藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
花火を作った
●むこう向きのおっとせい その609
先週合宿に行けなかった中学3年生を集めて
花火作りをした。
この夏あれほど楽しみにしていた合宿が中止になり、
がっかりしていた中3生に、
何か思い出に残るものをやってやろうということで
企画した。
まずは炎色反応の簡単な実験をやってから、
花火作りがスタート、
10種類の薬品を調合して、
6本の花火を作る。
出来上がった花火は教室前にある公園で点火。
緑や赤の炎を出し、眩い光を放つ花火を囲んで
「きれいやなぁ~!」と子どもたちは歓声をあげていた。
教室に戻ってから、若いスタッフを中心に
しばしトークショー。
こんな時、若いエネルギーを感じる。
子どもたちの反応が、我々を相手にしている時とは違って、
親近感に溢れている。
やはり若い力は必要だと、改めて感じる。
花火は楽しかったとは思うのだが、
夏合宿が出来なかったという寂しさ、悔しさは
消えないのだろうなというのを、
子どもたちの後姿から感じた。
花火終了後、子どもたちからラインが届いた。
「めっちゃ楽しかったです!良い思い出になりました♪
気持ちを引き締めて、希望校に行けるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。」
「忙しい中わざわざありがとうございました。
今日はとても楽しかったです。
これからは頑張ってテストの点数を上げて
希望校に行けるように頑張ります。」
「楽しかったですー!!!
これから勉強頑張らないといけないと思いました。
これからもよろしくお願いします。
来年は高校生になったらみんなと夏合宿に行きたいです。」
などなど、前向きな言葉をたくさん送ってきてくれた。
感傷的な私と違って、子どもたちはもう前を向いていた。
この子たちの笑顔がはじける春を迎えるためにも、
気持ちを切り替えて、
2学期に臨んでいかなければとの思いを強くした。
また気合入れなおして、
子どもたちの相手をしていこう。
ではまた。
先週合宿に行けなかった中学3年生を集めて
花火作りをした。
この夏あれほど楽しみにしていた合宿が中止になり、
がっかりしていた中3生に、
何か思い出に残るものをやってやろうということで
企画した。
まずは炎色反応の簡単な実験をやってから、
花火作りがスタート、
10種類の薬品を調合して、
6本の花火を作る。
出来上がった花火は教室前にある公園で点火。
緑や赤の炎を出し、眩い光を放つ花火を囲んで
「きれいやなぁ~!」と子どもたちは歓声をあげていた。
教室に戻ってから、若いスタッフを中心に
しばしトークショー。
こんな時、若いエネルギーを感じる。
子どもたちの反応が、我々を相手にしている時とは違って、
親近感に溢れている。
やはり若い力は必要だと、改めて感じる。
花火は楽しかったとは思うのだが、
夏合宿が出来なかったという寂しさ、悔しさは
消えないのだろうなというのを、
子どもたちの後姿から感じた。
花火終了後、子どもたちからラインが届いた。
「めっちゃ楽しかったです!良い思い出になりました♪
気持ちを引き締めて、希望校に行けるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。」
「忙しい中わざわざありがとうございました。
今日はとても楽しかったです。
これからは頑張ってテストの点数を上げて
希望校に行けるように頑張ります。」
「楽しかったですー!!!
これから勉強頑張らないといけないと思いました。
これからもよろしくお願いします。
来年は高校生になったらみんなと夏合宿に行きたいです。」
などなど、前向きな言葉をたくさん送ってきてくれた。
感傷的な私と違って、子どもたちはもう前を向いていた。
この子たちの笑顔がはじける春を迎えるためにも、
気持ちを切り替えて、
2学期に臨んでいかなければとの思いを強くした。
また気合入れなおして、
子どもたちの相手をしていこう。
ではまた。
方向オンチが治るかも。
●むこう向きのおっとせい その608
私は方向音痴だ。
頭に地図がない。
車での移動ではナビがないと行動できない。
ナビがあっても迷う時がある。
なのでどこに行くにも、
目的地にたどり着けるのか、
いつも不安が付きまとう。
必ず何度かはUターンする。
誰かを乗せている場合は、どうも格好が悪い。
一度行けば道を覚えていたり、
見知らぬところでも、
難なく行動出来たりする人の方が周りには多い。
なので、かなりのコンプレックスで、
何とかならんのかと思ってはいたのだが、
これは脳みそが足らないのだと、
何することなく放置していた。
それがこの盆休みに時間があるので、
本を読もうと探しに行った時に、
『方向音痴って、なおるんですか?』という本が目に留まった。
