファイアー」をすることにした。

先生たちの劇により、
キャンドルに点火。

ろうそくの炎はとても優しかった。

ゲームはZちゃん先生とMてぃ先生で考えてくれたのだが、
子どもたちは大いに楽しんでいた。


3日目は「フィッシング」でスタート。

いつもと場所を変えて釣りをしたのだが、
よく釣れた。

最高は一人で33匹。釣りも釣ったりだ。

種類は少なかったが、
過去最高の釣果だった。


最後の実験は「瞬間冷え冷えマシーン」

ペットボトルに氷を入れ、
ぬるい缶ジュースを回転させると、
あっという間に冷たいジュースになる。


これはビールを冷やすのにも、
いいかもしれない。


どの実験も子どもたちは大いに楽しんでいた。


そんな子どもたちを見ていると、
実施してよかったと今は思っている。


早くコロナが収束して、
気兼ねなく合宿をしたいものだ。


ではまた。

育英西中学に実験しに行った

●むこう向きのおっとせい その560

月曜日、育英西中学まで実験をしに行った。


例年なら小豆島で実験合宿をしているのだが、
今年はコロナの影響で島行は中止になった。


残念だなぁと思っていたら、
担当のF先生がとても熱心な方で、
島には行けないけれど、
中学に来て実験してもらえないかと言ってこられた。


学校に行って実験するという経験は今までにはない。


勝手の分からない場所で実験するのには不安があったが、
先生の情熱と、そんな経験はそうないと思ったのとで、
引き受けることにした。


出来るだけ多くの体験をさせたいということで
5実験することになった。


実験開始は8時40分。


我々は7時に集合して育英西に向かった。


いつもなら海辺の生物観察があるのだが、
それは出来ない。


実施した実験は
「薬品の怖さと面白さ」
「カエルの解剖」
「琥珀磨き」
「レンズカメラ作り」
「水の合成実験」


生徒達も初めて会う先生に戸惑い気味だったが、
授業が進むにつれ、
緊張はほぐれ、
いい雰囲気で実験は出来た。


授業終了後、F先生から、
「どこに行っても先生はかわりませんねぇ。」と
笑顔で言われた。


どうもいつも通りに出来たみたいだ。


かなり疲れはしたけれど、
今年も育英西の生徒や先生方に会えてほんとによかった。


さて来年はどうなっていることやら。


出来たら島でお会いしたいものだ。


コロナよ早く収まれ。



ではまた。

備えあれば患いなし

●むこう向きのおっとせい その559

昨日はちょっとピンチだった。


車で出かけた後、
帰路につく時にガソリンが残り少なくなってしまったのだ、


給油した方がいかなと思ったのだが、
まぁ持つだろうと、
たかをくくったのがよくなかった。


思ったよりガソリンの減り方が早く、
給油しなければ止まりそうなので、
ガソリンスタンドを探そうと高速を降りた。


ところが降りたところが、
どんどん山の中に入って行くではないか。


こんなところでガス欠になったらどうしようもない。


かなり焦った。


どうしたものかとしばらく思いを巡らし、
JAFのカードがあることに気づいた。


これしかないと、電話をしてみた。


山の中で焦っていた私に、
電話に出たJAFの人の声は天使のようだった。


場所の説明も難しかったが、
カーナビを見ながら、なんとか伝えることが出来た。


元来た道を少し戻ったところで待機。


最初1時間半ほど待てと言われた時は、
のけぞってしまったが、
幸い近くにいた人がいて30分ほどで来てくれた。


JAFの車を見た時はほんとにほっとした。


長年JAFの会員になっているが、
会員になっていて良かったと初めて思った。


何事も余裕を持って準備しておかないといけない
ということですね。



ではまた。

どうもすっきりしない

●むこう向きのおっとせい その558

いつもなら、間もなくやってくる夏休みを前に、
ワクワクしているところなのだが、
今年はどうも勝手が違う。


気持ちがあまり盛り上がってこない。


コロナの感染者が再び増加し、
不安が増していることが影響しているのだろう。


今年は他団体の合宿はすべてキャンセルになったが、
学園の夏の合宿は、
今のところ実施するつもりではいる。


島に行っても『星くずの村』で大半の時間を過ごし、
外に出るのも、
釣りや海辺の生物の観察ぐらいで、
3密になることはまずないので、
そんなに問題はないと思うのだが、
他府県への移動はやはり気を遣う。


