藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
ただの10円玉が育てるもの
●むこう向きのおっとせい その498
土曜日のジュニアサイエンスで小1・2は
10円玉を綺麗にする実験をした。
元はピカピカだった10円玉も使っているうちに、
汚れと酸化でその輝きが消えてしまう。
それを元のように光り輝く10円玉に戻すのだ。
子どもたちの中には、知識として知っている者もいたが、
実際にやったことのある者はいない。
本当に綺麗になるのか半信半疑だ。
汚れの原因と、それを取り除く方法の説明をした後、
実験開始。
まずは塩酸につけ、その後水洗い。そして重曹でこする。
それだけで、もうかなり綺麗になる。
最後は金属磨き粉ピカールでごしごし磨く。
すると驚きの輝きがよみがえる。
子どもたちは自分の顔が映るのを見て歓声を上げていた。
ただの10円玉が特別なものになる。
出来上がった10円玉を大事そうに持ち帰る姿を見て、
その無邪気さというのか、
素直に感動できる子どもたちが素敵だなと思った。
自分の手を使ってすることは、
子どもたちの心を揺さぶるのかもしれない。
様々な現象に好奇心を持ち、
驚き、感動する。
そんな感情豊かな子どもたちになって欲しいと思っているが、
理科実験にはそれを育む要素がいっぱいある。
やっぱり理科実験はいい。
次回も子どもたちの輝く目に出会えるよう、
実験準備を頑張ろう。
ではまた。
土曜日のジュニアサイエンスで小1・2は
10円玉を綺麗にする実験をした。
元はピカピカだった10円玉も使っているうちに、
汚れと酸化でその輝きが消えてしまう。
それを元のように光り輝く10円玉に戻すのだ。
子どもたちの中には、知識として知っている者もいたが、
実際にやったことのある者はいない。
本当に綺麗になるのか半信半疑だ。
汚れの原因と、それを取り除く方法の説明をした後、
実験開始。
まずは塩酸につけ、その後水洗い。そして重曹でこする。
それだけで、もうかなり綺麗になる。
最後は金属磨き粉ピカールでごしごし磨く。
すると驚きの輝きがよみがえる。
子どもたちは自分の顔が映るのを見て歓声を上げていた。
ただの10円玉が特別なものになる。
出来上がった10円玉を大事そうに持ち帰る姿を見て、
その無邪気さというのか、
素直に感動できる子どもたちが素敵だなと思った。
自分の手を使ってすることは、
子どもたちの心を揺さぶるのかもしれない。
様々な現象に好奇心を持ち、
驚き、感動する。
そんな感情豊かな子どもたちになって欲しいと思っているが、
理科実験にはそれを育む要素がいっぱいある。
やっぱり理科実験はいい。
次回も子どもたちの輝く目に出会えるよう、
実験準備を頑張ろう。
ではまた。
子どもと自然学会に参加した
●むこう向きのおっとせい その497
18日・19日にかけて、
「子どもと実験・観察-
子どもにとって実験・観察は価値があるのか-」
というテーマで小豆島「星くずの村」で
「子どもと自然学会」の全国研究大会 香川大会が開催された。
私はパネラーとして参加した。
今回のテーマを聞いた時に、これは体験してきた人たちに聞いてみる必要があると思った。
そこで実験学校と学園の卒業生に
「今まで学園や実験学校で体験した、理科実験や自然体験が自身にとって
どのような価値というか影響を与えているか」という内容で書いてもらうように依頼して
12名の卒業生から回答を得た。
それをまとめて資料として提出した。
その中の私のまとめの文の抜粋を書いてみる。
「回答してもらったものを読んで
理科的なものの捉え方や考え方が育っていると感じたし、
実験実習を通して工夫することの面白さを覚え、
共同作業に仲間の大切さを知るという事ことも
自然に培われていることも感じた。
きれいだな、不思議だなと思うことにどっぷりと浸かる。
