藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

カンフル剤

●むこう向きのおっとせい その307

昨日はテスト対策で休みではなかった。


1時~6時まで、子どもたちは勉強に取り組んだ。


中3生にとっては来年の入試に直結する大事なテストだ。


それぞれが自分の課題に取り組む中、
いつもとは様子の違うS君の姿があった。


なかなか勉強に集中できなくて、成績も伸び悩んでいることに対して、
先日お母さんと懇談をして


シルバーウィーク中に与えた課題に取り組み、
連休明けにテストをする。
そしてその結果が悪ければ塾には行かさない。


というように話しをした。


彼は塾の事が大好きで来てくれている。


彼にとっては一大事だ。


私も彼の様子を見ていて、ずっと歯がゆい思いがしていたので、
いいチャンスだと思って、リスキーではあるがそうしてみることにした。



そしてこの土曜日、彼にテストを受けさせた。



結果は、


よく頑張って勉強したみたいで、今までの彼には想像も出来ないくらい、
非常によくできていた。



本人も私もほっと胸をなでおろした。



彼の頑張りは、大いに褒めておいた。



お母さんにも結果を報告して、彼は塾を続けることができるようになった。



まあ、お母さんも本気で塾をやめさせようとまでは思っていられなかったのだが、
お母さんの、子どもを思う真摯な気持ちが、彼にも少しは伝わっただろう。



それ以降、彼の様子を見ていると目つきが変わったように思える。



昨日の勉強会も、いつもなら気が散ってしまう時が度々あるのだが
ずっと集中できていた。



これをきっかけに、彼が変わってくれたら、いうことはない。




時には、カンフル剤は必要ということだ。



おかしいと思ったことに対して、
相手のことを真剣に思うなら、
厳しく接することが必要なのだ。



叱ることはとても難しいけれど、
叱ることも自分の大事な仕事の一つなのだろう。


何一つ優れたことのない自分が、人を叱るというのは恥ずかしい限りだが
星の数ほど失敗を重ねてきた自分に出来ることは、
同じ轍を、出来るだけ踏まさないように持っていくということなのだ。



厚顔を承知の上で、叱る事の出来るじいさんになろう。



ではまた。

世界は変わる

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪


二週連続で更新をサボってしまっているので、今頃書いています(苦笑


シルバーウィークは「星くずの村」実験学校でした。

詳細は学園長のブログを。


今回の実験学校では、


ムービーを作成しよう!


という目標を持って臨んできました。




普段の実験学校では写真のスライドショーばかりなのですが、今回はロケット。


絶対動画の方が面白い!


