藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
常識?
森山's Honey Bucket 346
小学1年生の秋の遠足。
行き先は枚岡公園。
僕はそこで自分史中「三大決闘」のひとつにあたる古川君との死闘を演ずることになる。
取っ組み合い引っ叩きあいそして泣きあった。
原因はドングリの取り合いだった。
見つけたドングリを巡り、互いが「ぼくのドングリや!」っと譲り合わなかった末の大げんかだった。
だいたいはこういうことだったのだろう…
素敵なドングリを見つけ「いいな!」と思った瞬間に、別の子にそのドングリを取られた。
「おまえがいま手に取ったドングリは、おまえが拾うより前にぼくが『いいな!』って見つけてたんや!」言い分はこんなことだろう。
理屈から言えば、先に拾った子の方が、ドングリを見つけたのも早かったはずである。
でも、この子からすれば、あくまでも自分が見つけたのもをおまえが後から横取りした…と言うことになる。
この子の中では正しい主張なのだ。
ぼくと古川くんのどっちがどっちだったのか、51年も前のことで思い出せない。
それぞれ譲ることのできない正義をかけた決闘だったわけだ。
人の「主観」とはそんなものだ。
幼い子どもに限ったことでなく大人だって、人は主観を元に善悪を判断する。
自分が正しいと信ずる立ち位置に固執すれば、必然的に相手が間違いという結論しか出て来ない。
「主観」が近隣の者の援護を受け、いつの間にか鎧をまとい大手を振って歩き始めると、その人にとっての「常識」が出来上がる。
ぼくは今まで幾度となく、「君の行動は常識が無い!」という言葉だけで生徒諸君を叱ってきたことがあった。
短期決着を目指すあまり、自分が正しいと信ずる「常識」を振りかざす一方、説明や指導が欠落していた。
正しい叱り方ではなかった…と今さらながら恥ずかしい。
何が常識で何が常識ではないのか…は人それぞれ千差万別なのだ。
良き指導者を目指すのならば、自分の考えを伝えると同時に、相手の持つ「主観」を確認し、ときに議論する覚悟も懐に持っておかねばならない。
小学1年生の秋の遠足。
行き先は枚岡公園。
僕はそこで自分史中「三大決闘」のひとつにあたる古川君との死闘を演ずることになる。
取っ組み合い引っ叩きあいそして泣きあった。
原因はドングリの取り合いだった。
見つけたドングリを巡り、互いが「ぼくのドングリや!」っと譲り合わなかった末の大げんかだった。
だいたいはこういうことだったのだろう…
素敵なドングリを見つけ「いいな!」と思った瞬間に、別の子にそのドングリを取られた。
「おまえがいま手に取ったドングリは、おまえが拾うより前にぼくが『いいな!』って見つけてたんや!」言い分はこんなことだろう。
理屈から言えば、先に拾った子の方が、ドングリを見つけたのも早かったはずである。
でも、この子からすれば、あくまでも自分が見つけたのもをおまえが後から横取りした…と言うことになる。
この子の中では正しい主張なのだ。
ぼくと古川くんのどっちがどっちだったのか、51年も前のことで思い出せない。
それぞれ譲ることのできない正義をかけた決闘だったわけだ。
人の「主観」とはそんなものだ。
幼い子どもに限ったことでなく大人だって、人は主観を元に善悪を判断する。
自分が正しいと信ずる立ち位置に固執すれば、必然的に相手が間違いという結論しか出て来ない。
「主観」が近隣の者の援護を受け、いつの間にか鎧をまとい大手を振って歩き始めると、その人にとっての「常識」が出来上がる。
ぼくは今まで幾度となく、「君の行動は常識が無い!」という言葉だけで生徒諸君を叱ってきたことがあった。
短期決着を目指すあまり、自分が正しいと信ずる「常識」を振りかざす一方、説明や指導が欠落していた。
正しい叱り方ではなかった…と今さらながら恥ずかしい。
何が常識で何が常識ではないのか…は人それぞれ千差万別なのだ。
良き指導者を目指すのならば、自分の考えを伝えると同時に、相手の持つ「主観」を確認し、ときに議論する覚悟も懐に持っておかねばならない。
それにしてもみんな元気だ
