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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

育英西、台風、英語村

●むこう向きのおっとせい その455

更新が1日遅れになった。


25日の深夜便で小豆島に渡って、
今朝の1時半過ぎに戻ってきた。


26日から28日は育英西中学の理科実験合宿
だった。


今年は総勢60名。


ふたクラスに分かれて、

「カエルの解剖」「花火作り」「テルミット爆弾」「LEDの研究」「海辺の生物観察」「薬品の怖さ」

の実験に取り組んだ。

「海辺の生物観察」は暑い最中に行くことになるので、実施するか直前まで育英西の主任と協議した。

暑さ指数も考慮にいれ、観察開始時間を遅らせ、観察時間も短くする事で、実施することに決めた。

夕方近くになっていたので、
影も多くあり、風もあって、快調に観察できた。

せっかく島にいるのだから、普段出来ないことをやりたいという、先生、生徒の思いが満たされてよかった。


昨日、担当の先生から頂いたメールには

先週3日間、ありがとうございました。フェリーの乗り場までのバスの中、「帰りたくない!」「ほかの実験したい!」「台風、もっと早く来て」と大変でしたが、とても、満足していました。

と書いてあったので、子どもたちにとって、
いい思い出になる合宿になったようで、一安心。



育英西が帰ると同時に、次の合宿が始まる予定だったのだが、残念ながら台風12号のために中止となった。

訳の分からないコースをたどってくるし、
ほんとに迷惑な台風だった。

私は台風の中、1人島に残り、
次の合宿に備えた。

どんなことになるだろうと身構えて、
食料も買い込んで、台風を待ち構えた。

台風は直撃のコースだったのだが、
幸いにも雨風とも大したことがなく、
大きな被害がなかったのでよかった。


そして昨日、1日遅れであずき王国の英語合宿が始まった。

開講式に参加したのだが、ネイティブの先生が18人もいて、普段の村とは全く違う雰囲気が新鮮だった。

今年は主催者の弟が参加出来ないので、
息子の美太郎君がボスとなって、合宿を運営する。

私は弟の代わりに、星くずの村での注意事項を生徒たちに話してから、島を後にした。

これから8月4日まてのロングな合宿になるが、
無事の終了を願っておこう。



この1週間に書きたいことが他にもいろいろあるのだが、長くなり過ぎるので、次回に回そう。


ではまた。

夏合宿が始まる

●むこう向きのおっとせい その454


「●むこう向きのおっとせい その195

夏休みに入った。


今年の夏はとにかく暑い。


この暑さの原因は、

太平洋高気圧より高層にあり、ふだんは大陸にあるチベット高気圧が

日本列島上空にまで張り出し、同様に張り出してきた太平洋高気圧と重なり、

重なった上空から熱い空気が吹き込み、気温が高くなっているそうだ。


太平洋高気圧だけなら、熱の逃げ場があるが、

背の高いチベット高気圧が上から重なると、熱の逃げ場がなく、

上からギュッと蓋をされた圧力鍋のような状態になっているらしい。


今まで、チベット高気圧なんてあまり聞かないと思っていたが

やはり気象の変化は異常なのだろう。」



これは5年前の7月のブログに書いたものだ。


5年前も今年同様激しい暑さの夏だった。


今年も太平洋高気圧とチベット高気圧が日本の上空に居座り、
猛烈な暑さを起こしているようだ。


26日からの育英西中学の理科実験合宿をはじめとして、
これから多くの合宿が続く。



子どもたちにはとびきり素敵な体験をさせたい。


しかし事故があっては何もならない。


今年は今まで以上に神経の使う合宿になりそうだ。


睡眠時間の確保、水分のこまめな補給など、
事故のないよう、細心の注意を払って合宿を乗り切っていきたい。



それにしても最近の気象の変化は、我々の想像以上に
大きいのかもしれない。


地球の咆哮を聞いているようだ。



ではまた。

サバイバルスペシャル

昨日、今日と実験学校だった。


今はその帰りのフェリーの中。


今回のテーマは


「サバイバルスペシャル」



最近 、いろんな思わぬ災害が起こる。


普段当たり前にあるものが、
当たり前でなくなる。


そんな時にどう対処するか?