そう思った次第です。



というわけで、こちらをご覧下さい。




手前味噌ですが、上々の出来栄えかな。


このムービーですが一つ特徴があります。



それは、撮影から編集、アップロードまで全てiPhoneで行ったということ。


まだまだ、PCやMacで行った方が勝手の良いところは少なからずありますが、
スマホだけでこれだけのことができるというのは凄いですね。


インターネット、そしてスマホが世に現れたことで、確実に世界は変わってきています。



テクノロジーが世界を変える


誰かが言っていたそんな言葉の意味を、自作ムービーを見ながら考えています。

娘の事故

森山's Honey Bucket 271

大難が小難で済んでよかった・・・と、一段落した後に思えることがある。


保育所に勤める娘あゆみが通勤途中に交通事故に遭った。

娘は自転車、先方はバイクだった。

事故現場は、子どもたちの待つ園まであとわずかの、見通しの良くない交差点。

いわゆる出会い頭の衝突だったらしい。


左足の足首にひびが入ったり、腰を打撲したり、両足のあちこちに内出血のあざが広がったり・・・と痛々しい。

全治1か月。入院の必要こそなかったが、ギブスでしっかり固定しなければならないので、松葉杖頼りの歩行を余儀なくされている。


娘にとって特に残念だ・・・と思われることが2つあったようだ。


まず仕事を1か月休まなくてはならなくなったこと。

確かに自分で歩行出来ない先生が、元気いっぱいの園児たちの面倒を看られる道理はない。

園長先生からも「1月しっかり療養しなさい。子どもを応援しようと『運動会』に顔を出すのもだめよ!」と怪我を心配して思いやり深い言葉を掛けていただいたとか…


子どもたちの頑張りと成長を目の当たりにできる『運動会』は、保育士という仕事をする者にとって大きな喜びなのだろう。

自分の不注意もあって、その大切な行事に参加できないこと。

また、ずいぶん忙しくなるこの時期に職務を離脱して他の先生方にいっぱいの迷惑をかけてしまうこと・・・

返す返す残念で申し訳ない・・・と言って、がっかりと肩を落としていた。



もう一つの残念は、このシルバーウィークを利用して、7年ぶりに「星くずの村」実験学校にお手伝い参加するつもりだったのに、そのチャンスを棒に振ったこと・・・だ。


あゆみは4歳くらいから、お砂場セットを持参して「星くずの村」に行っていた。

家内が合宿の食事の準備など田村さんや辻さんのお手伝いをしている間、一人砂場で賢く遊んでいた。

実験の合間の休み時間は、当時実験学校生だったYさんやOさんTさんMさんにたいへん可愛がっていただいた。

小中学生時代は、ヒゲ先生のおかげで皆勤出席をさせていただき、

大学生時代は、少しでも恩返しがしたい・・・と付き添い参加して、行事を縁の下から応援していた。


自分にとっては「ふるさと」ともいえる島に「久々に行ける!」とハッスルしていたのに・・・チャンスは先延ばしされてしまった。

(偶然にも今回は、おおくん・もっさん・愛やん・隆くんと、7年前の付き添いスタッフが実験学校で集うチャンスが訪れた・・・「残念」の気持ちはますます募ったことだろう。)


しかし、こんな想像もしてみた。


もし事故の相手がトラックだったら・・・

猛スピードで飛ばしているバイクだったら・・・

もっと激しくぶつかっていたら・・・

ひょっとすると娘の命はなくなっていたかもしれない。


また、事故の衝撃音を聞きつけて真っ先に飛び出し、救急車の手配などをしてくださったのが、娘の園の保護者の方でなかったら・・・、怪我で苦しむ時間がもっと長くなっていたかもしれない。

事故の相手方も、誠意を尽くして対応される人物だった。



昨日、 シルバーウィーク中ずっと家から出ることができなかった娘を無理やり誘って、緑豊かな公園にでかけた。

車いすを押しながら、久しぶりにゆっくり娘と話をすることもできた。

いくつになっても、娘は娘・・・ということか?


大難を小難でとどめてくださった神様・仏様、天国のおじいちゃん・おばあちゃんに感謝したい。




2015年 9月実験学校

●むこう向きのおっとせい その306

日、月、火と実験学校があり、ブログの更新が遅れてしまった。


今回の実験学校は ロケット&フィッシングスペシャル だった。


ロケットは、高学年のは、いつもより大きめのロケットで、
エンジンの火薬もよりパワーのあるものにした。


作成のあと、近くのグランドを借りてロケット打ち上げ。


発射台から火を吹き出して、ロケットは大空に舞い上がっていった。
(打上げの様子は学園ホームページで見る事ができますので、どうぞご覧ください。)


打ち上げ途中で消防隊の方がこられて、
ヘリコプターで患者さんを岡山まで運ぶので
打ち上げを一旦中止して欲しいとの要請を受ける。



運ばれる方には申しわけないが、滅多とみられるチャンスではないので、
みんなでグランド脇の丘に登って、ヘリコプターの発着の様子を見ることにした。


目と鼻の先に着陸してくるヘリコプターはとても迫力があった。


そして打ち上げ再開。


広いグランドを借りたにも関わらず、
飛びすぎて、多くのロケットが海に落下してしまったのが残念だった。

フィッシングは、いつもは朝に行くだけなのだが、
今回は夕方と朝の2回実施。


初めにした夕方の釣りは爆釣だった。


サビキで鰯が200匹以上釣れた。


自分たちで作った竿に魚が掛かるのを見て、子どもたちも大喜びだった。


2回目の釣りは、サビキで思い切り連れたので、
難しいけれど胴付をすることにした。


予想通り釣果は惨憺たるものだったけど、
子どもたちは潮風を感じ、
目の前に広がる雄大な景色を眺め、
ゆったりと流れていく時間を堪能したのではないだろうか。




フィッシング・ロケット以外にも
みんなで楽しんだBBQ
天の川も見えた天体観測
アルコールロケット、セルロイドロケットの製作
扇風機作成、水素風船作り、ラジオの作成といった理科実験
と盛りだくさんの体験行事があった。



