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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

知識を得るだけではない

●むこう向きのおっとせい その618

最近ブログを書くのがちょっと億劫になっていた。

そんな時、M山先生とラインしたら、
これからも頑張って書いてくださいと、
いつもながらのほめ上手に乗せられ、
また書いている。


土曜日、若江校でのジュニアサイエンスで、
小1・2はペーパークロマトグラフィーの実験をした。

水性ペンの色が
どんな色が混じって出来ているのかを、
ろ紙を使って確かめる実験だ。

単色に見えている色も、
いろんな色が混じって出来ている。

ろ紙に現れる色に歓声をあげながら、
子どもたちは夢中で作業に取り組んだ。

その時の子どもたちの無邪気な顔。

どうしてあんな可愛い顔が出来るのだろう。

この笑顔にどれだけ癒され、励まされたことか。

子どもたちの相手をしながら、
おもわず笑顔になっている自分がいる。

中学3年生は期末テストが終わった日ということもあり、
恒例のマッチを作る実験をした。

今回は箱薬の方を作った。

そろそろ志望校を決めないといけないという、
入試が現実のものとなって、
すぐそばに近づいて来ている。

子どもたちも、かなり不安と緊張に包まれている。

そんな中での実験は、
子どもたちにとって、
一息つくものになっているだろう。


子どもたちの反応を見ていて、
学園の実験は、知識を得るだけでなく、
時には心のケアにもなっている、とよく思う。

自分が理科実験に魅力を感じるのは、
そういう側面もあるからだろう。


こんな風に、
子どもたちと自由に実験を楽しめる場があることは、
本当に幸せなことだと、
つくづく思う。


ではまた。

大台ケ原に星を観に行った

●むこう向きのおっとせい その617

日曜日、実験学校スタッフのS君とSちゃん、
それと星の撮影に情熱を燃やす高一のk君の4人で、
奈良と三重の県境にある、
大台ヶ原まで星の観察に行った。

大台ヶ原で星を観たことのあるS君が、
その星空の半端ない美しさを、
以前の実験学校の時に大いに語ってくれていた。

それで、これは見ないといけないということで、
行くことになったのだ。

なかなかみんなのタイミングが合わなかったが、
ようやく行けることになった。

夕方に集合して、大台ヶ原に向かった。

大台ヶ原までは2時間半もかかった。

遠かった。

観察予定の駐車場に着いて、
星空を見上げた。

思っていたより、星は少ない。

月が明るすぎたのだ。

しかしながら、月明かりにもかかわらず
ちゃんと天の川まで見える。

月がなければどれほど星が見えるのだろう。

そのポテンシャルの高さは実感した。

一緒に星を観ながら、
この人たちとは随分と長いお付き合いだということを
改めて思った。

小学校の時に、
星くずの村で私の天体の説明を聞いていた子たちだ。

それが今もこうしてお付き合いが続き、
一緒に星を見ている。

東の空から昇ってくる大きなオリオン座が、
このかけがえのない人たちとの縁を大事にしろよと
言っている気がした。


みんなを送り届けて家に着いたのが、
午前0時半。


疲れているはずなのに、
気持ちが高ぶっていた。


それでこれはしばらく寝ないなと思って、
南港に釣りに行くことにした。


大きな太刀魚が釣れた。


朝まで釣りながら、
我ながら元気だと思った。


この元気があればまた大台ケ原に行けるだろう。


次こそは満天の星をみんなで観たいものだ。



ではまた。

やっと釣れた

●むこう向きのおっとせい その616
 
先週の日曜日、またまた船に乗せてもらって、
釣行した。


前回はまったく釣れなかったので、
今度こそとの思いで船に乗り込んだ。


天気は上々。


しかしながら、前回同様なかなか渋い。


誰の竿もしならない。


今回もダメなのかと思っていたら、
残り時間が少なくなったところで、
ようやく待望のあたりが来た。


巻き上げたら太刀魚だった。


思っていた魚とは違ったが、
ググっとロッドを引く、
久しぶりの感触がとても心地よかった。


釣りは釣れなくても楽しいのだが、
釣れると、やはり喜びは倍増する。


ここ最近釣果には恵まれず、
魚から見放されていたが、
これを機にまた釣果を増やしていきたいものだ。



釣れるまでの「静」の時間
釣れた時の「動」の時間


その緩急が釣りの魅力の一つだろう。


待っている静の時間でも、
どうやったら釣れるのだろう、
魚はどこにいるのだろうと
心は期待感で動き続けている。


魚がかかった瞬間に、その期待感が爆発する。


日常を忘れた
穏やかなワクワクの時間は最高だ。


また次の釣行を楽しみに仕事に励もう



ではまた。

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