しかしながら、夏休みも短くなり、
子どもたちが貴重な体験のできるチャンスは、
少なくなってしまった。


それを思うとなおさら、
自然に触れ、
普段できない体験のできる時間を
子どもたちに与えたいという気持ちが
やはり強くなる。


出来れば合宿は実施したいものだ。


もう少し様子を見るとしよう。



ではまた。



(有名な芸能人が自ら命を絶った。

彼は抱えていたものから解放されたのだろうか。

「人の命なんて、心配してもしなくても、
終わる時には無常に終わるもの」

そんな気がする。)

笑顔が溢れていた

●むこう向きのおっとせい その557

土曜日若江校でジュニアサイエンスの授業をした。

1.2年は「上皿天秤を使おう」

上皿天秤を一人1台使って、
使い方を説明。

使い方が分かったところでゼラチンと砂糖を量って、
ゼリーづくりに挑戦。

ワーワー言ってた子どもたちが、
食べている時はとても静かだった。

そのギャップがとても可愛い。


3・4年は「光る星座版を作ろう」

夏の大三角、さそり座の説明の後、
工作開始。

配布された夏の星座を厚紙に貼りつけ、
カルコで穴をあけ、セロテープを貼ってから、
着色。それを豆球で照らす。

なかなか手間のかかる作業だったが、
子どもたちは集中して取り組んだ。

そして電気を消してスイッチオン。

いろいろな光を放つ星座版を見て、
子どもたちから「きれい!」と歓声があがる。

1人の女の子が、スイッチを入れた瞬間、
とてもうれしそうな顔をした。

その表情の変化で、
感動していることがダイレクトに伝わってきた。

本当に可愛かった。


5・6年生は「チリメンモンスターを探そう」

チリメンモンスターとは、
チリメンジャコの中に混ざっている小さな生き物のことで、
タチウオやタイ、タコ、イカ、カニの子どもなど、
大人が見ていても実に楽しい。

今回は超レアなタツノオトシゴが3匹も見つかった。

見つけた子どもは大興奮だった。

子どもたちはずっと探してられるといいながら、
嬉々として取り組んでいた。

見つけたチリモンは標本にした。


いずれの実験も子どもたちの笑顔が溢れていた。


この笑顔を見るために実験をやっているようなものだ。


今回も多くの笑顔に出会えてよかった。



ではまた。

2020年 第1回実験学校

●むこう向きのおっとせい その556

4日、5日に今年度最初の実験学校を実施した。


コロナの影響で4月に出来なかったので、
今回が2020年度の最初となる。


参加数はどうなるかと心配したが、
思いのほか多くの参加者があった。


フェリーはやはりというか、乗客は少なかった。


帰りに川野回漕店の社長さんと話したが、
今は車の数は一桁、乗客も数えるほどらしい。


私にとっても小豆島は3か月ぶり。


こんなに行かなかったことはない。


久しぶりの小豆島はやはり素敵なところだった。


いつ行っても心が躍る。


これは何なのだろう。とにかく島に降り立つと
異空間に入ったと、心も体も感じるようだ。


実験は、
4月に出来なかった「薬品の怖さ、実験道具の使い方」と
今回のテーマである「音と光」の実験の合体バージョン。


1時間目は薬品の怖さと面白さ


アルコール、硫酸、塩素酸カリウムと赤リンを紹介した。


子どもたちの反応はとてもよかった。



2時間目と3時間目は顕微鏡とガスバーナーの使い方。


天体観測は残念ながら曇っていて出来なかった。



2日目、起床後フィッシング。


今回の釣果はまずまずだった。


アジやガシラ、スズメダイが釣れた。


大物をゲットした子どもたちはきっと、
釣りにはまるだろうな。



5時間目の実験は音の実験。

自分の声でモールを動かしたり、
模様を作ったりする実験だったので、
実験室中に子どもたちの大声が響き渡った。


最後の6時間目、はブラックライトを作って、
スライムを光らせようという実験。


ブラックライトを作る実験は難しかったが、
子どもたちはやる気満々。


先生たちの助けを借り、
何とか全員完成できた。


スライムに蛍光塗料を入れ、
出来たブラックライトで照らすと、
スライムは光りを放ち、
子どもたちは歓声をあげていた。


実験学校は無事に終了。


1月に実施して以来、半年ぶりだったが、
子どもたちと過ごす時間はとても心地よかった。


次回は8月。


2泊3日の合宿になるけれど、
何事もなく実施できることを願っておこう。


島、実験はやはりいい。



ではまた。

おめでとう!

