藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

いざ出陣じゃ~

森山's Honey Bucket 340


朝7時前

今、小豆島へ向かうジャンボフェリーの中だ。


今日から大阪桐蔭中学の理科実験合宿が始まる!


学園長…薬品の怖さと面白さ

助っ人 みっちゃん…亜鉛メッキ・真鍮メッキ

あっ君…灯りの歴史 炎からLEDそしてもっと未来

信ちゃん…化石コパルの中に昔の虫を探す

なりちゃん…学園名物「花火」作り

僕…ウシガエルの解剖実習


が理解実験担当


脇を固めてくれ、実験の手伝いや子どもたちの面倒を見てくれる強力スタッフ

遠い順に…

南米コロンビアから…健ちゃん

京都の山奥から…淳子ちゃん

そして

いつもパワフル 郁ちゃん

松平健に似てる男前 もってぃ


島での下準備 &
僕たちのやる気を「美味しい食」を通じて支えてくださる田村さん


交渉事や会計を担ってくださってるヒトピー




学園の一致団結のパワーをもって

一人でも多くの子どもたちに

理科実験の面白さを感じてもらえる合宿に出来るよう頑張りたい!









「アパッチ砦」の酋長

森山's Honey Bucket 339


小学生の国語の教材に飼い犬にまつわる話があった。

筆者は僕と同世代か少し上くらいだろう。

話の背景と僕が子ども時代に見て来た世界とが重なった。


筆者のひとつ下の弟が小学生2年のとき、道端で仔犬を拾ってくる…というのが話の始まりだった。


当時は、家で犬を飼い始めるきっかけの多くは、段ボール箱の中で弱々しく鳴く捨てられた仔犬を、子どもたちが拾って家に連れ帰る…というものだった、と筆者は回想していた。

読み進めるうちに、自分の幼い頃を思い出し懐かしくなった。




僕が小学生の頃、近所でもわりあい犬が飼われていた。が、いわゆる血統書付きの愛玩犬というのではなかった。


人もまた飼われる犬たちも、その生活ぶりは今より遥かにおおらかだった。

正しくは無かったろうが、放し飼いにされている犬もいた。散歩では鎖から解き放たれ、あちこち気ままに闊歩する犬も少なく無かった。

でも、噛まれて騒ぎになった話など記憶にない。


そういえば、餌も今とは随分違う。いわゆるドックフードでは無く、家族の残り物や魚のあらなどを煮込んだものだった。





うちの父は、道端に置き去りにされた犬や猫を、僕の知る誰よりもたくさん拾って来ては、家族の一員に取り込んで可愛がる人だった。


小雨の降る夜中。どこかから微かに仔犬の声が聞こえた。

でも、もうこれ以上、家に動物を増やすことはないだろう…と、納得して眠りについた僕。

明くる朝目覚めると、ペチャリクチャリと皿の牛乳を舐める新しい家族が増えている。



今となっては記憶もはっきりしないが、もっとも多くいたときなど、犬5~6匹、猫7~8匹、インコや文鳥も複数羽…、森山商会(木箱屋)の屋根の上に群れる鳩多数。



そんな動物で溢れかえる我が家を、父は「アパッチ砦」と名付けていた…


西部劇に出てくる掘っ建て小屋に住む部族の名だったような…



そんな父がいつも言っていたのは、


「動物は嘘をつかんからなあ…」

だった。


今想えば…

人が良すぎるばかりに、たくさんの人間に騙された経験のある父ならではの言葉だ。



僕ら家族と、おびただしい数の動物の家族とに愛を注ぎ続けた父。

そんな父が亡くなって間も無く丸6年の年月が流れる。


今、あの世でも母と一緒にたくさんの動物に囲まれて過ごしているのだろう…と、思う。



感動の連続

森山's Honey Bucket 338

今更ながらGW…のことなんですが…



生駒縦走登山14.5㎞頑張った!

1日餃子店巡り。
「うーん、どの店も美味しかったなあ。」

30年ぶりに我が家のトイレをリフォーム。

『名探偵コナン』若い子たちに混じって興奮しながら映画鑑賞!

ダイソン掃除機が我が家にやって来た!めちゃ吸う。

なんと、この僕が400mダッシュした!

&

九州旅行🚗


このGWは、体験したことが多過ぎて、何をどうブログに書いたものか?と思案しているうちに、3週間ぶりになっちゃいました。



結局は九州の話題で…




学生時代の沖縄。

6年前の鹿児島。

以来、自身3度目の九州旅行です。


が、今年の旅行には今までにはない目的がありました。


昨年結婚した娘。
その旦那さんのご実家に、ご挨拶を兼ねてお訪ねする…というものです。


まあ、せっかく九州まで脚を伸ばすのだから、ついでというのも何やけれど、いろいろ巡ってみよう!というわけで、知らんところをいっぱい観て来ました。



別府の地獄めぐり

耶馬渓の絶景

九重夢大吊橋

阿蘇のカルデラ

天孫降臨の高千穂峡


どれもテレビやガイドブックでは見たことはあったけれど、実物は初めて。


心がピュアな僕(笑)は、どこへ行っても家族の誰よりも感動し、はしゃいでいました。



ところで…

一度お会いしたときに、この人たちなら永くお付き合い出来る!って直感というか、安堵感を覚える方々っておられますよね…


僕にとって、婿殿のご両親はまさにそんな方々でした。


九州への旅の締めくくりの2日間、ご実家を訪ねさせていただきました。

これ以上はないだろう…と思えるほどの歓待をいただき、改めて素敵なご家族に娘をもらっていただいたことに感謝する時間でした。



多くの場所を巡り、好きなカメラで写真もいっぱい撮って来ましたが、いつまでも大切にしたい3枚は…


これに決定しました。



婿殿のお母さんと娘


河内藤園の藤棚の下で


お庭BBQ



当たり前なことを再発見しました!

森山's Honey Bucket 337

先日、信ちゃん先生が新中2になる男の子を遅くまで居残りさせ、勉強の面倒をみておられた。

その君が数学の宿題をしてこなかったため、きちんと完成するまで居残りなさい!と、言うことになったそうだ。

職員室で待つ僕やあっ君も、えらい遅くまでかかっているなあ…と思ったほどで、結局23:45までその君は居残った。


遅くまでの勉強だったので、さぞや不平不満の面持ちで教室を立ち去るのか…と思いきや、その子の表情は実に満足げで、充実感をみなぎらせていた。


ちょっと意外に思われた…


あっくん先生も担当の授業で、宿題テストの成績が合格点に達しない場合は、きちんと合格を獲得するまでは帰宅許可を出されない。

つい先日も、5人の中3生が洗礼を受けていた。

最後の子がやっと合格できたのはやはり23時を大きく回る頃だった。

で、その子らもまた、満ち足りた顔をして「さようなら~」と明るく教室を後にした。



僕も試しにやってみた笑

担当していた中3生が、英単語のテストをきちんと合格するまで、妥協を排して付き合ってみたのだ。

時刻は23:16。(これで授業終了から約1時間半。)

やっとの思いで合格を勝ち取った彼は…
疲れた仕草こそ見せたものの、やはり、一仕事を終えた時に見られる「やった!感」を振りまいて、「合格できて良かった。」と明るく教室を出て行った。



