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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

夏が終わる

●むこう向きのおっとせい その511

一昨日この夏最後の本科合宿が無事に終わった。

勉強時間も十分に取り、行事も盛りだくさんありと、
今年もメリハリのついた合宿になった。

主な行事として

中学生は「12キロメートルオリエンテーリング」
島の人にどこから来たのですかと聞かれて、
「古江」からですと応えたら、そんな遠いところからと、
随分と驚いておられたとのこと。

ゴールはふるさと村のプール。

歩いた後はプールでクールダウン。

子どもたちはとても元気だった。


今年初めての行事として、
S之介先生の提案で「シュノーケリング」に挑戦した。

大半の子どもが初めてだった。

水を飲まないかと心配もしたが、
子どもたちは「魚が見えた!」と大興奮で、
心配は杞憂に終わった。
これからも続く行事になりそうだ。


天候が悪く「ボートツーリング」は中止になったが、
その代わりにやった、全学年あげての「卓球大会」ではみんな大いに燃えた。


最後の夜の「キャンプファイヤー」は今年も大盛りあがりだった。
子どもたちはそれぞれに出し物を準備して、
出番を待った。

みんなの前でやることは緊張もあるが、
そうして人前で自分を表現することは、
今の時代には必要な力だと思うので、
いい経験になったのではないだろうか。
 
途中で雨が降ってきたので「太陽の間」で続きをした。

トリは和泉姉妹のバレエ。

優雅な舞は最後を飾るにふさわしいものだった。

みんな拍手喝采だった。


実験としては
「ウニの発生実験」「ラムネ作り」「アイスクリーム作り」
「海ほたるの観察」をした。


残念ながら天気が悪く「ボートツーリング」と「天体観測」は出来なかったが、
子どもたちは大いに楽しんだと思う。


閉講式の時に、
「帰りたくない人?」と聞いたら、ほとんどの子どもが手を挙げてくれた。


それを見て、今年も合宿が出来てよかったと心から思った。


この合宿を通して子どもたちは様々な感動を覚えたことだろう。

感動することは人を変えていく。

この体験が、子どもたちを前向きに推し進めていく原動力になれば言うことはない。


何はともあれ、大きな怪我も病気もなく無事に終える事ができてほんとに良かった。



今年の夏ももう終わる。



ではまた。

夏スペシャル

●むこう向きのおっとせい その510

17日から昨日まで、実験学校の合宿だった。

いつもは1泊2日だが、夏休みは2泊3日になる。

今回はのテーマは「夏スペシャル」

何ともファジーなタイトルだが、
夏にふさわしい実験観察をやろうということで、

「海辺の生物観察」
「アリの巣の観察器を作ってのアリの観察」
「われないシャボン玉を作る」
「海ほたるの観察」
「天体観測 夏の星座観察・月のクレーター・土星・木星を望遠鏡で観察」
「カヤックを漕ぐ」
「プールで泳ぐ」
「キャンプファイヤー」
「フィッシング」
「アイスキャンデーとアイスシャーベットを作る」
と盛りだくさんのことに、
子どもたちは取り組んだ。


朝から晩までほぼ動きっぱなしだったと思うのだが、子どもたちもスタッフも元気いっぱいに活動した。


そんな姿を見ていると、素敵な時間が流れているなぁとつくづく思う。


解散の時に、来月また絶対に行きたいと口々に言ってくれた。


子どもたちにとって、
最高の思い出になったのではないだろうか。



ではまた。

初盆と誕生日

●むこう向きのおっとせい その509

昨日義弟の初盆だった。


そして母の95歳の誕生日でもあった。


読経が聞こえるとすぐに
母のすすり泣きが聞こえてきた。


義弟は物事をよく知っているし、
よく動くとその人柄を母は絶賛していた。


その早い死が残念でならなかったのだろう。


すすり泣きはなかなか止まなかった。


読経が終了した後、会食。


母にとっての子どもが2人、
孫が5人、ひ孫が4人。


孫やひ孫に囲まれて、母はとても嬉しそうだった。


食事が終わった後、
今年生まれたひ孫の手を握っている時の母の顔が、
とてつもなく優しい顔だった。


ほぼ1世紀ほどの年の差。


母に手を握られらたことを、
このひ孫は大きくなった時にはきっと覚えてはいないだろう。


その手のぬくもりが、
記憶の奥の片隅にでも残っていたらいいなと思う。



母はずいぶんと足が弱ったので、長い距離は歩けない。


帰りは車で家まで送られたのだが、
駐車場まで孫たちが、力を合わせて母を運んだ。


こんな優しい孫たちに囲まれた母は、
幸せな人だと改めて思った。



そんな孫たちに比して、
私はどこまでも愚息である。



ではまた。

合宿が続く

●むこう向きのおっとせい その508

大幅に更新が遅れてしまった。


先ほど育英西中学の生徒が帰って、
まもなく常翔啓光のサイエンスクラブの生徒達がやって来る。


育英西は中学2年生。


「薬品の怖さと面白さ」「海辺の生物」「カエルの解剖」「LEDの研究」「花火作り」の実験に取り組んだ。


今年はなりちゃん先生が、
カエルの解剖の授業を
学園初の女性先生として子ども達を指導した。


きっちりとした予備実験をし、
話す内容をまとめ、
授業のシュミレーションをして、
授業に備えた。


相当なプレッシャーがあったと思うが、
見事にこなしきった。
我が身内ながら大したものだ。


様々な実験を
今年の子ども達も、
元気いっぱい実験に取り組んだ。


帰りのバスの中から、
一生懸命に手を振ってくれた。


彼女達が、いつか中学時代を振り返った時に、
この合宿が素敵な思い出の一つとして、
残っていてくれたら言うことはない。


今常翔啓光の生徒が到着した。


これから開講式だ。



ではまた。

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