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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

2010夏期合宿 飯盒炊さん

小学生は、飯盒炊さんと、カレー作りを行いました。

今回は、その飯盒炊さんチームの報告です。





































もやす元になる、薪や、枯れ草も、自分達で集めます。



































ただでさえ、暑い中、火の近くは本気で「熱い」です!

汗がだらだら止まらず、目の中に入ってひりひりします。



































しっかりとした火をおこすことができると、次はいよいよ飯ごうのセッティングです。



































クリームクレンザーを事前に満遍なくぬっておくのがコツらしいです。

知らなかった!





























虫(蚊)が多いので、さされるのがいやなら、長袖

でも暑さが我慢できないなら半袖。

その駆け引きが大変!



































いい感じに仕上がったでしょうか?

あとはあけてのお楽しみに。



























いまどきの、10万円する、高級ハイテク炊飯器は、

飯盒炊さんのおこげが作れるらしいです。



でも、こっちは、本物!報告はまた後ほど・・・



ボーリング大会

●むこう向きのおっとせい その44

 

21日から24日まであった、本科夏合宿も大きな怪我や病気もなく無事終了。

ほんとにほっとした。

 

そして夏の講習会も今日のテストですべて終了。



いよいよ夏が終わる。

 

明日は夏の行事が終わった後の、恒例のスタッフのボーリング大会がある。

 

このボーリング大会の歴史も随分長い。

 

第1回大会は今から30年ほど前に行われ、会場は、上本町近鉄百貨店の上にあった今はなき「近鉄ボール」であった。

 

参加人数は40名くらいはいたように思う。非常に大きな大会だった。

 

確か表彰台まであった。

 

そして何を隠そう、第一回大会の優勝者は、この私であります。(自慢か)

 

そのボーリング大会もここ3年ほど、諸事情で実施できなかったのだが、今年久々に復活する。

非常に楽しみである。

 

最近随分体にガタが来ているけれど、やる気満々で明日に臨みたい。

 

まだまだ若いもんには負けん!(言うことがやはりじじむさい)

 

さてどんな結果になることやら。また報告します。

(結果が悪ければスルーします)

 

ではまた。

 


昨日今日と小豆島にいた。

公立中学初の合宿が実現しそうなので、その打ち合わせに行って、先ほど帰ったばかりである。

随分やる気のある先生集団だった。来年実現すれば面白いことになる。

「星くずの村」の輪がドンドン広がって欲しいものである。


違った楽しさ

こんにちは~

2回目登場、八戸ノ里の坂田晃樹です。

 




今回は専任の先生方も書かれていますが、

先日行ってきた夏合宿について書きたいと思います。

 



僕が初めて夏合宿に行ったのは、中二の時でした。

友達から夏合宿は楽しいと

何度も何度も聞いていたので、

とても期待して行きました。

そして実際、星くずの村はその期待を超えるほど楽しく、

とても思い出に残るものでした。

今でもその時のことは鮮明に覚えています。

 

そして、今回助手として3年ぶりに

夏合宿に参加させていただきました。

やはり星くずの村は何回行ったことがあっても

いざ行くとなるとワクワクするものです(^^)

 

さて、今回僕が書きたかったことは

生徒として行った夏合宿と

今回助手として行かせていただいた夏合宿では

楽しさが全然違っていたということです。

 



生徒の時は同じ学年の友達と遊び、騒ぎ、暴れ回り、

さらに仲良くなれとても楽しかった^^

 

今回は小学5年生から中学3年生まで

すべての学年の生徒と関わることができた。

そして、多くの生徒たちと仲良くなることができ、

自分が生徒のときに参加することができなかった

様々な行事に参加することができた。

そして何より生徒たちと楽しめた!!

 



あまり上手に書けないのですが、

とにかく今までと違った楽しさを味わえました。

つまり、何回星くのず村に行っても

毎回違った楽しさを味わえるということです(^^♪

 

 

 

早く次の合宿に行きたいなぁ~




楽しむ!

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆

本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪





まだまだ暑い日々が続いていますが、

朝晩に時折吹く涼しい風や、虫の鳴き声に秋の到来を感じる時期になってきました。





夏の実験学校、本科夏合宿も大成功のうちに終了し、本日で夏期講習も終了。



藤原学園の夏もいよいよ終わりを迎えようとしています。





振り返れば内容盛りだくさんで体力的には中々ハードなこの約1ヶ月でしたが、

本当に充実した楽しい時間を過ごすことができたなと思います。





学園に通ってくれている皆さんも同じような気持ちでこの夏の終わりを迎えてくれているならば嬉しいなぁ。





さて、改めてこの夏の「楽しさ」というものを考えてみたとき、



「楽しいこと」



というのは存在しないのだと思えます。





存在するのは、



「楽しい時間」



なんですね。





例えばTVゲームがあるとして、TVゲームという「楽しいこと」があるわけではないんです。



TVゲームが「楽しいこと」だとすると、それをしているときはいつも楽しいハズですがそうではないでしょう。



RPGなんかでひたすらにレベルを上げないといけないときなんて、もはや作業で僕はちっとも楽しくありません。



でも、どんどんクリアしながら新しいステージに進んでいくときや、仲の良い友人と一緒にやってるときは「楽しい時間」ですよね。





つまりどんなことであってもそれを「楽しい時間」にすることも「つまらない作業」にすることもできるんです。



「楽しい時間」にするために必要なのは、





本気で全力で取り組むこと



素敵な仲間と共に取り組むこと






だと僕は思います。









「何をするか」ではなく「どのようにするか」

「何をするか」ではなく「誰とするか」

それが楽しむための秘訣


成長記

こんにちは


ACY( 汗だく コンパクト ヨコヤマ )