●むこう向きのおっとせい その411
23日、24日と実験学校だった。
本来なら17日18日の予定だったのだが、
台風の影響で日程が1週間遅れてしまった。
日程が変更になった事で参加できなくなった生徒も多く、
残念ながら、参加者は半分になってしまった。
それでも参加した子どもたちは、
元気いっぱいに実験に取り組んだ。
今回は『気象スペシャル』という事で、
①雷を発生させる
②台風を作る
③前線を作る
の実験をした。
それぞれまず解説を受けた後、実験に取り組んだ。
どの実験もインパクトのあるものだったので、
子どもたちの印象に強く残ったことだろう。
これで天気への関心が高まれば言う事はない。
私は気象とは関係のない実験で
「アニメーション作り」の実験を担当した。
もともとは関西環境教育学会の先生による
本格的な竹細工をする予定だったのだが、
日程の変更で担当の先生に来て頂けなくなったので、
その実験は延期して、高学年は青銅境作成、
低学年はこのアニメーション作りに実験に差し替えたのだ。
小学生には相当難しい工作で
先生方の助けを借りても2時間以上かかってしまった。
しかしながら出来上がりは上々で、
子どもたちの反応もすこぶる良かった。
思わぬ日程変更だったが、
参加した子どもたちにとっては、
収穫の多い時間になったと思う。
実験学校では港に着いた後、毎回解散式をやっている。
解散式ではお迎えに来ている保護者の方に、
島での実験の内容や子どもたちの様子をお伝えしている。
いつもならそれで無事に終わったとほっとして家路に着くのだが、
今回はなんと、その後にみんなで釣りに行くという、
どこまで釣りすきやねんという、笑える行動をとってしまった。
S之介先生が、合宿の前に
「せっかく神戸にいるのだから、
これはいかんともったいない。」と言いだしたのだ。
とまたまたS之介先生の所為にしているが、
みんなも二つ返事で「それもそうだ」という事になり、
そのような行動になった次第だ。
合宿で睡眠不足で、疲れてもいるだろうに、
みんな釣りとなるとすこぶる元気になる。
3時間ほどの釣りタイムだったが、
大変楽しく出来た。
仕事も頑張り、好きなことも目いっぱいやる。
う~む。これはなかいい時間の過ごし方ではないかと、
大いに納得したFFCの面々だった。
このパターンはしばらく続くかもしれない。
それにしてもみんな元気だ。
ではまた。
23日、24日と実験学校だった。
本来なら17日18日の予定だったのだが、
台風の影響で日程が1週間遅れてしまった。
日程が変更になった事で参加できなくなった生徒も多く、
残念ながら、参加者は半分になってしまった。
それでも参加した子どもたちは、
元気いっぱいに実験に取り組んだ。
今回は『気象スペシャル』という事で、
①雷を発生させる
②台風を作る
③前線を作る
の実験をした。
それぞれまず解説を受けた後、実験に取り組んだ。
どの実験もインパクトのあるものだったので、
子どもたちの印象に強く残ったことだろう。
これで天気への関心が高まれば言う事はない。
私は気象とは関係のない実験で
「アニメーション作り」の実験を担当した。
もともとは関西環境教育学会の先生による
本格的な竹細工をする予定だったのだが、
日程の変更で担当の先生に来て頂けなくなったので、
その実験は延期して、高学年は青銅境作成、
低学年はこのアニメーション作りに実験に差し替えたのだ。
小学生には相当難しい工作で
先生方の助けを借りても2時間以上かかってしまった。
しかしながら出来上がりは上々で、
子どもたちの反応もすこぶる良かった。
思わぬ日程変更だったが、
参加した子どもたちにとっては、
収穫の多い時間になったと思う。
実験学校では港に着いた後、毎回解散式をやっている。
解散式ではお迎えに来ている保護者の方に、
島での実験の内容や子どもたちの様子をお伝えしている。
いつもならそれで無事に終わったとほっとして家路に着くのだが、
今回はなんと、その後にみんなで釣りに行くという、
どこまで釣りすきやねんという、笑える行動をとってしまった。
S之介先生が、合宿の前に