当たり前のことだったけれど、
出来るまでやらせること…は、本当に大切なことだ、と再確認した。



今までの僕は…
宿題忘れやらテストの不合格やら、責任はそれぞれの子たちにあるが、しかし…

何か事情があったかも知れない。
それぞれの子たちの持つ理解力にも自ずと差はある。
各自プライドもあるだろう…など

子どもたちの気持ちに配慮して…という理由を前面に、その日のうちに責任を全うさせることをしなかった。


「今日はこの辺ででまけとってあげるわ。次の授業迄にちゃんとしといでや…ほんまにもう…」だったのだ。



僕は今まで彼らから

自分の責任を果たし終えた満足感や「最後まで頑張れた!」という自己肯定感の獲得チャンスを、無意識に奪ってきたのかもしれない。


これから少なくとも中学生諸君には、帰宅時刻に関わらず、大人の責任を果たしてもらう日々にするか!笑



いや、お若い先生方に学ぶところも多い春である。

やりきれない思い

森山’s Honey Bucket 336


那須高原で雪山の安全講習を受けていた高校生と引率の先生の尊い命が、雪崩によって奪われた。

若くして亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、最愛の人を亡くされたご家族に心からのお悔やみを申し上げたい。



一方で、行事を主催した先生方の後悔の大きさは計り知れず、押しつぶされそうな心の置き場所が見つけられないことだろう。



「雪崩注意報の発令される中、どうして子どもたちを訓練をさせたのか?」



我が子を永遠に奪われた親御様のみならず、世の大方の方々は、無理に行事を進めた指導者への憤りを感じておられることだろう。



確かに、いくら責められようとも、なじられようとも、引率者は反論の言葉を発することは決して出来ない。


子どもたちの命と引き替えにして、なお価値があるような行事など決してないからだ。




しかし…しかし…敢えて…


「訓練に連れて行こう!」と言った先生方の気持ちが僕には少し分かる気がする。



「子どもたちに満足出来る体験をさせたい。一生の思い出となり、それがそれぞれの子どもたちの人生に役立つものでなって欲しい…。
自分たちは、そのために子どもたちをここに連れて来たのではないのか…」と。



大雪・雪崩注意報が発令される事態で、メイン行事だった登山の中止は決定した。

このままでは、生徒たちは大きな満足が得られないのではないか?

登山を諦めさせる代わりに、他の貴重な経験を、ここに居る子どもたちに是非させてやりたい…


引率者は、おそらく子どもたちの気持ちを第一に優先したのだろう…


そんな引率者の思いが痛いほどわかる…


だけれども、結果において、その思いやりは取り返しのつかない誤った判断に繋がる。



子どもたちのためを思い、良かれと信じて決断したことが、最悪の結果に繋がる…

引率者にとってこれ程までに辛いことは無かろう。



今回の引率者には、業務上過失致死などの責任が問われるだろう。
何年もの服役を命じられるかも知れない。


しかし仮に刑を全うしても、引率者にとって、教え子たちの命を奪ってしまった…という後悔は一生消えることはないだろう。


誰にとっても辛く悲しい事故だった。




どうか、安らかにお眠りください…

いいぞ!

森山's Honey Bucket 335


合格発表→卒業祝賀会→春合宿→春期講習会、そして明日からは年度最初の実験学校…と、例年のこととはいえ、慌ただしく時は行く。

が、自分の納得した歩幅で、信ずる方向へ歩き続けている。(君の1歩は誰より短い!と思ったそこのあなた…失礼ですよ💢)




昨日春期講習会の2日目。

こんな場面があった…と、あっ君先生から授業中の出来事について報告をいただいた。


新中3生の数学の授業。(学校でのスムーズな滑り出しを期して、数学は完璧予習型の講習だ。)


式の展開や乗法公式を解き進めていたとき…

いつもは笑顔満面、クラスのムードメイカーでもある女子が、顔は笑い、しかし大粒の涙をポロポロこぼしながら、

「わたしって、どうしてこんなに、理解すんのん遅いんやろう…」

とこぼしたらしい。

一所懸命取り組みながらも、周りの子たちの進み具合と自分を比べてしまっての一言だったようだ。



この子はその前日に、「永ちゃん先生から〇〇高校を勧められた。今の私には到底無理な学校って思うけど、せっかく勧めてもらったし、今年はうんと頑張ってみようかなあ…」と言っていた。



悔しかったんやね…あっ君と納得し合った。


彼女の流した涙の話を聞いて、

美しい涙だなあ…と嬉しくなった。



この子が今まで出会えなかった「本気」とついに向き合えることになったのかも知れない。


いいぞ!〇〇さん…

悔しい思いもいっぱいしながら、成長しいや!

ついに放映!と思いきや…ガクッ

森山's Honey Bucket 333




秘密のケンミンショウ「なんしか」で華々しく全国デビューを果たした森山です…と自己紹介したかったのですが……


放映された時間の余りの短さ(16秒…)に、開いた口がふさがりきれずにいます。



子どもたちと一緒に楽しんだ実験は全部で4種類。

「なんしか」のキーワードもしっかり盛り込みました…

そして、そのすべてを2台のカメラが終始撮影していたのです…


なのに、なのにです。


実験風景も、子どもたちのにこやかな学びの顔もまったく取り上げられることなく、番組は終わってしまいました~


正直、ガックリです。肩を落としました…


3週間連続でテレビを見てくださった方、録画予約までしてくださった方、この場を借りてお詫びします。




しかし、残念な思いに浸っているのは今だけにします。


だって、明日朝は中3生の合格発表だからです!




それぞれの子たちが、それぞれの人生において最良の結果に導かれますように…と、神様にお祈りしながら床に就くことにします。


安堵

森山’s Honey Bucket 332


今日は中3生(61期生)たちの公立高校受験だった。

今年も、生徒のみんながチャレンジする高校の正門に、学園スタッフが手分けして立った。



緊張しないわけがない本番の朝。

僕たちとのやりとりが少しでも彼ら彼女らの不安を和らげ、本来の力を出すことに役立てれば…


それぞれの親御さんが、息子・娘にしてあげたいと願う「励まし」を、ささやかながら代打として僕らが担う。そんな意味もあるのだと思う。





早朝はまだまだ冷える。

登校してくる子たちの息も白い。



そんな朝、みごとなまでに満開の桜を発見した。


府下の受験生全員の「サクラサク」は祈っても叶えられない。


しかし、一所懸命自らの夢に向かって努力を重ねた子たちの頭上に、美しい花が咲いて欲しい…と思えた。





夕刻になって中3生が集まって来た。



難しかった。

時間が足りなかった…

もうだめです…


それぞれの口から漏れる言葉はどれも敗北感を漂わせていた…が、



その顔からは

やりきった感が溢れ

どの子も笑顔で

心からの安堵が溢れていた。



出来ることならばこの子たち皆、合格を勝ち取ってほしい!


しかし、しかし万が一のときは、その失敗をバネにして、合格したとき以上の人生を創り出してほしい。



とにかく、彼らなりによく頑張った…

と振り返ることの出来る今年の受験生たちだった。



みんな、ご苦労様でした。


親御様、お疲れ様でございました。





PS
ホッとした…といえば、
「ヒミツのケンミンショウ」来週放映と予告編に出ていた模様です。(卒業生の方から情報が届けられました。

学園の風景が映されるのか否かは不明ですが、なんしか、その大阪言葉特集はボツになっていなかったようです。

3月16日木曜、今度こそです。どうぞよろしくお願いします!





速報! 「ほんま、ごめんなさい。」

森山's Honey Bucket 331


ヒミツのケンミンショウ…

3月2日に学園の授業風景が放映されるはずだった。


のに……


ボツになったようだ。




先日から

「番組の予告にひとつも出てこないよ!」

「ほんまに放映されるの?」

と不安視する声が生徒たちや仲間内から囁かれていた。


僕も、なんかしら嫌な予感はしていた。


しかし、

「いやあ、あれだけ撮影して帰ってんやから、ちょこっとは映るわ…」との確信はあった。



ま、まさか、ほんまにボツにされるとは…



取材された子どもたちも、元気でにこやかサービス精神満タンで臨んでくれていたのに…

大人社会の無情にさらされた彼らが気の毒だ。



僕は、穴があったら入りたい…っていう気持ちだ。



ブログで書いた以外に



気の合う面々に

「実はケンミンショウの取材を受けちゃってね!
ネタバレはまずいので、詳しいことは言えないけれど、まあ3月2日に見てみて!」


なんて宣伝していたし


先日などは、親類のお通夜の席で

「こんな場で言うのもなんなんですが、実は来週ヒミツの…」


って発表していた。


ほんまお恥ずかしい…




仲間からは

「どないなってん!」

「ヨガ教室休んだのに」

「テレビの前にかじりついていたのに出なかったね…」

「まあ、こんなこともあるわ…」


呆れとも慰めともとれるメッセージが次々届いた。



先日のブログを読んでくださって、テレビの前にいてくださった皆様がおられましたら、この場を借りて深くお詫びいたします!