 

 

 

 

 

 

 です。

 

 

合宿の間 息子は保育園もお休み 妻は仕事

 その間 妻の実家で おじいちゃん おばあちゃんと一緒に過ごした

 

 妻の妹夫婦と そのあかちゃん(1歳)も来ていた

 

その子の歩行器を押してあげたり ミルクをあげる手伝いをしたり

 お兄ちゃんぶりを発揮していた

 

 

 

下記は よく発する息子の言葉

 

『どぉじょぉ~』 (「どうぞ」のこと)

 

『いない なぁ~』 (だれかを探しているとき)

 

『おそと いこ!』 (お出かけ要求&この言葉が出ると息子は外出を決して諦めない)

 

『・・・たっ』 (「ごちそうさまでした」のこと、

両手はしっかりと合わせているのに

言葉は明らかに横着している

保育園では全部声に出しているはず)

 

『おかえりぃ』

 

『ねんね』 (「これから寝るよ」or「ここに寝ろ!」の意)

 

『じったん ばったん』 (「おじいちゃん おばあちゃん」の意) 

 

 

等、今までよりも多くの言葉を発するようになり

 大人が話す言葉も 普通のスピードで リピートできるようになってきた

 

そして これらの言葉を組み合わせて いろいろと喋っている

 

 

 

 

暑い夏でも 息子は散歩大好きで 外をどんどん歩いていく

 私が夏合宿から帰った翌日も 午前と午後の とても暑い時間帯にもかかわらず

  はやり 息子は 歩いていく

 

ひたすら歩いて 水分補給 おやつも少し 日影で休憩 両手に石を拾う

その時間は45分間・・・。

私は暑いのが好きなので全く平気だが

     さすがに 息子は 疲れてくる

  

歩いていて いきなり私の前に立ちはだかり

足にしがみつき 「抱っこ」の顔

 

もう歩けない といった様子

 抱っこした場所からにもよるが そこから15~30分間抱っこして帰宅

  私は息子に 話しかけながら ひたすら歩く

 

息子の体重は 14kgほどになっている

私には良いトレーニングだ

 

 

 

 

以前 本で読んだことがある

 「息子は肩車が好きだった しかし私は仕事が忙しくて

   してやれなかった

  今 成人した息子を見て



  もしあの日の息子が私の目の前にやってきたら

   何よりも先に どんなことをしてでも 肩車をしてやるだろう」

 



 

今というときは 今しかない

 後悔してからでは もう遅い

 

 

 

 

息子を 部屋に寝かせて シャワーを浴びる まさに至福のとき

 

 

 

 では、また来週金曜日に・・・。

非日常体験


森山’s Honey Bucet 43

 

 合宿3日目の夜、小学5年生の子たちはキャンプ場でテントに泊まった。

「星くずの村」では、キャンプ場は山上の天体観測地に次いで高いところにある。

クヌギなどの林に囲まれ、宿舎棟のある下界とはずいぶんと趣きが異なる。

 

 5年生までにテント泊を経験したことのある子は少数だ。

非日常を体験させるためにはうってつけの行事に思われる。

熱中症が騒がれる今年の夏だが、対策をしっかり施して計画を実行することとなった。

 

 テント泊が非日常たるゆえんは

 

① クーラーがない

② 虫がたくさんやってくる

③ トイレが離れている

④ 光があふれていない

 

もちろんテレビも無い。ゲームも無い。

 

 虫については、夕方からテント内やテントの土台下に蚊取り線香などを仕掛け、あらかじめ撃退?している。とは言え、テントの幕から漏れる明かりに誘われて虫はどんどんやって来る。案の定女子のテントからは悲鳴が上がっていた。

 

 暑さの方は、テント入り口の網幕から入る自然の風と、テント内に持ち込んだ扇風機の生み出す人工の風とのコラボレーションにより、「思ったよりまし。」とか「意外と涼しい。」とか、彼らなりに前向きに捉えてくれていた。

 

 昼間の8キロを超える遠足の疲れもあってか、テント内から漏れる話し声もほどなく静かになった。

汗をかきつつも、自然に抱かれよい夢を見てほしいものだ…。

 

 

 翌朝は有志による釣りの後、役割分担を決めて「カレー作り」と「飯ごうによるごはん炊き」が始まった。

 

 僕は「飯ごう」班を担当した。

各自が枯れ草や枯れ枝を集めて、一箇所ずつ火の口を作っていく。

美味しく炊き上がるご飯を期待して、飯ごう担当それぞれが額に汗して取り組んだ。

 

 結果、見事にご飯は炊き上がった。別メンバーたちによるカレー作りも大成功。

 

少し大げさかもしれないが、これらの体験を、将来自らの「家庭づくり」に生かしてほしいものだ…

 
























(溝端先生撮影の一枚)

2010夏期合宿#0



本日、夏期合宿より戻ってきました。



僕がこの三泊四日で撮影したデータは、約1000ショット。

予定では、そこから、約200~300ショット前後に絞って、皆さんにお渡しする

アルバムにリサイズデータを添付する予定です。



その中から、さらに印象的なものを選んで、一部、アルバム未収録データも

含み、これからしばらくの間、学園fotologueでご紹介していきます。



助手の先生方に撮影していただいた写真はもちろん、

特に、今年度より本格的に撮影協力していただいているサップ君の

リサイズデータもあわせてアルバムには添付いたします。

お楽しみに!