●むこう向きのおっとせい その555

昨日甥のS之介先生の入籍祝いをするために、
教室に親族が集まった。


ささやかな会ではあったが、
とてもあたたかみのある、
素敵な小宴だった。


初めてお会いした新婦のSちゃんも
笑顔が印象的な、とても可愛い人だった。


私は医者のH君に乗せられ、
ガス管に火をつけ、
炎を吹き出す実験で彼女を祝福した。


変な印象をもたれてなければいいが(笑)



この二人なら、仲良く人生を歩んでいくだろう。


二人の末長い幸せを祈りたい。



宴に参加した男性陣は釣り好きが集まっている。


昨日も後半は釣り談義で盛り上がる。


そんな中、S之介先生の妹が嫁いだ静岡まで、
7月に釣り遠征をする計画が持ち上がった。


何事もなければ私も参加しようと思っている。



こうして親戚が集まるのもいいものだと、
改めて思った。



話は変わるが、
来週久しぶりに実験学校を開催する。


コロナのせいで4月に実施できなかったので、
半年ぶりくらいになる。


参加数も思ったよりは来てくれそうだ。


心待ちにしている子どもたちが喜んで帰ってくれるように、
しっかりと準備をしなくては。


これから実験学校に備えて、
予備実験に入ります。



ではまた。

もう自粛はいらない

●むこう向きのおっとせい その554

土曜日のジュニアサイエンスの授業は
小1・2が「イライラ棒を作ろう」
小3・4が「電磁石を作ろう」
小5・6が「種の解剖」
だった。


「イライラ棒」は新しく買ったアルミの線がよくなかったのか、
反応が悪かった。


子どもたちは一生懸命に作ったのに、
思うような反応でなくて、申し訳ないことをした。


猛反省。



小3.4の電磁石はとてもよくできた。


永久磁石と電磁石の違いを説明した後、
電磁石を使った釣竿を作って、
釣りをさせた。


紙に描いた魚に色を付け切り抜き、
それにクリップをつける。


子どもたちは思い思いの魚を作っては釣り上げて、
実験を楽しんでいた。


魚大好きなA君は、細かいところまで描き上げることに夢中で、
魚は一つしかできなかったが、それはそれでいい。


先生に言われたことをやるだけでなく、
自分のやりたいことに夢中になっているA君が、
とても素敵に見えた。


小5・6は種の解剖。


インゲン豆とトウモロコシの種を使って
種の仕組みを説明。


その後は実際に種を解剖して顕微鏡で胚の観察。


そしてインゲン豆の種を切った時に出る汁を
スライドガラスにつけ、ヨウ素液で染めて、
これも顕微鏡で観察。


顕微鏡に現れた、青紫に染まったでんぷんを観て
子どもたちは大喜び。


最後にジャガイモのでんぷんを観て、
ものによってでんぷんの形が違うということを確認して授業は終了。


いずれの実験も子どもたちの反応はすこぶるよかった。


コロナで長いこと実験出来なかった分、
こうして実験できる喜びを実感できる。


もう自粛しないで済みますように。



ではまた。

月は一つ

●むこう向きのおっとせい その553

神戸にキスを釣りに行った。


最初は千守というところに行ったが
風が強く、釣れる魚は小さいものばかりだった。


なのであまり時間はなかったが、
地元の釣具屋さんに教えてもらった
須磨海水浴場に場所を変えた。


まだ海開きをしていないので、釣りは出来る。


ちらほらと釣り人がいた。


1投目からぶるぶると竿が震え、
キープできるサイズのキスが釣れた。


1時間ほどすると、日が暮れ始めたので
納竿とした。


海を見ながら昔のことを思い出した。


初めて波に出会った不思議さと面白さに
きゃっきゃっといつまでも海からあがらなかった
幼い子どもの姿を。


私は何をなくしたのだろう。


月が二つある世界に自分はいるのか。


「見かけにだまされないように。
現実というのはいつも一つきりです。」


時折背中が前になる。



訳の分からない文になってしまった。


読み飛ばしてください。


次は普通に戻ります。


ではまた。

ジュニアサイエンス再開!