「せっかく神戸にいるのだから、
これはいかんともったいない。」と言いだしたのだ。
とまたまたS之介先生の所為にしているが、
みんなも二つ返事で「それもそうだ」という事になり、
そのような行動になった次第だ。
合宿で睡眠不足で、疲れてもいるだろうに、
みんな釣りとなるとすこぶる元気になる。
3時間ほどの釣りタイムだったが、
大変楽しく出来た。
仕事も頑張り、好きなことも目いっぱいやる。
う~む。これはなかいい時間の過ごし方ではないかと、
大いに納得したFFCの面々だった。
このパターンはしばらく続くかもしれない。
それにしてもみんな元気だ。
ではまた。
また台風が・・・
●むこう向きのおっとせい その410
8月の実験学校に続き、またまた台風がやって来た。
今回も中止にせざるを得なかった。
一度ならず二度までも。
何でこんなタイミングで来るのだろう。
なんとも恨めしい。
楽しみにしていた子どもたちの事を思うと、
残念で仕方がない。
いろんなイベントが中止になっていた。
あちこちで、台風以上のため息が吹き荒れたことだろう。
そんな中で私の知る限り、中止にならなかったものが二つあった。
一つは「五ツ木の模擬テスト」。
五ツ木は交通機関が動いている限り実施するのだそうな。
交通機関が動いていたとしても、道中の危険はどうなんだろう。
幸い台風が遅く、暴風警報が出ていたにもかかわらず、
雨風は大したことがなかったので、
今回はよかったけど。
もう一つは「岸和田だんじり祭り」。
これは台風の最中でもやるらしい。
それでなくても死者の出る祭りなのに、
もっと危険性が増すと思うのだが。
いずれも何かあったら、
「自己責任」という対応になるのだろう。
それでいいのか。
どうも「?」がつく。
子どもを預かっている我々は、
やはり安全第一で対応していきたい。
23・24日に振替の実験学校がある。
残念ながら、日程が変わったので来れなくなる子もいるが、
気を取り直して、
みんなで実験を楽しめればと思っている。
天気に恵まれますように!
ではまた。
8月の実験学校に続き、またまた台風がやって来た。
今回も中止にせざるを得なかった。
一度ならず二度までも。
何でこんなタイミングで来るのだろう。
なんとも恨めしい。
楽しみにしていた子どもたちの事を思うと、
残念で仕方がない。
いろんなイベントが中止になっていた。
あちこちで、台風以上のため息が吹き荒れたことだろう。
そんな中で私の知る限り、中止にならなかったものが二つあった。
一つは「五ツ木の模擬テスト」。
五ツ木は交通機関が動いている限り実施するのだそうな。
交通機関が動いていたとしても、道中の危険はどうなんだろう。
幸い台風が遅く、暴風警報が出ていたにもかかわらず、
雨風は大したことがなかったので、
今回はよかったけど。
もう一つは「岸和田だんじり祭り」。
これは台風の最中でもやるらしい。
それでなくても死者の出る祭りなのに、
もっと危険性が増すと思うのだが。
いずれも何かあったら、
「自己責任」という対応になるのだろう。
それでいいのか。
どうも「?」がつく。
子どもを預かっている我々は、
やはり安全第一で対応していきたい。
23・24日に振替の実験学校がある。
残念ながら、日程が変わったので来れなくなる子もいるが、
気を取り直して、
みんなで実験を楽しめればと思っている。
天気に恵まれますように!
ではまた。
突然の別れ
ワクワクの土曜日担当池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
大きな台風が間もなくやってきますね。
風も雨も随分強いとの予報です。
くれぐれも気をつけて下さいね。
明日9月17日に出発を予定していた、9月「星くずの村」実験学校は台風の為に延期となってしまいました。
来週、23・24日(土日)に開催をします。
延期のために来られなくなってしまった方、残念ですがまた次回待っています。
逆に延期になったので来られるようになった方、申込み受付していますよ。
つい先日、いつものように自転車で走っていたときのこと。
パァァァン!!!