ドラマ《後編》

森山's Honey Bucket 330

(前編からの続き)


2016年度最終回の実験学校2日目の朝を迎えた。


運命の1日の始まりである。



6:30起床。


昨夜のミーティングが長引き、どのスタッフも瞼は重い。



まず、この日最初の行事である「日の出の観測」のため東の海岸に出かける。


この時刻の風は思いの外優しい。

確かに、昨日のように暴れる風ではない。


美しく上る朝日は、あっと言う間に眩しさと暖かさを子どもたちに届けた。


そのとき、眼下に
神戸港を夜中に発ったジャボフェリーが滑り込んで来るのが見えた。


定刻どおりだ!

これなら昼便もきっとうまくいく!
当初の計画通り大阪に戻れる…

ふと暖かいものを感じた。




餅つき

フィラメントを作り、輝かせる実験

片付け・昼食

表彰式


などの時間を子どもたちと楽しく過ごしながら、

いよいよ昼便のフェリーの運航状況を船会社に確認する頃となった。


今も風は穏やかだ…


「問題ありません。船は定時運航しています。

定刻通り高松東港に入港出来ます!」

船会社の方の声も明るく弾んで聞こえた。



ほっ…

よかった…

元の計画通りの帰阪が決定した瞬間だった。




閉校式を終え、約30名の高松移動班が、皆に見送られて「星くずの村」を後にした。


子どもたちを坂手港の待合所に引率した僕は、
岬の先に現れるだろう船影を一刻も早くこの目で確認したくて、ひとり岸壁に駆けた。


そしてそこに確かにフェリーの姿を確認した。

ほんとうに嬉しかった。

定刻に高松に行ける。

そして…17:00の高速バスにも確実に乗れる。




僕の心のどこかに
「おいおまえ、最後まで何があるかわからんぞ…」
と、一瞬悪魔の囁きが聞こえた気もした。



が、ちょうどその時、船会社の社長さんが僕に声を掛けて来てくれた。(昨日からずっと相談に乗ってくれた方だ。)


「良かったですね…

実は今日の船長さん腕が違うんですよ。

僕は、搭乗名簿でこの船長の名前を見た瞬間に、

どんなことがあっても、ちゃんと定刻に来るなあ…

と思いました。」


とニコニコ嬉しそうに話された。




安心は確信となった。




高松までの船は昨日とは打って変わってなめらかに海を進んだ。

どの子たちも嬉々としている。

組み立てたロボットで対戦ゲームをしている子が多い。

空いている船内、これくらいの賑やかさなら許されるだろう…


僕の関心事は

一般の方も乗り合わせる高速バス内で
いかにこの子たちが周りの方に迷惑を掛けることなく、3時間余りの時間を過ごせるか…にシフトしていた。


あと10分程で高松に入港というタイミングで、子どもたちを高速バス組と高松解散組に分けて、それぞれに諸注意を聞かせた。



あとは、タラップを降り、送迎バスに乗り込むだけだ…












送迎バスがいない!

いつもそこにいるはずの送迎バスが無い!




船着き場にアナウンスが流れた。

「本日送迎バスは16:45発となります。」

「お急ぎのところ申し訳ございません…
本日は高松駅からの送迎に先に向かっており、こちら高松東港から駅までの送迎は16:45発を予定しております。」



耳を疑った。

目の前が白くなった。




ここから高松駅までバスの所要時間は10分。
渋滞している場合もある…

高松解散の保護者の方へ子どもたちを手渡し挨拶をする時間も必要。

送迎バスの降車場所から高速バスターミナルまでの移動…子どもの足で少なくとも5分。


これでは17:00発の大阪行きの高速バスに間に合わないではないか!

やばい

これはまずすぎる





一目散に案内所に駆けた。

アナウンスの内容を再確認し

こちらの事情を矢継ぎ早に伝えた。



何がなんでも17:00発の高速バスに乗らねばならないのだと。


そして、船を降りるこの瞬間まで、送迎バスの運行についての断りがなかったことを責めた。


しかし、文句を言ったところで事態は好転しない。間に合わせる手立てを考えつくまま彼女らにぶつけた。


別のバスを手配して欲しい!

送迎バスを高速バスの乗り場近くにつけて欲しい!

運輸関係同士の繋がりを活かして、高速バスの出発を暫く待ってもらえるよう交渉して欲しい!


返答は…

「それも、これも出来かねます。送迎バスの到着を待っていただく他にない…」


らちがあかない。



タクシーに分乗させる方法があるかと、あっ君に確認してもらったが1台も溜まっていない。

タクシーを呼び寄せようとも、30人を運ぶための6~7台を瞬時に召集することは不可能に思えた。



僕自身、高速バスターミナルに連絡を入れ、事情を話した。

が…

「他の乗客の方がおられますので、定刻に発車せざるを得ません…」とにべもない。


しかし最後にこちらの窮状を見るに見かねてか、


「万が一は、ご乗車の方お一人でも出発までに間に合ってお越しいただければ…」と教えてくれた。


そうか…
もし全員が出発予定時刻に揃っていなくても、一人でも間に合って、運転士さんに懇願すれば、出発を待ってくれる可能性があるということか…




そんなことを考えつつも、僕はもし高速バスに間に合わなかった場合という最悪の事態への対処も並行して考えないといけなかった。



どのような手段で大阪に移動する?

どうすればいい?

少しでも早く難波に子どもを届ける方法は?

どうすればいい?

我が子を待ち侘びる親御さんの気持ちは?

どうすればいい?