なお、写真の著作権はすべて藤原学園に帰属します。

無断転載はご遠慮ください。

むこう向きのおっとせい その43

     夏合宿まっ最中

 

21日から学園恒例の夏合宿が始まった。

 

今日までの行事を挙げてみると

 

海辺の生物観察・科学工作 ライントレースカー作り・天体観測

 

ウニの発生観察・理数計算・国語読解・算数パズル・合同慰霊祭

 

海水浴・ボート訓練・ボートツーリング・アイスクリーム作り

 

ペットボトルロケット・海のプランクトン観察・キャンプファイヤー

 

夜の学習・ロボクラフト作り・17キロメートルオリエンテーリング

 

遠足・渡船体験

 

と実に盛りだくさんで、専任も助手スタッフも朝から晩までフル回転である。

 

今はすき焼き前の「ごはんの歌」が聞こえてくる。

 

人は体験を通して大きく成長する。

 

この合宿を通して、子供たちは将来につながる、貴重な財産を得ることになるだろう。

 

今のところ、子供たちは実に元気で、生き生きと島の時間を楽しんでいる。

 

あと1日。

 

学習・釣り・飯盒炊爨が残っているが、無事に終了し、親御さんのもとに

元気に子供たちを返したいと思っている。

 

ではまた。

 

Only One

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆

本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪





いよいよ今日から待ちに待った夏合宿です!



講習会も1日1日がとっても素敵な日々ですが、やはり藤原学園の夏といえば合宿でしょう!!



合宿なくして藤原学園の夏は始まらないし、終わらない!




そんな気持ちで毎年を過ごしています。





僕自身小学校4年から学園に入学し、今に至るまで20年近く夏合宿に参加しています。



ある時は生徒として、



ある時は助手として、



またある時は専任として。



様々な立場から合宿に参加してますが、どの回をとってもやはり自分にはSpecialなものです。





いくらベースとなる行事が似通っているとしても、



そのとき、そのメンバーで参加する合宿は一生に一つだけのもの。



そのときだからこそのドラマが生まれます。





合宿のときには皆がそれを本能的に感じ取るのか、全力で楽しんでいますね。



人生でたった一つしかないこの瞬間を。







「いま、ここ」という瞬間は、

一生に一回だけ。


迷うなぁ~・・・。

こんにちは





C Y ( コンパクト ヨコヤマ )











です。





もうすぐ 妻の誕生日である



今年は 2歳半になった息子と一緒に 何かを作って

 プレゼントしたいと 思っている





でも 息子は 絵をかけるわけでもなく まして 文字など

 書けるはずもない・・・







 そこで 例えば



紙に スティックのりを 「おめでとう」の文字になるように塗って

 その上から 粉を振り掛けると 文字が浮かび上がる!

  これは どうだろうか・・・



  

しかし 振り掛ける時の加減で 配色が おかしければ 変なデザインができてしまうかも・・・





それなら 小さいシールをたくさん貼っていって  そのデザインを文字にするとか・・・

 シールが好きなので 乗ってやってくれるかな・・・





まだ まだ 思案中ですが

 日ごろの感謝を 何かに表したくて・・・

  息子も同感だと思っています





では また来週金曜日に・・・。


『電話帳』

森山’s Honey Bucket 42






 『全国高校入試問題正解』通称『電話帳』を今年も中3生に配布した。

 

その問題集は、分厚さと文字の細かさゆえ、いつの頃からかずっと『電話帳』と呼称されている。

 

『電話帳』は入試問題集なので難しい。

多くの子が苦しみ、挫折感を味わってきた。

しかし一方でそれを乗り越え、少しずつ積み重ねた成果を、自信に変えても来た。

 

ほんの一部の人を除いて、全くの独力で『電話帳』を自分のものにすることは困難だ。

縁あってその学年の世話をしてくれることになった助手の先生方の、献身的な応援があってこそ、『電話帳』はその子にとって価値あるものへと変化していく。。

 

 

『電話帳』にまつわる思い出はいくつもあるが、O君とそのお父さんのことは鮮明だ。

 

『電話帳』を配布して確か1~2週間後。

授業終了後の教室に、『電話帳』を手にしてお父さんはやってこられた。

開口一番「うちの息子にはこんな問題はできん。返品するからお金を返してくれ!」

えらい剣幕だった。

 

 

お父さんを前に、『電話帳』のページをめくりながら、

 

 ○ この問題集にはよく似た問題が繰り返し出てくる。何度も繰り返し挑戦することで少しずつ解けるようにな

   るのだ、ということ。

 

