FC2ブログ

藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

2020年 大晦日

●むこう向きのおっとせい その581

昨日で前半の講習会が終了した。

今年は冬合宿が実施できなかったので、
大阪での講習会になった。

受験を控えた中3生は、
毎日12時から22時までの長時間の講習。

島に行きたかったという、
彼らの声を何度も聞いた。

本当にそうやなぁと、
その都度こちらも同調する。

言っても仕方ないが、
無念さは消えない。

子どもたちはそんな気持ちを抑えながら、
本当によく頑張った。

何か印象に残ることをやってやりたいと思って、
「マッチ作り」「餃子の皮でのピザ作り」をやらせた。

この時ばかりは子どもたちも生き生きしていた。

笑顔にあふれた姿を見ていると、
やっぱりこうしている時間は、
何にも代えがたいと改めて思う。

春にはみんながこんな笑顔に包まれることを願いたいものだ。


今年は自分にとって、今までで最も試練の時だった。

試練を乗り越えたのかは分からないが、
今の自分にとって何が最も大切なのか、
そしてこれからどうあるべきなのか、
はっきりと自覚できた1年になった。


まだやれることはある。

そして周りには驚くほど頑張っている人がいる。

負けずに、自分のやれるだけのことをやっていこう。

「与えられたものでベストをつくす」(フォレスト ガンプ)