少しでも知識があれば、
困難な状況を乗り越えられるかもしれない。


ということで、
非常時に役に立つ方法をいくつか
体験することにした。


濁った水を濾過する、
空き缶でお湯を沸かす、
竹を使ってご飯を炊く、
虫眼鏡で火起こしをする、
ホイッスルを作ってSOSを発信する。


いずれの実験も、 子どもたちは、
猛烈な暑さにも負けずに、
嬉々として取り組んた。


ちょっとした工夫で、
身近なものが便利グッズに変身する。


そんなことを感じてくれたら、
ものの見方も変わるだろう。


災難は思わぬ時にやってくる。


そんな時に、
逞しく乗り越えて欲しいものだ。


実験以外には
天体観測を実施した。


春、夏の星座が煌めき、
木星、土星、火星が輝く。


今回の星空も大変美しいものだった。


またフィシングは、
サビキで鯖がかなり釣れた。


ここ最近、芳しくない状況が
続いていたが、久しぶりの釣果に
子どもたちの歓声が響いた。


次回は8月。


初の3泊4日の合宿になる。


メインテーマは
「ドローンを飛ばす」

小豆島在住の元卒業生が指導してくれる。


我々としても初めての経験なので、
今からワクワクしている。


子どもたちにとって、
最高の夏の思い出になるように、
張り切って準備をしようと思っている。



ではまた。




この向こうには....

●むこう向きのおっとせい その452

先ほど懇談が終わった。


今日懇談のIさんは、
お子達3人を学園に通わせて頂いている、
学園の大いなる理解者のお一人だ。


お子さんの日頃の様子、成績の話の後、
まもなく始まる夏合宿のことに話が及んだ。



様々な行事を通して、
子どもたちの心に、
いつまでも励みになるようなものを残したい。
ずっとそう思ってやってきた。


Iさんは、それを応援してくださる
保護者の1人である。



子どもたちに何を与えるのか、
子どもたちにとって今大事なことは何なのか。


すぐに結果を求める風潮が増す中、
学園のあり方は時代錯誤なのか。



お話をしながら、頭の中を諸々の考えが巡った。


学園創設から63年。


時代が変わろうが、
変わらないものある。


そんな思いを強く持ってずっとやってきた。


今までの子どもたちの様子を見ていて、
それは間違ってないと思うのだが、
これも多くの人の支持を受けなければ
ただの自己満足に終わってしまう。


いろんなことが過渡期を迎えている。


乗り越えた先に何が待っているのか。


同じ光景か、全く違ったものか。


それとも.....。


梅雨は今日明けたそうだが、
まだ晴れ間が見えない。




ではまた。

膝が笑う

●むこう向きのおっとせい その451

この間ちょっとした山道を歩いた。


帰りは階段の坂が結構続いた。


多少の坂はへっちゃらさと思って
降り始めたが、途中から膝が笑い始めた。


膝が笑うなんて、今までには余り経験がないなぁとちょっと焦った。


しかし、ちょっと前に釣りに行った時に、
斜めのテトラに乗っていたら、
やはり膝の様子がおかしくなった事を思い出した。


うーむ、これはやはり…。


原因を調べてみた。


太腿の裏側の筋肉「ハムストリング」と
お尻の筋肉(大臀筋)が衰えると、
膝が笑う状態になりやすくなるらしい。



「寄るなんとか」には勝てないのか。



いやいや。


まだまだ現役バリバリで頑張らないといけないのだ。


この間の懇談の時、卒業生で自分の息子を通わせてくれている、Rちゃんが、
「先生、私の子どもはまた下に2人いるよ。一番下の子は今年長やから、その子が来るまで頑張って先生しといてな。」
なんて、とてつとなく嬉しいことを言ってくれたのだ。


ほんとに嬉しい言葉だった。


だから、まだまだ現役で頑張らないといけないのだ。


これから合宿も待ってるし、
毎日スクワットをして、
ハムストリングを鍛えて、
膝が笑わんようにしよう。


ではまた。














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