●むこう向きのおっとせい その552


土曜日、久々のジュニアサイエンスを実施。


子どもたちは元気にやってきた。


実験は4月にやる予定だった「薬品の怖さと面白さ」


本題に入る前に、この間アップした実験動画を見たか聞いてみた。


これが残念なことながら、大半の子どもが見ていなかった。


頑張って作ったのに見ていないとは。


再生回数が増えているのはどうも生徒ではなく、
卒業生や一般の方が見てくださったようだ。


嬉しいことに何人かの卒業生の方から、
「見たよ。面白かった。」というラインが入った。


それはそれで、とても嬉しかったのだが、
肝心の生徒が見ていなかったことは、
やはりちょっとショックだった。


気を取り直して、実験動画の種明かしをしてから
実験をスタートした。


「薬品の怖さ」実験は
子どもたちと問答しながら実験を進めるのだが、
いつやっても子どもたちの反応はすこぶるいい。


子どもたちの輝く目を見ていると、
こちらまで嬉しくなってくる。


アルコール、ブタン、硫酸を紹介して
滞りなく、今年の第1回目のジュニアサイエンスは無事に終了。


この実験はまだやることがたくさんあるのだが、
時間の制限があるので、
全部は出来ない。


しかしながらこれだけでも
これから多くの実験に取り組んでいく中で、
勝手なことをしてはいけない、
先生の指示を守らなければいけないということは、
十分伝わったのではないだろうか。



ようやくジュニアサイエンスが再開できた。


子どもたちと実験できる喜びを感じながら、
また子どもたちの好奇心をくすぐっていきたいと思う。



ではまた。

ユーチューバーにはなれない

●むこう向きのおっとせい その551

6月になった。


緊急事態宣言が解除され、
日常がちょっとずつ戻り始めた。


長い間実施していなかったジュニアサイエンスの理科実験も
この6月から、いよいよ再開することになった。


そこで再開を記念して、
理科実験の動画を作成して
ジュニアサイエンスの生徒たちに見てもらうことにした。


もちろん私にはそんな技術はないので、
スタッフのA君にお願いして、
動画の編集はしてもらった。


実験は全部で4つ。


どのように実験を展開しようかと、
頭をひねり、カメラの前に立ったが、
これがどうも思うようにはいかない。


生徒の前だとそんなことはないのに、
カメラを前にすると、
変に緊張する。

外国の人を前にした時と同じ状態になる。

今時こんな人は珍しいのだろうなぁ。


映像を取っているA君から、
「顔が死んでる。」
との指摘を受ける。

作り笑いをすると
これまたぎこちないものになる。

編集するので多少間違えても大丈夫、
とのA君の言葉を聞いて
気持ちが楽になり、
何とか撮影を終えることが出来た。

ユーチューバーにはなれないと、
実感した。


撮影は1時間余りで終了。


A君の編集してくれたのを見たが、
A君のお陰もあり、
出来栄えは思ったよりましだった。


何人かから「面白かった。」とのラインももらった。


子どもたちがちょっとでも喜んでくれたら、
良しとしよう。



作成した動画は、
学園のホームページにアップされていますので、
興味のある方は是非ご覧ください。


A君の助けを借りて、
懲りずにまた動画をアップしようと思っている。



ではまた。

活気が戻った

●むこう向きのおっとせい その550

授業再開から1週間が経った。


マスクにフェイスシールドと重装備で迎えた授業だったが、
思ったよりは、スムーズに授業に入っていけた。


久しぶりの授業。


子どもたちの声が響き、
ここしばらく、ひっそりとしていた教室が
いっぺんに明るくなり、
活気を取り戻した。


今までは当たり前だった光景だが、
こうなってみると、それがいかに大切なものだったか、
身に染みて感じる。


今日は非常事態宣言が解除された。


でもコロナが消滅したわけではない。


またいつ授業が出来ない事態になるか分からない。


もうこんな思いはしたくない。


そのためにも
3密を避け、
距離は出来るだけ2メートルあけ、
症状がなくてもマスクを着用し、
30秒手洗い
という「新たな生活様式」を当然のこととして
これからは過ごしていかなくてはいけないだろう。


コロナは世の中を変えてしまった。


しかしながら、
今までそうあることが当たり前だったことに対する、
ありがたさを感じるということでは
いい機会になっている気はする。


人は大切なものをなくした時に、
その存在の重さを改めて知る。


いいことはほとんどないけれど、
前向きにとらえていくしかない。



ではまた。

いよいよ、授業再開!