耳を突き抜けるような破裂音が響き渡った。
一瞬誰かに撃たれたのかと思ったほど。
周りに居合わせた人々も一様に驚きの表情をしている。
何が起きたかはすぐに分かった。
僕の自転車の後輪がバーストしたのだ。
随分とタイヤが傷んでいたことは知っていたが、まさか今破裂するとは…
この2010年に購入したものなのでそんなに年月が経っているわけではない。
だが、以前僕が入院をしてその後しばらく自転車に乗らなかった時期があった。
ちゃんと保管をしなかったために、その間で自転車全体がかなり傷んでしまったようだ。
再度乗り始める前に自転車屋に持っていった際にも、とりあえずは乗れるが結構厳しいというようなことを言われていた。
そろそろ買い換えないとなぁ…と思っていた矢先の出来事。
走れなくなった自転車をおして帰路につくと、目の前を廃品回収のトラックが徐行している。
直感的に「コレだ!」と思った。
自転車とともにトラックに駆け寄り、引き取ってもらうようオッチャンにお願いをすると快諾だった。
親切なオッチャンで、部品を外すために道具を貸してくれ、家まで送ってあげようかとも言ってくれた。
さすがにそれは辞退し、徒歩にて帰宅することにしたが。
そんなわけで、自転車の故障から処分までの最速記録をうちたてたかもしれない。
さて、新しい自転車を探さねば。
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
大きな台風が間もなくやってきますね。
風も雨も随分強いとの予報です。
くれぐれも気をつけて下さいね。
明日9月17日に出発を予定していた、9月「星くずの村」実験学校は台風の為に延期となってしまいました。
来週、23・24日(土日)に開催をします。
延期のために来られなくなってしまった方、残念ですがまた次回待っています。
逆に延期になったので来られるようになった方、申込み受付していますよ。
つい先日、いつものように自転車で走っていたときのこと。
パァァァン!!!
耳を突き抜けるような破裂音が響き渡った。
一瞬誰かに撃たれたのかと思ったほど。
周りに居合わせた人々も一様に驚きの表情をしている。
何が起きたかはすぐに分かった。
僕の自転車の後輪がバーストしたのだ。
随分とタイヤが傷んでいたことは知っていたが、まさか今破裂するとは…
この2010年に購入したものなのでそんなに年月が経っているわけではない。
だが、以前僕が入院をしてその後しばらく自転車に乗らなかった時期があった。
ちゃんと保管をしなかったために、その間で自転車全体がかなり傷んでしまったようだ。
再度乗り始める前に自転車屋に持っていった際にも、とりあえずは乗れるが結構厳しいというようなことを言われていた。
そろそろ買い換えないとなぁ…と思っていた矢先の出来事。
走れなくなった自転車をおして帰路につくと、目の前を廃品回収のトラックが徐行している。
直感的に「コレだ!」と思った。
自転車とともにトラックに駆け寄り、引き取ってもらうようオッチャンにお願いをすると快諾だった。
親切なオッチャンで、部品を外すために道具を貸してくれ、家まで送ってあげようかとも言ってくれた。
さすがにそれは辞退し、徒歩にて帰宅することにしたが。
そんなわけで、自転車の故障から処分までの最速記録をうちたてたかもしれない。
さて、新しい自転車を探さねば。
果報者です。
森山's Honey Bucket 345
19:40
中3理科の授業で実験室に上がると、カーテンが閉まっている。
扉を開け、カーテンをひらくと部屋は真っ暗。
せーの
ハッピーバースディ ツゥユー ♬ ♪ ♪
もりもり、お誕生日おめでとう!
まったく予想していなかったので感激ひとしお。
おまけに、似顔絵を囲むようにみんなが書いてくれたメッセージまでプレゼントされた!