にわかには出口の見えない どうすればいい? が頭に溢れた。



地獄を味わった。










やっと送迎バスが来た。


大きな荷物を持った子どもたちを急かせて乗車させ、バスの運転士さんに急いでもらうよう頼んだ。


送迎バス内は他の乗客も含めほぼ一杯だった。


非常識承知で大きな声を出した。

前後ろに分かれて立っているスタッフに、これから担っていただくべき役割について頼まねばならなかったからだ。



「高松組の解散は出来るところまであっ君、後はゆっちろう君に任せたい!(ゆっちろう先生は大学のある広島へ別便で帰る)。」


「イクちゃんとサヨちゃん子どもたちの引率お願い!」


「バスが出るまでに、一人だけでもそこに到着しておれるよう、僕はとにかく一目散にバスに向かうから!」


そんなやりとりのあと


最後に子どもたちに向かって


「すまないが、高速バスに向けひたすら走って欲しい!君たちの走りに最後はかかっている!」


と頼んだ。


「そうそう、高松解散組の子たちは走らなくっていいからね…」



子どもたちも自分の取るべき行動を理解してくれた…と信じた。





バスはたくさんの赤信号に捕まった。

携帯の時計と道路の状況を視線は何度も往き来した。






16:56

バスは降車場についた。

運転士さんに礼を伝え、扉が開くと同時に駆け出した。



待ってくださっていた高松組の保護者には大変失礼だったが、走りながら礼をし、「高速バスが…」と説明にならない説明を駆け抜けざまにお伝えした。



2分程全力で駆けたはずの僕だが、未だ道は残っていた。

あの角を一刻も早く回らねば…

あそこを曲がれれば高速バスターミナルだ…


もつれそうになる足
早鐘を打つ胸
諦めてはならぬ…という心の叫び





そんなとき、後ろから軽やかな足音が近づき、そして疾風の如く僕のそばを駆け抜けて行った。



「翔理!」



全力で駆け抜けて行ったのは、実験学校生の最年長高2生の男の子だった。


小さな頃から長年実験学校に通ってくれた彼が、

今、今回の実験学校の成功のために駆けてくれている…


「バスの扉が閉まるまでに駆けるのは自分だ!」

彼の想いが瞬時に伝わってきた。



無性に嬉しかった…

感謝が満ちてきた…











お陰で間に合った。





運転士さんに遅れた詫びを伝えた。

「大丈夫ですよ…」柔和な微笑みが嬉しかった。


チケットセンターのお姉さんにも「間に合われて良かったですね…」と声を掛けてもらった。

さっきの「一人でも間に合ってくだされば…」の秘策を教えてくれた方だったようだ。




「翔理、ありがとう。」

カラカラの喉から出た声は、彼には聞こえなかったかもしれない。



重い荷物抱えて最後まで走りぬいてくれた小学生のみんな、ありがとう。

一緒に走ってくださったお母さん、ありがとうございました。




かくして、我らを乗せた高速バスは定刻を過ぎて動き始めた。



心配してくれていたのだろう、高松解散の男の子とお父さんが近くまで来て、バスに大きく手を振ってくれているのが見えた。

たしかに乗れたよありがとう!




みんなに感謝していたら、ふと
さっき激戦を交わした港の受付の人に
間に合った報告をしておこうという気持ちになった。



電話の向こうのその人は、とても喜んでくれ、

「どうかお気をつけて…」と言ってくれた。

ありがとう…がまたひとつふえた。




暫くあとで報告を受けたのだが、高松解散の保護者の方が、挨拶を試みるあっ君先生に

「先生は早く子どもたちのところに行ってあげてください…」と声を掛けてくださったそうだ。


あっ君のあとを引き継いだ、ゆっちろう君がたいへんしっかり高松の保護者の方に報告とご挨拶をしてくれたとか…

やるな…ゆっちろう!




皆さんに支えられ、応援をいただき、2016年の実験学校も無事終了できた。




ありがとうございました…




という、長いドラマでした。



(今までの僕のブログ中最長の文でした。
前・後編共にお付き合いくださった方々に、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。)








ドラマ 《前編》

森山's Honey Bucket 329

2月は神戸と高松・小豆島を繋ぐジャボフェリーの定期検査の時期だ。
2隻あるジャボのうち1隻はドッグ入り。
残りの1隻で運航する。

よって究極の特別ダイヤになつている。


神戸港からの往路はともかく
復路のフェリーが神戸に戻るのが夜の10時となる。

小学低学年生の参加者もあるので、帰路は
①フェリー
②高松周り淡路島経由の高速バス(8時過に難波)

のうちから、ご家庭ごとに選択をしてもらうこととなった。
(結局29名の子たちやお母さんと5名のスタッフが高松へ渡ることとなった。)




さて、2016年度最終回の実験学校が始まった。


往路のフェリーは、
折からの強い季節風とそれに伴う高い波、
そして大潮と重なる激しい引き潮など、
悪条件が重なり、
小豆島着岸が予定より大幅に遅れた。


幸い子どもたちは船酔いもせず、
星くずの村へ続く坂道もへっちゃらな様子だったので、延着のことはさほど心に留めていなかった。


学園長を囲んで開校式があり、各宿舎に荷物を収めた後、早速1・2時間目のロボット製作がはじまった。



2時限目のロボット作りを手伝う傍で
「あっ…」不安がふと頭をよぎった。


不安とは…



明日高速バスで帰阪する者たちは

先ほど神戸から乗って来たのと同じ便のフェリーを利用して高松東港に渡る。


そしてフェリー乗場から高松駅まで約4km送迎バスに揺られ、そこで高松解散の子たちと別れ、高速バスターミナルまで5分ほど歩いて、やっとそれに乗り込む段取りだ。


計画では、高松東港着から高速バスターミナルまで50分間の時間をみている。ざっと30分間はゆとりを持っている算段だ。



が…
が、だ。


明日のフェリーがもし今日のように30分近く延着してしまったら…
まさか…17:00発の高速バスに乗れない??


明日吹く風の強さも波の高さも
潮流の影響も…神のみぞ知ることだ。

明日も今日と同じにならないとは限らない。



早速、船会社に連絡を取り不安をぶつけてみた。

「明日は今日のような強風ではない…でしょう、おそらく。
多少延着しても高速バスには間に合うでしょう、おそらく。」

当然といえば当然。

船会社は船の運航に携わるプロではあるが、
風や波や潮を操る神ではない。


しかし、

「何が何でも17:00発の高速バスに乗らないとならない!」と僕が食い下がるものだから、

船会社もだんだん

「う~ん、ちょっと厳しいかも知れませんね…」

とトーンダウンして来た。


結局、明日の昼過ぎにフェリーの運航状況を教えてもらう約束を取り付けて電話を置いた。


不安の解消を求めて投げかけた質問が、

結局、今の不安をより大きくするだけのことにしかならなかった。


とはいえ、

「17:00の高速バスに乗って、難波に子どもたちを送り届ける!」

ということだけは、どんなことがあっても成し遂げなければならない僕の責任だった。


小豆島から高松へ渡る船が発着する港は全部で3港。

島の南東の端にある坂手港が、「星くずの村」に
最寄りの港。明日もここから乗船予定だった。


島の中西部に池田港という港がある。
バスを利用すれば約40分程で到着出来る。


池田港↔︎高松港は航路が短く、殆ど欠航や延着が無い。この便ならば、17:00のバスに心配なく乗り込めそうだ。

だが、計画変更に伴って、子どもたちに余計な負担をかけることになる。また、学園が余分に負担することになる経費も少なく無い…


しかし、背に腹は変えられない。

明日の運航状況次第では、急な計画変更も致し方ないものと覚悟した。
覚悟と報告の準備をして学園長の元へ向かった。



約束通りに
元気に
それぞれの子たちを
それぞれの親御さんの元へ
笑顔でお返しするのが
我々の仕事なのだ…



(この辺りまでを一応「ドラマ《前編》」とさせてください。ほんまのドラマは《後編》だったかな…長文付き合ってくださりありがとうございました~)

素敵な言葉

森山's Honey Bucket 328


毎週水曜の朝は八戸ノ里駅近くにある「健康ボーリング教室」に家内と通っている。

その名から想像できるとおり、教室に通っているほとんどの方がお年寄りだ。

僕の腕前はいっこうに向上しないが、毎回楽しい時間なので、2ヶ月ほど前に強引に真也先生やあっくん先生も仲間に引き込んでしまった。


コーチが日に3~4度声掛けをして、アドバイスをしてくれる。

そこそこの受講生数なので、コーチが誰かにつきっきりで指導している場面は今まであまり見たことがなかった。



なのに、なのに、である。

昨日はコーチが僕の横にずっと付いて、まさに手取り足取り懇切丁寧な指導をしてくれた。


「ごめんなさい。教えていただいていることが僕にはどうも理解できません。」と正直に訴えると…


「いやあ、頭での理解は必要ないです。身体で覚えていきましょう!慣れですよ…」とおっしゃる。


指導直後の投球が偶然よかったようで、「そうです!今のでいいんです。」と言ってもらっても、どこがどう良かったのかすらわからない僕。



コーチが優しく、かつ根気よく指導してくれればくれるほど、どのようにすれば良いのかわからない自分が情けなく、申し訳ない気持ちでいっぱいなってきた。


最後の方には「僕などのことはもういいですから、さっさと見捨ててください…」

とすら思ってしまうほど、コーチの指導は根気よかった。



その日の練習を全て終えた後に、コーチにお礼を言いに行った。

するとコーチが一言

「森山さんはのびしろがありますから…」

とおっしゃった。



「のびしろがある」って言葉、とても素敵な言葉だ…と改めて感じた。

さっきまでのがっくり沈んだ心がふわりと浮いた。



100点満点のテストで20点しか取れなかった子はおおいに「のびしろ」があるのだ。


「なんじゃ!この点は!」という言い方をせず、

「君にはまだまだのびしろがあるんだ!」と励ますこともできるのだ。



人を応援する気持ちは、そんな魔法のような言葉に宿るんだ…

コーチから教えていただいた。



前前前世

森山's Honey Bucket 327


夫婦で久しぶりに映画を観た。

話題となって久しい『君の名は』だ。

たいへん美しい映像に魅せられた。


人は誰でも目には見えない不思議な存在に応援されながら今を生きているってことなんだなあ…

なんて勝手な解釈をしながら一人感動していた。


ようし!いつかレンタルショップでDVDが旧作扱いになったら必ず借りてもう一回見よう!と決意もした。



ところで
映画館には夫婦50割引という制度がある。

夫婦のどちらか一方が50歳を超えていていればチケット代が2人で¥2200になるというものだ。(以前は2人で2000円だった。)