今日で2020年もおしまい。

今年1年、大変お世話になりました。

まだもう少し頑張っていきますので、
来年もよろしくお願いします。

皆さんよいお年を。


ではまた。

さてどう思ったのだろう

●むこう向きのおっとせい その580

昨日は中1の理科実験の日だった。

まずは前回作ったレンズカメラを使って
像の見え方を説明した。

その後光学実験台を使って、
凸レンズの実験。


後半は音の実験。

音叉を使って、
音の伝わり方を説明。

次にギターを持ち出して、
音の大きさと高さについて説明。

自分が初めてギターに触れた時の話しをし、
初めて弾いた曲を歌った。

その後で、昨日が誕生日の生徒がいたので、
ハッピーバースデーを歌ってお祝いした。

実験に戻り、
真空では音は伝わらないという実験の後、
音の出るものを作ろうということで、
紙笛とストロー笛を作り、
最後は音の振動でクルクル回る蛇を作った。

紙コップにモールで作った蛇を乗せ、
紙筒を通して、
声を出すとコップの上の蛇が回転する。

その面白い動きに、
子どもたちは大喜びだった。

実験の見本を見せるのにマスクを外した時、
初めて先生の顔を見たと言った生徒が数名いた。

中1から来た生徒は
私の素顔を知らなかったのだ。

マスクをしていると目しか見えない。

目だけを見て思い描いている顔と、
実際にマスクを外した顔では、
かなり印象が違うのは、
自分も経験しているのでよく分かる。

そんな顔やったんや
と言った声には意外に思った感じが滲んでいた。

出会ってから随分と日が経つのに、
ほんとの顔を知らなかったというのは
かなり驚いたが、
さて彼らは私を見てどう思ったのだろう。

ちょっと気にはなる。


ではまた。

冬合宿中止

●むこう向きのおっとせい その579

コロナは止まる所を知らない。

感染は広がるばかりだ。

そんな中、
学園恒例の冬合宿も中止せざるを得なくなった。

大阪に赤信号が出た時は、
まだ実施するつもりでいた。

島に行けばずっと村にいて、
外部との接触はないし、
広い敷地なので、
密になることもないと考えていた。

ところが島の方でクラスターが発生し、
感染者が出たとの情報が入った。

普段お世話になっている中央病院からは、
救急患者と発熱患者以外の受け入れはしないとの通達も出た。

そうなると、もし子どもたちに何かあった時には、診てもらうのが難しくなる。

安全面を考えて、
断腸の思いで、
今年の合宿は中止することにした。

楽しみにしていた子どもたち、
そして貴重な体験を子どもたちにさせてやりたいと張り切っていたスタッフの思いを考えると、
苦渋の決断だった。

冬合宿が始まって54年。

初めてのことだ。

今年は卒業式も延期になったままだし、
コロナには本当に翻弄される。

しかしながら、
嘆いていても事態が変わるわけではないので、
前を向いていくしかない。

大阪で子どもたちが満足出来るように、
講習会に工夫を凝らして、
臨みたいと思う。


ではまた。

12月5日のジュニアサイエンス

●むこう向きのおっとせい その578

今回は欠席する生徒がちらほらいた。


微熱があるので大事をとって休む、という生徒が数名。


奈良からきてくれている生徒は、
大阪のコロナ赤信号を見て、
欠席。


コロナの影響は大きい。


そんな中、
来てくれた子どもたちは、
元気いっぱい実験に取り組んだ。


小1・2は「鏡の研究 Ⅰ」ということで
潜望鏡を作った。


最初に光の性質の説明をしてから、
工作開始。


出来上がった潜望鏡に、
それぞれが思い思いのデザインを施して、
素敵なものが出来上がった。


子どもたちは机の陰に隠れて
潜望鏡で見える景色を楽しんでいた。


小3・4は「ポンポン船を作ろう 水蒸気の働き」
ということでポンポン船を作った。


ガラス管をつけたフラスコを水につけ、
熱湯と水を交互にかける。
すると空気が押し出された後、
フラスコ内に噴水が起こる。


という実験を最初に見せて。
なぜ船は動くのかを考えさせてから工作開始。


ろうそくに火をともしてしばらく待つと、
アルミのパイプがブルブルと震えだし、
船は力強く動き出す。


いつ見てもとても楽しい反応だ。


見ていて飽きない。


子どもたちも大喜びだった。



小5・6は「指示薬の研究」


まずは水溶液とは何かの説明をする。


その後、リトマス紙・フェノールフタレインを使って
13種類の水溶液の酸性・中性・アルカリ性を調べた。


地味な実験だったが、
子どもたちは熱心に取り組んでいた。


BTB溶液もやる予定だったが、
思ったより時間がかかったので、
次回の「色変わりラーメン作り」の時にまわすことにした。



どの実験も子どもたちの反応はすこぶるよかった。


欠席を余儀なくされた子どもたちは
さぞかし残念だったことだろう。


収まる気配を見せないコロナだが、
早く収束して欲しいとつくづく思う。


ではまた。

鶏を解剖をした

●むこう向きのおっとせい その577

土曜日のジュニアサイエンスで、
鶏の解剖実習を実施した。


例年なら解剖の後、肉を焼いて食べるのだが、
今年はコロナのこともあるので、
子どもたちは楽しみにしていたが、
食べるのは断念した。


その分解剖には今まで以上に、
じっくり取り組めた。


・気管と食道の違いの観察。
・肺を取り出して観察。
・心臓を切って心房心室の観察。
・そのう、砂のう、前胃を切り開いて中身を観察。
・それぞれの内臓の観察。
・腸間膜の観察。
・大胸筋(胸肉)と小胸筋(ささみ)を切り分け、
 肉を引っ張っると翼が動くことを確認。
・手羽先を切り取り、筋肉、腱のつながりの観察。
 筋肉を引くと翼が動く。
・もも肉を切り取り、関節の観察と
 腱を引っ張って指が動くことを確認。

などなど、多くのことが観察できた。


助手に入ってくれた、
医学部在籍のSちゃんが詳しい解説を
してくれたのもとてもよかった。


子どもたちも興味を持って、
熱心に取り組んでいた。


食べることは出来なかったけれど、
子どもたちは満足したことだろう。


いろんなところでコロナの影響を受けるけど、
いい方に受け止めていかないとですね。



ではまた。

Newest

Designed by Akira.
Copyright © 藤原学園の『年中夢求』日記 All Rights Reserved.