 ○ 多くの子にとって簡単ではない問題を、それぞれが「質問」を続けながら乗り越えていくのだ、ということ。

 

 ○ 粘り強く『電話帳』に取り組むことが、人生の節目を迎えたO君にとって大切だと信じている、ということ。

 

 ○ 応援をし続けていくつもりである、ということ。

 

などをお父さんに説明した。

 

お父さんは刀を鞘に納められ、「わかりました。」と言って教室を後にされた。

 

 

翌日からO君は、熱心に『電話帳』に取り組みかつ質問を続けるようになった。

 

彼は成績を少しずつ上げ、首尾よく目標としていた高校にも合格した。

 

 

彼は彼のお父さんの気持ちを力に変えたのだ。

 

 

 

今年も、この子たち55期生の“格闘”が実を結ぶことを信じたい。





2010年度 桐蔭中学実験学校 最終回

数回にわたって報告してきました桐蔭中学実験学校の様子も

今回で最終回です。





最終日の夜、実験で作った花火を、実際に観察する授業を実施します。





























色を出すもの、光を出すもの、音を出すもの、それぞれの働きを

復習します。



























ホテルの好意により、照明を全て落としていただいた中スタートです。

体質的に、煙が苦手な生徒はロビーから観察してもらうのですが、

これも、案外美しいです。



































ストロンチウムの真紅と、暗闇のブラックがハイコントラストで

特に美しく感じます。



































閃光がでると、みな大興奮です。



































あちらこちらで、一斉に花火が燃えるので、足元の陰が、

ぐるぐると回ります。



































風が吹くと、なかなか点火しないので、皆で囲んで、

慎重に見守ります。



























200数十人分の手持ち花火が一気に燃え尽き、

これにて、実験が、全て、安全に、終了しました。



生徒代表の方より感謝の言葉をいただきました。



また、来年、ぜひ、後輩たちを教えたいと思います。

スタッフ一同楽しみにしています。



忘れないこと

●むこう向きのおっとせい その42

 

昨日一心寺におばあちゃんに会いに行った。

 

随分長い間、会いに行く事をしなかったのだが、ようやく会う事が出来た。

 

とてつもなく優しいおばあちゃんだった。

 

おばあちゃんとの事で覚えている最初の出来事は、縁側で、二人で何か雑誌の写真を見ていた時の事。

 

おばあちゃんは写真を見ながら、「しん君は幸せになれよ。」とぼろぼろ涙を流していたのである。

 

何の写真だったのか、幼い私に分かるすべはないのだが、

おばあちゃんは涙を流しながら、優しく頭をなでてくれていた。

その手の感触は今も残っている。

 

そんな優しいおばあちゃんだったのに、その後反抗期を迎えたこのくそ孫は、随分ひどい口をたたいたのだ。

なぜあんなにおばあちゃんの気持ちも考えずに、偉そうな口がきけたのだろう。

今も思いだすと胸が苦しくなる。

 

だからドラえもんの「おばあちゃんの思い出」を見ると、誰もいなければ号泣してしまうのだ。

いいおっさんがみっともないのだが。

 

 

一人の人の死には、たくさんの人の思いが詰まっている。

「生者のある限り死者は生きん」である。 

 

 

昨日15日は終戦記念日だった。

殺したくもなく、殺されたくもない、多くの人が無残にも死んでいった。

そんな人たちの気持ちや残された人の気持ちを思うとたまらないものがある。

 

やはり戦争はいけない。

時に、無念に死んでいった人たちの事に思いをはせ、忘れないことが大事なんだろうと思う。

 

ではまた。



(だいぶ秋らしい雲になってきました。)

助手旅行

どうもこんにちは。

初登場です、上本町で事務をしている田中淳子です。

あだ名はいろいろありますが…

ここでは言わないことにしましょう。笑

 

さて、

池畑先生も書かれてましたが助手旅行に行ってきました。

私は事務になったのが今年度なので参加は初めてでした。

会ったことのない助手さん事務さんもいたので、

ちょっとどうしよか思いましたが、

ま、そこはやっぱり藤原ですね、家族みたいなもんですね、

全然平気でした。

仲良く楽しく過ごすことができました。

 

 

行き先は三重。

1日目、

真珠の里へ行って、海上バーベキュー。

伊勢エビおいしかった~。

そして貝から真珠を取り出してアクセサリー作り。

中に真珠が入ってるか入ってないかドキドキしましたね。

それが終わると、おじちゃんが船を出してくれたので沖の方までブイーんとクルージング。

楽しい楽しい。

宿についてからも、堤防で花火したり夜中まで騒ぎました。

翌日、

海に入る予定が天気が怪しい。

伊勢神宮を参拝し、お陰横町でさんざん食べ歩きしました。

今回の旅行、ほんと食べてばっかりだった気がします。

で、その食べた全てがめちゃめちゃおいしい。

おいしいと幸せ、幸せやったら楽しい。

なんか食べもんおいしかったから楽しかった、みたいになっちゃってますけど、

何より、愉快な仲間と一緒やったから楽しかったんですよ!

そこが一番重要です!!

