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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

松の木を採取できた

●むこう向きのおっとせい その656

またまた随分と更新が遅くなってしまった。

連休中は、大学のサークルの同窓会の打ち合わせ、
小豆島での車中泊釣りとゴルフ、
そして学園の元バンドの、
4年ぶりのライブハウスでの親睦会
と一杯の出来事があったのに
書くタイミングを逸してしまった。

なので近々の出来事の方を書きます。

この間中1理科で裸子植物の単元を教えることになった。

いつもなら小豆島から松を持って帰るのだが、
今回はタイミングが合わなかったので、
持ち帰らなかった。

写真で説明するだけにしようと思ったが、
やはり実物を見せたいと思って、
近くの公園に探しにいった。

しかしながら見つけることは出来なかった。

そこで生駒ならあるかもと思って行ってみることにした。

父親のお墓が生駒にあるので行ってみようと思ったのだ。

まずはお墓参り。

父親と義弟のお墓の掃除を済ませてから、
作業をしていた人に、松の木はあるかと尋ねてみた。

実験で使いたいとの目的を伝えたら、
その人は2本あると思うと言って案内してくれた。

道路をちょっと上ったところに松はあった。

とりあえず許可をもらいに事務所に行った。

責任者の方には、最初ちょっと訝しがられたが、
事情を説明したら、快く受け入れて下さり、
剪定ばさみまで貸していただいた。

松を採ってからお二人に
松の雄花、雌花、受粉の仕組み、
松ぼっくりの説明をさせてもらった。

子どもたちに実物を見せるのはいいことですねと
素敵な笑顔で見送ってくださった。

授業の方はこの時の話を交えながら、
雄花、雌花の鱗片の双眼実体顕微鏡での観察、
花粉の顕微鏡観察をさせることが出来た。

子どもたちにとっては貴重な時間になったことだろう。

お二人に感謝だ。

準備にかなり時間を取られたが、
いい出会いもあったし、
思ったら行動することが大事だなと改めて思った。


ではまた。

テレビの撮影場所になった

●むこう向きのおっとせい その655

テレビ大阪の「もしものマネー道」という番組がある。

私は見たことがないのだが、
番組のホームページには
「・・・もしもの時に備える、マネー活用バラエティー!」とある。

その番組で扱う会社の、昔の再現場面を撮るのに、
学園の教室を貸して欲しいと頼まれた。

なぜ学園の教室が選ばれたのかというと
昭和の実験室の雰囲気が欲しかったということらしい。

そう聞くとちょっと微妙な気もするが、
滅多にあることではないので引き受けることにした。

そして金曜日にその撮影があった。

実験室の雰囲気を伝えたいというので
フラスコや上皿天秤を用意するなど、
場を作るのに私も一役買った。

その会社で扱っている商品が
ちょっと言いにくいもので、
俳優さんたちが演技の中で、
大きな声で「〇〇ドーム」というので、
ちょっと近所に気を使ってしまった。

子どもたちには言いにくいので
まだ撮影のあったことは伝えていない。

にしてもテレビの撮影を見るのはなかなか面白かった。

6月4日に放映らしいので、
どんな風になっているのか楽しみにしておこう。


ではまた。

2023年度 第1回実験学校

●むこう向きのおっとせい その654

1日2日は2023年度の第1回実験学校だった。

テーマは「薬品の怖さと面白さ&化学実験」

薬品の怖さ実験は毎年やっている。

これから薬品を使う実験もあるので、
大事な実験だと思っている。

その他の実験は「ガスバーナーの使い方」「酸素の捕集」
「二酸化炭素の捕集」「ラムネ菓子作り」

ガスバーナーの使い方では
ガスバーナーを分解して、その仕組みを学んでから、
1人1人実際に火をつけた。

酸素の捕集実験では、
酸素を入れた集気びんに線香、針金を入れて燃やした。

音を立てて燃える線香や、
花火のように燃える針金を見て、
子どもたちはとても喜んでいた。

二酸化炭素の実験では、
ろうそくを立てた手に、濡れた集気びんをかぶせると
集気びんが手に吸い付くという実験もやらせた。

ろうを手に垂らすのが怖くて、
子どもたちは大騒ぎだった。

ラムネ菓子は重曹とクエン酸の吸熱反応を説明してから
作らせた。

思い思いの形のラムネを作って、
子どもたちは楽しんでいた。

私はすべての実験を指導したが、
スタッフの助けを借り、
どの実験もスムーズに出来たし、
子どもたちの反応はとてもよかった。

子どもたちの無邪気な反応見るのが楽しくて仕方ない。


1月から、高校入試、卒業式、春合宿、明星中学理科実験と続き、
この実験学校でようやく一息ついた。

新年度も気持ちを新たに、
子どもたちの笑顔にいっぱい出会えるように
頑張っていこう。


ではまた。

明日は卒業式

●むこう向きのおっとせい その653

今日は公立高校入試の発表の日だった。

残念ながら全員合格とはならなかった。

ダメだった生徒は覚悟の上での受験だった。

学園での判定は△。

かなり厳しい受験だった。

しかし私立高校に合格していることもあり、
自分が納得のいく受験をするということで、
チャレンジすることにした。

入試までの日々、懸命に頑張っている姿を見てきた。

