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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

FF C合宿

●むこう向きのおっとせい その494

昨日からFF C(藤原学園フィッシングクラブ)の合宿で小豆島に来ている。


随分前からの計画で、
日々の忙しさもこの合宿を励みに頑張って来た。


行く前から、
どの魚を釣ろうか、
どんな仕掛けを試そうか、
釣る場所はどこにしようか、などなど
考えてはワクワクして
ストレスを解消してきた。

今回はネットからの情報を得て、
自分で仕掛けも作ってみた。


それを昨日試してみた。

思った以上にいい出来ばえだったが、
まだ釣れてない 笑


総勢18名。


大変賑やかな会になった。


初心者も8名いて、チョン投げ、
サビキ釣りを体験。

一応みんな魚を釣ることはできた。

この合宿を通して、
1人でも多くの人が釣り好きになってくれたら
言うことはない。



今は雨が降っていて、釣りには厳しい天候だ。


これから雨でも釣りをする釣りバカと
温泉につかる組に別れて、時間を過ごす。


当選私は前者。


さて、魚は釣れるのだろうか。


これから出発だ。



ではまた。






色褪せない

●むこう向きのおっとせい その493

昨日奈良に「曜変天目茶碗」を見に行った。


朝日デジタルには

直径12センチほどの漆黒の肌に、
無数のオーロラをまとって輝くように見えることから
「小碗の中の大宇宙」と言われ、優麗な華やかさを誇る
曜変天目茶碗。

と書いてある。

中国から日本に伝わり、現存するのは世界に3点しかなく
その3点すべてが日本にあるらしい。


実際に見てみたが、
LEDでライトアップされた茶碗は
青い輝きを放ち、角度によってはその色を変え、
プラネタリウムで見る星を彷彿させた。

青い光は夏に観察する海ほたるの光にも似ていた。


これはほんとに美しかった。


偶然に出来たのか、意図的に創り出されたものなのかは、
議論が分かれているというのも奥深さを感じさせる。


奈良国立博物館で6月8日までやっているので、
一度ご覧になれたらいかがだろうか。
一見の価値はあると思う。



奈良から帰ってから、実験学校の卒業生と飲みに行った。


10年ぶりに、ゆっくりと話せた。


9年皆勤という、実験学校の申し子のような卒業生は、
実験学校で作った作品や、記念品をちゃんと保管していてくれた。


昔はその都度アルバムを作成して
配っていたのだが、それも残してくれていて、
小学2年生の時の可愛い写真を後で送ってくれた。


実験学校で体験したことが、
どのような価値があるのかは人それぞれだろうけど、
共に驚き、感動した時間は色褪せることはない。


そんな確信を持てたひと時だった。



また、いっぱい話が出来たらと思う。


その時を楽しみにしておこう。



ではまた。

予感

●むこう向きのおっとせい その492


新学期が始まって1週間が過ぎた。



大きな変化を迎える年になったが、
今のところ混乱もなく、
穏やかにスタート出来たように思える。



ただ中間テスト明けに
変化が起きる可能性はあるかもしれない。



しかしどのような変化であれ、
それを受け入れて、対応していくしかない。



「大量絶滅がもたらす進化」という本がある。


著者はサイエンスライターの金子隆一。


いわゆる6500年前の巨大隕石衝突が
必ずしも恐竜絶滅の原因でないことや
絶滅の危機がないと生物が進化を止めるなど、
通説を覆すことが書いてある。


絶滅の危機が生物を進化させたというのは
以前にNHKスペシャルでも取り上げていたように記憶している。


今までにない状況を乗り越えたときに生物は進化する。



学園もそうなっていく予感がする。



その予感があたればいいが 笑




ではまた。


(とらえどころのない表現ですみません。
次回以降は改めます。)

今日から新学期

●むこう向きのおっとせい その491


卒業式、春合宿、明星中学の理科実験合宿、春期講習会と
行きつく間もなく行事が続いた。


そして昨日は新年度に向けてのスタッフ会議があった。


新たに助手として、学園のお手伝いをしていただくメンバーを迎え、
授業の進め方の確認をした。


一番若い人は大学に入学したばかり。


当然のことながら私との歳の差はぐんぐん離れていく。


でもこうして新しいスタッフを毎年迎えられることは、
嬉しい限りだ。


助手の先生方は、後輩である生徒達に、
勉強だけでなく、自分たちが体験してきた、
学園の良さを伝えようという
意欲に満ちている。


こんな若い人たちに囲まれていることは幸せなことだと
つくづく思う。


若いエネルギーに取り残されないよう、
自分の役目を精一杯果たしていこう。


会議の後は若江校の廊下を使って、
花見と懇親会を催した。


満開の桜を見ながら、
気の置けない人たちと話す時間は、
最高に素敵な時間だった。



今日から新学期が始まる。


学園を、そして自分を信頼してくれている人のためにも、
気持ちも新たに、
日々気を抜かずに頑張っていこうと思う。



ではまた。

今までとは変わる

●むこう向きのおっとせい その490

27日から初の合宿となる明星中学の合宿の準備のために
26日の午前1時発のフェリーで小豆島にわたった。


明星中学の合宿では、新中2の生徒が
7つの実験を体験した。


どの実験も子どもたちは熱心に取り組んだ。


初の男子校なので、どんな感じになるのか不安もあったが、
そんな不安も、子どもたちの反応を見ていると吹き飛んだ。


とてもいい反応だった。



明星中学の合宿のあと、一人で島に残った。


今までも一人で島で過ごしたことはたびたびあるが、
今回が今までで、一番寂しかった。


今ままで当たり前にあったものがなくなるというのは
やはりこたえる。


どんなことも、いつまでもそのままで存在することはあり得ない。


全ては移り変わっていく。


できるだけ早くそのことを受け入れて、
前に進んでいくしかない。


一人で残ったことは、
気持ちを切り替えるには、よかったかもしれない。



そして続いて今年度1回目の実験学校を実施。


今回は「薬品の怖さと面白さ」をメインに、
顕微鏡、ガスバーナー、アルコールランプ、上皿天秤の使い方を学習。


上皿天秤の使い方をマスターした後には、飲むラムネ
ガスバーナーの使い方をマスターした後にはべっこう飴
を作って子どもたちは大興奮だった。


天気は悪かったけど、
奇跡的に天体観測は実施でき、
春の星座と冬の星座を観ることが出来た。


今回初参加の子どもも多くいたが
喜んで帰ってくれた思う。



明日から講習会があり、
8日からは学期が始まる。


出会った子どもたちの成長の一助になれるよう、
自分のできるだけのことをやっていこう。




今日新たな元号が発表された。

「令和」

「平成」に変わったときはかなり違和感があったが
今回はそれほどの抵抗はなかった。


出典は万葉集とのこと。


もう亡くなってはいるけれど、
私の叔父が万葉集の研究をしていて
本まで出している。


教室にその本を置いているので
明日読んでみようと思っている。



さて「令和」はどんな時代になるのだろう。


時代が変わる。




ではまた。

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