 

 


あ~、楽しかった。


 


 








the way



ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆

本日も僕のヒトリゴトにおつきあいください♪




旅シリーズで恐縮ですが、この11・12日に助手旅行に行って参りました☆

まぁもう僕は「助手」ではないという噂もありますが…




いつのころからか定番となった助手旅行。


学園で助手・事務として働いてくれているみんなが企画して行く旅行です。


今回の行先は三重県の伊勢・鳥羽でした。




大阪から伊勢・鳥羽へ行こうと思えばいくつものルートがあります。


交通手段一つとっても、徒歩・自転車・電車・車・etc…


そしてその中で例えば車で行くとしても高速道路を使ったり、使わなかったりといくつものルートがあります。




つまり一つの目的地へ到着するために多数の方法が存在するわけですね。


では、その中でどれを選ぶか?




通常、基準となるのは「最短・最速」のルートのような気がします。


有料道路を通る場合には「安さ」も基準となりそうですね。




さて、目的地へと到着するために一番大切なものはなんでしょうか?


「速さ・距離・時間」


そういうものが重要視される時代になったような気がします。




でも、必ずしもそれらだけが大切ではないですよね。


ゆっくりと走ったからこそ見える景色があり、


遠回りをしたからこそ出会える風景があり、


時間をかけたからこそ感じれるものがある。


そんな気がします。


 


僕たちが進んでいく「道」も同じように考えたいなと思うんです。


「夢」や「目標」に最短で進んで行くことも大事なことなのかもしれない。


でも、たくさんの経験をしながら、いっぱい回り道をしてゆっくりと進んでゆく。


そんな「道」も素敵じゃないかなと。




道は無限。

選ぶのは自身。


日々、その一瞬

こんにちは





C Y ( コンパクト ヨコヤマ )











です。







歴史の勉強をしていると 年表の中では 1年はあっという間で

 当たり前のように 10年単位で 時が過ぎてゆく

  100年単位でさえ 物事は すぅーっと 進んでゆく



世界史なら 数千年という期間でさえ 本で読めば 数分で過ぎる





そして 今は連休中・・・。

 日々も それぞれに過ぎてゆく



しかし 1秒の積み重ねが 1日になり 1ケ月 1年 数年へとつながってゆく





それなら その1秒に 何ができるだろうか



  さらに言うなら 何を考えることができるだろうか





  それは 「感謝」 「前進」 「希望」 「勇気」    そして「笑顔」









では また来週金曜日に・・・。


瓜二つ

森山’s Honey Bucket 41



 自分によく似た人が世の中には複数人いるそうである。
 

 

 先日、あるショッピングモールに出かけ、お目当てのバーゲン品を物色していた。

 

 そのとき

 

 卒業生で現在事務のお手伝いをしてくれているTさんとよく似た店員さんが声を掛けて来てくれた。似ているなあと感じる顔立ちは、にっこり微笑んだ笑顔(特に目)を見るとますます同じに見えた。おまけに物腰の穏やかさも雰囲気まるで一緒。親近感が湧き、ついつい1つでよいところを2つ3つと買ってしまった。

 

 

 

 「あの人○○さんと似ていると思わない?」と、他の人同士が似ていることについてよく同意を求められる。「ほんまや似てるなあ…」とか「そうかなあ??」とかいう具合に反応する。

 ところが、「私とあの人似てると思わない?」という話はめったに聞かない。人は誰しも自分は自分と「ささやかな独立心」を持っている、ということなのだろうか…。

 

 

 

 しかし、僕はこんな稀な体験をした。

 

 かつて転校した先の中学に「この子はぼくだ。」と、自分でも驚くほどそっくりな子がいたのだ。(まだまだ僕が超スリムな時代の話だが…。)相手の子もまた同じように「似ている…」と感じていたらしい。周りでも、元からいたO君と転校生はよく似ていると噂がたち、別のクラスからわざわざ見物客が来る始末だった。

 

 そんなある日(確か秋の運動会の日)、廊下の向こうからどこかのおばさんがしきりに僕に向って呼び掛けてくる。名前を呼びながらぐんぐん近づいて来た。ほんとうに目と鼻の先に顔をつき合わせる距離となっているのに、そのおばさんは「わが息子」と転校生である僕の区別がつかなかったようだ。「僕、ちがいます。」たしかそう説明したような記憶がある。

 

 

 

 お母さんですら見間違った「O君」 とは卒業以来会うチャンスがなく、35年経った。

 

 O君は今もスリムなままなのだろうか…。それはくやしすぎる。

 

 彼も極度の中年太りで、今でもまた酷似顔・相似体型をキープ?…それはそれで想像し  ただけで脂汗が出る。

                      

 でも、恐いもの見たさで、ちょっこし逢ってみたいなあ…。

2010年度 桐蔭中学実験学校 その3

ロウソク→豆電球→電球→サイリュームと説明後、

次は、夜光、蛍光です。



世界最強の夜光や、紫外線蛍光のエンジニアリングサンプルに

ブラックライトを照射して、その輝度に感動中































光源は広範囲を照射するだけでなく、遠い距離に届かせる方向への

開発も重要です。その最たるのがこのレーザー。

しかも、星くずの村のレーザーは、光線の軌跡も観察できるグリーンレーザーです。































いよいよ次世代照明の最右翼LEDの登場です。



























LEDは、発熱量が少なく、長寿命、そして、光自体に「色」を

つけられるのが特徴です。



































ぐるぐる回せば、きれいな軌跡が残像で残る

特製のLEDライトを作りました。



































どこでも販売されていない、星くずの村特許装置です!



