同い年の我ら夫婦が48歳か49歳の頃…
ドキドキしながらこの制度の活用を試みた。
(ごめんなさい🙏)


「ちょっとお客様…50歳過ぎには見えませんが?」なんてチケットカウンターのお姉さん指摘されたらどうしよう…などとドキドキしながら列に並んでいたが、まったく疑われることもなくパスした。ガクッ…


互いに「君がババアぽくって幸いした。」とか
「あんたの加齢臭のお陰だ。」なんておおいに褒め合いながら入場したものだ。


残念なことにそんな会話は覚えているのに、何の映画を見たのかまったく記憶にない笑。

映画の題名も思い出せないくらいなので、さて泣いたんだったか笑ったんだったかも???だ。



数年前のことも思い出せないが、まさに先ほどのことも思い出せない…という場面がこのところ頻発し、自分でも恐ろしさを感じている。



老化…といえば


このところ、髪の毛が加速度を増して抜け落ちていく…

特に頭頂部がヤバ過ぎだ!

もはや自分の頭では無くなりつつある‼️



最近僕を呼ぶ生徒たちの呼称2位は「ハゲ!」だ。
(かろうじての1位は「もりもり」か…)

子どもたちは容赦の無い残酷な生き物なのだ。

オブラートの掛け方を知らない正直者たちだ。


そういえば3日ほど前、不意に背後に回った中2女子に後頭部を接写され、画像を見せつけられた。
勿論痛烈な言葉も添えられた…


嗚呼…今まで幾多の方々を平気で禿げ呼ばわりしてきた自分に遂に天誅がくだされたって感じる。


ごめんなさい、どうか許してください、
Y山先生…S君…ℹ︎君…Z先輩…




今回特に支離滅裂な内容のブログになりましたが…


『君の名は』(全然前世…)、まだの方はオススメします!是非劇場にお運びください。




あるがまま…は難しい。


どうも僕は自分を良く見せようと背伸びする傾向がある。
(身長を高く見せる方の背伸びはもうとっくにしなくなったが…)


普段どおりにしていれば、気を揉んだり余計な緊張をしたりすることもないのに、下手に背伸びしようとして冷や汗をかく。



と、いうのも…


先日、久々にテレビの取材を受けた。


読売テレビの『秘密のケンミンショウ』の取材だ。



他県民は使わない「とある言葉」を大阪府民はよく使う…らしい。(放映前なのでネタばらしは出来ないけれど)


「授業中でもその言葉を使いますか?」との番組スタッフからの問い合わせに、Sちゃん先生が「使いますよ…」って返答したのがすべての始まりとなった。



藤原学園への取材のすべては「となりの人間国宝さん」である学園長が引き受けてくださる…と思い込んでいたのに、何故だかお鉢がこちらに回ってきた。



「授業で使います!」と発言した張本人Sちゃん先生は「本部校での撮影なら、やっぱり森山先生でしょう!」なんて言う。

となりのℹ︎畑先生をチラリと見ると、スッと目線を外らせ、僕はやらないですよ…のサインを送ってくる。


ってなことで、鉄砲玉は僕が受け止める羽目になってしまった。



出来れば小学生を撮らせてもらいたい…とのスタッフさんの要望を聞き入れた(思春期真っ只中の中学生はちょっと…との話だった笑)以外は、先生の思いのまま・あるがままの授業をしてくださいとのことだった。


あるがまま、普段どおり…と言われましても、全国ネットの人気番組に姿を晒すことになる自分としては、良いところを見せたい!と思うじゃあないですか…やっぱり。



そういえば遠い昔、ヒゲ先生はステテコ姿でTVインタビューに応えたり、撮影中に平気で鼻をかんだり…と、豪快すぎるほどありのままだったことを思い出した。



自分を実力以上に良く見せようと計画すればするほど、収録までの間、そわそわと焦って緊張も膨らんできた。



前日などは、キーワードとなる「とある言葉」すら思い出せなくなり、アレ?なんやったっけ…ってなる始末。


いくらありのままの授業とは言え、キーワードを一度も口にしなかった…なんて事態になれば、東京から撮影に来られるスタッフの方々も困られるだろう…

あくまでも自然にその言葉を発することが、大人の責任だ!と思われた。



当日頭の中が白くなったときのために、教室のここかしこに、その「とある言葉」を記したカンニングペーパーを貼り付けて臨むことにした笑



当日は、小学生を相手に化学反応の実験授業をした。

緊張の中ではあったが、実験も撮影も一応無事終了。

カンペに目をやらずに、大人の責任も果たした笑



「採用0ということはありませんか?」と尋ねる僕に、「それはないと思いますよ…」と返答してくれたスタッフさんの言葉を信じ、放映を待つことにしよう。

皆さんもよろしければご視聴ください。


※ 3月2日木曜放送予定です。





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優先順位

森山's Honey Bucket 325

やるべきことに優先順位を付け、計画を立て、今自分がすべきことことにのみに気持ちを集中させる。


仕事が出来ると評される人は皆、例外なくこの技を身につけているようだ。



一方、段取りが悪く、いつまでも仕事が片付けられない人がいる。


やるべきことに上手く優先順位を付けることができず、今の自分が何に注力すべきかをきちんと決断出来ない。


自分にとってはどれひとつを取ってもないがしろには出来ない…と注意力が分散。

ゆえにどれも中途半端で完結出来ない。


悪気があるわけでも、誠意がないわけでも、まして忘れているわけでもない。


同時に気になることがたくさんありすぎて、心が小さなパニックを引き起こしているのだ。



このパニックを解消する手立てはあるのだろうか?




大中小3つのバケツそれぞれに水を満たす役割があったとする。


ある人は3つのバケツを一度に抱いて水瓶に飛び込み、仕事をに一挙に終えてしまうかも知れない。


飛び込む度胸は無いから…と、水道のある所までバケツをせっせと運ぶ人も、きっといる。


水道まで、3つを一度に運んで水を満たし、元の場所まで持ち帰る人。


大きなバケツで水を汲み、小さなバケツの下まで運ぶひと。


小さなバケツを持って往復するひと。




さて、自分に合った方法はどれ?



つまるところ自分の力量を考え、自分に適したやり方でやってみるしかない。



他人の真似が出来ない要領の悪い自分もいれば、

他人には決して真似できない誠意溢れる自分がそこにいる…かも知れない。



続けていれば何とかなる…

焦ってはいけない。

そう開き直って、自分を認め、信じることだ。




悩んでいる第3者がいることを仮定して書き始めた今日のブログだが…


実は今の自分そのものだ。


今日の僕は、たくさんのことが一度に頭の中を駆け巡っていて整理が追いつかず、小さなパニックを起こしている。

優先順位がつけられず、おどおどしている。




でも、自分は自分。

まっ、何とかなるか。

とりあえず、何しかやってみるか…



迷える子羊?

