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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

冬合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その539

昨日まで本科の冬合宿だった。


今年は今までになくとても暖かかった。



毎年行きの船中で、
中3は英語の連語を100個覚えるというのがある。


島に着いたらすぐにテストがある。


子どもたちは船中で暗記に没頭した。


合格点は80点。


テストの結果は3人が不合格だった。


翌日の再テストでは2人が合格。


残る一人はなかなか覚えらない。


「こんなの覚えられない」「絶対に無理」
と涙を流し弱音を吐く。


大阪でなら、時間に制限があるが、
ここ小豆島では時間はいくらでもある。


何度かあきらめかけたが、
懸命に励まし、時には厳しく接する若きH先生の
情熱に導かれ、徐々に気持ちが前に向き始める。


そして合格点を取ればいいから、
満点を取るという目標に変わる。


再テストの時、
用紙を受け取る彼女の手は震えていた。


テスト終了後、すぐに丸付けをした。


結果は満点。


「満点!」と大きな声で結果を伝えると、
彼女の眼からは大粒の涙があふれた。
そして周りからは大きな拍手がおこった。


指導していたH先生も涙を流した。


あきらめずに取り組むことの大切さ、
そして応援してくれる人が自分にはいる、
ということが分かったと、
彼女は合宿最後の作文に書いていた。


それぞれにいろんな思い出をつくった合宿で
今年の行事はすべて終了。


厳しい試練の1年だったが、
来年も子どもたちの笑顔をたくさん見られるように、
もっと真摯に生きていこうと思う。


今年1年大変お世話になりました。
来る新しき年が、
皆さんにとって素敵な1年になりますように。
よいお年を。



ではまた。

藤原式不安全マッチを擦った

●むこう向きのおっとせい その538

昨日中3の2学期最後の理科授業だった。


2週に渡って作った「藤原式不安全マッチ」を擦った。


マッチをする前に、マッチ作りに使う
赤リンと塩素酸カリウムを混合して、
木づちでたたいて爆発する実験をやって見せた。


中学生の授業ではしばらくやっていなかったので
初めて見る子どもが多かった。


その爆発力には驚きの声があがった。


私の後でやってみたい者と声を掛けたら、
思いのほか希望者があった。


みんな緊張しながらも、木づちを振り下ろしていた。


無事に爆発実験を終えた後、
マッチを擦った。


爪楊枝と割りばしで作ったマッチには、
班ごとの模様が施されている。


どのマッチもしっかりと燃えた。


マッチを擦った後、天体の授業をした。


日周運動の説明をする予定で授業に臨んだのだが、
時間もあまりなかったし、
2学期最後の授業ということもあり、
星の話から始まった授業は、
どんどん星から離れていき、
最後はなぜか若江校開校のきっかけの話になった。


話が終わったあと、
「授業が進まなかったなぁ」と
私が言うと
「面白い、ためになる話がいっぱい聞けたからいいやん。」と
子どもたちは口々に、にこやかに答えてくれた。


この笑顔を見るために今の自分はある。


そんな思いを強く持った時間だった。


その笑顔を見れなくなった時、
私の存在理由は消える。


今日で2学期の授業が終わり、
26日から冬合宿が始まる。


子どもたちにとって最高の合宿になるように、
しっかり準備をしよう。



ではまた。

1周忌だった

●むこう向きのおっとせい その537

昨日は義弟の1周忌だった。


あれから1年。


何事もなかったかのように、
時はいつものように過ぎていく。


1人の死は何をもたらすのだろう。


生きるのも日常、死んでいくのも日常
             (樹木希林)

死は特別なものではない。


こんな達観したことを言える気は、
今のところしない。



「人は2度死ぬ。


肉体が滅びた時と
忘れ去られた時と。


50周忌まで忘れないで欲しい。」


と義弟の友人であった
おじゅっさん(住職)の締めの言葉。


「死者を死せりと思うなかれ
生者のあらん限り
死者は生きん 死者は生きん」
           (ゴッホ)


自分の中にも時折思い起こす人がいる。


やはりその人たちは今も生きているのだと思う。


死んだ人にはどうでもいいことかもしれないけれど。



死んだらどうなるのだろう。


「天国はすごくいいところらしい。
だって、行った人が誰一人帰ってこないのだから。」


そうだったらいいけどね。


義弟O君のご冥福を祈ります。



ではまた。

サンタに聞いてみたい

●むこう向きのおっとせい その536


昨日は舞洲に釣行した。


とてもロケーションのいいところで、
雰囲気は抜群だった。


釣り人も予想外に少なく、快適に釣りが出来た。


ただ魚は1匹も釣れなかった。


帰りは車でラジオを聞きながら帰った。


まだ少し早い気はするけれど、
もうクリスマスモード全開だ。


自分が欲しいと思っていたプレゼントではなかったので、
とてもがっかりしたことがあると、
DJが自分のクリスマスの思い出を語っていた。


それを聞きながら、
まだ幼かったころの自分のクリスマスの日のことを思い出した。


クリスマスを祝うことが今ほど大きなイベントではなかったと思うのだが、
それでもサンタさんはやってきた。


初めてのプレゼントは靴の入れ物に入ったお菓子だった。


これはとても嬉しかった。


サンタさんが来たという驚きが大きく、
プレゼントは二の次だった。


次の年もサンタさんは同じプレゼントを持ってやって来た。


そしてサンタさんの正体に気づいた頃、
枕元に置かれるプレゼントに期待するようになった。


寝たふりをしてプレゼント待ちわびていたが、
薄目を開けてみたプレゼントは、
いつも靴に入ったお菓子だった。


あまり喜ばなくなった私に、
サンタもプレゼント持ってこなくなった。


あの頃まだ30代だったサンタは
何を思ってあのプレゼントを何年も置いていたのだろう。



今となってはもう確かめることができないことがいっぱいある。


人は自分に忙しすぎるのか、何ほども人のことは分からない。



あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。
それが人生なんだ。


というジョンレノンの言葉が頭をよぎった。



ではまた。

いよいよ追い込みだ

●むこう向きのおっとせい その535

12月になった。


今年もあとひと月。


ほんとにあっという間に月日は流れる。


受験生にとっては、私立高校をどこにするか
決めないといけない時期になって、
子どもたちの勉強する姿も随分と真剣さが出てきた。


学校から帰ったらすぐに塾に来て自習勉強をし、
その後授業を受けて、授業終了後も残って質問をする。


今年の生徒も実によく頑張っている。


そして先日、11月の五ツ木模試の結果が返ってきた。


よく頑張っていた生徒の成績がどうなっているか気になっていたが、
嬉しいことに多くの生徒が大幅に成績がアップしていた。


頑張っても成績が上がらないと不安になったり、
自信をなくしそうになっていた生徒にとっては、
大きな励ましになったことだろう。


これからテストがまだまだ続く。


テストの結果が出るたびに一喜一憂するだろうが、
どんな結果が出ようが、入試までベストを尽くすしかない。


これから入試まで子どもたちは不安いっぱいになるだろうけれど、
彼らの納得のいく受験になるように、
スタッフみんなで励ましていこうと思う。


いよいよ追い込みだ。



ではまた。

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