自働点滅7色発光LEDが、回転と同時に、色々な模様を作り出します。



























星くずの間実験室が、えらいことになっています(W



























隣の人の目に当たったり、すっぽ抜けて、LEDを紛失したりしないように

正しく楽しんでくださいね。



理想と若き力

●向こうむきのおっとせい その41






 

5時間ほど前に夏休み最初の合宿である、実験学校を終え帰宅した。

 

普段は1泊2日の合宿だが、夏休みは2泊3日となる。

 

内容は、海辺の生物観察を初めとして、学年ごとに3項目の実験。

そして自然体験として

 

海ほたるの観察・・・ 護岸工事の影響で海ほたるがいるのかどうか心配したが、

                   今年も神秘の光に再会できた。

 

天体観測    ・・・ 今年は素晴らしく晴れて

             天頂には夏の大三角、北の空にカシオペア座と北斗七星。 

             南の空にはさそり座。天の川もくっきりと見える。

             日没後の西の空には、金星、土星、火星がわずか5度の範囲に並ぶ。

             金星の輝きがひときわ目立った。本当に見事な星空だった。

 

 竹でご飯を炊く・・・ まずはご飯を炊く竹をのこぎりで切るところから始めた。

             強い日差しの下、みんな汗だくである。

             お米を入れ、強い火で炊き上げること30分。見事にご飯は炊きあがった。

             それを竹で作ったお皿に盛り、カレーのルーをかけて食べる。

             いつもとは違った味わいであった。

             水を飲むコップも手作りである。

 

その他にもプールでの水泳、キャンプファイヤー、すき焼きパーティー、釣り、

フィールドビンゴと非常に盛りだくさんの行事を、子どもたちは精力的にこなしていく。

凄いエネルギーだ。

 

 

子どもたちにできうる限りの体験を与えたいという理想がある

しかしながら、それにはいつでもリスクが伴う。

何事もなく親御さんのもとに子どもたちを返して当たり前。

何か事があれば責任重大である。

 

それでも子どもたちの喜びにあふれた顔を見ると、この火を消すことは出来ない。

 

そんな我々支えてくれているのが、学園卒業の若き情熱あふれるボランティア集団。

子どもたち以上のパワーで、行事の進行に没頭する。

彼らがいなければ、当然この理想は実現できない。

その真摯に取り組む姿に感動を覚えるとともに、感謝の気持ちで一杯である。

 

この夏はあと一回本科の合宿がある。

 

20キロのオリエンテーリング、登山、ボートツーリング、海水浴と、リスキーな行事が盛りだくさんである。

 

これも今回同様、彼らと共に是非とも成功させたいと願っている。

 

ではまた。

 



(島の風景はいつも心を和ませてくれます。)

知らぬが仏 そして 無知ほど怖いものはない

 私の家の横の猫の額程の土壌に、いつの間にか知らない木が生えた。それは花も実も生るわけではなく 、電線に届くほどドンドン大きくなった。

最近、その木の葉っぱが掃いても掃いても落ちて、汗だくでかき集め掃除する。葉っぱだけでなく、地面に無数の正露丸のような色形の玉が落ちている。花も咲かないのに実が出来るのか?と見上げていたら、近所のおじさんが「この木、毛虫がいっぱいついてるで~刺されたら痛いで~このコロコロ落ちてるのは糞やで~」と教えてくれた。



ひぇ~!そうとは知らずその木の下がいい日陰になるので自転車を停めていたし、網戸を洗ったり、ごみ出しの作業もその木の日陰を選んでしていた。




 おじさんと話してる間に毛虫が1匹落ちてきた。親切なおじさんは園芸ガイドブックをくれた。



落ちてきたのはそれによると『イラガの幼虫。雑食性で短く大きな毒針があり、刺されると激しい痛みを感じる。葉を食害し、年1,2回発生する。若令幼虫時に早期防除のこと。マラソン乳剤、スミチオン乳剤が効く』と書かれていた。ネットでも駆除の仕方を調べた。薬剤散布時に毒針を飛ばすので、農作業服、ゴーグル、マスク、手袋着用とあった。私は、つばの広い帽子、ゴーグル、使い捨てマスク、炊事手袋、黒のレインコート(真夏着るには暑過ぎた)に身を包んだ。まるで魔法使いのおばあさんではないか…と苦笑しながら、、ご近所さんには犬の散歩に出ないでとお願いし、
人気のないのを見計らい、4mは飛ぶという退治薬を2階の窓から散布した。散布しながら、木の上からなら、何もこのいでたちでなくともよかったかも…、と2度目の苦笑をした。一時間後、恐る恐る木の下を遠めから覗き込んで仰天した。なんと、綺麗な緑色をした葉っぱと見紛う様な数十匹もの毛虫が落ちていた。あな恐ろしや~こんなにいたとは~知らぬが仏とはこの事か~。こいつはどうする?まだまだ落ちてくるのか?掃き集めてる時に毒針を飛ばすかも、完全に死ぬまで待つか、いや、放置してたら近所の子供たちが怖いもの知らずで触って刺されるかも、と、何度も家を出たり入ったりしながら思案した。結局、へっぴり腰で毛虫をほうきで壁際に掃き寄せ一晩放置した。翌朝そんなに数は増えずだったが、死骸をごみに出した。木の根が下水管を割ってる疑いもあるのでこの木は切ることにした。