大人から見て結論の分かっていることでも
未知に対する好奇心旺盛な子どもたちはたとえ小さな実験でも目を輝かせ、
嬉々として打ち込む。
そこには発見の喜びと、自らが確かめたという満足感がある。
実験・観察に取り組んでいる時、子どもたちの心は躍動している。
だからこそ過ごした時間は刺激的で鮮明に残り、
それが将来の自分の職業に就くきっかけにもなり、
そんな時間を共有したことが、生涯の友を得ることにも繋がり、
自分の価値観を形成する上で影響を与えるのだろう。
単なる知識の獲得ではない、子どもたちの心揺さぶるもの、
それが実験・観察なのだと、
彼らの文を読んでその思いを改めて強くした。」
会に参加した人たちに、
こんな世界があるということは伝わったのではないだろうか。
学会に参加するのはあまり気乗りしていなかったが、
いい経験になった。
なんでもやってみることですね。
ではまた。
18日・19日にかけて、
「子どもと実験・観察-
子どもにとって実験・観察は価値があるのか-」
というテーマで小豆島「星くずの村」で
「子どもと自然学会」の全国研究大会 香川大会が開催された。
私はパネラーとして参加した。
今回のテーマを聞いた時に、これは体験してきた人たちに聞いてみる必要があると思った。
そこで実験学校と学園の卒業生に
「今まで学園や実験学校で体験した、理科実験や自然体験が自身にとって
どのような価値というか影響を与えているか」という内容で書いてもらうように依頼して
12名の卒業生から回答を得た。
それをまとめて資料として提出した。
その中の私のまとめの文の抜粋を書いてみる。
「回答してもらったものを読んで
理科的なものの捉え方や考え方が育っていると感じたし、
実験実習を通して工夫することの面白さを覚え、
共同作業に仲間の大切さを知るという事ことも
自然に培われていることも感じた。
きれいだな、不思議だなと思うことにどっぷりと浸かる。
大人から見て結論の分かっていることでも
未知に対する好奇心旺盛な子どもたちはたとえ小さな実験でも目を輝かせ、
嬉々として打ち込む。
そこには発見の喜びと、自らが確かめたという満足感がある。
実験・観察に取り組んでいる時、子どもたちの心は躍動している。
だからこそ過ごした時間は刺激的で鮮明に残り、
それが将来の自分の職業に就くきっかけにもなり、
そんな時間を共有したことが、生涯の友を得ることにも繋がり、
自分の価値観を形成する上で影響を与えるのだろう。
単なる知識の獲得ではない、子どもたちの心揺さぶるもの、
それが実験・観察なのだと、
彼らの文を読んでその思いを改めて強くした。」
会に参加した人たちに、
こんな世界があるということは伝わったのではないだろうか。
学会に参加するのはあまり気乗りしていなかったが、
いい経験になった。
なんでもやってみることですね。
ではまた。
実験・観察は子どもにとって価値があるのか
●むこう向きのおっとせい その496
5月18日から19日にかけて
子どもと自然学会
第30回全国研究大会 香川小豆島大会というのがある。
テーマは
「子どもと実験・観察 -子どもにとって
実験・観察体験は価値があるのか-」
何ともダイレクトな、私にとっては、なんじゃこれというテーマである。
私はパネラーとして意見を述べることになっている。
今まで本科や実験学校での実験や自然体験が
子どもたちにとって、どのようなものだったのか、
また今の彼らにとって、どんな価値があって、どんな影響を与えているのかは
改めて確かめたことはない。
価値なんて相対的なもので、
何をもって価値があるとするのか
よく分からないけど、
いい機会でもあるなと思って、
「実験や自然体験が今の自分にとって、
どのような価値というか影響を与えているか」
というテーマで、何人かに原稿を依頼した。