帰り際に子どもたちは、
帰りたくない、もう一泊したいとか、
次も2泊3日がいいとか
嬉しい感想をいっぱい言ってくれた。


また、シルバーウィークということで
しばらく顔を見せていなかった子どもたちの顔を
見ることができたのも、非常に嬉しいことだった。



神戸での解散式の時、久しぶりに会えたことが嬉しかったことと、
またしばらく会えなくなるという感情が混じって、
涙腺が緩みそうになった。
かろうじて耐えたけれど。



島での生活は、子どもたちにとっても、また自分たちにとっても
何にも代え難い、貴重な時間になっていると
強く思えた2泊3日だった。



ではまた。

やはり基礎が大事

●むこう向きのおっとせい その305

昨日は学園の中3生にとって、初めての五ツ木模試だった。



土曜日、ある中3生の五ツ木数学の過去問の出来を見てみた。



結果は惨憺たるものだった。



本人曰く、「難しすぎる。」



そこで一緒に答案を見ながら、問題を分析してみた。



前から基礎が大事だ。



基礎をしっかりマスターせよと、口を酸っぱくして言ってきた。



問題を見ていくと、計算問題、関数、方程式、図形、確率と
幅広い分野から出題されている。



しかしながら、頭をひねらないとできない問題は僅かだった。



ちゃんと公式を覚え、解き方を覚えていたら解ける問題が大半だった。



数学もある意味、暗記科目なのだ。



そんな問題の点を合計すると、偏差値は64にもなった。



一緒に勉強していた中3生も、基礎の重要性を改めて感じたようだった。




何事も基礎・基本が大切。



これはすべてのことに通じるものだろう。




物事が上手くいかないとき、進歩しない時に
果たして基礎・基本ができているのかと
自分を見つめ直すことだ。



基礎・基本ができてこそ成長できる。



子どもと話して、改めて思った。



ではまた。

質問するという勇気

森山's Honey Bucket 270


人にものを尋ねるというのはなかなか簡単でない。

相手が見ず知らずの人であったり、あまり親しくない人であったりすれば、余計に敷居も高くなる。


尋ねようとしている内容によっても、質問しづらさは増すだろう。

こんなことを尋ねて、もし・・・

「なんでこんなんもわからんねん!」とか

「何回同じことを聞くつもりやね?」とか

言われたら・・・

いや、例え口にされなくても、心の中でそう思われたら・・・

そんな想像するだけで不安いっぱい。

質問しようという気持ちはシュン・・・と萎えるだろうね。


そんなあなたの気持ちはよくわかる。

質問することはたやすくない。勇気のいる行動だ。




でもそんな中、あなたのまわりですでに質問をし始めている友だちはいるよね?