我が家にはもう1本怖い木がある。



夾竹桃



うちのは綺麗なピンクの花を咲かせてるのだけど毒があるらしい。春頃真也先生にそのことを教えて頂き、またまたネットで調べたら、フランスで、夾竹桃の枝に肉を刺し、バーベキューをしていた男女7人が夾竹桃を燃やした際に出る毒にやられて全員が死亡した、とあった。無知ほど怖いものはないのである。

丈夫なので高速道路脇にもよく植えられてるそうだが、生木を燃やすと青酸カリ並みの毒素を出すらしい。







長い夏休み



子供たちが、普段と違ういろんなことに出くわし、様々な経験をし、机上の勉強だけでは得られない知恵や知識を得るいい期間になって欲しい…と願う







夏の思い出③

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆

本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪





さてさて、また前回の続き。



四国一周珍道中の第三段です♪





7泊8日の四国1周の旅。



喜びも悲しみも出会いも、後にはすべて「経験」と呼べる出来事がたくさんでした。







徳島から高知への間。



この旅の中では1日あたり最も長い距離を走った。



寝床となるユースホステルに泊まるためには走るしかなかった。



その距離、約150km



道中一番疲れた道のりだった。



その夜、中1の少年2人は初めて子どもだけで居酒屋へ入った



どうしても「カツオのたたき」が食べたかったから。



最高に美味しかった。







高知から旅立つ日の朝。



桂浜の公衆電話から家に電話をした。



いつも通り受話器から聞こえてきたのは母親の声。



ほどなく涙があふれた。



「もう家に帰りたい。」



思わず口に出た言葉。



丁度旅の半分を終えたところ。



一番キツイときだった。



何気なく家で過ごす日々
をほんとうに有り難く感じた。







高知から愛媛への道中。



突然おばあちゃんが声をかけてきた。



「あんたたち、昨日テレビでみたわよ。すごいねぇ。」



僕たちは取材されていない。




誰かと間違っているのは明らかだった。



「これ持っていきや。」



僕たちが否定する隙を与えず、おばあちゃんは手を差し出した。



大きなスイカを1玉とともに。



とりあえず受け取った。







スイカをいただいた後、



僕たちは途方に暮れた。



スイカを食べる手段がない。




道中見つけた喫茶店に入った。



「このスイカ切っていただけませんか?」



事情を説明してお願いした。



親切にも切り分けて、お皿に乗せて出してくれた。



何も注文していないのに。



お礼代わりにスイカを半分渡して喫茶店をあとにした。







愛媛から香川へ。



道中、持っていた水が底をついた。



資金も残り少ない。



また、喫茶店に入ってこう言った。



「お水だけ頂けませんか。」



さわやかな笑顔でお水を出してくれた。



四国の人々は優しかった。



少し度胸が身に付いた。





香川から大阪へ。



「帰りは大阪行きの船に乗ろう。」




行きの教訓を生かしそう誓い合った。



が、神戸行きの船しか出てなかった。



仕方がなく神戸へ。



また5時間近くかけて大阪まで帰ってきた。







全行程約800km。



7泊8日の旅。








たくさんの「経験」を手に入れた旅だった。








どんなに長い旅も「最初の1歩」を踏み出す勇気から始まる。


多ければ 多いほど・・・。

こんにちは



C Y ( コンパクト ヨコヤマ )









です。







水は 少しだと 役に立つ

 多すぎると 扱いに困る



それよりもっと多いと 邪魔になる。

 そして・・



さらに 多く もっと多く・・・



やがて それは 津波となって 押し寄せる





こうなってしまうと 人間の力の及ぶところではない









一方 少しでも多く欲しいと思う 物質がある





 それは 「お金」!







でも これも 多いと更に税金がかかる







お金は 本当に 多ければ 多いほど 良いのだろうか・・・









なのに 宝くじを買う人は たいへん多い



競馬よりも パチンコよりも 還元率が低いことは

 ほんの8年前に知った

  こんなに 博打性の高いものなのに 

   宝くじは 本当に感心するくらい 宣伝が上手





だから みんな列をなして 宝くじを買う

 須磨海岸で ほんの砂粒くらいの人数にしか当たらないのに・・・。





それよりも もし 当たったら どうするつもりなのだろう

 大金を扱うだけの 知恵、力がなければ 

  私のような凡人は そのお金の勢いに飲まれてしまう





津波のように・・・  逃げるまもなく・・・



あっという間に 大金の洪水に・・・





でも お金も必要なだけなら とても活躍してくれる

 ないと困る







『何事も 「適度」が 最良ということである

 いわんや 勉強をや 』  である







では また来週金曜日に・・・。


夏の星空

森山’s Honey Bucket 40



夏休み、日没とともに一番星として輝き始めるのは宵の明星こと金星です。
その明るさは星座を形作るどの1等星よりも格段に明るく、太陽の沈んだ方向(すなわち西の方角)をぼんやり眺めているだけでもすぐにそれと気づくことができます。

