藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

夏が終わる

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪

『星くずの村』での様々な夏の合宿も8/15-18の本科夏合宿を最後に終了。
大阪での講習会も残すところ後数日。

ついに夏が終わりますね。


本科夏合宿については真也学園長がブログに書いて下さったので、僕からはスライドショーをどうぞ!



(学園生の皆さんはWEBアルバムで合宿の写真を見ることができます。URLが分からない人はまた先生に尋ねてくださいね。)



もうあれから1週間以上が経過したんですね。


毎年言ってる気はしますが、本当に熱い、様々なドラマのある、充実感120%の最高の夏合宿でした。



合宿やっていると、「アホになること」って大事だなって思います。


「こんなことやって意味あるの?」

とか、

「どーせ無理やし…」

とか、ウダウダ考えない。


とにかく、思い切って飛び込んでみる。

そうすることで初めて見えてくる世界があることを合宿での経験は教えてくれます。



夏は終わりますが、日々アホになってこれまでやってこなかったことに飛び込んでみませんか? 

思わないこと

●むこう向きのおっとせい その407

『25日夕方、徳島県鳴門市の徳島自動車道で、
路肩に止まっていたマイクロバスにトラックが追突し、
バスを運転していた男性が死亡し、
乗っていた高校生ら15人が病院に搬送され、
うち女性1人が死亡しました。』
というニュースが流れた。


まだ15歳の高校生が亡くなった、大変に痛ましい事故だ。



なぜ走行車線の外側の路肩に止めている車に追突するのだろうか。



単調な道を走っていると、ほぼ自動運転状態になる。

この自動運転状態が曲者で、この状態が続くと

前にいる車に一定の間隔で着いていこうとする。

そして路肩に止まっている車を先行車と勘違いして、

後ろに着こうとして突っ込む。

これは長距離を走るトラックなら、

誰でも一度は経験するくらい、確率の高い事らしい。

とネットの漫画に書いてあった。

だから路肩に止めて車に戻るのは自殺行為なのだ。




あるニュースを見ていたら、

この事故は高速道路に停止しているのだから、

運転手が停止板や発煙筒をたいていたら防げたかもしれないと伝えていた。




思わぬことのようではあるけれど

いつ事が起こるか分からないと、

日々考え、それに備えておけば

思わぬ事ではなかったのかもしれない。




ついこの間ショックな事があった。


物事が起こるには、やはりそれなりの原因があるのだろう。


思わぬことはいつでも起きる。


そうならないように、常に緊張感を持って

やるべき事はやっておかないといけないのだ。



このニュースを見ながら、

亡くなったバスの運転手と自分とがオーバーラップした。



ではまた。


(亡くなられたお二人の御冥福を祈ります。)

蟻になる

森山's Honey Bucket 344


山の中では人は蟻のようになる。

人は山でだんだん小さなものになり始める。

大きな自然に包まれて、解放され、興奮する。


深い霧の中を歩いていて、突然視野が開けることがある。

思うがままにならないこともまた山の魅力のひとつだ。


つらさも楽しさも分かち合うから、一緒に山を歩くと、その人との距離が近くなったと感じる。



自分の言葉のごとく書いてしまったが、実は山に魅せられたある随筆家が、著書でこのように語っている…と新聞のコラムにあったのだ。




ハイキングとも言えるほどの登山経験しかない僕だが、この夏は心に残る山行きを3つもすることが出来た。


①合宿で小学生諸君と登った寒霞渓登山

②お盆の休みに家族と登った白馬の八方池

③里帰りした娘と登った金勝アルプス天狗岩



どの山も、滴る汗と格闘しながら、ゼーゼーハァハァの時間だったけれど、一歩ずつ歩みを重ねたご褒美かな?頂上からの展望は最高だった。

そして、一緒に登った人たちとの距離も心もち近くなった気がした。




























2017 夏

●むこう向きのおっとせい その406

15日~18日の本科合宿で今年の夏の合宿は全て終了した。


初日は雨だったので予定を変更して、勉強中心の1日になったが、
2日目以降は天気も回復し、全ての行事をこなすことが出来た。



「海辺の生物観察」「海ホタルの観察」「天体観測」「ロケット打ち上げ」
「アイスクリーム作り」「ウニの発生実験」「花火作り」「国語・算数・数学学習」
「課題学習」「寒霞渓登山」「海水浴」「プール」「ボート訓練」「ボートツーリング」
「キャンプファイアー」「オリエンテーリング」「フィッシング」