「今日は判定テストね~」と宣言するのが若干ためらわれた(笑)
このところ、子どもたちと一緒に居ても
“どこか寂しい感”を味わうことが多かった。
子どもたちに悪気がないことも、また特別意地悪をされているわけでないことも、分かってはいる。
でも、以前には気づくことのなかった
“子どもたちとの距離”を感じ、無性に寂しいなあ…と唇を噛みしめることがちょくちょくあったのだ。
より歳若い先生方や助手の先生方への嫉妬心…とも言えるだろうか…
もう、この仕事もそろそろ引き際か…
でも、未練は残るし…
おっと、生活出来ん‼︎
今日の子たちは…
ひょっとして
そんな僕の寂しげな後ろ姿を日々感じてくれていたということなのか?
だとしたら、ますます優しい子たちだ…
たしかに元気をいただきました。
ありがとうございました。
真也先生をはじめとする専任の先生方にも
僕の大好きな鳥貴族で、テーブルからこぼれ落ちんばかりの皿数の大祝宴を開いていただきました。ごちそうさまでした。
来年の誕生日まで生きてられるんかいな?
ふとそんな不安もよぎりるほど、自身が果報者であると感謝できた1日でした。

19:40
中3理科の授業で実験室に上がると、カーテンが閉まっている。
扉を開け、カーテンをひらくと部屋は真っ暗。
せーの
ハッピーバースディ ツゥユー ♬ ♪ ♪
もりもり、お誕生日おめでとう!
まったく予想していなかったので感激ひとしお。
おまけに、似顔絵を囲むようにみんなが書いてくれたメッセージまでプレゼントされた!
「今日は判定テストね~」と宣言するのが若干ためらわれた(笑)
このところ、子どもたちと一緒に居ても
“どこか寂しい感”を味わうことが多かった。
子どもたちに悪気がないことも、また特別意地悪をされているわけでないことも、分かってはいる。
でも、以前には気づくことのなかった
“子どもたちとの距離”を感じ、無性に寂しいなあ…と唇を噛みしめることがちょくちょくあったのだ。
より歳若い先生方や助手の先生方への嫉妬心…とも言えるだろうか…
もう、この仕事もそろそろ引き際か…
でも、未練は残るし…
おっと、生活出来ん‼︎
今日の子たちは…
ひょっとして
そんな僕の寂しげな後ろ姿を日々感じてくれていたということなのか?
だとしたら、ますます優しい子たちだ…
たしかに元気をいただきました。
ありがとうございました。
真也先生をはじめとする専任の先生方にも
僕の大好きな鳥貴族で、テーブルからこぼれ落ちんばかりの皿数の大祝宴を開いていただきました。ごちそうさまでした。
来年の誕生日まで生きてられるんかいな?
ふとそんな不安もよぎりるほど、自身が果報者であると感謝できた1日でした。

ちょっとしたきっかけで
●むこう向きのおっとせい その409
ここ最近釣行が続いている。
S之介先生が釣りにはまってしまい、
行く気満々で、それにつられて同行している。
なんて人の所為にしているけど、
実際は自分も行く気満々だから、
誘われたらホイホイとついていく。
2週間連続で夜中から朝まで太刀魚を釣っているのだが、
釣行の場所がとてつもなく人気の場所で、
釣り場を確保するのにも苦労する。
幸運な事に2回とも上手く場所は確保できたが、
隣との距離が近いので結構神経を使う。
先週は私の横の空間に、若い二人連れが入って来た。
こんな狭いところに二人も来て、やりにくいなと思っているところに
「ここいいですか?」の挨拶もない。
第一印象は最悪だった。
でもそのうちの一人がいきなり大きなアジを釣った。
思わず「いいなあ。」と言ったら、
「ありがとうございます。」とにこやかな反応が返ってきた。
最初の印象とは違ってとてもいい子たちで、
それからは和気あいあいと、周りの人も引き込んで、
大変楽しく釣りが出来た。
帰りには「今日はお陰で楽しく釣りが出来た。ありがとう。」と
握手までして別れた。
一昨日も同じ場所に行った。
やはり人だらけだったが、