●むこう向きのおっとせい その549

大阪府の休業要請が解除された。


それを受けて、今日から久しぶりに授業を再開することにした。


と言っても緊急事態宣言が解除された訳ではないので、
感染防止の対策は、できうる限りしておかなくてならない。


3密を避けることはもちろんのこと、
マスク着用、手指の消毒もし、
フェイスシールドもつけての授業にすることにした。


フェイスシールドは手作りだ。


そこまでしなくてもとは思うけれど、
やれるだけのことはしておくに越したことはない。


ことが起きてから遅い。


出来るだけ後悔はしたくない。



保護者の方に授業再開の電話を入れた。


学園の感染防止の対策を伝えたが、
フェイスシールドについては、
ビックリされる方が多かった。


いずれのご家庭も、学園再開を喜んで頂いた。


その反応はとても嬉しかった。


中には私の声を聞いただけで
「先生、お久しぶりです。」と言ってくださった方が
少なからずおられた。


これにはちょっと感動した。



待ちに待った授業再開。


子どもたちや保護者の方の期待に応えられよう、
精一杯準備して、新学期を迎えたい。


今日は久しぶりの実験だ。


準備は万端。


張り切っていこう。



ではまた。

在宅質問

●むこう向きのおっとせい その548

昨日も家で一日を過ごした。


生徒からの質問が何人かから来たので、
解答解説を書いて送った。


その中で数学の基礎のできていない生徒がいた。


正の数負の数の計算も怪しい。


問題を解いては解答を送ってくる。


足し算・引き算と掛け算・割り算を解く時の符号が
ごちゃごちゃになっている。


四則計算の時の計算順序が分かっていない。


今までこんな基礎的なこともあいまいなまま来たのかと、
ちょっと愕然としたが、
間違えた問題を1から説明していった。


そして昨日、送られてきた問題を解答したら
全問正解になった。


本人も「やったー!」と大満足。


これで少しでも自信がつけば言うことはない。


他にも数学の証明hの書き方を教えて欲しい、
雄花雌花は裸子植物だけにあるのか、
数列の解き方が分からない。
などなどいろんな質問が送られてくる。


その都度解説を書いて送るのだが、


これが案外いい時間になっている。


こうして家で隙間の時間を見つけて質問に答える、
というのは今までしてこなかったけれど
この間教えてもらったズームとかビデオ通話とかも使って、
コロナが収まってからも
続けていけたらと思う。


コロナはろくでもないが、
今までにないものをある意味生み出している面もあるのかもしれない。


休業、外出自粛が続くが、
そろそろ再開に向けて動き出そうと思っている。


大阪の感染者は今日は1名。


14日にはどのような判断がなされるのだろう。


注目しておこう。



ではまた。

今年のゴールデンウィークは・・・

●むこう向きのおっとせい その547

ゴールデンウィークが終わった。


コロナがなければ、5日まで小豆島にいて
昨日は蒐英バンドの同窓会のはずだった。


そんな毎年の楽しいこともできず、
3日からは、買い物以外は家に引きこもっていた。


退屈を救ってくれたのは「プライムビデオ」


費用も安く、スマホで気軽に観ることが出来るのがいい。


いっぱい映画を観て、いっぱい刺激をもらった。


そしてもう一つやったことは、
家の断捨離。


実験室より空間は断然狭いにも関わらず、
これは実に難航している。


捨てずに残してきたことのつけか、
いろんなものが出てくる。


断捨離で最初にやることは

「自分」に「今」必要なモノだけを残して、
後はひたすらすてる

という作業。


たったこれだけなのに、これがなかなか難しい。


モノを捨てられないタイプには
「現実逃避型」「過去執着型」「未来不安型」
があるらしい。


どうも自分は「過去執着型」のようだ。


・「思い」も、放っておくと「重い」になる

・「捨てる」ことで"自分らしさ″を取り戻す

という言葉を反復しながら、
だいぶ捨てることが出来たが、歩みは遅い。


でもこれが済んだら相当部屋も心もすっきりすると思うので、
ゴールデンウィークは終わってしまったけれど、
今しばらく頑張ってみようと思っている。



またまた非常事態宣言が延期され、
授業開始も延期になった。

昨日は各家庭に電話を入れて、
授業の延期を伝え、子どもたちの様子を確認した。

子どもたちも我々もストレスマックスだけど、
今しばらく我慢。

早く子どもたちの顔を見ながら授業がしたいものだ。


にしても国の動きが何もかも遅い。


私のブログ更新も(笑)



ではまた。

実験室大掃除

●むこう向きのおっとせい その546

最近ブログを書く曜日が一定しない(汗)