「わからいことは、そんなに恥ずかしいことやない!」とか

「質問すること、全然平気!」とか

とにかくバンバン質問できる友だちたち。

あんな勇気が自分にも持てたなら・・と、ちょっとうらやましいね。


でもそんな質問上手な人にだって必ず最初の第一歩はあったはず。

もしかしてその第一歩目は、震える足取りだったかもしれないよ。



去年も、その前の年も、そのうんと前の年も・・・

周りを驚かせるほど成績を伸ばしたり

「頑張ることの素敵さ」を身をもって友だちに伝えてくれたりした人は、


「質問する勇気」を獲得した先輩たちだったよ。


どうか、「なんで?わからん?」って聞いてきてね。











時の流れを遅くする

●むこう向きのおっとせい その305

9月になった。



どうしてこんなに時間の過ぎるのが早いのだろう。



同志社大学の畑教授は


「なぜ大人の時間は早いのか?」という問いに対して


「刺激の量が少ない」「変化がない」「覚えていることが少ない」

ということが関係していると答えている。




子どもの時は、多くが初めての経験なので何事も新鮮に感じ、

それを多くの刺激として受け取る。




それが、大人の場合、すでに経験したことが多く、新鮮な記憶として受け取らない。

また年齢と共に記憶力が低下し、刺激になることがあったのに忘れてしまうと,

時間の経つのを早く感じてしまうらしい




また脳内物質の減少も関わっているのだそうだ。


脳の中で合成されるアセチルコリンやドーパミンの量が低下すると、

時間を短く感じるという動物実験の結果が出ていて、この二つの物質は

40歳くらいから減るとのこと。




脳内物質の低下は仕方がないとして、それと記憶力の低下も仕方ないとして、

時の流れを遅くするには、新しい事に触れることによって刺激を受けることしかない。




と思って、何か刺激を与えてくれるものはないかと考えて

映画を観ることにした。



映画館に行くとお金がかかるので、TSUTAYAでDVDを借りることにした。



1本100円なのでこれは重宝する。



「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「桐島部活やめるってよ」
「言の葉の庭」「ベイマックス」「戦場の馬」「アナと雪の女王」「タンタンの冒険」
「クライマーズハイ」「風立ちぬ」「コクリコ坂から」「アルゴ」「アーティスト」「告白」



どれもとてもよかった。



特に「タンタンの冒険」は前に1度観たけれど、やはりよかった。


「もし守るべきものがあれば戦え」

「壁にぶつかったら、ぶっ壊して進め」

「失敗から学ぶべきことは数多くある」

「何より挫けないことだ」



登場人物が話す言葉は素敵だった。



映画を観ることで、時の流れが少しでも遅くなればいうことはない。




これからも折に触れて映画を観ることにしよう。




ではまた。
タンタン

ピンチの意味

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪

長く降る雨も秋のしるしでしょうか。
良い風の日が続きます。


仕事柄、一般的な人たちと生活リズムが異なります。

なので困るのは中々友人たちとのタイミングが合わないこと。

逆に、混雑するような所でも比較的空いているタイミングで行くことができるのは良い点です。


卑近な例で言えば映画ですね。


人気の映画であっても、平日の午前中に行けばガラガラです。

しかも朝一番だとちょっと安くてお得。

というわけで、映画を見てきました。



始まって間もなくピンチに陥る主人公。

なんとか切り抜けたかと思えば、また次のピンチ。

何度も何度も「もうあかん」というところまで追い込まれる。

その度に、自分自身の力を振り絞ったり、人の助けを借りたりしながら生き抜く。

そして物語はグッドエンディングへ。


まぁ、よくあるパターンです。



映画館で見ると特に臨場感があるので、ピンチに陥る主人公を見る度にハラハラドキドキします。


ですが、どこかで「ま、大丈夫やろ。」とも思って見ています。



何故でしょう?



それは、最終的にグッドエンディングを迎えるということを知っているからです。


数多くのピンチも話を面白くし、感動を盛り上げるための演出であるということを知っているからですね。




自分自身に対しても、そんな見方を取り入れてみても良いかもしれませんね。


悪いこと、嫌なことが起きたとき、


「これも人生という物語を盛り上げるための演出だ。」


って。



そして、


「自分の人生は必ずグッドエンディングを迎えるんだ。」


って。



少しマイナスの出来事とのつきあい方が変わるかもしれませんよ。



あたしたちはなかなか完ペキにはいかない
でもさあ 何かが欠けてるからこそ前へ進める
ってのはあるよね 次の何かへ…



完ペキに満たされたなら そこから先の人生に
どんな意味があるっていうのよ
(井上雄彦 『リアル』)

喜んでくれるといいなあ・・・

森山's Honey Bucket 269

本日の中2理科は「発熱・吸熱反応」のいろいろを実験予定だ。


発熱反応とは、化学変化に伴って熱が出て熱くなる反応。

吸熱反応とは、その逆で周りから熱を吸収するので冷たく感じる反応だ。


つい先ほどまで、僕たちが「予備実験」と呼ぶ、いわゆる実験の予行演習をしていた。


いくつもの反応実験を試し、最終的に


吸熱反応は

1、クエン酸と重曹を水に溶かせる中和反応

2、硝酸アンモニウムと尿素を少量の水に溶かしてギンギンに冷たい「冷却パック」作り


発熱反応は

1、鉄粉の酸化に伴う発熱・・・ホカホカカイロの理屈

2、酸化カルシウム(生石灰)と水の反応による発熱実験

を取り上げることにした。


生石灰と水との反応は短時間に大きな熱を放出するため、駅弁を瞬時に温めることなどに利用されている。

うちの中2生には、「ウズラ卵で目玉焼き」を作らせたいなあ…と計画している。



実験には危険が伴う。

今日も、注意点をしっかり理解してもらいつつ、

精一杯楽しんでもらえたらなあ・・・と期待に胸が膨らむ。



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