帰る人がいたので、運よくその後に入る事が出来た。
隣はファミリーだった。
7歳と9歳の兄妹がお父さんお母さんの釣りに付き合っていた。
「眠くないの?」と話しかけたのがきっかけとなって、
二人はずっと私の横にいた。
特に妹の方は人懐こくて、
また話す内容が面白くて、私も気持ち良くおしゃべりできた。
何度か「もう寝ないとしんどくなるよ。」と言ったのだが
「こんな楽しいのに、寝るのはもったいない。目がくっついてこない。」
と私の釣りの手伝いをしてくれた。
夜中の2時半ころに二人とも限界が来て
椅子の上で寝てしまったが、
ほんとに可愛かった。
朝、子どもたちが帰る時に、御両親が
「ありがとうございました。」とお礼を言っていかれた。
ちょっとしたきっかけで、
人と人との関係性が変わる。
気持ちをオープンにしておけば
いい出会いがあるということか。
釣りの楽しみがまた増えた気がする。
ではまた。
ここ最近釣行が続いている。
S之介先生が釣りにはまってしまい、
行く気満々で、それにつられて同行している。
なんて人の所為にしているけど、
実際は自分も行く気満々だから、
誘われたらホイホイとついていく。
2週間連続で夜中から朝まで太刀魚を釣っているのだが、
釣行の場所がとてつもなく人気の場所で、
釣り場を確保するのにも苦労する。
幸運な事に2回とも上手く場所は確保できたが、
隣との距離が近いので結構神経を使う。
先週は私の横の空間に、若い二人連れが入って来た。
こんな狭いところに二人も来て、やりにくいなと思っているところに
「ここいいですか?」の挨拶もない。
第一印象は最悪だった。
でもそのうちの一人がいきなり大きなアジを釣った。
思わず「いいなあ。」と言ったら、
「ありがとうございます。」とにこやかな反応が返ってきた。
最初の印象とは違ってとてもいい子たちで、
それからは和気あいあいと、周りの人も引き込んで、
大変楽しく釣りが出来た。
帰りには「今日はお陰で楽しく釣りが出来た。ありがとう。」と
握手までして別れた。
一昨日も同じ場所に行った。
やはり人だらけだったが、
帰る人がいたので、運よくその後に入る事が出来た。
隣はファミリーだった。
7歳と9歳の兄妹がお父さんお母さんの釣りに付き合っていた。
「眠くないの?」と話しかけたのがきっかけとなって、
二人はずっと私の横にいた。
特に妹の方は人懐こくて、
また話す内容が面白くて、私も気持ち良くおしゃべりできた。
何度か「もう寝ないとしんどくなるよ。」と言ったのだが
「こんな楽しいのに、寝るのはもったいない。目がくっついてこない。」
と私の釣りの手伝いをしてくれた。
夜中の2時半ころに二人とも限界が来て
椅子の上で寝てしまったが、
ほんとに可愛かった。
朝、子どもたちが帰る時に、御両親が
「ありがとうございました。」とお礼を言っていかれた。
ちょっとしたきっかけで、
人と人との関係性が変わる。
気持ちをオープンにしておけば
いい出会いがあるということか。
釣りの楽しみがまた増えた気がする。
ではまた。
いつかまた
●むこう向きのおっとせい その408
30日、講習会が終わってから、FFCの面々と神戸に釣行した。
夜中の2時に着いて、そこから昼前まで
暑い日差しの中、太刀魚を狙ってロッドを振り続けた。
根がかり連発の上、全く釣れずで、ちょっとめげた。
昼前にいったん納竿して食事をすることになった。
私はみんなとは別行動で、
学生時代にとても仲がよかった、
今は行方の分からない友達を探しに行った。
その友とは大学1回生の時に出会ったのだが、
テニスのパートナーで、ものすごく気か合って、
一緒にいる時間が楽しすぎて、
四六時中一緒にいた。
もう恋人状態だった。
見た目は『小さな恋のメロディー』に出ていたジャックワイルド。
軽くかかったパーマがかっこよく、
優しく、お洒落だった。
私もまねしてパーマをあてたが、大阪のおばちゃんみたいになって
みんなの失笑をかった。