今日からゴールデンウィークが始まった。

コロナのせいで、
F F Cの合宿、蒐英バンドの同窓会などなど
心待ちにしていた予定が全てキャンセルになった。

とても楽しみにしていたのに、
誠に残念至極。

コロナ恨めしである。


ただ嘆いてばかりではコロナを喜ばせるだけなので、今しか出来ないことをやろうということで、
ちょっと前から若江校実験室の大掃除に取りかかった。


若江校開校から36年。

気にはなっていたが、根本的な掃除は
なかなか出来ないでいた。

思わぬ時間のできたこの時に、
今がチャンスと、
積りに積もった荷物や
引き出しの整理に手をつけることにした。

しかしながら、
一度そこに居座ったモノどもは
その存在感を増し、
ちょっとやそっとでは立ち退かない。

20年以上前の生徒の残した実験作品、
今は自分の子どもを通わせてくれている卒業生が生徒の時に書いた作文、
昔の成績資料などなど、
整理していると懐かしの品が次々と出てくる。

その度に手が止まる。

片付けには、
予想以上の大きな労力が必要だった。

断捨離の本をまた読み直し、
自分を鼓舞し、
Nちゃん、Aみんの強力な手助けを受け、
昨日ようやく大掃除and片付けが終了した。
処分した段ボールの数は80個を超えた。