56歳、おっさんMの独り言でした…

新年会に想う

森山’s Honey Bucket 234



仕事始めから約10日、世の中の新年会はほぼ一段落したのだろうか?

先日、高校1年生で同級だった旧友と新年会をした。

大病院の偉いさん・それなりに名の知られた会社の社長・敏腕と言われる弁護士・脱サラ後起業して頑張ってる奴・TVのデレクター…。帰阪出来ず今回は不参加だった開業医。

皆それなりに自分の道を一所懸命歩んで来た者たちだ。


しかし集まれば、アホばっかりやってた高校時代にあっという間にタイムスリップ。

話す内容ときたら、まあどうでも良いような下世話なことばかり。話題のたびに一喜一憂ならぬ一喜一喜。おのずと酒量もエスカレート!


このメンバー、昔も今もあらゆる序列化を一切しない間柄。学生時代の成績の話にも、今の金持ち具合も一切話題に上らない。だから僕も参加し続けられる笑。


最高に素敵だった高校の3年間を互いに築きあったメンバーなのだが、こいつらのことをここまで大好きでおれ、こんなにも長く付き合ってられるのはどうしてなのだろう?


自分が高1の時に受けた衝撃…を思い出す。

同い年なのに「こんなにも尊敬できる人物がいるのか…」と感銘した衝撃の記憶た。

圧倒的な学力、並外れた行動力、そして何よりも驚いたのは、信じられないほどの優しさと思いやりそして謙虚さだった。


クラスの劣等生であった僕に対し分け隔てをしないばかりか、引っ張り上げてやろうと、放課後に
隣に座りあるいは黒板を背に、ときには電車の中で面倒をみてくれた奴らなのだ。
仲間の喜びを自分の喜びと感じてくれる、そんな奴らだった。



尊敬できる友だちに出会うこと。

君がもし、中学時代にそれを果たせているなら素晴らしいことだ。
仮にまだ出会えてなかったとするなら、高校の3年間はそれを得るまたとないチャンスだと思う。


尊敬できる友人と出会い、自分も恥ずかしくないようにいたい!そんなふうに感じつつ、自分をちょっぴり高めてほしい。


近々登山で樹氷を楽しんだあと山頂の山荘で鴨鍋を囲む新年会の計画が進行中だ。こちらは高校のクラブの仲間たちだ。
やはり長く深い付き合いだ。


皆さんも心に決めた高校への合格を果たし、素敵な高校時代を過ごしてね!

あと少し、健闘を祈ります。










明けましておめでとうございます。

森山's Honey Bucket 323

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆々様にとって良き年であられることをお祈りいたします。


心身の疲れを癒すリフレッシュタイムが毎度年の始めにある…というのは変でしょうか?

僕にとって最良の充電期間は正月です。


今年もいっぱいいっぱいの元気をもらって返ってきました!


どれだけ「美しい!」と「素敵過ぎ‼︎」と「ありがとうございます。」を連発したことか…


今回もお付き合いください。


正月の富士山を仰ぐ弾丸旅の記録からです。



↑西伊豆・煌めきの丘


↑西伊豆・恋人岬


↑山中湖からの夕景


↑朝焼けの富士@富士吉田


↑新倉山公園350段程の階段を登って


↑田貫湖畔より富士山の西側の顔


↑白砂青松・三保の松原から


↑納得の味・富士宮焼そば


↑巨大&超美味・静岡おでん


正月の富士山と満ち足りた食生活で…3kg肥えました笑笑

冬合宿を終えて

森山's Honey Bucket 322

間も無く2016年の冬合宿を終えようとしている。

参加学年のうち唯一4泊5日を島で過ごした中3生は、昨夜から今朝方まで、恒例の徹夜学習を経験した。今年の中3生は1人の落伍者もなく、熱心な勉強ぶりでみごと全員朝6時を迎えることができた。


↑6時の万歳!



↑徹夜学習を支えてくれたスタッフ


帰宅を前にして彼らの綴った作文を読んでいると、ハードな勉強だらけの合宿を乗り越えることができたのは、友達の支えや学園の先生や先輩方そして応援してくれている両親のおかげだ…と書いている者が少なくなかった。彼らの成長を感じ、僕たちスタッフも嬉しく感じた。



毎年徹夜学習を前に、付き添いスタッフ全員(今回は16人)から中3生に激励の言葉をかける。

また、毎年のように、社会人となった先輩スタッフからも中3生へ熱い応援メッセージメールが届けられた。のど飴やココアなど子どもたちの身体を気遣ったたくさんの贈り物を添えてくださった方もいた。ありがたいことだ。


そんな激励会で、学園長から、子どもたちだけではなく我々の心にも大きく響くメッセージがあった。

「いろいろな体験を通して、君たちが『こんなことはきっと自分には出来ない』と思い込んでいる『自分の限界』が、実はもっと先にあったんだ…と気づいてもらうのが、藤原学園の合宿であり、存在の理由です。」と。

園長のメッセージ通り、多くの子たちが、今まで感じていた自らの限界の枠を広げることが出来た素晴らしい冬合宿であったと思う。




↑マンツーマンの質問対応


↑徹夜学習後の日の出観測から







あちらもこちらも?

森山's Honey Buket 321

学園長は整形外科…当方は胃腸病院…
学園の古株男子、このところお医者様の世話になることが多くなってきたようだ。


昨年メタボ検診では保健士さんのお世話になった健康診断を今年も受けた。その結果、少々インパクトのある検診報告が届いた。

危険レベル4?わざわざ赤文字で「大腸の精密検査必要」と記されていた。


ってなわけで、今日の検査のため、昨日は1日検査準備食を摂らなくてはならなかった。

朝食こそシャケ雑炊と豪勢だが…



昼食はゼリーとウエハース2枚+バリウム。
間食にはビスコ。
夕食に至っては人参スープ+バリウム。

厄介なのは19時と21時に服用を指示された下剤。

「かなりきつい下剤ですので、検査前日からの入院をお勧めします…」と病院の人に脅かされたブツだ。

「自分で出来ますから!」と入院は回避したが、果たして下剤服用後の授業はまともに?出来るのか…

トイレまで間に合わず、子どもたちの目の前で粗相をしてしまったらどうしよう…未来永劫に笑われる。

しかもこの日の授業、後半はプラネタリウムの上映だ。


授業開始直後、「実は先生、かくかくしかじか、…ってな事情で、授業中○○○に走らせてもらうから…」と中2生には断っておいた。

案の定、プラネタリウム上映を始める21時前までに4回も便器をまたぐ羽目になった。

そこで21時の下剤は授業後に飲むことにし、天文教室に上がった。


プラネタリウム開始


「さて、今日は冬至。太陽はどんな方向から昇ってきたでしょう?」と尋ねる僕。

「はいはいハイハイ!」と女子

「はい、どうぞ。」

「西!」

「はあ?それは天才バカボンじゃ!」

身をよじらせながら、何とか○門から出てきそうになる○○○を耐える!


「さあ、今東の空に現れた冬の代表的な星座を見つけて!さて何座?」


「はいはいハイハイ!さそり座!」


またまた肛○に神経集中!