出来れば通してやりたかった。

願いを叶えてやることが出来なかった悔しさと
申し訳なさで一杯になる。

発表後、話をした。

もちろん悔しさは抑えていたのだろうが
私が思ったより元気だったし、前を向いていた。

今までも涙をのんだ生徒を見てきた。

しかし悔しさをばねに飛躍した生徒はいくらでもいる。

悔しさは次への原動力にもなる。

やってきたことは決して無駄にはならない。

ほんの少しスタート位置がずれただけだ。

自信を無くすことなく、また元気に歩き出して欲しいと心から願う。


明日は学園の卒業式だ。

涙をのんだ生徒もやってくる。

彼らの人生はまだ始まったばかり。

そんな彼らの門出を、
スタッフみんなで、明るく、楽しく、祝ってやろうと思う。

感動に溢れた卒業式になりますように。



ではまた。

今日は公立高校入試

●むこう向きのおっとせい その652

今若江校にいる。

今日は公立高校の受験日で
朝から子どもたちの応援に行って来た。

スタッフが手分けして、
駅や高校前に行って激励するというのは
もう何十年も続けている。

入試を迎える子どもたちに、
勉強面ではもうやってやれることはない。

後は子どもたちが焦らず、
いつも通りの気持ちで受験出来るように
メンタル面をケアするだけだ。

昨日は各教室で激励会。

多くのスタッフが集まって
子どもたちに檄を飛ばす。

学園恒例の「ヒゲ薬」「力餅」に加え、
たくさんの応援の品をもらって、
最後は握手をして送り出した。

子どもたちの緊張感も少しはほぐれただろう。

嬉しかったのは、
私立専願や国立を受けて受験を終えた生徒も
仲間の応援に来てくれたこと。

スタッフにまじって、
応援のメッセージを送ってくれた。

みんなの前で話すプレッシャーが大きかったと思うが、一生懸命に話してくれた。

その姿が微笑ましかった。

そして今朝は応援に来たスタッフの顔を見て、
子どもたちは安心して、
受験に向かえたことだろう。

私の送り出した生徒は、
緊張感を見せつつも、
普段通りのいい顔をしていた。

しっかりと問題に向き合えるだろう。

今1時間目の国語が終わった。

上手く出来ただろうか。

心配は尽きないが、
懸命に闘っている彼らを信じて、
入試が終わるまで、
遠くから応援しておこう。

みんな頑張れよ。


ではまた。

誕生会を開いてもらった

●むこう向きのおっとせい その651

日曜日、1時から4時までテスト対策をした後、
誕生日会を開いてもらった。

集まってくれたのは私が最も信頼を置いている人たち。

貴重な休みのところを時間を割いて集まってくれた。

この人たちとの付き合いは、
それはそれは、とてつもなく長い時間になる。

今もこうしてお付き合い出来ているのが奇跡的なことだと思う。

乾杯の後、Zちゃん先生の呼びかけで作ってもらった
寄せ書きをもらった。
これはとても嬉しかった。

それ以外にも、それぞれに気持ちのこもったプレゼント頂いた。


誕生会の方は、
始まったばかりは確かに誕生日会だったと思うのだが、
後はM先生とZちゃん先生の爆裂トークで
なんの集まりかわからないという、いつもの展開になった。

でもそれがほんとに楽しくて、
あっという間に時間は過ぎた。

最後はカラオケまで付き合ってもらい、
楽しい会はお開きになった。


自分の人生もいよいよ最終章に入った。

多くの人と出会ってきたが、
長きにわたって深く関わってくれる人はそう多くはない。

いずれこの世を去る時に何を思うのか。

きっと今までに出会った人たちのことに想いを馳せることだろう。

そんな時に、今日集まってくれた人たちのことは、
笑顔で思い出すことだろう。
ボケてなければの話だが。


いつ何が起きても不思議ではない歳になった。

今日の誕生会に来てくれた人たちのように、
心許してお付き合いいただいている方々への
感謝の気持ちを忘れずに、
これからの一日一日を
目一杯自分に正直に生きていこうと思う。


ほんとに素敵な一日だった。


ではまた。

丁寧に

●むこう向きのおっとせい その650

8日は誕生日だった。

多くの人からお祝いの言葉を頂いた。

有難いことだ。


9日は私立高校入試に向けての激励会。

中3生相手にスタッフが励ましの言葉をかける。

来れなかったスタッフはラインでメッセージを送ってきた。

受験当日、我々にできることは何もない。

ただ子どもたちの健闘を祈るだけだ。

なので少しでも不安を和らげようとの思いで
毎年この激励会を実施している。

初めての入試を前にして、不安いっぱいの生徒にとっては
大きな励ましになったことだろう。

そして10日は入試本番。

早い学校は今日に合否の連絡が入っている。

子どもたちはしっかりと自分の力を発揮出来たのだろう。

今のところいい結果だ。


そして今日は中1・2の定期テスト対策を
1時から5時まで実施した。

ある生徒と一緒に電流の問題を解いている時、
その生徒が実にゆっくりと丁寧に文字を書いたり
図を描くことに気が付いた。

私は多くの生徒の質問を聞かないといけないので、
つい早口で、乱雑な図になってしまう。

この子にとっては、今までの説明のペースは速すぎのだろうなと思うと同時に、
どんな場合ももっと丁寧に説明しないといけないと、
普段の子どもたちへの接し方を反省することになった。