実験毎にケースを作り、
戸棚も実験ジャンル毎に整理し、
引き出しもきっちりと整理できた。

荷物で埋まっていた窓も開き、
風通しがめちゃくちゃよくなった。

これなら今度授業再開する時に問題なく使える。

実に快適な空間になった。


片付けが終わった後は、
心もリフレッシュ出来た気がした。

断捨離はやはりやってみるものだ。



今日はラインで生徒の質問に答えつつ、
家の断捨離に着手した。

片付けが終わったら、
気持ちも、より前を向くだろう。


コロナは鬱陶しくて仕方ないけれど、
この試練の時を、
今しかできないことを見つけて、
新たな自分に出会える時間にしていけたらと思う。


それにしても早く授業を再開したいものだ。



ではまた。


終の栖

●むこう向きのおっとせい その545

月曜日母親が病院を退院して、
その足で施設に入った。

施設は本部教室のすぐ隣にあり、
運営しているのは学園の卒業生だ。

もっと早くに入ってもらいたかったのだが、
頭もしっかりしていて、
自分でなんでもできたので、
認定がなかなか出なかったのだ。

最近は足腰が弱くなり、
ようやく認定がおり、入所できた。

施設は出来てまだ2年ほどで、
部屋はとても綺麗だ。

病院にいたら何かと制限が多いが、
ここは基本自由に過ごせるので、
居心地は悪くはないと思われる。

お医者さんの定期的な回診もあり、
係の人も毎日見てくれるし、
我々にとっても安心感は凄くある。

母ちゃんにとっては、
ここが終の栖になる可能性が高い。

果たしてここでいいのかという思いはあるけれど、母ちゃんが気にいってくれたらいいなと心から思う。


いつか自分にもそんな時が来る。

どこが終の栖になるか。

母ちゃんを見ていてそんな思いが頭を巡った。


「これがまあ終の栖雪五尺」

一茶はどんな思いでこの句を作ったのだろう。

嘆いたのか、悟ったのか。


さて、自分はどこで、どんな最後を迎えるのだろう。


ではまた。

いいチャンスにしたい

●むこう向きのおっとせい その544

連日テレビではコロナウイルスの話題で持ちきりだ。


感染者数は増加を続け、
収まる気配は全くない。


明日にも休業要請が出されそうだ。


学園の方は8日からの新学期の授業は延期し、
早くも休業中だ。


生徒たちの学習面や生活面を考えると、
出来るだけ早く再開したいのだが、
今の状況を考えるとかなり難しい。


5月6日まで様子を見ることになりそうだ。


いろんな面で打撃は大きいが、
落ち込んでばかりはいられない。


思わず出来た時間を有効に使うべしと思って、
若江の実験室の大掃除に着手した。


何しろ随分長い間大きな掃除をしなかったので、
積もりに積もった荷物が山ほどある。


あちこちに積まれたダンボールはすべておろし
中のものを出し、引き出しの中のものも全部出し、
必要なものとそうでないものを整理する。


やり始めたものの、
あまりの量の多さに、気持ちが萎えそうになる。


しかしこんなチャンスはそうそうない。


整理が終わった時は、
きっと大きな喜びを味わえるだろうから、
今しばらく頑張ろうと思っている。




今は厳しい時だけれど、
今までできなかったことが出来るチャンスと捉え、
日常が戻った時にはパワーアップしていたい。


皆さんもコロナに負けず、
前向きに頑張りましょう。




ではまた。

再々延期

●むこう向きのおっとせい その543

ブログ更新がまた遅くなった。


5日の卒業式はやはり延期になった。


子どもたちを最高の形で送り出そうと
出し物や、バンドの練習をし、
卒業記念映画を作成しこの日に備えてきた。


子どもたちにとっても、
スタッフにとっても、
楽しみにしていただけに残念でならないが、
この状況では致し方ない。


卒業式は中止にしようかとも思ったが、
それではあまりにも寂しすぎるので、
いつになるかは分からないが、
再々延期することにした。


その時には完璧な形でやりたいと思う。


それで卒業式の延期の知らせと、
とりあえず子どもたちに卒業のメッセージを送ったらどうかと、
I先生から提案をいただき、
ラインを通してメッセージを送ることにした。


卒業式を実施する予定だった天文教室で、
1人でカメラに向かって話したのだが、
誰もいない中で話すのは、
予想以上に難しかった。


メッセージを送った後、
子どもたちからあまり反応がなかったので、
思いは伝わりにくかったのかもしれない。


でも何もせずにこのまま会えなくなるよりは、
一応のけじめはついたと思っている。


19期生の時から始まり、
45年続けてきた卒業式だが、
こんなことになるとは思いもしなかった。


昨日は緊急事態宣言も出た。


コロナが早く収まって、
笑顔で卒業式が出来る時の来ることを
願っておこう。



ではまた。

入試が終わった

●むこう向きのおっとせい その541

公立校の合格発表が19日にあった。


残念ながら全員合格とはならなかった。


中3の初めには希望校には全く届かない成績だった生徒がいた。


彼は中3になって、希望校に合格するという決心をして、
真剣に勉強に取り組むようになった。


ある時理科にどう取り組めばいいかと相談を受けた。


そこで中3までのまとめの問題集を与えて、
やらせることにした。


すると彼は驚くほど熱心に取り組んだ。


前もって問題を解いてきて、
出来なかった問題にはチェックを入れ、
授業が終わったあと毎回質問した。


今までの勉強不足がたたり、
説明してもなかなか理解できない。


説明するこちらも、あまりに理解しないので
こりゃ厳しいと思うことが何度かあったが、
彼は食らいついてきた。


分かるまで何度も質問した。


その甲斐あって、憧れの高校を受験できるまでに成績は上昇した。


そして迎えた発表。


彼の番号は残念ながら、なかった。


その時の彼の気持ちを思うとたまらないものがある。


そして自分ももっとやってあげられることがあったのではないかと
反省と悔しさがあふれる。


教室にやってきた彼はやはりショックを隠し切れなかったが、
先生方から励ましを受けて、
明るい顔で帰って行った。


頑張っても上手くいかないときはある。
しかし頑張ったことは決して無駄にはならない。
頑張った時に得たものは必ず自分の中に残っている。
それはまた次のステージで別の形で現れる。そう信じたい。