学年によって異なるが、
子どもたちは実に多くの体験をした。


スタッフもフル回転で日々の行事をこなした。



今回特に印象に残ったのは「オリエンテーリング」だ。


「オリエンテーリング」は、バディを組んで、
出発点から地図を頼りに、
チェックポイントを通過しながら
宿舎に帰って来るというもので。
18期生の時に初めて実施され、それから44年続いている行事だ。


以前は25キロほど歩いていたが、今はプールに入ってからスタートするので
距離は20キロ弱にしている。今年は18,5キロ。


別にレースではないのでどのように帰ってきてもいいのだが、
子どもたちは強烈な日差しの下、懸命にゴールを目指す。



今年はいろんな事があった。


いきなり道を間違えたグループ。
この子たちはおそらく20キロ以上は歩いているだろう。


途中で足がつりながらも、リタイアすることなく
ゴールした者。体重80キロの巨漢の彼は、
ゴールした時、涙を流していた。


余りにもペースが遅いので、到着が大幅に遅れる恐れがあるグループに、
第3チェックポイントに19時半までに着かなければ、
そこで終わりにして車で運ぶと宣言した。過去にそんな例はない。


中3の彼女たちは最後のオリエンテーリングという事もあって、
絶対ゴールしたいと、それからは周りの先生たちに励まされながら、
必死に歩いた。


これまたゴールした時に涙を流していた。



よく頑張っていたのは、予想に反して中1の女の子のバディ。
最後に中3に抜かれたが、2位という結果になったのには驚いた。
よく頑張ったと思う。


彼女たちは頑張りすぎて翌日体はぼろぼろだったが、
心地いい疲れだったと思う。



この日のために練習するでもない、たった1日のことなのだが
ゴール目指して、今ある自分の力を全力で出す。
そして自分の限界はもうちょっと先にあるのではないかというような事を
この体験から感じてくれたら言う事はない。



合宿の最終日には子どもたちに作文を書かせている。


「また来たい」、「楽しかった」、「達成感があった」
と子どもたちは異口同音に書いている。


そんな中で
5年生の女の子の作文のタイトルが
『「人生で初めて」がいっぱい』
だった。


なんという素敵なタイトルだろう。


抜粋してみると、
『人生で初めてやったことが、8こありました。海ホタルをみたこと、ウニにさわったこと、すごく遠くまで泳いだこと、ボートをこいだこと、23時まで勉強したこと、たおれそうなほど山を登ったこと、つりをしたこと、そしてジャンボフェリーにのったことです。』
羨ましいほど、初々しいですねぇ。


楽しいこと、苦しいこと、頑張ったことなどなど
そんな体験が彼、彼女たちの人生を豊かにして行くのだろう。



今年も様々な思い出を残して夏合宿は終わった。


この合宿で「体験」したことをよい「経験」に変えて、
新たな学期を意欲に燃えて迎えてくれたらと思う。



ではまた。

ちょっとしたことで

●むこう向きのおっとせい その405

台風に翻弄されて早めに合宿を切り上げてから
1週間が経った。


思わぬ長期休暇になった。


「断捨離」を今度こそ本気でやろう、
不要なものは出来うる限り捨てるぞと、
かなり強い思いを持っていたのに、
やり始めたら、
なぜか部屋の模様替えの方に気持ちが行ってしまった。


