藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
グルッペ in 小豆島
●むこう向きのおっとせい その637
23日から25日かけて、星くずの村にて
大学の時に所属していた、
テニスサークル(愛称グルッペ)の同窓会を実施した。
随分と長いお付き合いをしているが、
今まで島に来てもらったことがなかった。
みんなもそろそろいい年だし、
一度島に来てもらったらいいなと思って
軽い気持ちで、
去年の年末に提案してみた。
遠いところなので、
参加希望者はあまりいないだろうと思っていたら、
思いのほか反応が良く、
多くの希望者がいてくれた。
それで実施に向けて動き出した。
3月に日程のアンケートを取る。
4月日程決定。
6月第1回合宿準備委員会会合。
スケジュール決定。
7月集合解散のアンケートを取る。
9月合宿準備委員会最終打ち合わせ。
という流れで当日を迎えた。
小豆島を満喫してもらいたいと思って、
かなり密なスケジュールを作った。
初日は村の見学とバーベキュー。
火起こし、買い出し、材料切り出しと
みんなでワイワイと準備をする。
久しぶりに会ったというのに
何の違和感もない。
まぁ、見た目は大きく変わったけれど。
諸事情で参加できなかった仲間からは、
差し入れが届いた。
ライン電話でも喋れたのもよかった。
バーベキュー終了後、花火作り。
せっかく村に来てもらっているので、
普段体験できないことをしてもらおうと思って企画した。
お酒を飲んだ後なので大丈夫かと思ったが、
薬品は下手に扱うと爆発するというのを見せてからやったので、
みんな慎重に薬品を量っていた。
ジュニアサイエンスならずシニアサイエンス。
反応は子どもとほぼ変わらい。
みんな無邪気なものだ。
2日目はロープウィで寒霞渓に登り、
頂上で予約したレストランで昼食。
その後、オリーブ公園に移動してテニス。
テニスの後は温泉に浸かった。
帰村してから、夜はしゃぶしゃぶを食べ、
食後花火に点火。その後天体観測。
天の川、夏の大三角、ぺガスス座、カシオペア座が見え、
そして冬の星座が昇りつつあった。
望遠鏡で木星とスバルを見てもらった。
望遠鏡で星を見ることはめったにないので、
みんなとても喜んでくれた。
行く前は天気がかなり心配だったけれど
見事に晴れて、天体観測も出来てよかった。
最終日はもう一度オリーブ公園に行ってから、
映画村に行った。
映画村、は田中裕子主演の「二十四の瞳」の
映画のロケ地を残したものだ。
着くとタイミングよく「二十四の瞳」の紙芝居を上演するところだった。
紙芝居は最近始めたのだろうか、初めて見た。
とてもよかった。
映画村の休憩所を貸し切って昼食。
「せんせいのおべんと」というのを食べた。
最後はマルキン醤油に行って
醤油ソフトを食べた。
あっという間の2泊3日だったけれど、
企画した行事はすべてこなせたし、
気の置けない仲間との時間は最高だった。
スケジュール作成、もろもろの予約と
労力は使ったけれど、
みんなの笑顔を見ていたら、
そんな疲れもぶっ飛んだ。
合宿終了後、温かい、嬉しい言葉が一杯届いた。
実施出来てほんとによかったと思った。
こんな合宿が出来たのも、実行委員のM君が
去年ライングループを作ってくれたからだ。
あれがなければ、
こんな楽しい時間を過ごすことは出来なかった。
M君は仲間を大事にし、心配りの出来る人だと
つくづく思う。
心から感謝。
今回の合宿終えて、
素敵な仲間と出会えたんだなと改めて思った。
次またいつ会えるかは分からないけれど、
みんな元気でいて欲しいものだ。
ではまた。
(学園に関係のない文章でした)
23日から25日かけて、星くずの村にて
大学の時に所属していた、
テニスサークル(愛称グルッペ)の同窓会を実施した。