チビらず最後まで出来たのが不思議なくらいの授業だった。ほっ…



今朝、大腸CT・胃カメラ・ピロリ菌検査は終了。

結果は年明けに尋ねに行くので、少なからずドキドキではあるのだが…


今夜、中2生の男子から、「お腹大丈夫やった?」とラインをもらった。

ぐりぐり頭の野球少年…

普段の言動とのギャップに驚きつつ、その短いメッセージがとても嬉しかった。


願わくば、たいした異常なく合格をいただき、これからもこの子たちと関わり続けたいものだ。







誕生日

森山's Honey Buket 320


昨日は今も僕が大好きな母の誕生日だった。

生きてくれていれば満85歳。

亡くなった人の年齢を数えてはいけない…と誰かに聞いたことがある。
が、誕生日くらい「もう幾つやなあ…」と数えてもバチは当たらんやろう。

「今日はおめでとう…」と写真に語りかけたあと、思い立って今の父母の住まいである小さな仏壇を掃除することにした。

毎朝家内が上げてくれる線香の煙のススが白い手ぬぐいを茶色くしたが、同時に甘いお香のかおりがふわっと広がった。へえ…と妙に感心。

娘の結婚式を記録したDVDを観てもらいながら、若い二人が幸せに過ごしていることを報告し、礼を言った。写真の母はいつも素敵な笑顔だ。


誕生日のプレゼントは何がいい?と語りかけたあと、しばらく考えてみた。

そうだ…

母が好きだった「フリージアの花」と「ケンテルのシュークリーム」と「御座候の回転焼き」にしよう!


「フリージアは年末頃からですね。」と花屋さん。でもシュークリームと回転焼きは供えることが出来た。


さっきから、ええ歳のおっさんがノスタルジックに…と失笑されそうだが、自分の中ではいつまでも大切な存在であるから仕方ないのだ。


傍の父の写真に、「お父ちゃんの誕生日には551の蓬莱のシュウマイにするわな…」と語りかけた。

どこかいかつい写真の父だが、ちょっとニンマリしてくれたように見えた。


地上はずいぶんと寒くなりました。そちらはどうですか?風邪引かんようにね。今年ももう終わります。早いわ…。これからも家族よろしく。


早、師走。

森山’s Honey Buket 319


2016年も残すところ1ヶ月。

私的なことで思い出多き年になりそうだ。


娘の結婚…

過ぎてみれば……だが、ありゃあ緊張したなあ。



日々の生活で、前向きな変化を挙げるとすれば、積極的に身体を動かそうと思うようになったことかな…


中でも5月以降に始めた〝近郊の山〟登りは自分でも不思議なくらいハマった。



そうなった訳をちょっと探ってみた。



結論


他の誰にも気兼ね無く、全くのマイペースで出来る。


タイムや成績といった記録に一切無縁。


特段の技術は必要なく、脚を前にさえ出していれば、やがて登頂という大きな達成感を得ることが出来る。
(高い技術が必要な山には登らない、登れない。)


疲れれば歩みを止める。喉が乾けば水を飲む。
至って単純なことが、その時の自分には最高のご褒美であり、満足をもたらす。
(休息と水…安上がりだ!)


美味しいと感じられる空気。

心地良いと思う風。

木々の色の変化。

水の流れとその造形。

そして、てっぺんからの景色。




ハマった理由を色々考えてみたけれど、この中から1つなら…


〝脚を前に出しさえすればよい〟


これが一番かな?


そこから得られる面白さと、満足そしてささやかな自信…


これを、普段接している中3生に上手に伝えたいなあ~


何も特別なことせんでもええねんで。


日々、脚を前に出してたら、ゴールは近づいてくるねんでって。


朝刊から…

森山's Honey Buket 318

朝起きて暖房便座に腰掛けながら朝刊に目を通すのが日課というか習慣というか…

一昨日もそうしていて、思わず手洗いの中で鼻をすするはめになった。

「朝日新聞・天声人語」の転載だから叱られるのかもしれないが、「朝日」を読んでおられない方も当然おられるわけで、感動を分かち合えたならば…と肝心な部分ほぼ丸写しで書いちゃいますね。



ひと言の願いをかなえてくれる神様として親しまれる奈良・葛城山の一言主(ひとことぬし)神社で、願いごとをつづる「はがきの名文」コンクールが開かれたそうだ。応募が2万7千点もあったらしい。

その中から天声人語の筆者の胸に響いた3作が紹介されていたわけだが、そこから僕がまた2作品を転載します。



忘れがたい夕食の一幕を綴った54歳の男性のはがきから…

「ワガママ言う君らに怒った妻が夕食作りをボイコット。食卓に置かれた納豆3個。トイレに籠もる妻」と書きおこす。

「息子がリュックを背負う。黙って出て行き戻ったその手に弁当一つ。トイレの前へ。

食べないと死んじゃうと弁当差し出す小一男子」。

感激した妻がトイレで泣き、以来その日は感謝の念を刻むよう夕食にあえて弁当を食べる日になった。

…と。



今から50年も前…

うちの両親が夫婦喧嘩をし、父が母に「出て行け
!」と叫んだのを横で聞いていた僕が、母との別れに震えながら、慣れない手付きで母に別れの「インスタントコーヒー」を入れた。

その夜、父母は一人息子のためにと危機を乗り越えたようだった。

そんな私ごとをふと思い出した。(失礼)



2作目

京都府の田園広がる町にお住いの88歳の女性のはがき。

33年前に亡くなったご主人への一筆。


「いつお迎えに来て戴いてもいいですよ」

「でもねー。明日は来ないでくださいね。明後日も来ないでくださいね。明明後日も来ちゃいやですよ。またお手紙します」

…と。


旦那さんを亡くされて30年。

その間、きっと片時も、愛する旦那さんのことを忘れずに生きて来られたんだろうおばあさん。

忘れられていないと言うことは、旦那さんは確かにおばあさんの中で生きているということ…

旦那さんにずっと見守られながら生きる喜びを感じているおばあさん…

なんと素敵なご夫婦なのだろう。


想像しながら泣きました。



心いっぱいにことばを綴る相手がいることは、それだけでも幸せなことかもしれませんね…







生き返らせることが出来た!

森山's Honey Buket 317

中2生に乾湿計を自作させる実験のために、棒温度計の在庫を調べていた。

その中には、赤いアルコール(実は灯油に着色したものだけれど)が途中で途切れているものが9本あった。




これは何とかならないものか…

と以前から悩んでいた。

悩んだ挙句、今迄は上手い再生法がわからず、かと言ってゴミ箱への直行もためらわれて、引き出しの片隅に溜まってしまっていた。


えい!

と駄目元でセラミック金網をアルコールランプで加熱し、その熱で液貯め部をそろそろと温めてみることにした。

105℃を少し超えたあたりに、液が上り詰められる限界の場所があり、そこで途切れた液どうしを合体させよう!との作戦だ。




結果は予想通り見事に合体。

9本中7本は蘇らせることに成功した。


ただ、あとの2本のうち1本は、なかなか合体しないのでもう一息!と加熱を続ける間に液溜めが爆発。

予想の範疇ではあったが、ビビる。

もう1本は、同じくなかなか合体しないので、同じ過ちを繰り返さないよう早々に諦める。


命を絶ってしまった1本や
再生を断念したもう1本には申し訳ないことをしたが、今まで治すすべを知らなかった実験道具を蘇らせることに成功した喜びを感じた。


どうでも良いような話題ですみません…

今日の出来事でした。

チームワークいろいろ

森山's Honey Buket 316


まもなく11月。

中3生にとって私立高校の入試まで約100日となる。

今から100日前は夏休みの始まりの時期。


夏休みから今日までの約3ヶ月の時間と、今日から入試までの残り時間とが、ちょうど同じというわけだ。


今日は実験授業に先駆けて、挑戦する者が持つべき心…の在り方について話をした。


同時に、受験に向かうその瞬間までの「チーム力」の大切さも訴えたつもりだ。



幸い「とても…」という副詞をつけたくなるほど、今のクラスは皆の仲が良い。男子も女子も…だ。


こんな子たちだからこそ、互いを高め合い励まし合うチームの力を発揮してほしいものだ。



先輩たちの実名も挙げながら、

猛烈に頑張る人の気迫が

周りの皆に伝わり、やる気を創り出す。


また、その皆のパワーが、

初めに駆け出した者に、

感謝の念を持って投げ返され、その子の自信となる。


気迫が大きな渦を作り

皆の力が1つになって、個々が磨かれる。




例年に比べ?遅くはあるが、この時期やっと、懸命に駆け出す者が出て来た。


なんとかなるさ…と随分呑気な者はまだ複数いるが、きっとこの子たちも、仲間の素敵さを肯定し、頑張ることの素敵さに気付くはずだ。



そんなこんなの話の後、今日は美味しいもの作りをした!