1人1人に丁寧に向きあって行くことが大切だという、
自明のことを改めて感じた時間だった。


これから定期テスト対策、公立高校入試対策と続く。

「丁寧に」という言葉を頭に置いて
子どもたちと向き合っていこう。



ではまた。

心地よい疲れ

●むこう向きのおっとせい その649

昨日は英検のテストだった。

今年から学園は準会場になったので、
学園で実施する初の英検テストということになる。

会場登録にはZちゃん先生に随分とお世話になった。

彼がいなければ実施にこぎつけなかっただろう。

感謝である。

朝の9時から夕方5時まで。

ハードスケジュールだったが、生徒も真剣に受験していたし、
滞りなくできてほんとによかった。

英検のテストの後、
本部教室に自習に来ていた中3生の相手をした。

その後若江教室に移動して、
これまた中3生の相手をした。

テストに向けて、
懸命に取り組んでいる子どもたちを相手にしている時間は、
自分にとっても充実感のある、とてもいい時間だ。

私はこの時間が好きだ。


若江教室に行ったら、助手のN君が来ていた。

自分のテスト勉強がてら、
生徒の相手もしようと思ってくれたらしい。

そうこうしていると同じく助手の、K君、Mちゃん、Rちゃんも
同じように来てくれた。

こちらからお願いしたのではない。

彼らは自主的に来てくれたのだ。

後輩を思うその気持ちがとても嬉しかった。

冬合宿での交流も大きかったようだ。

彼らと共に過ごしている生徒たちの顔も生き生きとしていた。

ほのぼのとした素敵な時間だった。


22時に勉強会は終了。

朝の9時から夜の10時まで、
超ロングな1日だったが、
心地よい疲労に浸りながら家に帰ることが出来た。

幸せなことだ。


まだまだやれる。



ではまた。

一年の計は元旦にあり

●むこう向きのおっとせい その648

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新しい年が明けて1週間。

今日から新学期の授業が始まる。

「1年の計は元旦にあり。」

講習会の時に、
この言葉を知っているかと生徒に聞いたら
ほとんどの生徒が知らなかった。

あまり耳にすることのない言葉になってしまったのかもしれない。

計ということは計画をしっかりと立てるということなのだろうが、
あまり深く考えずに
今年の目標と考えて、10個ばかり考えてみた。

もしこれが実現出来たら、
今年はかなり満足感いっぱいで終われるだろう。

そう考えるとちょっとワクワクする。

生徒達に、私の立てた計の一部を話して、
みんなも今年の目標を立ててみようと話したら、
意外に反応は良かった。

早速に考えてみようと素直に言う。

可愛いものだ。

私はもういい年だから、今更なぁと思わないこともないが、
向上心をなくしたら、老けるだけだ。

前を向く気持ちがあれば
まだまだ進化できるはず。

なので考えた”計”が実現できるように
この1年、常に意識しながら、
頑張ってみようと思っている。

さて年末にはどんなことになっているだろう。

楽しみだ。


ではまた。

今日から冬合宿が始まっているが・・・

●むこう向きのおっとせい その647

またまた随分と間が空いてしまった。

今日はクリスマス。

恒例の冬合宿が始まっているのだが、
コロナの陽性になってしまって、
島には2日遅れの
明後日から行くことになった。

いつかはなるかもと思っていたが、
このタイミングでなるとは。

病状は、熱と咳が出たが、
熱はすぐに平熱に戻り、
咳もしばらくすると随分と治まった。

体のだるさはなく、
熱、咳以外はいたって普通だった。

コロナは急変することがあると聞いていたので、
ちょっと緊張もしたが、
今のところは軽い症状で済んでいる。

自分の冬合宿の長い歴史の中で、
遅れて参加するのは初めてのことだ。

最初から行きたがったが、
致し方ない。

可愛い子どもたちが待っている。

一緒に過ごせる時間は短くなってしまったが、
遅れた分、
出来る限り子どもたちの相手をしようと思っている。


さて今年もあっという間に1年が過ぎようとしている。

今年1番印象に残ったのは、
大学時代のサークルの同窓会を
「星くずの村」でやったことだ。

2月には戦争が始まり、
暗い気持ちになったが、それを明るくしてくれたのが、
大学の友人との合宿だった。

自分の中ではとても大きな、楽しい出来事だった。

ここに気の置けない、
同じように歳を重ねてきた友人がいる、
というのを再確認できたことは、
ほんとに嬉しい出来事だった。


後楽しかったことは、
ゴルフがちょっぴり上手くなったこと。


そして同窓会に向けて久しぶりにテニスをしたこと。

やはりテニスは面白かった。

またはまりそうな気がする。


そして年の終わりにコロナ感染。

これで終わるのは寂しすぎる。

「星くずの村」での子どもたちとの時間で、
明るく1年を締めくくりたいと思っている。


このブログが今年最後のブログとなります。

最近ブログの更新が滞りがちです。
前のようにはいかないと思いますが、
ブログはできるだけ続けていきますので、
またご笑読いただけると幸いです。


皆さんにとりまして、
来るべき年が、
明るく楽しい1年になりますように。

よいお年を。


ではまた。

素敵な番組に出会えた

●むこう向きのおっとせい その646

授業が終わり、土曜日のジュニアサイエンスの準備をして、
家に着いたのが0時半。

それからビールを飲んで、
遅い晩御飯。

ビールの後は日本酒の燗を吞む。

テレビをつけてはいるが、あまり気を引く番組がない。

と思ってリモコンをいじってたら、
画面に渡辺貞夫が出てきた。

子どもたちと舞台の上で演奏している。

まだ元気で活躍してるんだと、
思わず見入ってしまった。

故郷の栃木県の子どもたちとの演奏会だったようだ。

もう相当な歳だろうなと思って調べたら、
なんと89歳。

矍鑠として、演奏している姿に年寄りの気配が全くない。

昔と変わらず、相当にかっこよかった。

番組を見たのは終わりの方だった。

ウクライナでの戦争に触れた後、
子どもたちと演奏したのは、
「IMGINE」だった。

その後で「GIVE PEACE A CHANCE]
が演奏された。

子どもたちと演奏する渡辺貞夫の顔は、
目の前の子どもたちに対する優しさ、
戦争の最中にいる子どもたちへの思い、
そして戦争を遂行する者への怒りとが
入り混じった表情のように見えた。

アンコールで演奏されたのは
「花は咲く」だった。

そのサックスの音色は本当に心にしみた

自然と涙が出た。


この演奏会前のインタビューで
来年90歳になる渡辺はその原動力を何かと問われて

「自分に納得していないから続いてるんじゃないですか。
どんな世界でもそうだと思うんですが、
やはり完成というか、いいていうのはないんじゃ
ないでしょうかね」

と答えていた。


こんな風に歳を重ねたいと心から思った。


渡辺貞夫に比べたら、まだまだひよっこだ。

前を向いて頑張ろうと元気が出た。

いい番組に出会たものだ。


ではまた。

子どもたちの笑顔

●むこう向きのおっとせい その645

土曜日はジュニアサイエンスの授業があった。

小1・2は「ミニジェットコースターを作ろう」
小3・4は「乾電池作り」
小5・6jは「肺と血流について」
の実験をした。

小1・2の「ミニジェットコースターを作ろう」は
小さい子にとっては
なかなかにハードルの高い工作だ。

最初に、ジェットコースターが
どのようにして動いているのかを
エネルギー保存の法則にも触れながら説明。

その後で工作開始。

まずはハサミを上手く使って
型紙を切らないといけない。

出来たコースにおもりを乗せる。

上手くいくとゴールまでクルクルと
ゆっくり回転しながら転がっていく。

型紙を上手に切らないと、
途中で止まってしまうよと最初に話したら、
子どもたちは思いのほか慎重になった。

型紙を切りながら
「緊張する。」「あっ、ちょっとずれた。」などなど
真剣な顔で型紙と格闘している。

その様子がとても可愛かった。

他にもたくさんの作業をこなしながら工作は進んでいく。

出来る時間に個人差はかなりあるが、
それぞれのペースで黙々と取り組んだ。

出来上がったコースにおもりを置く時の
子どもたちの緊張感がまた可愛い。

そして最後まで転がってゴールした時の喜び方が
またまた可愛い。

子どもたちの笑顔は
他のどんなものより素敵だと思ってしまう。

こんな笑顔に触れることが出来るのは
ほんとに幸せなことだ。
子どもたちに感謝である。

次回も笑顔に溢れる時間になるように、
しっかりと準備をして、
子どもたちを迎えよう。


ではまた。

フィッシングスペシャル

●むこう向きのおっとせい その644

5日6日と実験学校だった。

今回のテーマは
「フィッシングと浮力」

実験学校の生徒の中には、
実験学校のフィッシングを通して
釣り好きになった子どもたちが結構いる。

普段のフィッシングの時間は朝の小1時間程度。

もっと釣っていたいと思う子どもたちの思いに応えるために、
2年前からフィッシングスペシャルを実施している。

「永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
という言葉があるが、
釣りはやはり魅力に溢れている。

