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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

理解するかな?

●むこう向きのおっとせい その534

土曜日、期末テストに向けたテスト対策を実施した。


中3は1時から5時まで、
中1.2は5時半から夕飯を挟んで10時まで。


中3の大半は10時まで居残って頑張っていた。


たくさんの質問を聞いたが、
その中で、中3理科の中和反応の計算問題の質問を聞いたのだが、これがなかなか難しい。


というか、説明が難しい。


数学の得意な生徒なら、比を使って何とかこなしていくのだが、数学の苦手な生徒にとっては、理解するのに一苦労する。


一応全ての問題を説明したが、
どうも生徒の顔を見ていると、
理解したかどうか怪しいし、
こちらも不完全燃焼の感がある。


もし別の問題が出たら、この子は解けるかというと不安しかない。


テスト対策が終わってから家に帰って、
なんかいい説明の方法がないかと考えてみた。


昔ヒゲ先生は天体の説明を理解しない生徒の為に、プラネタリウムを買った。


どう考えても豪快過ぎる。


まぁ、中和の問題を説明する道具なんてないだろから、説明の方法を考えるしかない。


あれやこれやと頭を巡らしている内に、
これはいける!という方法を考えついた。


これなら機械的に解けるし、
応用も効く。


我ながらいい方法だと自画自賛。


今日、その生徒が来るので、
もう一度教え直しをするつもりだ。


分かった!という声が聞けたら、
それはかなり嬉しいことだ。


まもなく授業が始まる。


さて、反応やいかに。



ではまた。





 

●むこう向きのおっとせい その524

ブログの更新が遅れてしまった。

今年はなかなか涼しくならないなと思っていたら、随分と冷えてきた。


季節は確実に本格的な冬に向かっている。


そろそろ紅葉も見頃かと思って、
奈良まで行ってみた。


奈良はいつ行ってもいい。


奈良駅を出ると、大阪とは全く雰囲気が変わる。


今回は正暦寺というところに行ってみた。


正暦寺は古来より『錦の里』と呼ばれた寺で、
3000本を超える楓があり、
川が流れるとても自然豊かなところだった。


紅葉はまだもうちょっとという感じだったが、
それでも見事な色づきだった。


特に、寺にある建物の福寿院の借景庭園は圧巻だった。


入った瞬間にその美しさに目を奪われた。


しばらくぼーっと座って、その景色を眺めた。


その部屋には孔雀明王像というのがあった。


これまた魅力的な像で、
孔雀の上に観音様が乗っておられる。


孔雀という鳥は毒蛇をも食すとされ、それが転じて罪業を消滅させる力のあるものとして神格化されたとのこと。


私の罪業も食してくれたらありがたいのだが。


2時間ほどの滞在だったが、
行ってよかったと思った。


帰ってから、また太刀魚が釣りたくなって、
神戸まで行った。


前回も渋かったが、またまた渋かった。


周りも誰も釣れていない。


もうちょっとして釣れなかったら諦めようと思ったら、ガツンとあたりがあって、
太刀魚が釣れた。


なかなかのいいサイズだった。


釣ってすぐに血抜きのために頭を切って、
水につけた。


しばらくして、何気なく見てみたら、
太刀魚はまだピクピクしていた。


その生命力には驚いた。


一つの命が自分のせいでなくなろうとしている。


いつもはそんなことを感じることなく釣りをしているのだが、ちょっと心が揺らいだ。


昼に寺に行ったせいかもしれない。


また釣りに戻ったが、
釣りの気分ではなくなったので、
納竿とした。


帰ってからもう一度その太刀魚と向き合った。


彼はどのような思いで死んでいったのだろうか。


あの時あのルアーに目を奪われなかったら、
こんなことにはならなかったのにと思ったのだろうか。


なんてことを考えながら、
太刀魚を捌いた。


あまり考え過ぎると釣りが出来なくなりそうなので、思考を停止させ、
太刀魚に感謝しつつ、
胃袋に収めた。


紅葉を見ると、どうも命というものに敏感になるようだ。



ではまた。

子どもは変化していく

●むこう向きのおっとせい その523

土曜日のジュニアサイエンスで
小1・2年は「ペーパークロマトグラフィー」の実験をした。


クロマトグラフィーとは、
今から100年以上前に発見された、
物質を分離させる仕組みのことで、
今でも化学、医学、薬学など幅広い分野で活用されている。


今回のペーパークロマトグラフィーの実験では、
水性ペンのインクを分離させてみた。


ろ紙に水性ペンで色を付け、
水をしみこましていくと、
色によって水に対する溶け方が違うので、
色が分離される。


一色に見えている色も、
この方法を使うと、
いろんな色が混じって出来ていることが分かる。


子どもたちは夢中になって、
色の分離を楽しんでいた。


実験をしていて、
目についたことがあった。

いつもはなかなか自分ではできないH君。


それが今回はてきぱきとこなしていく。


実験も彼が一番早くに出来た。


そして驚いたことに、
みんなの使った水性ペンを元のケースに、
自主的に戻してくれたのだ。


今までは自分のこともできないことがあったのに、
みんなの分まで片付けるとは、
思いもしなったことだった。


思わず
「H君、ありがとう!えらい進化したなぁ。」
と声をかけると、
照れくさそうに笑っていた。


その笑顔がとても可愛かった。


子どもはちょっとしたことがきっかけで進歩する。


さてこれから彼がどのように変化していくのか、
楽しみにしておくとしよう。


ではまた。

懐かしい人に会った

●むこう向きのおっとせい その522

昨日大学の同窓会があった。

毎年集まってはいるのだが、
今回は自分達の学年だけでなく、
4年上の先輩から、2年下の後輩までが、
50人ほど集まった。


ほんとにうん十年振りに会う人の
オンパレードで、懐かし過ぎた。

みんな昔の面影を残しつつ、
やはり歳を重ねている。

私のことなど先輩や後輩は覚えていないだろうなぁと、思っていたが、
その当時ロン毛だった私と、
同じくロン毛だった私の相方は、
テニスに似つかわしくない存在で、
目立ってたみたいで、思いの他覚えてくれていた。

行くのをどうしようかと思っていたのだが、
思いの他楽しかったので、
行ってよかったと思った。

一番嬉しかったのは、
我々のキャプテンだった、淡路島在住のk君に
これまたうん十年振りに会えたこと。

ずっと会いたいと思っていたのだが、
なかなか会うことが出来なかった。

超真面目なk君は、
チャランポランな私とはま反対で、
ずっと尊敬していた。

久しぶりに会話も出来て、
ほんとによかった。

この歳になると、
自分の来し方を見つめるようになる。

その時に若かりし頃に出会った友達は、
自分とはなんだったのだろうと考える時には、やはりかけがえのない存在となる。

5時間半に渡るロングな会だったが、
とても充実した時間だった。


来年もあるようなので、
また参加しようと思っている。


にしてもみんないいジジババだった。


ではまた。

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