藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

ちょっとしたことで

●むこう向きのおっとせい その405

台風に翻弄されて早めに合宿を切り上げてから
1週間が経った。


思わぬ長期休暇になった。


「断捨離」を今度こそ本気でやろう、
不要なものは出来うる限り捨てるぞと、
かなり強い思いを持っていたのに、
やり始めたら、
なぜか部屋の模様替えの方に気持ちが行ってしまった。


3年位は今のままなので、
せっかくの休みで、時間もあるし、
気分転換になるのでやってみようと思ってしまったのだ。


やり始めると、どこに何を置くか、
悩みまくった。


イメージを持って動かしてみるのだが、
動かして眺めると、どうも気に食わない。


そんなことを数度繰り返し、
腰は痛いは、関節は痛いはで、
疲れ果てて、もういいやと今の位置にもの共は収まった。


ちょっとイマイチだなと思っていたが、
時間をおいて見てみると、
意外にいいではないかと、
今は納得している。



本棚の位置を変えて、すぐそばに本があるようになったのだが、
これがいい。


すぐに本を手に取りたくなる。


ここしばらく読書の時間が減っていたので、
これを気にまた本を読もうという気になった。。


ちょっとしたことで 
物事は変化することもあるようだ。


しばらくはこの配置で過ごすとしよう。




さて明日からこの夏最後の合宿が3泊4日で始まる。


沢山の行事を通して
たくさんの経験をして、子どもたちに
大きく成長して欲しいと思っている。


とにかく無事に終わりますように。



ではまた。

翻弄された

●むこう向きのおっとせい その404

5日から7日まで実験学校の予定だった。


そこに台風5号がやって来た。


台風が近づいてきそうだとなった時に
日程を変更することも考えたのだが、
速度が遅いし、日程を変更するのも何かと難しいので
予定通り出発することにした。


島について直ぐに、川野回漕店の社長から
7日はフェリーがでないとの話を聞く。


急遽予定を変更して
天気が悪くなる前に、アウトドアの行事はやっておこうということで、
今回のメイン行事である、筏作りをすることにした。


関西環境教育学会の先生がメインとなって指導頂き、
筏は完成して、見事に浮いた。


自分たちの作った筏に乗って、
子どもたちは大喜びだった


筏作成実験のあと、今後のことを検討した。


6日はフェリーは出る。


1日前倒しで帰ることになるのか、
合宿を楽しみにしている子どもたちの期待を裏切るのは辛いなと思っているところに、
ならば、1日帰る日を伸ばしたらどうかと
H美先生からの提案を受ける。


それもありと思ったので、保護者の方がどのように判断されるか
とりあえず聞いてみて欲しいとお願いした。


結果は2名の方を除いて、
子どもたちを残らせてもらってもいいというものだった。


子どもたちにも聞いてみたが、同じような結果だった。


そこで8日の朝の便で帰りことにして
予定の実験や行事を全てこなすために、
実験の順番を変え、新たな行事も考えて対処することにした。



しかしながら朝の台風情報を見ると
速度がまた遅くなっていて、
8日にフェリーが出るのも怪しくなってきた。


その上台風は島を直撃するようなコースを進んでいる。


子どもたちは、プールに入ることや
実験を楽しみにしている。


そして1日でも長くこの村にいたいと思っている。



しかし子どもたちを無事に親御さんのもとに返すことが、
我々の大きな責務である。


悩んだ。


ことが起こったのでは何もならない。


苦渋の決断だったが、6日に帰ることにした。


子どもたちからはブーイングを受けたが、
出来るだけ実験はやろうということで、
目一杯実験はした。


閉校式で
みんなの期待を裏切って早くに帰ることになったことを
子どもたちに詫びた。


そしたら1人の子どもが
「十分に楽しかった。」と言ってくれた。


その言葉に救われた気がした。


また「自然に対して無茶をしない!!
という姿勢を示すことも、大切な子育ての1つだと思う。」
と保護者の方からメッセージも頂いた。



出発前から帰る日まで
ほんとに翻弄された。


この台風5号のことは忘れないだろう。




今年の合宿も15日からの本科合宿だけとなった。


気を取り直して、
いい合宿になるように頑張ろう。



ではまた。

サバイバルご飯

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪

ながらくブログさぼってました…


さて、8月の実験学校テーマは「サバイバル」ということで、僕の実験担当は「アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊こう」でした。

十分な道具が無い環境下でも少しの工夫と知恵でご飯を炊くことができる、ということを実践してみるわけです。



主に必要なのは2つのアルミ缶と牛乳パックなどの紙パックだけ。


アルミ缶の1つは空気穴兼燃料投入口の横穴を4つ開けて「コンロ」に、もう1つは「お釜」になります。

そして紙パックは「燃料」として活用。

表面にロウが塗られた紙パックは十分に水を沸騰させることができる「燃料」となるわけです。


アルミ缶の穴あけは思っていたよりすんなりとできたものの、牛乳パックを細く切って燃料棒にするのは数が多いので中々の労力が必要。

火をつけた紙パック燃料をコンロに投入するも、最初のうちはすぐに火が消えてしまう…


しばらく試行錯誤を続けているうちに要領を得ることができました。


途中、軍手をつけた手でお釜の缶に触れると、グラグラと水が沸騰しているのが分かります。


燃料棒を投入し続けること約30分。


お釜をコンロから下ろし、フタとしてかぶせたアルミホイルを取ると…




ちゃんと炊けてる!!




スプーンで炊けたご飯をすくい出し、いざ味見…




美味しいやん!!



というわけで僕の予備実験は大成功。




便利な道具が無くても、いざというときには知恵と工夫でなんとかできるものなんですね。


そして改めて、便利な道具の偉大さを身をもって理解することができました。

この方法でご飯を炊くには、約30分間ずっと火の世話をしておかないといけないのです。

でも、炊飯器があればスイッチを入れるだけ。

その30分間を別のことに使うことができるわけですからね。


昔の人々が持てなかった自由な時間を僕たちは沢山与えられているのですね。

感謝、感謝です。 

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