好きだった子に振られた時、
何も喋らず落ち込んでいる私に、一日中黙って付き合ってくれた。
随分たってから
「ちょっと落ち着いた。」と私が言ったら
「よかったなと。」笑顔で応えてくれた。
とてつもなくいい奴だった。
その後私に彼女が出来て、そっちの方に気が行ってしまって
彼と会う機会が激減したのだが、
今思えばなんて身勝手だったのだろうと思う。
お互いの結婚式には出たが、
その後私の無精のせいで、音沙汰がなくなってしまった。
ずっと気にはなっていた。
それがこの間、なりちゃんが教室の引き出しの中に
こんなのがありましたと、彼からの葉書を持って来てくれた。
懐かしい文字がそこにあった。
デザイナーをやっていて、
事務所の移転の知らせだった。
事務所は元町だった。
それで今度釣行するのが神戸だったので、
探してみる事にしたのだ。
もううん十年も前だから、
様変わりしているだろうなと思いながら、
葉書を手に探した。
しばらく、めぼしいところを探したが見つからない。
古くからありそうな酒屋さんがあったので、
だめもとで聞いてみようと思って尋ねたら、
葉書の住所を知っていて、教えてくれた。
高鳴る胸を抑えて、彼がいるかもしれないビルに向かった。
ビルは思ったより質素なところだった。
こんなところで仕事をしていたのか、
彼も苦労したのかなと思いながら、
部屋の前に立った。
やはりと言うべきか、
そこには違う名前のプレートがあった。
外に出てから電話をかけてみたが、
「おかけの番号は現在使われていません」と無機質な声が返ってきた。
強い日差しが悲しかった。
しばらくぼうと車を走らせていたら、
S之介先生から
「みんなまだ帰らないと言っています!」
と明るい声で電話がかかった。
その声にちょっと元気が回復した。
今回は会えなかったけれど
いつかまた会えると信じたい。
なぁ、内井。
もしこれを見ることがあったら連絡くれませんか。
会いたいです。
30日、講習会が終わってから、FFCの面々と神戸に釣行した。
夜中の2時に着いて、そこから昼前まで
暑い日差しの中、太刀魚を狙ってロッドを振り続けた。
根がかり連発の上、全く釣れずで、ちょっとめげた。
昼前にいったん納竿して食事をすることになった。
私はみんなとは別行動で、
学生時代にとても仲がよかった、
今は行方の分からない友達を探しに行った。
その友とは大学1回生の時に出会ったのだが、
テニスのパートナーで、ものすごく気か合って、
一緒にいる時間が楽しすぎて、
四六時中一緒にいた。
もう恋人状態だった。
見た目は『小さな恋のメロディー』に出ていたジャックワイルド。
軽くかかったパーマがかっこよく、
優しく、お洒落だった。
私もまねしてパーマをあてたが、大阪のおばちゃんみたいになって
みんなの失笑をかった。
好きだった子に振られた時、
何も喋らず落ち込んでいる私に、一日中黙って付き合ってくれた。
随分たってから
「ちょっと落ち着いた。」と私が言ったら
「よかったなと。」笑顔で応えてくれた。
とてつもなくいい奴だった。
その後私に彼女が出来て、そっちの方に気が行ってしまって
彼と会う機会が激減したのだが、
今思えばなんて身勝手だったのだろうと思う。
お互いの結婚式には出たが、
その後私の無精のせいで、音沙汰がなくなってしまった。
ずっと気にはなっていた。
それがこの間、なりちゃんが教室の引き出しの中に
こんなのがありましたと、彼からの葉書を持って来てくれた。
懐かしい文字がそこにあった。
デザイナーをやっていて、
事務所の移転の知らせだった。
事務所は元町だった。
それで今度釣行するのが神戸だったので、
探してみる事にしたのだ。
もううん十年も前だから、
様変わりしているだろうなと思いながら、
葉書を手に探した。
しばらく、めぼしいところを探したが見つからない。
古くからありそうな酒屋さんがあったので、
だめもとで聞いてみようと思って尋ねたら、
葉書の住所を知っていて、教えてくれた。