随分と長いお付き合いをしているが、
今まで島に来てもらったことがなかった。
みんなもそろそろいい年だし、
一度島に来てもらったらいいなと思って
軽い気持ちで、
去年の年末に提案してみた。
遠いところなので、
参加希望者はあまりいないだろうと思っていたら、
思いのほか反応が良く、
多くの希望者がいてくれた。
それで実施に向けて動き出した。
3月に日程のアンケートを取る。
4月日程決定。
6月第1回合宿準備委員会会合。
スケジュール決定。
7月集合解散のアンケートを取る。
9月合宿準備委員会最終打ち合わせ。
という流れで当日を迎えた。
小豆島を満喫してもらいたいと思って、
かなり密なスケジュールを作った。
初日は村の見学とバーベキュー。
火起こし、買い出し、材料切り出しと
みんなでワイワイと準備をする。
久しぶりに会ったというのに
何の違和感もない。
まぁ、見た目は大きく変わったけれど。
諸事情で参加できなかった仲間からは、
差し入れが届いた。
ライン電話でも喋れたのもよかった。
バーベキュー終了後、花火作り。
せっかく村に来てもらっているので、
普段体験できないことをしてもらおうと思って企画した。
お酒を飲んだ後なので大丈夫かと思ったが、
薬品は下手に扱うと爆発するというのを見せてからやったので、
みんな慎重に薬品を量っていた。
ジュニアサイエンスならずシニアサイエンス。
反応は子どもとほぼ変わらい。
みんな無邪気なものだ。
2日目はロープウィで寒霞渓に登り、
頂上で予約したレストランで昼食。
その後、オリーブ公園に移動してテニス。
テニスの後は温泉に浸かった。
帰村してから、夜はしゃぶしゃぶを食べ、
食後花火に点火。その後天体観測。
天の川、夏の大三角、ぺガスス座、カシオペア座が見え、
そして冬の星座が昇りつつあった。
望遠鏡で木星とスバルを見てもらった。
望遠鏡で星を見ることはめったにないので、
みんなとても喜んでくれた。
行く前は天気がかなり心配だったけれど
見事に晴れて、天体観測も出来てよかった。
最終日はもう一度オリーブ公園に行ってから、
映画村に行った。
映画村、は田中裕子主演の「二十四の瞳」の
映画のロケ地を残したものだ。
着くとタイミングよく「二十四の瞳」の紙芝居を上演するところだった。
紙芝居は最近始めたのだろうか、初めて見た。
とてもよかった。
映画村の休憩所を貸し切って昼食。
「せんせいのおべんと」というのを食べた。
最後はマルキン醤油に行って
醤油ソフトを食べた。
あっという間の2泊3日だったけれど、
企画した行事はすべてこなせたし、
気の置けない仲間との時間は最高だった。
スケジュール作成、もろもろの予約と
労力は使ったけれど、
みんなの笑顔を見ていたら、
そんな疲れもぶっ飛んだ。
合宿終了後、温かい、嬉しい言葉が一杯届いた。
実施出来てほんとによかったと思った。
こんな合宿が出来たのも、実行委員のM君が
去年ライングループを作ってくれたからだ。
あれがなければ、
こんな楽しい時間を過ごすことは出来なかった。
M君は仲間を大事にし、心配りの出来る人だと
つくづく思う。
心から感謝。
今回の合宿終えて、
素敵な仲間と出会えたんだなと改めて思った。
次またいつ会えるかは分からないけれど、
みんな元気でいて欲しいものだ。
ではまた。
(学園に関係のない文章でした)
新しい授業ネタが出来た
●むこう向きのおっとせい その638
7月22日の夜中に、合宿の準備をしている時に
突然の腹痛に襲われた。
今までに経験したことのない激痛だった。
のたうち回りながら、朝まで我慢して病院へ行った。
家にいる間、自分の身体に何が起こったのだろうと、
ネットでいろいろと調べた。
おそらく結石だろうなと思いながらも、
大きな病気だったら嫌だなと不安いっぱいだった。
病院でCT検査を受けた結果、
やはり尿管結石だった。