悲喜こもごもの入試が終わった。


学園の卒業式はコロナの影響で4月5日に、
初めての延期となったが、
次のステージに向かう子どもたちを
笑顔で送り出したいと思っている。



ではまた。

さて結果やいかに

●むこう向きのおっとせい その540

11日公立高校の入試が終わった。


この1年、懸命に頑張ってきた子どもたちは
6時間弱の短い時間に自分の持てる力を発揮できたのだろうか。


入試が終わった後
子どもたちに感想を聞いてみた。

「できることはしたし、見直しも出来たし、力は発揮できたと思う。」


「数学と英語がめちゃめちゃ難しかったけど、集中して出来たと思います。」


「一教科一教科真剣に解いて向き合ってきました!」


「最初の最初でつまづきかけたけど、どうにか頑張ってきました!!」


「受かったわ」

などなど。


子どもたちの文面を見ていると
プレッシャーと向き合い、
懸命に戦ってきた様子が見て取れる。


結果は神のみぞ知る。


いずれの結果が出るにしろ、
ほんとによく頑張ってきたと思う。


次にどんなステージが待っているかは分からないけれど、
彼らならどんな結果が出ても、
必ず前を向いて歩いていってくれるだろう。


発表は19日。


さて結果やいかに。



子どもたちと共に、静かに結果を待っておこう。



ではまた。

いよいよ入試だ

●むこう向きのおっとせい その539

一昨日母親の見舞いに行った後、
卒業式で演奏する曲をみんなで練習した。

毎年卒業式では、私、保護者のスピーチのあと、
職員によるバンド演奏をしている。


私は毎年定番のカントリーロードと
オリジナル曲の
「時は流れても」
の2曲やらせてもらっている。


「時は流れても」は
子どもたちとの思い出は色褪せることはないということを歌ったものだ。


今年も心込めて歌おうと思っている。


1年に1回、この時しかバンドで曲を弾くことはないのだが、いつも楽しい時間になっている。


バンド練習の後、
教室に戻って、公立の受験特訓をした。


公立受験組はみんな相当な危機感を持っていて、勉強する姿は真剣そのものだ。


そしていよいよ明日は入試本番を迎える。


ここ最近、公立高校の倍率は高いものになっている。


子どもたちの緊張や不安はピークに達していることだろう。


ここまで本当によく頑張って来たので、
培って来た力を全部出し切ってくれることを願うばかりだ。


今日はこれから最後の特訓をして、
その後激励会をする。


子どもたちの気持ちが少しでも和らいで、
明日に向けて気持ちが前を向けるように、
スタッフみんなで励まそうと思っている。


ではまた。

早く収束して欲しいものだ

●むこう向きのおっとせい その538

コロナウイルスが猛威をふるっている。

今日から全国の小中高校が休校になる。

まさに異常な事態になった。


学園では授業は今まで通りにすることにし、
塾に来るか来ないかは、
保護者の判断にお任せした。

土曜日のジュニアサイエンスも欠席が多いかなと思ったが、欠席はほぼなく、子どもたちは元気にやって来た。

保護者の方も、開講してもらって嬉しかったと仰った。


公立高校の入試もどうなるのか。

子どもたちも我々も気が気ではないが、
入試に備えての準備はやっておかなくてはいけないので、特訓は続けることにしている。

これから学園の卒業式、春合宿と行事が待っている。

今のところ実施しようと思っているが、
状況をよく見ようと思っている。

早く収束してほいものだ。


親戚の医者から、コロナウイルスについての対策が送られて来たのでアップしておきます。

皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいね。


ではまた。





母ちゃんの話

●むこう向きのおっとせい その537

母親が今入院している。

足がだいぶ弱って、
尻餅をついたら起き上がれなくなったのだ。

体は随分と弱ったが、
頭はしっかりしていて、全くボケてない。


94歳とはとても思えない。


でも環境が変わるとやはり精神的にストレスが溜まるのか、おかしな夢を見ることがある。


現実との境目が分からなくなり、
非現実的なことを
入院当初は真剣な顔で訴えてきた。


一時はなぜそんなことが起こるのか、
本人も分かっていなくて、
我々も、母ちゃんもついにボケたかと本気で心配した。


そんなことが起こるはずがないということを、
母ちゃんに伝えているうちに、
自分でもおかしいということに気付いて、
ようやく冷静に判断できるようになった。

せん妄という症状らしい。

明確な原因は解明されてないらしく、高齢者特有の「虚弱な状態」に、何らかの身体的、心理的な引き金因子が加わることで起こると考えられている。

旅行先や入院先で起こりやすく、
環境の変化による心理的ストレスが引き金になるらしい。

ここ最近病院にも慣れたのか、
落ち着いてきて、せん妄もなくなってきた。


病院に行く度に、
母ちゃんの若かりし頃の話を聞かせてくれる。

今まで聞いたこともない話がいっぱい聞けて、
楽しい時間になっている。


この間は初恋の人の話を聞いた。


母親の初恋の話を聞くなんて、
思いもしなかったが、
話している母ちゃんの顔は生き生きとしていた。

母ちゃんの小学校の時のこと、
結構もてて、マドンナ的な存在だったらしい。

若い頃に亡くなった、
私の会ったことのない爺ちゃんの話。
警察官だったのだが、
中原香波(こうは)というペンネームを持って、
文を書いていたらしい。


話し出すと止まらなくなるが、
どの話もとても面白い。


今まで知らなかった母ちゃんがいる。


出来うる限り、話を聞いておこうと思っている。


私に出来ることはそれくらいだから。


ではまた。

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