文を書くというのは大変労力のいるものだが、
みんな快く引き受けてくれた。
送ってもらったものを読んでみると、
様々な現象に好奇心を持ち、
その現象の中の規則性に仮説を立て、
最後にその仮説を実験で裏付けする、
という理科的なものの捉え方を
知らずのうちに身に着けていて、
それが今の自分に生きているということ、
また小中学生の時に体験したことが
自分の価値観を形成するうえで大きく影響している
と異口同音に書いてくれていた。
彼らの言葉は、
学園の在り方に対するエールをもらったように思えて嬉しかった。
この会議がどのようなものになるのかよく分からないが、
彼らの書いてくれた貴重な文は
私の資料として発表しようと思っている。
会議の様子はまた報告します。
ではまた。
5月18日から19日にかけて
子どもと自然学会
第30回全国研究大会 香川小豆島大会というのがある。
テーマは
「子どもと実験・観察 -子どもにとって
実験・観察体験は価値があるのか-」
何ともダイレクトな、私にとっては、なんじゃこれというテーマである。
私はパネラーとして意見を述べることになっている。
今まで本科や実験学校での実験や自然体験が
子どもたちにとって、どのようなものだったのか、
また今の彼らにとって、どんな価値があって、どんな影響を与えているのかは
改めて確かめたことはない。
価値なんて相対的なもので、
何をもって価値があるとするのか
よく分からないけど、
いい機会でもあるなと思って、
「実験や自然体験が今の自分にとって、
どのような価値というか影響を与えているか」
というテーマで、何人かに原稿を依頼した。
文を書くというのは大変労力のいるものだが、
みんな快く引き受けてくれた。
送ってもらったものを読んでみると、
様々な現象に好奇心を持ち、
その現象の中の規則性に仮説を立て、
最後にその仮説を実験で裏付けする、
という理科的なものの捉え方を
知らずのうちに身に着けていて、
それが今の自分に生きているということ、
また小中学生の時に体験したことが
自分の価値観を形成するうえで大きく影響している
と異口同音に書いてくれていた。
彼らの言葉は、
学園の在り方に対するエールをもらったように思えて嬉しかった。
この会議がどのようなものになるのかよく分からないが、
彼らの書いてくれた貴重な文は
私の資料として発表しようと思っている。
会議の様子はまた報告します。
ではまた。
ゴールデンウィーク
●むこう向きのおっとせい その495
10日に渡るゴールデンウィークが今日で終わる。
学園の休みは9日間だったが
あっという間に過ぎた。
4月28日から30日までは小豆島にてFFC第1弾の合宿。
総勢18名で本気の合宿になった。
釣りをして、釣った魚を捌いて、みんなでワイワイとご飯を食べて、
村の掃除もしてと充実した時間を過ごした。
私は主にルアーで釣っていたのだが、
残念ながら釣果は乏しかった。
30日にFFCの第1弾を終了し、
その足で8名は舞鶴にてFFC第2弾。
S之介先生が船の免許を取ったので、
舞鶴で船を借りての釣りをした。
私は初めて連れて行ってもらったが、これは面白すぎた。
5月1日は雨も降り、風もありで釣りをするにはあまりい環境ではなかった。
そして私には魚がかからなかった。
島でも釣れなかったので、
3日間魚の姿を見ることができなかったことになる。
今回はダメなのかなと思っていたら、
釣りの神様は最後にいい思いをさせてくれた。
2日の日の船で、待望の魚が釣れた。
今回のメインターゲットである鯛が釣れたのだ。
鯛の引きはすごかった。
ロッドがぐんぐん引き込まれた。
そして釣った仕掛けが手作りのものだったので、
嬉しさは倍増だった。
その後ガシラと、ハマチが釣れた。
大満足の釣りになった。
こんな機会を与えてくれた、
S之介先生に感謝である。