海を前にして、
時間と共に移り変わる景色を目の当たりにしながら、
自然と対話をする時間は、
子どもたちの心を豊かにすると心から思う。

いつもなら仕掛けはこちらで作って、
子どもたちは釣るだけになるのだが、
今回は自分たちでロッドに糸を通し、
仕掛けも自分たちでセットさせることにした。

初めての子にとっては難しかったと思うが、
どの子も真剣に取り組んでいた。

自分でセットできるようになれば、
島から帰ってからも、釣りをする機会が増えるだろう。

そうなればいうことはない。

釣果の方は残念ながら、
今一つだったが、
楽しかったかと子どもたちに帰りに聞いたら、
多くの子どもたちが楽しかったと答えてくれた。

釣れなくても釣りは楽しい。

子どもたちも
そんな風に感じてくれていたことが嬉しかった。

この間38年振りに訪ねてくれた卒業生も
フィッシングの応援に来てくれた。

彼に聞くと
最近島での釣果もかなり厳しいらしい。

やはり水温が変化しているのだろうか。

次回はいっぱい釣れて、
子どもたちの歓声に包まれることを願っておこう。


ではまた。

にわとりの解剖

●むこう向きのおっとせい その643

先週の土曜日のジュニアサイエンスで鶏の解剖をした。

羽はむしってあるけれど、
頭も内臓も全てついている。

まずは人体模型を使って
人間の体の臓器について復習。

鶏にもほぼ同じような臓器があるので、
鶏と比較しながら説明する。

その後で解剖の要領について説明。

そして実習開始。


まずは皮を切って、食道と気管を見る。


胸肉を切る。

大胸筋(胸肉)と小胸筋(ささみ)を交互に引っ張って
翼が動く様子を見る。

羽を動かすのに、
これだけの筋肉がいるというのを実感する。


内臓の形、色、位置、働きを確認。


心臓を取り出し、下の方を輪切りにする。

左心室が大きいので、左心室の穴が開いている。

そこにスポイトで水を入れると
大動脈から水があふれだす。

全身に血液を送り出していることを確認する。


前胃と砂のうを取りだして切ってみる。

食べたものを確認した後、
砂のうの膜をはがすと、筋肉が出てくる。
人間の胃の筋肉と同じように見える。


小腸にある腸間膜には血管が走り、
栄養分を肝臓に送っていることを説明する。


肺を取り出す。

気管とつながって出てきた肺に
ストローで息を吹き込んでみる。
肺が少し膨らむ。


手羽を取り出し皮をはぐ。

筋肉と骨をつなぐ腱が見える。

筋肉を引っ張ると、骨が動く。


脚の骨を切ると筋が出てくる。

それを引っ張ると、足の指が動く。


ここまでやってくると、もう時間がオーバーしている。

何しろ80分の授業だから、
ここまでが限界。


子どもたちは非常に熱心に取り組んでいた。


この間国語の問題文に、小林秀雄の文があった。

言葉は目の邪魔になるというもので、

奇麗な花だと思って近づいてみると
菫の花だと分かる。

なんだ菫の花かと思った瞬間に、
その人は花の形も色も見るのをやめてしまい、
本来あるものの美しさを
見えなくしてしまうという内容だった。

「そのことを知っているよ」と言葉に置き換えた瞬間に、
そのことに対する興味をなくしてしまうということだろう。


今回解剖した子どもたちは
実際に鶏の臓器を見ることで、
言葉として知っているだけではない、
生きているものへの興味、
関心を深めたのではないだろうか。

そんな時間になっていたらいいのになと思う。



ではまた。

うれしい再会だった

●むこう向きのおっとせい その642

この間のブログで初期実験学校生だった人が
訪ねてきてくれたと書いた。

実験学校は現在の形になる前に
別の形で実施されていた。

週休2日制になる前のことで、
集めた子どもたちを地元の小学校に通わせ、
学校から帰ってきた子どもたちを、
星くずの村で教育しようというのがヒゲ先生の構想だった。

これは地元で賛否両論を巻き起こし、
テレビでも放映された。

結局この形での実施は断念し、
土曜日に子どもたちを集めて、寝泊まりさせ、
日曜日にかけて
国語や算数、理科実験、自然体験を
星くずの村でさせるという形になった。

実施したのは1年だけだったように記憶している。

それから8年ほどして、学校が週休2日制になったのを機に、
今の実験学校が始まった。


あの時の生徒だった人が訪ねてくれたのだ。

また会う時が来るなんて想像もしていなかった。

顔を見て、一気に時が巻き戻り、
あの頃が蘇った。

彼は地元のオリーブを扱う有名な会社で、
パソコン関連の仕事を一手に引き受けておられる。

その時の仲間の消息はあまり分からないらしいが、
1人はお医者さんになっておられるとのことだった。

ヒゲ先生が生きていたら、
彼の成長した姿を見て、
涙を流して喜んだだろうことは想像に難くない。


星くずの村での体験を心に留めてくれている人が、
ここにもいた。

こんな人たちがいることを忘れずに、
信頼を裏切ることなく、
星くずの村が
最高の場所であり続けるように、
残りの時間を過ごしていこうと思う。

また彼と会える時を楽しみにしておこう。

ちなみに彼が村を訪ねてくれたきっかけの一つが、
このブログを読んだことだったそうだ。

大したことは書いてないけれど、
続けて書いてきてよかったと思った。


ではまた。

10月 実験学校 「ロケットと大気圧」

むこう向きのおっとせい その641

昨日一昨日と実験学校を実施した。

9月実験学校が台風で延期になったので
この日になった。

テーマは
「ロケットと大気圧」

今度こそと張り切っていたら、
天気予報では雨と風が強いとなっている。

まるで狙われたように
天気には恵まれない。

祈るような気持ちで島に向かった。

初日は雨。

ロケット作成、大気圧の実験とこなし、
天体観測は出来ないので、
望遠鏡の説明をした後、星座ビンゴをやった。
これはかなり盛り上がった。

2日目、朝は雨。

フィッシングは中止。

しかし思ったより風は強くない。

フィッシングを変更して、大気圧の実験をした。

その間に天気は回復。

ロケット打ち上げが可能になった。

発射場所まで移動。

子どもたちの期待は高まっていく。

風はやはりあったが、それほどでもない。

いよいよ打ち上げ開始。

最初にデモンストレーションで、
先生の作ったロケットを打ち上げた。

大きめのエンジンを積んだので、
無茶苦茶飛ぶ。

発射されたロケットは雲の中に消えてしまった。

子どもたちはとても驚いていた。

そして自分たちの出番だ。

1人1人発射のボタンを押していく。

ロケットは150メートル以上は優に飛ぶ。
ロケットはちゃんと飛ぶのか、
また一生懸命に作ったロケットが、
うまく自分のところへ帰ってくるのか、
子どもたちの緊張が伝わってくる。

風が強いので、海の方や、民家の方に飛んで行って、
帰ってくるロケットの数は少ないかもと、
打ち上げる前は思っていたし、
子どもたちにもそう伝えていた。

ところが予想をいい方に裏切って、
なんとロケットは全機子どもたちの手元に帰ってきた。

パラシュートの代わりに、
ストリーマーというのに替えたのが、
功を奏したようだ。

子どもたちは大喜びだった。

行く前は、ロケット打ち上げが出来るのか、
随分と気を揉んだが、結果は大成功だった。

ほんとによかった。

大気圧の実験も上手くいったし、
大満足の合宿となった。


そして嬉しいことがもう一つあった。

38年前の初期の実験学校の生徒さんだった人が
村を訪ねてきてくれたのだ。

最初誰だかよくわからなかったけれど、
途中から完全に思い出した。

あの時の面影が大きく残っていた。

これはかなり驚いたし、感動した。


文が長くなったので、
初期の実験学校については、
また次のブログで書くとしよう。


懐かしい人が訪ねてくれることが続いている。

ほんとに嬉しいことだ。


ではまた。


(前回、前々回とブログの回数を間違えていました。
今回のが正しい回数です)