 

 次に2番星として存在を告げるのは、天頂やや東よりに輝く織り姫星こと「こと座」のベガでしょうか。

 またベガに遅れること半時間ばかり、いよいよ空全体が夜色に包まれる頃、ベガの下方向に「白鳥座」の大きな翼や尾の星デネブが、右下やや離れた場所にひこ星こと「わし座」のアルタイルが、それぞれ姿を現します。ベガ‐デネブ‐アルタイルを結べばご存知「夏の大三角」です。

 小豆島など町の光の少ない地域で晴れた夜はベガとアルタイルの間(まさに白鳥の飛び行く方向)に「天の川」を見ることができます。

 天の川の流れを南にたどって行くと、我々の銀河系の中心方向の「射手座」、赤色巨星として知られるアンタレスが目を引く「さそり座」を見るけることができます。

 

 一方目を北に転じると、向って左手(真北からすると西より)に大きな「北斗七星」が目をひきます。北斗七星は、全天で60あるといわれる2等星のうち6つもが含まれるたいへん贅沢な星の集まりです。北斗七星がみつかったら、ひしゃくの柄から数えて6番目と7番目の星を結び、それを5倍伸ばしたところにある北極星を確かめましょう。北極星を中心に反時計回りに星が回転するように場所を変えます。これを確認するためには、1・2時間ごとの継続観測が必要です。昔から旅人たちの指針となった北極星は地球からは430光年もの距離があるそうです。ちなみに太陽を430光年先の北極星の場所まで運んでいくと、残念ながら肉眼ではまったく見ることのできない10等星程の星になるそうです。

 ペルセウス座の流星群(8月10日過ぎ)頃は流れ星をたくさん見られるチャンスです。

 

 夏休みの夜空素敵です。どうか観測して、心の財産をふやしてください。

2010年度 桐蔭中学実験学校 その2

僕の桐蔭での実験担当は、光源の科学です。

自分で授業をしながら自分で撮るため、他の実験の報告は

残念ながら出来ません。ご了承ください。





光源の歴史を勉強する時に、

20世紀の主役であったフィラメントは欠かせません。





























フィラメントを長持ちさせるため、酸素と触れないように「電球」に閉じ込めるという

のは本当に偉大なアイデアです!



























ガラス球を割り、むき出しのフィラメントを点灯させて見ます。



































寿命はものの数秒



























スパークさせながら、燃え尽きる、圧倒的な発熱量に一同

騒然と成ります。星くずの間のドームが一瞬真っ白になります。



























発熱を光に変える電球と違い、ルミネセンスは

独特の趣があります。



























サイリュームチューブの、温度による輝度変化の観察では、

熱湯でオーバードライブされた、ルミネセンスの輝きに

うっとり。



























ただ、この明るさは、数時間しか持たないのが残念ですね。

もっと、一ヶ月ぐらい光ればいいのですが・・・





オリエンテーリング

●向こうむきのおっとせい 祝40回!





 

オリエンテーリングは18期生の時に始まった。今から37年前のことである。

(何を話ししても、とてつもない長い年月が過ぎている。)

 

 

その当時遠泳という大行事があったが、それ以外は自然観察、海水浴、

登山というのが合宿の主な行事であった。

 

海水浴にいたっては朝、昼と1日に2回泳いでいた。

朝泳いで乾き切らない海パンをはくのは、ちょっと気持ち悪かったのを覚えている。

 

 

18期生が中2の時、遠泳以外に何か挑戦させようということになった。

今度は陸上の行事と言うことで、オリエンテーリングが企画された。

 

出発点までバスで連れて行って、あとは宿舎目指して帰ってくるのである。

途中間違えそうなところでは付き添いのスタッフが指示を出す。

距離は25キロメートル。

真夏に歩くにしてはとてつもない長い距離である。

げんに島の人たちもその距離を言うと「都会の子も元気だねぇ。」と随分驚かれていた。

 

初めて体験する18期生は結構やんちゃな生徒が多かった。

 

あるグループがなかなか帰って来ない。

心配して見に行った我々が見たものは、一列になって旗を先頭に歩いてくる彼らの姿だった。

 

旗はよく見るとパンツだった。歩いている途中であまりに暑いので海で泳いだらしい。

そして濡れたパンツを枝に取りつけ、乾かしながら歩いていたというわけだ。

 

何とも伸びやかな時代であった。

 

 

それ以来37年。

 

 

最近は熱中症の事を考慮し、距離は多少短くなったが、今年もオリエンテーリングを実施する。

 

ボートツーリングもオリエンテーリングも、参加した子どもたちほぼ全員がやりこなせる。

そして出来るとは思っていなかったことが出来た事で、自分に驚く。

それが自信につながるのである。



子どもたちは機会を与えれば思わぬ力を発揮する。

 

今年も子どもたちと、新たな感動を味わいたいと思っている。

 

 

 (夏はいいねぇ。)


ではまた。

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