3年位は今のままなので、
せっかくの休みで、時間もあるし、
気分転換になるのでやってみようと思ってしまったのだ。


やり始めると、どこに何を置くか、
悩みまくった。


イメージを持って動かしてみるのだが、
動かして眺めると、どうも気に食わない。


そんなことを数度繰り返し、
腰は痛いは、関節は痛いはで、
疲れ果てて、もういいやと今の位置にもの共は収まった。


ちょっとイマイチだなと思っていたが、
時間をおいて見てみると、
意外にいいではないかと、
今は納得している。



本棚の位置を変えて、すぐそばに本があるようになったのだが、
これがいい。


すぐに本を手に取りたくなる。


ここしばらく読書の時間が減っていたので、
これを気にまた本を読もうという気になった。。


ちょっとしたことで 
物事は変化することもあるようだ。


しばらくはこの配置で過ごすとしよう。




さて明日からこの夏最後の合宿が3泊4日で始まる。


沢山の行事を通して
たくさんの経験をして、子どもたちに
大きく成長して欲しいと思っている。


とにかく無事に終わりますように。



ではまた。

翻弄された

●むこう向きのおっとせい その404

5日から7日まで実験学校の予定だった。


そこに台風5号がやって来た。


台風が近づいてきそうだとなった時に
日程を変更することも考えたのだが、
速度が遅いし、日程を変更するのも何かと難しいので
予定通り出発することにした。


島について直ぐに、川野回漕店の社長から
7日はフェリーがでないとの話を聞く。


急遽予定を変更して
天気が悪くなる前に、アウトドアの行事はやっておこうということで、
今回のメイン行事である、筏作りをすることにした。


関西環境教育学会の先生がメインとなって指導頂き、
筏は完成して、見事に浮いた。


自分たちの作った筏に乗って、
子どもたちは大喜びだった


筏作成実験のあと、今後のことを検討した。


6日はフェリーは出る。


1日前倒しで帰ることになるのか、
合宿を楽しみにしている子どもたちの期待を裏切るのは辛いなと思っているところに、
ならば、1日帰る日を伸ばしたらどうかと
H美先生からの提案を受ける。


それもありと思ったので、保護者の方がどのように判断されるか
とりあえず聞いてみて欲しいとお願いした。


結果は2名の方を除いて、
子どもたちを残らせてもらってもいいというものだった。


子どもたちにも聞いてみたが、同じような結果だった。


そこで8日の朝の便で帰りことにして
予定の実験や行事を全てこなすために、
実験の順番を変え、新たな行事も考えて対処することにした。



しかしながら朝の台風情報を見ると
速度がまた遅くなっていて、
8日にフェリーが出るのも怪しくなってきた。


その上台風は島を直撃するようなコースを進んでいる。


子どもたちは、プールに入ることや
実験を楽しみにしている。


そして1日でも長くこの村にいたいと思っている。



しかし子どもたちを無事に親御さんのもとに返すことが、
我々の大きな責務である。


悩んだ。


ことが起こったのでは何もならない。


苦渋の決断だったが、6日に帰ることにした。


子どもたちからはブーイングを受けたが、
出来るだけ実験はやろうということで、
目一杯実験はした。


閉校式で
みんなの期待を裏切って早くに帰ることになったことを
子どもたちに詫びた。


そしたら1人の子どもが
「十分に楽しかった。」と言ってくれた。


その言葉に救われた気がした。


また「自然に対して無茶をしない!!
という姿勢を示すことも、大切な子育ての1つだと思う。」
と保護者の方からメッセージも頂いた。



出発前から帰る日まで
ほんとに翻弄された。


この台風5号のことは忘れないだろう。




今年の合宿も15日からの本科合宿だけとなった。


気を取り直して、
いい合宿になるように頑張ろう。



ではまた。

サバイバルご飯

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪

ながらくブログさぼってました…


さて、8月の実験学校テーマは「サバイバル」ということで、僕の実験担当は「アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊こう」でした。

十分な道具が無い環境下でも少しの工夫と知恵でご飯を炊くことができる、ということを実践してみるわけです。



主に必要なのは2つのアルミ缶と牛乳パックなどの紙パックだけ。


アルミ缶の1つは空気穴兼燃料投入口の横穴を4つ開けて「コンロ」に、もう1つは「お釜」になります。

そして紙パックは「燃料」として活用。

表面にロウが塗られた紙パックは十分に水を沸騰させることができる「燃料」となるわけです。


アルミ缶の穴あけは思っていたよりすんなりとできたものの、牛乳パックを細く切って燃料棒にするのは数が多いので中々の労力が必要。

火をつけた紙パック燃料をコンロに投入するも、最初のうちはすぐに火が消えてしまう…


しばらく試行錯誤を続けているうちに要領を得ることができました。


途中、軍手をつけた手でお釜の缶に触れると、グラグラと水が沸騰しているのが分かります。


燃料棒を投入し続けること約30分。


お釜をコンロから下ろし、フタとしてかぶせたアルミホイルを取ると…




ちゃんと炊けてる!!




スプーンで炊けたご飯をすくい出し、いざ味見…




美味しいやん!!



というわけで僕の予備実験は大成功。




便利な道具が無くても、いざというときには知恵と工夫でなんとかできるものなんですね。


そして改めて、便利な道具の偉大さを身をもって理解することができました。

この方法でご飯を炊くには、約30分間ずっと火の世話をしておかないといけないのです。

でも、炊飯器があればスイッチを入れるだけ。

その30分間を別のことに使うことができるわけですからね。


昔の人々が持てなかった自由な時間を僕たちは沢山与えられているのですね。

感謝、感謝です。 

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