方向音痴の克服を目指して、
いろんな分野の専門家の意見を聞きながら、
試行錯誤する様子を綴ったエッセイだ。
これは買わなくてはと思い、即購入。
読んでいると、共感できるところだらけで、
ほんとに面白かった。
迷わないコツや地図の読み方から始まるのだが、
後半は地形に注目する楽しさ、
地名から街の成り立ちを紐解くという、
方向音痴を克服するよりも、
街歩きを楽しむ方に話が進んでいく。
街が持つストーリーを意識して歩くことで
見慣れた街が、違って見えてくる。
読んでいくうちに、迷うのも楽しいかもと思えてしまうほど
魅力的な話だった。
今まで方向音痴だと思いながら、
何もしてこなかったが、
地図を見ることや街を歩くことで
方向音痴は少しはましになるかもという期待が湧いてきた。
『歩くとなぜいいか?』」『草花さんぽ図鑑』『東大阪の歴史』
『どんなに方向オンチでも地図が読めるようになる』
『関西道路地図』
も購入した。
「ブラタモリ」的な散歩目指しながら
方向オンチの改善も目指していこう。
長い文になってしまった。
ではまた。
私は方向音痴だ。
頭に地図がない。
車での移動ではナビがないと行動できない。
ナビがあっても迷う時がある。
なのでどこに行くにも、
目的地にたどり着けるのか、
いつも不安が付きまとう。
必ず何度かはUターンする。
誰かを乗せている場合は、どうも格好が悪い。
一度行けば道を覚えていたり、
見知らぬところでも、
難なく行動出来たりする人の方が周りには多い。
なので、かなりのコンプレックスで、
何とかならんのかと思ってはいたのだが、
これは脳みそが足らないのだと、
何することなく放置していた。
それがこの盆休みに時間があるので、
本を読もうと探しに行った時に、
『方向音痴って、なおるんですか?』という本が目に留まった。
方向音痴の克服を目指して、
いろんな分野の専門家の意見を聞きながら、
試行錯誤する様子を綴ったエッセイだ。
これは買わなくてはと思い、即購入。
読んでいると、共感できるところだらけで、
ほんとに面白かった。
迷わないコツや地図の読み方から始まるのだが、
後半は地形に注目する楽しさ、
地名から街の成り立ちを紐解くという、
方向音痴を克服するよりも、
街歩きを楽しむ方に話が進んでいく。
街が持つストーリーを意識して歩くことで
見慣れた街が、違って見えてくる。
読んでいくうちに、迷うのも楽しいかもと思えてしまうほど
魅力的な話だった。
今まで方向音痴だと思いながら、
何もしてこなかったが、
地図を見ることや街を歩くことで
方向音痴は少しはましになるかもという期待が湧いてきた。
『歩くとなぜいいか?』」『草花さんぽ図鑑』『東大阪の歴史』
『どんなに方向オンチでも地図が読めるようになる』
『関西道路地図』
も購入した。
「ブラタモリ」的な散歩目指しながら
方向オンチの改善も目指していこう。
長い文になってしまった。
ではまた。
ただただ、ただただ残念・・・。
●むこう向きのおっとせい その607
実験学校に引き続き、本科夏合宿も中止にした。
子どもたちがどれほど楽しみにしていたかを知っているので
とてつもなく、つらい選択だった。
子どもたちの思い出を大事にするということで
PCR検査を受けさせ、修学旅行を実施すると
松井市長が決断したと聞いたときは共鳴した。
学園の生徒にもPCR検査を受けさせる。
島に行けば外部の人との接触はほぼない。
食堂にはパーテーションを設置し、
部屋に入る人数も少なくし、
風呂も少人数にし、シャワーだけにする。
各宿舎にアルコールを設置し、こまめに消毒し、
就寝の時にはマスクをする。
などなどの感染対策を施せば実施は可能だと思っていた。
しかしながら感染者の激増がこの淡い期待を粉砕した。
島で感染者が一人出たというのも大きかった。
どこまでリスクを負って、
合宿を実施するのか。
子どもたちに最高の思い出を作ってやりたい。
しかしもし何かあったら、取り返しのつかないことになる。
合宿をする度に、このジレンマに悩まされるが、
今まではできうる限りの準備をして、実施してきた。
しかしながら今回の敵は目に見えない。
対策がどこまで有効なのかも分からない。
実施を決断するには、
相手が見えなさ過ぎた。
中止の連絡を入れたところ
保護者の方から多くのメッセージを頂いた。
「中止と聞いて机に突っ伏しました」
「実験学校に参加するのにお小遣いをため、
勉強を頑張り、他に買いたいものも我慢し、
一生懸命に貯金しての、初めての実験学校でした。」
「2年前からタイ、バンコクに移住していて、
現在は一時帰国中で、是非とも星くずの村の先生方に
会いたいとの子どもたちの願いもあって参加の申し込みをしました。」
などなど。
子どもたちが楽しみにしていたという言葉で溢れていた。
合宿が出来なかったことは、
つらくて、やるせないことだけど、