新しい出会い

●むこう向きのおっとせい その638

昨日小豆島と神戸を往来するフェリー会社の社長さんと、
大手の旅行会社の顧問の方と昼食をとった。

妹の娘婿が、顧問の方とつながりがあり、
小豆島の話になった時に、
我々とフェリー会社の社長さんを引き合わせたら、
何かできるのではないかということで、
場を設定してくれたのだ。

大きな会社の社長さんや役員の方と接触する機会は、
今までになかったので、
どんなことになるのだろうと、
期待半分、戸惑い半分で約束の場所に行った。

お会いするとお二人とも大変に気さくで、
楽しく話はできた。

社長さんのフェリー会社では、10月から新しい船が就航する。

今までのフェリーは、もともとトラック輸送のものに、
客席を継ぎ足したようなものだったので、
観光を考えた場合は、ちょっと物足りない感じだった。

それが今度の新造船は、観光客の満足感を深めることを
十分に考えたもので、
今までのフェリーよりかなり大きく、
内装も充実している。

これはかなり人気が出そうだ。

社長さんの話にも力が籠る。


我々は実験学校の案内をお見せし、
学園の今までやってきたことを話した。

子どもたちの将来にわたって、
心に残ることを長年続けている、
行政が出来ないことをやっている、
という具合に捉えて頂いたようだ。


今回の出会いで何か変化があるのかは分からないし、
自分たちがやってきたことを変えるつもりも全くないけれど、
お互いに協力できる場があれば、
一緒に出来ればいいなと思った。


何かと刺激を受けるひと時だった。



ではまた。

グルッペ in 小豆島

●むこう向きのおっとせい その637

23日から25日かけて、星くずの村にて
大学の時に所属していた、
テニスサークル(愛称グルッペ)の同窓会を実施した。

随分と長いお付き合いをしているが、
今まで島に来てもらったことがなかった。

みんなもそろそろいい年だし、
一度島に来てもらったらいいなと思って
軽い気持ちで、
去年の年末に提案してみた。

遠いところなので、
参加希望者はあまりいないだろうと思っていたら、
思いのほか反応が良く、
多くの希望者がいてくれた。

それで実施に向けて動き出した。

3月に日程のアンケートを取る。
4月日程決定。
6月第1回合宿準備委員会会合。
 スケジュール決定。
7月集合解散のアンケートを取る。
9月合宿準備委員会最終打ち合わせ。

という流れで当日を迎えた。

小豆島を満喫してもらいたいと思って、
かなり密なスケジュールを作った。

初日は村の見学とバーベキュー。

火起こし、買い出し、材料切り出しと
みんなでワイワイと準備をする。

久しぶりに会ったというのに
何の違和感もない。

まぁ、見た目は大きく変わったけれど。

諸事情で参加できなかった仲間からは、
差し入れが届いた。

ライン電話でも喋れたのもよかった。

バーベキュー終了後、花火作り。

せっかく村に来てもらっているので、
普段体験できないことをしてもらおうと思って企画した。

お酒を飲んだ後なので大丈夫かと思ったが、
薬品は下手に扱うと爆発するというのを見せてからやったので、
みんな慎重に薬品を量っていた。

ジュニアサイエンスならずシニアサイエンス。

反応は子どもとほぼ変わらい。
みんな無邪気なものだ。


2日目はロープウィで寒霞渓に登り、
頂上で予約したレストランで昼食。

その後、オリーブ公園に移動してテニス。

テニスの後は温泉に浸かった。

帰村してから、夜はしゃぶしゃぶを食べ、
食後花火に点火。その後天体観測。

天の川、夏の大三角、ぺガスス座、カシオペア座が見え、
そして冬の星座が昇りつつあった。

望遠鏡で木星とスバルを見てもらった。

望遠鏡で星を見ることはめったにないので、
みんなとても喜んでくれた。

行く前は天気がかなり心配だったけれど
見事に晴れて、天体観測も出来てよかった。

最終日はもう一度オリーブ公園に行ってから、
映画村に行った。

映画村、は田中裕子主演の「二十四の瞳」の
映画のロケ地を残したものだ。

着くとタイミングよく「二十四の瞳」の紙芝居を上演するところだった。

紙芝居は最近始めたのだろうか、初めて見た。

とてもよかった。

映画村の休憩所を貸し切って昼食。

「せんせいのおべんと」というのを食べた。

最後はマルキン醤油に行って
醤油ソフトを食べた。

あっという間の2泊3日だったけれど、
企画した行事はすべてこなせたし、
気の置けない仲間との時間は最高だった。

スケジュール作成、もろもろの予約と
労力は使ったけれど、
みんなの笑顔を見ていたら、
そんな疲れもぶっ飛んだ。

合宿終了後、温かい、嬉しい言葉が一杯届いた。

実施出来てほんとによかったと思った。

こんな合宿が出来たのも、実行委員のM君が
去年ライングループを作ってくれたからだ。

あれがなければ、
こんな楽しい時間を過ごすことは出来なかった。

M君は仲間を大事にし、心配りの出来る人だと
つくづく思う。

心から感謝。

今回の合宿終えて、
素敵な仲間と出会えたんだなと改めて思った。

次またいつ会えるかは分からないけれど、
みんな元気でいて欲しいものだ。


ではまた。

(学園に関係のない文章でした)