「勉強から逃げてんと、立ち向かえ!」って話の後に、「美味しいもの作り」は矛盾??


と、思われたあなた…


美味しいもの作り…は、めっちゃ団結心と責任感を強めるんですよ(笑)


チーム力、バリバリアップしたこと間違いなしです!





これを食べ終わった後、何人もの子らが

1時間程居残って、勉強したり質問したりして帰った。


しめしめ…




粉塵爆発

森山's Hony Buket 315

先日の実験学校で園長が担当された粉塵爆発の授業があまりにも楽しかったので、化学反応を勉強している教室の中2生たちにも体験してもらうことにした。

園長から実験セットをお借りし、昼に予備実験をした。とても上手くいった。


本番は中2生ひとりひとりにチャレンジさせる。

大迫力の実験が上手くいったときの彼ら彼女らの満足気な顔が眼に浮かぶ。

授業開始を今か今かと待った。



そして本番。


全員成功!


基本実験全員成功のあと、少しだけ工夫をこらし、粉塵の中に鉄粉も混ぜて吹かせてみることにした。

女の子が「私がやる!」と果敢に挙手した。



その実験は迫力・美しさとも一級だった。


皆も予想に違わず大喜びしてくれた。


実験の様子を、女子生徒が上手く動画で撮ってくれた。

どうぞご覧ください!


この歳になっても…嬉しかった

森山's Honey Bucket 310

一昨日、僕は56歳になった。

こんな歳なのだから、お誕生日もへったくれもないようなものなのだけれど、誰からも気づいてもらえないのはやっぱりちょいと寂しいなあ…と思っていた。

そんな不安を天の神様が哀れんでくださったのか、予想外に皆さんから、声を掛けていただいた。


あっ君が担当の授業中でそんなことを言って下さったからだろう、実験後の片付けをしている僕のところに、授業を終えた中3が「お誕生日おめでとう!」と顔を出してくれた。中には「いっせいの~で!」と拍子を取りながらハッピーバースデーの歌を合唱してくれた子たちもいた。
心から嬉しく、ありがたいと感じた。


そんな一昨日の夜は若江校で専任会議(夜編)の日。18-19に実施予定の実験学校に台風が影響した場合の対策を相談すべく向かったのだが…

そこには、専任の先生方が誕生会の準備をして待ってくださっていた。
仁美先生は、尾頭付きの大きな鯛をプレゼントしてくださったり、アヒージョなる手のこんだご馳走を用意してくださっていたり…その豪勢さはすごかった!
仲良し専任ズとの3時間は瞬く間に感じられた。
先生方ありがとうございました。そしてごちそうさまでした。





娘夫婦からは美味しいケーキをプレゼントしてもらったり、嫁からはヘソクリからだと言ってボーリングのボールとシューズを買ってもらった。


翌日
えっ? こんなに皆に優しくしてもらえるって、ひょっとしたら今年が僕の最後の誕生日になるのでは…? とブラックな想像をしていた。
そんな折、普段は無口な中2の男の子が「スーパーで先生のイメージにピッタリのん見つけた…」と言って、後手に隠していた巨大プリンを差し出してくれた。
「誕生日やってんやろ…プレゼントや!」
ちょっと言葉にならないくらい嬉しかった。



しかし、ほんまに今年が最後かも…背中がゾクッとした瞬間でもあった。

首を縦に振る?横に振る?

森山's Hony Bucket 309
ネット通販でついつい衝動買いする人へのアドバイス…として、某大学の脳科学者が話していた。
パソコン画面をスクロールしながら目で追うとき、自然と首を縦方向に振ってしまう。つまり、うんうんとうなずく動きになっている。
この首の動きは、脳と繋がっていて、物事を肯定的に捉えることにつがなるのだそうだ。
乳児が母親のおっぱいを夢中で吸うときも首はうなずく向きに動いているのと関係しているのだそうだ。
画面を見ながら知らず知らず目の前の商品を肯定し、自分にとって必要なものだ…と思わされる…と言うのだからどこか怖さも感じる。
一旦、自分の判断を疑う気持ちが必要だと、この先生は言っていた。
コンピュータの画面が元々横にスクロールする形で進化してきていたなら、ネット通販はここまで隆盛にならなかったのかしら?

2016 夏合宿

森山's Honey Bucket 308

夏合宿を間もなく終えようとしている。

神戸に向かうジャンボフェリーの中、子どもたちが書いた作文に目を通し終えたところだ。

ボートツーリング・オリエンテーリング・キャンプファイアー・海水浴・ボート訓練・釣り・ふるさと村のプール・寒霞渓登山・天体観測・海辺の生き物観察・海ホタル観察・顕微鏡大会・ペットボトルロケット実験・スキヤキパーティー・深夜0時迄の学習・先生や友だちとの会話ややりとり…

それぞれの子たちが記してくれた作文の内容は多岐にわたったが、どの子たちも、「楽しい時間を過ごすことが出来た」「いつまでも忘れることのないような思い出ができた」といったことを書いてくれていた。「合宿が終わることをとても寂しく思う…」と書いていた子もあった。

作文を読んでいると、嬉しくなってしまう。

そして、素敵な仕事に就けている自分のことを改めて幸せ者だと感じる。


今回は僕と同期の岡本君が、30年ぶりに合宿に付き添ってくれた。お互い助手を勤めた間柄だ。
30年経っても島を故郷のように思っていることがよくわかった。

そして今年も、若い先生方の猛烈な働きぶりには舌を巻いた。

子どもたちを思う多くの人たちの仲間たちによって合宿を無事終えることができ、最高の気分だ!


巨大空気砲2

森山's Honey Bucket 307

遠く海の彼方でオリンピックの開会式が行われている今朝、実験学校も始まった。

8月は2泊3日、実験・行事とも盛りだくさんだ。

参加してくれた多くの子たちの心に刻まれる素敵な行事にしたいものだ。

以前このブログでも報告したが、今回は初チャレンジとなる「巨大空気砲作り」の実験がある。


夏期講習の授業終了後、毎夜あっ君先生や信ちゃん先生を巻き添えにして、試作品作りと予備実験を重ねてきた。

勢いよくかつ形も良い渦輪が、遠く離れたろうそくの炎を一瞬で消し去る様を思い描き、作った試作品は両手の指の数に迫る。

試作を続けなくてはならないわけは…

そう、なかなか会心作ができないからだ。

こんなに予備実験を重ねたことはかつてないほどだ。

実は島に到着してから、試作品をもう1つ作ってみるつもりだ。

この最後の一手が最高作になることを祈るばかりだ。

試作段階の動画を正直に公開します(笑)




育英西中の合宿始まる!

森山's Honey Bucket 305



「星くずの村」にも完全に夏がやって来ました!

この空 この海 が大好きです。

いよいよ本日夏合宿第1弾がスタートしました。

奈良育英中学の皆さんをお迎えしました。

今年の僕の担当は

「ウシガエルの解剖実習」と「テルミット爆弾」です。

テルミット爆弾は、学園中3生の卒業間際の恒例実験ですが、育英中の先生とのご相談の結果、今年初めて実施させていただくことに相成りました!

実験結果は以下の動画の通り大成功!



生徒の皆さんも随分喜んでくれました。

明日は、海辺の生物観察や花火作り、薬品の怖さやカエルの解剖、天体観測とメニューいろいろ…

どうかこの3日間を事故なく大成功に終われますように…

ちなみにオリエンテーリングの下見中、こんな空も見られました~

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