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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

備えあれば患いなし

●むこう向きのおっとせい その559

昨日はちょっとピンチだった。


車で出かけた後、
帰路につく時にガソリンが残り少なくなってしまったのだ、


給油した方がいかなと思ったのだが、
まぁ持つだろうと、
たかをくくったのがよくなかった。


思ったよりガソリンの減り方が早く、
給油しなければ止まりそうなので、
ガソリンスタンドを探そうと高速を降りた。


ところが降りたところが、
どんどん山の中に入って行くではないか。


こんなところでガス欠になったらどうしようもない。


かなり焦った。


どうしたものかとしばらく思いを巡らし、
JAFのカードがあることに気づいた。


これしかないと、電話をしてみた。


山の中で焦っていた私に、
電話に出たJAFの人の声は天使のようだった。


場所の説明も難しかったが、
カーナビを見ながら、なんとか伝えることが出来た。


元来た道を少し戻ったところで待機。


最初1時間半ほど待てと言われた時は、
のけぞってしまったが、
幸い近くにいた人がいて30分ほどで来てくれた。


JAFの車を見た時はほんとにほっとした。


長年JAFの会員になっているが、
会員になっていて良かったと初めて思った。


何事も余裕を持って準備しておかないといけない
ということですね。



ではまた。

どうもすっきりしない

●むこう向きのおっとせい その558

いつもなら、間もなくやってくる夏休みを前に、
ワクワクしているところなのだが、
今年はどうも勝手が違う。


気持ちがあまり盛り上がってこない。


コロナの感染者が再び増加し、
不安が増していることが影響しているのだろう。


今年は他団体の合宿はすべてキャンセルになったが、
学園の夏の合宿は、
今のところ実施するつもりではいる。


島に行っても『星くずの村』で大半の時間を過ごし、
外に出るのも、
釣りや海辺の生物の観察ぐらいで、
3密になることはまずないので、
そんなに問題はないと思うのだが、
他府県への移動はやはり気を遣う。


しかしながら、夏休みも短くなり、
子どもたちが貴重な体験のできるチャンスは、
少なくなってしまった。


それを思うとなおさら、
自然に触れ、
普段できない体験のできる時間を
子どもたちに与えたいという気持ちが
やはり強くなる。


出来れば合宿は実施したいものだ。


もう少し様子を見るとしよう。



ではまた。



(有名な芸能人が自ら命を絶った。

彼は抱えていたものから解放されたのだろうか。

「人の命なんて、心配してもしなくても、
終わる時には無常に終わるもの」

そんな気がする。)

笑顔が溢れていた

●むこう向きのおっとせい その557

土曜日若江校でジュニアサイエンスの授業をした。

1.2年は「上皿天秤を使おう」

上皿天秤を一人1台使って、
使い方を説明。

使い方が分かったところでゼラチンと砂糖を量って、
ゼリーづくりに挑戦。

ワーワー言ってた子どもたちが、
食べている時はとても静かだった。

そのギャップがとても可愛い。


3・4年は「光る星座版を作ろう」

夏の大三角、さそり座の説明の後、
工作開始。

配布された夏の星座を厚紙に貼りつけ、
カルコで穴をあけ、セロテープを貼ってから、
着色。それを豆球で照らす。

なかなか手間のかかる作業だったが、
子どもたちは集中して取り組んだ。

そして電気を消してスイッチオン。

いろいろな光を放つ星座版を見て、
子どもたちから「きれい!」と歓声があがる。

1人の女の子が、スイッチを入れた瞬間、
とてもうれしそうな顔をした。

その表情の変化で、
感動していることがダイレクトに伝わってきた。

本当に可愛かった。


5・6年生は「チリメンモンスターを探そう」

チリメンモンスターとは、
チリメンジャコの中に混ざっている小さな生き物のことで、
タチウオやタイ、タコ、イカ、カニの子どもなど、
大人が見ていても実に楽しい。

今回は超レアなタツノオトシゴが3匹も見つかった。

見つけた子どもは大興奮だった。

子どもたちはずっと探してられるといいながら、
嬉々として取り組んでいた。

見つけたチリモンは標本にした。


いずれの実験も子どもたちの笑顔が溢れていた。


この笑顔を見るために実験をやっているようなものだ。


今回も多くの笑顔に出会えてよかった。



ではまた。

2020年 第1回実験学校

●むこう向きのおっとせい その556

4日、5日に今年度最初の実験学校を実施した。


コロナの影響で4月に出来なかったので、
今回が2020年度の最初となる。


参加数はどうなるかと心配したが、
思いのほか多くの参加者があった。


フェリーはやはりというか、乗客は少なかった。


帰りに川野回漕店の社長さんと話したが、
今は車の数は一桁、乗客も数えるほどらしい。


私にとっても小豆島は3か月ぶり。


こんなに行かなかったことはない。


久しぶりの小豆島はやはり素敵なところだった。


いつ行っても心が躍る。


これは何なのだろう。とにかく島に降り立つと
異空間に入ったと、心も体も感じるようだ。


実験は、
4月に出来なかった「薬品の怖さ、実験道具の使い方」と
今回のテーマである「音と光」の実験の合体バージョン。


1時間目は薬品の怖さと面白さ


アルコール、硫酸、塩素酸カリウムと赤リンを紹介した。


子どもたちの反応はとてもよかった。



2時間目と3時間目は顕微鏡とガスバーナーの使い方。


天体観測は残念ながら曇っていて出来なかった。



2日目、起床後フィッシング。


今回の釣果はまずまずだった。


アジやガシラ、スズメダイが釣れた。


大物をゲットした子どもたちはきっと、
釣りにはまるだろうな。



5時間目の実験は音の実験。

自分の声でモールを動かしたり、
模様を作ったりする実験だったので、
実験室中に子どもたちの大声が響き渡った。


最後の6時間目、はブラックライトを作って、
スライムを光らせようという実験。


ブラックライトを作る実験は難しかったが、
子どもたちはやる気満々。


先生たちの助けを借り、
何とか全員完成できた。


スライムに蛍光塗料を入れ、
出来たブラックライトで照らすと、
スライムは光りを放ち、
子どもたちは歓声をあげていた。


実験学校は無事に終了。


1月に実施して以来、半年ぶりだったが、
子どもたちと過ごす時間はとても心地よかった。


次回は8月。


2泊3日の合宿になるけれど、
何事もなく実施できることを願っておこう。


島、実験はやはりいい。



ではまた。

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