新しい授業ネタが出来た

●むこう向きのおっとせい その638

7月22日の夜中に、合宿の準備をしている時に
突然の腹痛に襲われた。

今までに経験したことのない激痛だった。

のたうち回りながら、朝まで我慢して病院へ行った。

家にいる間、自分の身体に何が起こったのだろうと、
ネットでいろいろと調べた。

おそらく結石だろうなと思いながらも、
大きな病気だったら嫌だなと不安いっぱいだった。

病院でCT検査を受けた結果、
やはり尿管結石だった。

尿管結石は世界3大激痛の一つらしい。

世界3大激痛は
群発頭痛、心筋梗塞、尿管結石。

違う病気を入れているランクもあるが、
尿管結石は必ずランクに入っている。

今まで痛いとは聞いていたが、
予想を遥かに上回る痛さだった。

医者は大きさは3ミリほどだから、
2週間ほどで出るだろうと仰った。

尿管を広げる薬を飲み、
水をたっぷりと飲んで、ジャンプしろと指導された。

痛み止めを飲んで、夜の実験をこなし、
翌日島に向かった。

合宿にくる子たちは実験を楽しみにしているので、
行かないわけにはいけない。

痛み止めでごまかしながら実験をこなした。

痛みは1週間ほどで随分とましになった。

いつ石が出てくるのだろうと、
その時を待ったが、なかなか出てこない。

それが一昨日トイレに行ったら、血尿が出た。

これはやばいまた病院で診てもらわないとと思っていたら、
夜中についに出た。

50日近くかかった。

つるんという感じで何か出たと思って
便器を見たら、小さなかたまりがあった。

それを割りばしで採取した。

ほんと石だった。

ものすごく硬かった。

ネットで調べたら間違いなく結石だった。

大きさは7ミリほどあった。

赤ちゃんが成長するように、
しばらく体内にいる間に成長したのかもしれない。

それを教室に持って行って、
双眼実体顕微鏡で見てみた。

これはほんとに驚いた。

まさに火成岩だった。

石英や長石のような結晶が見える。

それも鋭利に尖っている。

これは血尿も出るわと納得。

あまりに凄いので、生徒に排出の話をしてから、
双眼実体顕微鏡で結石を見せた。

女子はちょっと引いていたが。

あんな痛さはもう二度と味わいたくないが、
新しい授業のネタが出来たと考えたら、
まぁよかったと思えてくる。

再発する可能性もあるということなので、
これからも水をたっぷりと飲んで予防したいと思う。

随分と長い文になってしまった。


ではまた。

合宿が全て終わった

●むこう向きのおっとせい その637

先週はこの夏最後の合宿の、
育英西中学の合宿だった。


これも島での実施は3年ぶりだった。


2年前は育英西中学に行っての実験。


去年は若江教室に生徒が来ての実験。


いずれも悪くはなかったが、
やはり島での実験には遠く及ばない。
子どもたちのわくわく感、開放感が違いすぎる。


開講式の時、例年の生徒に比べると驚くほど大人しく、
ちょっと戸惑ったけれど、
実験を重ねるにつれて、活発になってきた。


「海辺の生物観察」「LEDの研究」「花火作り」
「カエルの解剖」「テルミット反応」の実験、観察を体験してもらった。


「カエルの解剖」では熱心に取り組み、
後片付けも手際が良かった。

いつもながら感心する。


2日目の夜に、手作り花火に点火したが、
丁寧に作ってあったのだろう、
どの花火も見事に、
長い時間奇麗な光を放っていた。


花火の点火の時には、
晴れていれば天体観測もすることにしているのだが、
タイミング悪く曇ることが多いので、
今までも数えるくらいしかできていない。


でも今年は運よく晴れていたので、
夏の星座、春の星座を観ることが出来た。


レーザーポイントで星座を指すたびに歓声があがった。


その反応が無邪気で可愛いかった。


2泊3日。まさに一期一会の出会い。


この合宿が、彼女らにとって、
いい思い出になってくれていたらいうことはない。



今年の夏の合宿も全て無事に終えることが出来た。


コロナを常に意識しての合宿だったので、
つつがなく終えることが出来て、
ほんとによかった。


久しぶりの小豆島での夏合宿。


どの合宿も子どもたちは実に生き生きしていた。


改めて小豆島での夏合宿の魅力を実感した夏だった。


来年も実施できることを願っておこう。



ではまた。

合宿はやはり素敵だ

●むこう向きのおっとせい その636

1ヶ月以上ブログを更新出来なかった。

M先生から、体調でも悪いのかとご心配頂いた。

体調は悪くない。

文は書いていたのだが、
更新の仕方が分からなくなって、
そのままにしてしまって、ここまで間が空いてしまった。

また、ちゃんと書きます。


21日本科合宿が終了した。

4泊5日の合宿で子どもたちは
「学習」「合同慰霊祭」「海辺の生物観察」
「シュノーケリング」「海ほたるの観察」
「天体観測」「12.5キロ オリエンテーリング」
「アイスシャーベット作り」「ふるさと村プール」
「キャンドルファイヤー」「フィッシング」
と盛りだくさんの行事を体験した。


最初初めて出会う先生や友達を前に
緊張していた子どももいたが、
後半からは交流も深まり、
すっかり雰囲気が変わった。

行事は「合同慰霊祭」からスタートする。

学園の卒業生の中には、病気や事故で若くして
この世を去った人たちがいる。

今の生徒たちと同じく
「星くずの村」で楽しい時間を過ごした人たちだ。

そんな人たちにも心を馳せて、
命の尊さを考える時間になる。

最後の作文で
「慰霊祭で悲しい出来事があったことを知りましたが、
先生が、上から見守ってくれているよと言ううんで
すぐ元気づけられました」と書いた子がいた。

アウトドアの行事満載なので、
自分の身は自分で守るという意識を高めるためにも
大事な行事だと思っている。


行く前には
「他の子と上手くやって行けるだろうか。」
「大嫌いな虫が出たらどうしよう。」
「長い間家を離れてやっていけるだろうか。」
とかそれぞれに不安を抱えていたと思うのだが、
最後の作文ではみんなが「最高の合宿だった!」と書いていた。

出来ないかもしれないと思っていたことが出来たという、
達成感や充実感に溢れていた。
合宿ならではの成果だと思う。


また若きスタッフは寝食を忘れ、
体をはって子どもたちの相手をしてくれた。

キャンドルファイヤーでは、
体中に絵具を塗った彼らのフォーマンスに
子どもたちも巻き込まれて行き、
最後は一体感に包み込まれた。
ほんとに素敵な時間だった。


ワクワクする多くの行事をこなす中で、
先生や仲間との絆が深まり、
心が感動で満たされて行く。


「いろんな先生の話を聞くうち、
自分の悪いとおもっていたところや、
諦めていたことへの考え方が変わり、
人生が楽しいものなんだ、
そんなにビクビク怖がって生きなくてもいいんだと思えたし、
自分を嫌うのがやめられそうです。
何度だって未来は換えられる、
一度の失敗でずっと思い悩んでいた自分がバカバカしく思えました。」
と書いている生徒もいた。


それぞれの子どもたちに
それぞれの思い出を作った夏合宿が終わった。

この体験を通して子どもたちが大きく成長してくれることだろう。


やはり合宿はいい。


ではまた。

第2回藤原眞也杯

●むこう向きのおっとせい その635

この間の日曜日に、ゴルフコンペ 第2回藤原眞也杯が開催された。

総勢9名というこじんまりしたコンペだったが、
とても楽しかった。

優勝は前回はグロスで1位だったM君。

優勝賞品は「藤原眞也杯優勝」という文字の入ったビールグラス。

とてもうらやましかった。

記念として残るのがいい。


私は、前回はダブルペリア方式での優勝だった。

今回はグロスで1番だったらいいなと思っての参加だったが、
なんと1番になれた。

みんなまだ初心者なので、
恥ずかしくてスコアは言えないが、
それでも嬉しかった。

ドラコンホールは2つ設定されていたが、
どちらも取ることが出来た。

上手く打てたと思ったら、
次のホールではボロボロになるという、
相変わらずの不安定さだが、
だいぶよくはなってきた。

次はベストスコアを目指して、
もう少し練習しようと思う。

今回幹事のH君には感謝。

素晴らしいコースと景品だった。


先週から懇談がはじまり、
いくつかある合宿の準備、
日々の理科実験の準備と忙しさ満開だが、
こうして若い人たちとワイワイと時間を過ごすことで、
リフレッシュ出来た。