ここまで思っていてくれる、
子どもたちや保護者の方がおられるというのは
とても有難く、嬉しいことだった。
いつ次に実施出来るかは分からないけれど、
子どもたちと、島での飛び切りの時間を過ごしたいものだ。
コロナに負けず、その時を待ちたい。
ではまた。
実験学校に引き続き、本科夏合宿も中止にした。
子どもたちがどれほど楽しみにしていたかを知っているので
とてつもなく、つらい選択だった。
子どもたちの思い出を大事にするということで
PCR検査を受けさせ、修学旅行を実施すると
松井市長が決断したと聞いたときは共鳴した。
学園の生徒にもPCR検査を受けさせる。
島に行けば外部の人との接触はほぼない。
食堂にはパーテーションを設置し、
部屋に入る人数も少なくし、
風呂も少人数にし、シャワーだけにする。
各宿舎にアルコールを設置し、こまめに消毒し、
就寝の時にはマスクをする。
などなどの感染対策を施せば実施は可能だと思っていた。
しかしながら感染者の激増がこの淡い期待を粉砕した。
島で感染者が一人出たというのも大きかった。
どこまでリスクを負って、
合宿を実施するのか。
子どもたちに最高の思い出を作ってやりたい。
しかしもし何かあったら、取り返しのつかないことになる。
合宿をする度に、このジレンマに悩まされるが、
今まではできうる限りの準備をして、実施してきた。
しかしながら今回の敵は目に見えない。
対策がどこまで有効なのかも分からない。
実施を決断するには、
相手が見えなさ過ぎた。
中止の連絡を入れたところ
保護者の方から多くのメッセージを頂いた。
「中止と聞いて机に突っ伏しました」
「実験学校に参加するのにお小遣いをため、
勉強を頑張り、他に買いたいものも我慢し、
一生懸命に貯金しての、初めての実験学校でした。」
「2年前からタイ、バンコクに移住していて、
現在は一時帰国中で、是非とも星くずの村の先生方に
会いたいとの子どもたちの願いもあって参加の申し込みをしました。」
などなど。
子どもたちが楽しみにしていたという言葉で溢れていた。
合宿が出来なかったことは、
つらくて、やるせないことだけど、
ここまで思っていてくれる、
子どもたちや保護者の方がおられるというのは
とても有難く、嬉しいことだった。
いつ次に実施出来るかは分からないけれど、
子どもたちと、島での飛び切りの時間を過ごしたいものだ。
コロナに負けず、その時を待ちたい。
ではまた。
またコロナに...
●むこう向きのおっとせい その606
また更新が遅れた。
夏休みに入った。
講習会も始まって、子どもたちは連日課題と格闘している。
そして来週実験学校がある。
今回は「夏スペシャル」ということで
「海辺の生物観察」「過冷却の実験」「水中モーターを使った工作」
「クマムシの観察」「天体観測」「ふるさと村のプールで泳ごう」
「キャンプファイアー」「フィッシング」と
盛りだくさんの体験行事を用意した。
子どもたちも大変に楽しみにしてくれていて
多くの申し込みがあった。
しかしながらここにきて、
実施できるかどうか怪しくなってきた。
昨日の知事会の会見を見ていると
かなり厳しいものだった。
他府県をまたいでの移動の自粛要請だ。
実験学校では、施設は隔離された場所にあり、
感染対策もしているし、飲食店などに行くことはない。
外に出ても自然の中だ。
なので感染リスクはかなり低い。
子どもたちの期待に応え、
出来るだけ多くのことを体験させてやりたいと思う気持ちは強いが、
さてどうしたものか。
PCR検査を受けてもらって、陰性であれば参加OKにするか。
いずれにしても早急に結論を出さないといけない。
コロナにはまたまた翻弄される。
ではまた。
また更新が遅れた。
夏休みに入った。
講習会も始まって、子どもたちは連日課題と格闘している。
そして来週実験学校がある。
今回は「夏スペシャル」ということで
「海辺の生物観察」「過冷却の実験」「水中モーターを使った工作」
「クマムシの観察」「天体観測」「ふるさと村のプールで泳ごう」
「キャンプファイアー」「フィッシング」と
盛りだくさんの体験行事を用意した。
子どもたちも大変に楽しみにしてくれていて
多くの申し込みがあった。
しかしながらここにきて、
実施できるかどうか怪しくなってきた。
昨日の知事会の会見を見ていると
かなり厳しいものだった。
他府県をまたいでの移動の自粛要請だ。
実験学校では、施設は隔離された場所にあり、
感染対策もしているし、飲食店などに行くことはない。
外に出ても自然の中だ。
なので感染リスクはかなり低い。
子どもたちの期待に応え、
出来るだけ多くのことを体験させてやりたいと思う気持ちは強いが、
さてどうしたものか。
PCR検査を受けてもらって、陰性であれば参加OKにするか。
いずれにしても早急に結論を出さないといけない。
コロナにはまたまた翻弄される。
ではまた。