藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
彼岸花が咲いていた
●むこう向きのおっとせい その612
今日近所を散歩していたら、彼岸花が咲いていた。
彼岸花はヒゲ先生の好きな花だった。
小豆島の日本庭園の片隅に
いつもこの時期になると、
思い出したように咲く。
今年は7月の実験学校で行ってから、
島には行けてないのだが、
おそらく今頃、赤い花を咲かせていることだろう。
ヒゲ先生に、
なぜ彼岸花が好きなのか聞いたことはない。
改めて調べてみると、
彼岸花はかなり変わった花だった。
彼岸花は球根から花が出てきて、
その花が枯れた後に葉が成長する。
だから葉のない状態で花が咲いている。
花と葉を同時に見ることはできない。
冬から春に葉が繁り、
花をつけない寒い季節に、
しっかりと栄養を球根に貯めている。
多くの植物は春に芽を出し、
夏に葉を繁らせ、秋に枯れるけれど、
彼岸花はその逆で、
冬に葉を繁らせ、春に枯れ、秋に花を咲かすのだ。
ヒゲ先生は、もしかしたら
彼岸花のこんな生態を知ったうえで
この花に愛着を持ったのかも知れない。
普通の人の範疇に全く入らなかったヒゲ先生なら、
そんな風に、自身を彼岸花に重ねていた可能性は
無きにしも非ずだ。
そんな想像をしながら、島の彼岸花を思い浮かべた。
ではまた。
今日近所を散歩していたら、彼岸花が咲いていた。
彼岸花はヒゲ先生の好きな花だった。
小豆島の日本庭園の片隅に
いつもこの時期になると、
思い出したように咲く。
今年は7月の実験学校で行ってから、
島には行けてないのだが、
おそらく今頃、赤い花を咲かせていることだろう。
ヒゲ先生に、
なぜ彼岸花が好きなのか聞いたことはない。
改めて調べてみると、
彼岸花はかなり変わった花だった。
彼岸花は球根から花が出てきて、
その花が枯れた後に葉が成長する。
だから葉のない状態で花が咲いている。
花と葉を同時に見ることはできない。
冬から春に葉が繁り、
花をつけない寒い季節に、
しっかりと栄養を球根に貯めている。
多くの植物は春に芽を出し、
夏に葉を繁らせ、秋に枯れるけれど、
彼岸花はその逆で、
冬に葉を繁らせ、春に枯れ、秋に花を咲かすのだ。
ヒゲ先生は、もしかしたら
彼岸花のこんな生態を知ったうえで
この花に愛着を持ったのかも知れない。
普通の人の範疇に全く入らなかったヒゲ先生なら、
そんな風に、自身を彼岸花に重ねていた可能性は
無きにしも非ずだ。
そんな想像をしながら、島の彼岸花を思い浮かべた。
ではまた。
まだまだだ
●むこう向きのおっとせい その611
長いこと教えているが、まだまだだなぁと思うことがあった。
受験生に向けてはっぱをかけているつもりが、
プレッシャーに感じさせたり
疎外感を持たせてしまったようなのだ。
自分としては思いもしなかったことだった。
信頼しあえているからという甘えがどこかにあったのか、
デリカシーにかけたのだろう。
一人ひとりの様子をよく見て、
相手の性格もよく見て、
言動には注意を払わないといけないということを
改めて認識した。
信頼されているということに甘えてはいけないということだ。
話は変わるが、昨日卒業生たちと
ゴルフのショートコースを回った。
とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
こうして卒業後も、
相手してくれることは嬉しい限りだ。
落ち込んだり、喜んだり、
心忙しい3日間だった。
こんな風にこれからも心揺れ動いていくのだろう。
出来るだけ嬉しことが多い方がいいけどね。
ではまた。
長いこと教えているが、まだまだだなぁと思うことがあった。
受験生に向けてはっぱをかけているつもりが、
プレッシャーに感じさせたり
疎外感を持たせてしまったようなのだ。
自分としては思いもしなかったことだった。
信頼しあえているからという甘えがどこかにあったのか、
デリカシーにかけたのだろう。
一人ひとりの様子をよく見て、
相手の性格もよく見て、
言動には注意を払わないといけないということを
改めて認識した。
信頼されているということに甘えてはいけないということだ。
話は変わるが、昨日卒業生たちと
ゴルフのショートコースを回った。
とても楽しい時間を過ごすことが出来た。
こうして卒業後も、
相手してくれることは嬉しい限りだ。
落ち込んだり、喜んだり、
心忙しい3日間だった。
こんな風にこれからも心揺れ動いていくのだろう。
出来るだけ嬉しことが多い方がいいけどね。
ではまた。
若江校にて
●むこう向きのおっとせい その610
先週、育英西中学立命館コースの生徒が、
若江校に実験に来た。
例年だと星くずの村での合宿を行っているのだが、
今年も、去年に引き続き、
コロナのせいで実施できなかった。
去年は学校まで行って実験をしたのだが、
今年は若江校での開催となった。
なぜわざわざ若江校でと思ったが、
少人数ということもあり、
また、いろんな行事が中止となる中、
どこにも行けないので、
少しでも環境を変えたいという、
子どもたちや先生方の思いが大きかった。
解散時間がそんなに遅くなれないので、
実験に割ける時間は多くはなかったが、
出来るだけたくさんの実験をやらせたいとことだったので、
1実験にかける時間をいつもより短めにしてやることにした。
「薬品の怖さ実験」「レンズカメラ作り」
「琥珀磨き」「水の合成実験」「カエルの解剖」
の5実験に取り組んだ。
なかなかのハードスケジュールだったが、
子どもたちは疲れも見せずに、
エネルギッシュにこなしていった。
カエルの解剖の後の後始末も
みんなで協力して、
てきぱきとこなしていた。
よくできた子どもたちだ。
今年もこうして実施出来てほんとによかった。
行事を実行するのは大きなエネルギーがいる。
それを可能にするのは、
それに価値を見出し、
実行する情熱を強く持った人の存在だ。
育英西中学にはそんな先生たちがいる。
来年以降どうなるかは分からないが、
また一緒に実験が出来たらと思っている。
ではまた。
先週、育英西中学立命館コースの生徒が、
若江校に実験に来た。
例年だと星くずの村での合宿を行っているのだが、
今年も、去年に引き続き、
コロナのせいで実施できなかった。
去年は学校まで行って実験をしたのだが、
今年は若江校での開催となった。
なぜわざわざ若江校でと思ったが、
少人数ということもあり、
また、いろんな行事が中止となる中、
どこにも行けないので、
少しでも環境を変えたいという、
子どもたちや先生方の思いが大きかった。
解散時間がそんなに遅くなれないので、
実験に割ける時間は多くはなかったが、
出来るだけたくさんの実験をやらせたいとことだったので、
1実験にかける時間をいつもより短めにしてやることにした。
「薬品の怖さ実験」「レンズカメラ作り」
「琥珀磨き」「水の合成実験」「カエルの解剖」
の5実験に取り組んだ。
なかなかのハードスケジュールだったが、
子どもたちは疲れも見せずに、
エネルギッシュにこなしていった。
カエルの解剖の後の後始末も
みんなで協力して、
てきぱきとこなしていた。
よくできた子どもたちだ。
今年もこうして実施出来てほんとによかった。
行事を実行するのは大きなエネルギーがいる。
それを可能にするのは、
それに価値を見出し、
実行する情熱を強く持った人の存在だ。
育英西中学にはそんな先生たちがいる。
来年以降どうなるかは分からないが、
また一緒に実験が出来たらと思っている。
ではまた。