時には気持ちを切り替える時間を持つことも必要だ。

今は今年最初の夏合宿からの帰りのフェリーの中。

他の団体の合宿はいろいろと刺激があって面白い。

「今までで1番楽しい夏休みやった」という子どもの声で、疲れもぶっ飛んだ。

子どもたちの可愛さはどこでも共通だ。

次は「あずき王国」の合宿。

無事に終わりますように。


ではまた。

7月実験学校 「風と太陽」

●むこう向きのおっとせい その634

9日10日は実験学校だった。

今回のテーマは
「風と太陽」

1時間目は「ウィンドカーを作ろう」

車に風車を取り付けて風を送る。

すると車は、吹いてくる風の方に向かって走ってくる。

その不思議な動きに、子どもたちは興味津々だった。


2時間目は「風向計を作ろう」

ストローにクリップとプラバンの羽をつけた
見た目はシンプルなものだ。

出来た風向計をペットボトルにセットして完成。

方位針で方向を確認して、出来た風向計を置いてみる。

これがわずかな風にもちゃんと反応する。

いい出来だった。


3時間目は「風力発電機を作ろう」

電気はどのようにして作るか。
水力、火力、原子力発電の仕組みを説明した後、
ペットボトルで風車を作り、発電機にセットする。

風を送ると、見事にLEDライトが光った。


4時間目は「日時計を作ろう」

太陽の動きと影の動きについて説明した後、
工作開始。

出来上がった日時計はなかなかにいい出来だった。

太陽に向けてみると、ちゃんと時間が合っていた。

準備に随分と手間暇がかかったけれど、
上手くできて大満足。

もしかしたら自分が一番楽しんだのかもしれない。


5時間目は「ソーラーカーを作ろう」

太陽電池の仕組みを学んだ後、
工作開始。

ミニカーだったが、太陽の光を受けて力強く走った。

中には思うように動かない生徒もいたが、
その理由を考えながら、何度もやり直していた。

それがいい。


今回の実験は全て工作だった。

子どもたちは作っている間はほんとに集中していた。

モノを作ることは、手先も器用になり、
集中力を養うことが出来る。

また出来上がった時には、
達成感を味わうことが出来る。

それが何でもやってやろうという
ポジティブな気持ちにつながり、
自信をつけさせることにもなるのではないだろうか。


理科実験には、子どもたちを成長させる要素が
一杯ある。

そんなことを改めて感じる時間になった。


次回は8月。

2泊3日の合宿になる。

子どもたちが一回り大きくなるような合宿にしたいものだ。


ではまた。

夏合宿が始まる

●むこう向きのおっとせい その633

7月になってしまった。


間もなく合宿のシーズンを迎える。


去年の今頃は合宿が実施出来なかった。


今年はコロナ騒動もかなり収まり、
このままいけばどの合宿も実施出来そうだ。


まずは今週の土曜日から実験学校がある。


今回のテーマは「風と太陽」

風向計・日時計・風力発電機・
ソーラーカー・ウィンドカーなどを作って
自然と科学について学ぶ。


23日・24日は元職員だったK先生を中心とした
ロボット教室を主宰されている団体の合宿。


これもコロナで実施出来てこなかったが、
3年振りの開催だ。


私は「薬品の怖さと面白さ」の実験を依頼されている。


31日から8月6日は、弟の主催する
「あずき王国」の英語合宿。

1週間、ネイティブやバイリンガルの人に囲まれた
英語漬けの合宿だ。


これも3年ぶりの開催となる。


8月17日から21日は学園の夏合宿。


去年は長い歴史の中で初めての中止となった。


子どもたちのがっかりした様子は
今も目に焼き付いている。


今年は伝統の合宿の復活だ。


最後は28日から30日での、育英西中学の合宿。


一昨年は育英西中学、
去年は学園の若江校での実施だったが、
今年はやはり3年振りで小豆島での合宿になった。


久しぶりの小豆島での夏合宿。


どの合宿もしっかりと準備をして、
子どもたちにとって、
最高の思い出になるような合宿にしたいと思っている。



ではまた。

桐蔭中学 理科実験合宿

●むこう向きのおっとせい その632

今小豆島からの帰りのフェリーの中だ。


9日、10日と桐蔭中学の理科実験合宿があり、
島に渡っていた。


我々学園スタッフが実験担当で、
子ども達を指導した。


実施した実験は
「カエルの解剖」「薬品の怖さと面白さ」
「テルミット反応」「花火作り」「LEDの実験」
「琥珀磨き」の6実験。


いずれの実験も、
普段は出来ないインパクトの強い実験ばかりだ。


子ども達の反応はすこぶるいい。


私は「薬品の怖さと面白さ」の実験を担当。


私の一挙手一投足に、
気持ちがいいくらい反応する。


子ども達の「この実験、ずっとやっていたい」という言葉に、テンションも上がり、
授業にも力がはいる。


あれほど、好奇心に満ちた、
キラキラした目を見ることは、
そうそうない。


打てば響くとはこの事だろう。


ほんとに心地の良い、
いい時間を過ごすことができた。


一昨年はコロナで合宿は中止。


去年もコロナで合宿は中止になったが、
桐蔭中学に出向いて、
中1、中2とも実験した。


桐蔭中学でやるのも悪くはないが、
自然あふれる小豆島での合宿は、
子ども達の開放感も大きく、
子ども達は、のびのびと時間を過ごしているように思う。


小豆島で実施出来てほんとによかった。


この合宿を通して、
子ども達の科学への関心が高まり、
何でもやってやろうという気持ちを持つようになってくれれば、言うことはない。


最後は自作した花火に点火して、
全ての実験は終了。


眩い花火の光とともに、
この合宿のことは、
子ども達の記憶に刻まれることだろう。


来年もまた小豆島で、
桐蔭生に出会えることを願っておこう。



ではまた。

友達はいいものだ

●むこう向きのおっとせい その631

この歳になると友達の存在が、
より大きなものになる。

生きているうちに出会う人で、
心地よい関係が続くのは
やはり学生時代の友達だなとつくづく思う。


先週久しぶりに中学の時の友達と吞みに行った。

ゴールデンウィークの時に
和歌山のアメリカ村に行ったのがきっかけで
久しぶりに会いたくなったのだ。

アメリカ村には親戚があって、
バンドを組んでいた中学時代の友達たちとは
高2の時に泊めてもらったことがあった。

とにかく一緒にいることが楽しくて、
彼らとは数々の思い出がある。

出会ってから随分な年月が流れたけれど、
会えばあの当時の風が蘇る。

お互いいつどうなっても不思議ではない年になってしまったが、
死ぬまでお付き合い出来たらと思っている。


学園の卒業生の中には、
学園で出会って、
その関係が長く続いている人たちが少なからずいる。

普段の授業に加えて、
合宿で寝食を共にした共通体験が
結びつきを強くするのだろう。

これからの生徒たちにとっても、
学園がそんな場であって欲しいなと思う。


アメリカ村を歩いた時は、
過ぎ去った日々を思い出し、
切なさが募ったけれど、
今を存分に楽しんでいる友達の姿を見たら
また元気が出た。

友達はいいものだ。



ではまた。


(今日はヒゲ先生の誕生日。
生きていたら97歳。今も側にいる。)