高鳴る胸を抑えて、彼がいるかもしれないビルに向かった。
ビルは思ったより質素なところだった。
こんなところで仕事をしていたのか、
彼も苦労したのかなと思いながら、
部屋の前に立った。
やはりと言うべきか、
そこには違う名前のプレートがあった。
外に出てから電話をかけてみたが、
「おかけの番号は現在使われていません」と無機質な声が返ってきた。
強い日差しが悲しかった。
しばらくぼうと車を走らせていたら、
S之介先生から
「みんなまだ帰らないと言っています!」
と明るい声で電話がかかった。
その声にちょっと元気が回復した。
今回は会えなかったけれど
いつかまた会えると信じたい。
なぁ、内井。
もしこれを見ることがあったら連絡くれませんか。
会いたいです。
アホになる
ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
長いと思っていた夏休みも終わり、2学期がスタート。
朝夕吹く風には秋を感じるようにもなってきましたね。
前回書いた「アホになって挑戦をしてみる」というお話、言うのは簡単ですが実行する人はそう多くありません。
どうしても小利口になってしまい、なんだかんだと「やらない理由」を考えてしまうものです。
この夏休み、一人の生徒が、教室の開いている日は毎日、早い時刻からやってきて勉強をしていました。
その子は受験生となったものの決して勉強が得意ではありません。
なので、「毎日早い時刻から教室に勉強しにおいで。」と先生から声をかけられたのがきっかけでした。
初めは「どれくらい続くだろうか…」と思って見ていました。
自分が好きなこと得意なことならまだしも、苦手なこと、できればやりたくないことをしに来るわけです。
嫌ですよね。
「今日はちょっと気分が乗らなくて…」
「今日はちょっと用事があって…」
そんな理由を考えて逃げたくなってもおかしくありません。
でも、その子は来ました。
毎日、毎日。
来なかったのは最後の一日だけ。
学校に提出しなければならない宿題の残りを徹夜で仕上げたために、帰ってから寝てしまったそうです。
「したほうが良いよ。」と言われたことを素直にやり続ける。
簡単だけど難しいこと。
本当によくやったなぁと思います。
今日は授業のない日でしたが、今日も教室に勉強をしに来ていました。
今日は仲間も増えてたね。
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
長いと思っていた夏休みも終わり、2学期がスタート。
朝夕吹く風には秋を感じるようにもなってきましたね。
前回書いた「アホになって挑戦をしてみる」というお話、言うのは簡単ですが実行する人はそう多くありません。
どうしても小利口になってしまい、なんだかんだと「やらない理由」を考えてしまうものです。
この夏休み、一人の生徒が、教室の開いている日は毎日、早い時刻からやってきて勉強をしていました。
その子は受験生となったものの決して勉強が得意ではありません。
なので、「毎日早い時刻から教室に勉強しにおいで。」と先生から声をかけられたのがきっかけでした。
初めは「どれくらい続くだろうか…」と思って見ていました。
自分が好きなこと得意なことならまだしも、苦手なこと、できればやりたくないことをしに来るわけです。
嫌ですよね。
「今日はちょっと気分が乗らなくて…」
「今日はちょっと用事があって…」
そんな理由を考えて逃げたくなってもおかしくありません。
でも、その子は来ました。
毎日、毎日。
来なかったのは最後の一日だけ。
学校に提出しなければならない宿題の残りを徹夜で仕上げたために、帰ってから寝てしまったそうです。
「したほうが良いよ。」と言われたことを素直にやり続ける。
簡単だけど難しいこと。
本当によくやったなぁと思います。
今日は授業のない日でしたが、今日も教室に勉強をしに来ていました。
今日は仲間も増えてたね。