平成を釣りで終え、
令和を釣りで迎えたことになる。
おそらく一生忘れない釣行だろう。
3日は家で過ごして、
4日は元スタッフのY君とCちゃんの結婚式に列席した。
またスピーチを頼まれたので、
実験を交えて祝辞を述べた。
よくお付き合いしている二人なので、
式に出て、スピーチが出来たことはとても嬉しかった。
学園関係の出席者も多く、
式が終わってから、みんなで2次会をしたのだが
これも楽しかった。
二人の末長い幸せを祈りたい。
そして昨日は恒例の蒐英バンドの同窓会。
今年で5年になる。
昼ご飯を食べた後、ライブハウスを借り切って、
夕方まで演奏会。
飲んで、話して、歌ってと至福の時間だった。
歌い終わってから、カラオケでもうひと歌い。
どこまでも音楽が好きな人間の集まりだなと思う。
最後にラーメンを食べて、楽しい会はお開きになった。
幹事の肉ナベ君に感謝。
また来年会える時が楽しみだ。
連休最後の今日は、
明日からの仕事に備えて家でおとなしく過ごした。
新たな体験、新たな出会いのあった、
素敵なゴールデンウィークだった。
明日からまた厳しい現実が待っている。
この休みで、たっぷりと蓄えたエネルギーで、
次々とやってくる課題を乗り越えていこう。
ではまた。
10日に渡るゴールデンウィークが今日で終わる。
学園の休みは9日間だったが
あっという間に過ぎた。
4月28日から30日までは小豆島にてFFC第1弾の合宿。
総勢18名で本気の合宿になった。
釣りをして、釣った魚を捌いて、みんなでワイワイとご飯を食べて、
村の掃除もしてと充実した時間を過ごした。
私は主にルアーで釣っていたのだが、
残念ながら釣果は乏しかった。
30日にFFCの第1弾を終了し、
その足で8名は舞鶴にてFFC第2弾。
S之介先生が船の免許を取ったので、
舞鶴で船を借りての釣りをした。
私は初めて連れて行ってもらったが、これは面白すぎた。
5月1日は雨も降り、風もありで釣りをするにはあまりい環境ではなかった。
そして私には魚がかからなかった。
島でも釣れなかったので、
3日間魚の姿を見ることができなかったことになる。
今回はダメなのかなと思っていたら、
釣りの神様は最後にいい思いをさせてくれた。
2日の日の船で、待望の魚が釣れた。
今回のメインターゲットである鯛が釣れたのだ。
鯛の引きはすごかった。
ロッドがぐんぐん引き込まれた。
そして釣った仕掛けが手作りのものだったので、
嬉しさは倍増だった。
その後ガシラと、ハマチが釣れた。
大満足の釣りになった。
こんな機会を与えてくれた、
S之介先生に感謝である。
平成を釣りで終え、
令和を釣りで迎えたことになる。
おそらく一生忘れない釣行だろう。
3日は家で過ごして、
4日は元スタッフのY君とCちゃんの結婚式に列席した。
またスピーチを頼まれたので、
実験を交えて祝辞を述べた。
よくお付き合いしている二人なので、
式に出て、スピーチが出来たことはとても嬉しかった。
学園関係の出席者も多く、
式が終わってから、みんなで2次会をしたのだが
これも楽しかった。
二人の末長い幸せを祈りたい。
そして昨日は恒例の蒐英バンドの同窓会。
今年で5年になる。
昼ご飯を食べた後、ライブハウスを借り切って、
夕方まで演奏会。
飲んで、話して、歌ってと至福の時間だった。
歌い終わってから、カラオケでもうひと歌い。
どこまでも音楽が好きな人間の集まりだなと思う。
最後にラーメンを食べて、楽しい会はお開きになった。
幹事の肉ナベ君に感謝。
また来年会える時が楽しみだ。
連休最後の今日は、
明日からの仕事に備えて家でおとなしく過ごした。
新たな体験、新たな出会いのあった、
素敵なゴールデンウィークだった。
明日からまた厳しい現実が待っている。
この休みで、たっぷりと蓄えたエネルギーで、
次々とやってくる課題を乗り越えていこう。
ではまた。