車中泊釣りに挑戦

●むこう向きのおっとせい その630

4月29日から始まったゴールデンウィークが終わった。


今年はやってみたかった車中泊釣りに挑戦してみた。


前半二日はその準備。


思ったより時間がかかった。


YouTubeを見ながら試行錯誤。


一時はこれは私には無理かとあきらめかけたが、
なんとか出来た。


目指したのは和歌山の煙樹浜。


行ったことがないので、
車の止める場所は確保できるのか不安だったが、
海のすぐ側に止めることが出来た。


車でのご飯やビールはおつなものだった。


車中泊のいいところは
朝起きたらすぐに釣りが出来るところだ。


4時半に浜に行ってみると、
驚いたことに、長い浜辺に人がずらりと並んでいた。


隙間に入ってルアーを投げる。


されどなんの反応もない。


周りも誰も釣れていない。


これだけの人がルアーを投げているのに釣れないとは
魚はいないのだろうと、自分を慰める。


諦めて場所を移動する。


あちこち周ったが、結局釣れたのはキスだけ。


目標にしていた青物の姿は見ることが出来なかった。


しかしながら2泊3日の車中泊釣りは最高だった。


新しいことをやっているわくわく感を、
久しぶりに感じることが出来た。


あと懐かしい場所を訪ねることも出来た。


これも今回の旅での大きな出来事だった。


長くなるので次回に書くとします。


日常を離れた旅は
自分に変化をもたらす。



ではまた。

エネルギーをもらった

●むこう向きのおっとせい その629

新学期が始まり約3週間。

ようやく余裕が出来てきた。


日曜日は、元スタッフのN君の通う、
音楽スクールの発表会を観に行った。

彼はそこでオペラを習っていて、
初めて唄声を聞いたが、
マイクなしの会場に響き渡る、
見事な声だった。

細い体のどこからあんな声が出るのか、
ほんとに驚いた。

長く仲良くさせてもらっているが、
新たな一面を見ることが出来て嬉しかった。


また昨日は卒業生が一杯やってきた。

3年前の卒業生たちは、
柔道整復師、美容師、ファッションデザイナー
とそれぞれに新たな道を歩み始めていた。

久しぶりに喋ったが、
見た目も中身も成長しているのが眩しかった。


高3の卒業生は
目指す大学に合格するために、
学園での個別指導を受けたいと、
この間話があったので
担当できる先生と会ってもらった。

夢が実現できたらいいけどね。


高1生も数人やってきた。

まだ学園生活の余韻が残っているのだろう。

数学がもうついていけないとか
学校が楽しすぎるとか、
現状を報告してくれた。


そして親子2代で学園に通ってくれた、
元スタッフのO君は
娘さんと一緒に、ミジンコを持ってやってきてくれた。

メダカを本気で飼っているようで、
餌としてミジンコも培養しているとのこと。

中1生が顕微鏡を習っているので、
有難いプレゼントだった。


授業があったので、
十分な相手は出来なかったけれど、
こうして多くの卒業生たちと交流できるのは
ほんとに幸せなことだ。


卒業生たちからたくさんのエネルギーをもらった。

明日からのゴールデンウィークでも
鋭気を養って
ますますパワーアップしていこう。


ではまた。

2回目のゴルフコンペ

●むこう向きのおっとせい その628

日曜日、2回目のゴルフコンペがあった。


結果は一応優勝だったのだが、
ダブルペリア方式での結果なので、
本来の優勝ではない。


このコンペを楽しみに、
ネットを見て研究し、
打ちっ放しで試すというのを
何回かやった。


打ちっぱなしではかなり好調で
これは過去一の結果が出て、
みんな驚くぞと思っていた。


ところがである。
1番ホールから、
練習では出ないようなボールが飛び出す。


それで体に力が入ったのだろう。
なかなか思うような球が打てない。


そしてパターは最悪。ホールを行ったり来たり。
またバンカーも最悪。バンカーを行ったり来たり。


散々な結果だった。


自分に期待していた分、がっかり感は大きかった。


ベストスコアを出したのは、同じ組で周っていたM君。


彼とは一番よくコースに出ているが、
いつもより体の力が抜けて、
いいショットを連発する。


最近彼女が出来て、心に余裕があることが
好調の要因だろう。


ということを最終ホールでみんなで冷やかしたら、
彼のボールはあらぬ方向に飛んでいき、
彼のハーフのベストスコアを逃してしまった。


ゴルフというのはほんとにメンタルなスポーツだ。



スコアに納得は出来なかったが、
みんなでワイワイゴルフが出来るのが何とも楽しい。


1人だけ年齢がかけ離れているが、
仲間に入れてもらって、
こうした時間を過ごせることが何とも幸せなことだ。


こんなきっかけを作ってくれたM君、
そして周りのみんなには感謝である。


次回開催は7月。


今度こそベストスコアを出したいものだ。



ではまた。

ようやく一息つけた

●むこう向きのおっとせい その627

ようやく一息つけた。


3月21日の卒業式の後、
22日~24日は卒業旅行で小豆島。

26日27日は明星中学に行って
中1生相手に理科実験。

29日から31日は毎日10時間の講習会。

4月2日3日は小豆島にて今年1回目の実験学校。

5日~7日は講習会。

そして8日から新学期スタート。

9日は1回目のジュニアサイエンス。


怒涛の3週間だった。

昨日久しぶりに息継ぎが出来た。


忙しい中で嬉しかったのは、
6日に新高1生が制服披露でみんな集まって来たこと。


彼らは、新たな生活への期待感に溢れていて、
とても眩しかった。


お披露目会が終わってから、
”藤原学園に出会えてよかった。
藤原学園の生徒になれたことは誇りだ。”
などなど学園愛に溢れたラインが届いた。

一番嬉しかったのは
残念ながら受験で結果の出なかった生徒からのライン。

「今日はゆっくり話すことが出来なかったけれど
改めて先生ありがとうございました。
入試の時には結果が出なかったけれど
先生の言葉にすごく救われたし、
前向きになれました‼
無事高校生になれたということを
今日見せられてよかったです!
ありがとうございました。
また会いに行きます。」
と書いてあった。

また涙腺が崩壊する。

もっとやってあげることがあったと
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけれど
ちょっと救われた気がした。

こんなにも学園のことを思ってくれている人達がいる。

そんな人たちのことを心に留めて、
また気持ちも新たに
子どもたちと向き合っていこう。



ではまた。

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