尿管結石は世界3大激痛の一つらしい。
世界3大激痛は
群発頭痛、心筋梗塞、尿管結石。
違う病気を入れているランクもあるが、
尿管結石は必ずランクに入っている。
今まで痛いとは聞いていたが、
予想を遥かに上回る痛さだった。
医者は大きさは3ミリほどだから、
2週間ほどで出るだろうと仰った。
尿管を広げる薬を飲み、
水をたっぷりと飲んで、ジャンプしろと指導された。
痛み止めを飲んで、夜の実験をこなし、
翌日島に向かった。
合宿にくる子たちは実験を楽しみにしているので、
行かないわけにはいけない。
痛み止めでごまかしながら実験をこなした。
痛みは1週間ほどで随分とましになった。
いつ石が出てくるのだろうと、
その時を待ったが、なかなか出てこない。
それが一昨日トイレに行ったら、血尿が出た。
これはやばいまた病院で診てもらわないとと思っていたら、
夜中についに出た。
50日近くかかった。
つるんという感じで何か出たと思って
便器を見たら、小さなかたまりがあった。
それを割りばしで採取した。
ほんと石だった。
ものすごく硬かった。
ネットで調べたら間違いなく結石だった。
大きさは7ミリほどあった。
赤ちゃんが成長するように、
しばらく体内にいる間に成長したのかもしれない。
それを教室に持って行って、
双眼実体顕微鏡で見てみた。
これはほんとに驚いた。
まさに火成岩だった。
石英や長石のような結晶が見える。
それも鋭利に尖っている。
これは血尿も出るわと納得。
あまりに凄いので、生徒に排出の話をしてから、
双眼実体顕微鏡で結石を見せた。
女子はちょっと引いていたが。
あんな痛さはもう二度と味わいたくないが、
新しい授業のネタが出来たと考えたら、
まぁよかったと思えてくる。
再発する可能性もあるということなので、
これからも水をたっぷりと飲んで予防したいと思う。
随分と長い文になってしまった。
ではまた。
7月22日の夜中に、合宿の準備をしている時に
突然の腹痛に襲われた。
今までに経験したことのない激痛だった。
のたうち回りながら、朝まで我慢して病院へ行った。
家にいる間、自分の身体に何が起こったのだろうと、
ネットでいろいろと調べた。
おそらく結石だろうなと思いながらも、
大きな病気だったら嫌だなと不安いっぱいだった。
病院でCT検査を受けた結果、
やはり尿管結石だった。
尿管結石は世界3大激痛の一つらしい。
世界3大激痛は
群発頭痛、心筋梗塞、尿管結石。
違う病気を入れているランクもあるが、
尿管結石は必ずランクに入っている。
今まで痛いとは聞いていたが、
予想を遥かに上回る痛さだった。
医者は大きさは3ミリほどだから、
2週間ほどで出るだろうと仰った。
尿管を広げる薬を飲み、
水をたっぷりと飲んで、ジャンプしろと指導された。
痛み止めを飲んで、夜の実験をこなし、
翌日島に向かった。
合宿にくる子たちは実験を楽しみにしているので、
行かないわけにはいけない。
痛み止めでごまかしながら実験をこなした。
痛みは1週間ほどで随分とましになった。
いつ石が出てくるのだろうと、
その時を待ったが、なかなか出てこない。
それが一昨日トイレに行ったら、血尿が出た。
これはやばいまた病院で診てもらわないとと思っていたら、
夜中についに出た。
50日近くかかった。
つるんという感じで何か出たと思って
便器を見たら、小さなかたまりがあった。
それを割りばしで採取した。
ほんと石だった。
ものすごく硬かった。
ネットで調べたら間違いなく結石だった。
大きさは7ミリほどあった。
赤ちゃんが成長するように、
しばらく体内にいる間に成長したのかもしれない。
それを教室に持って行って、
双眼実体顕微鏡で見てみた。
これはほんとに驚いた。
まさに火成岩だった。
石英や長石のような結晶が見える。
それも鋭利に尖っている。
これは血尿も出るわと納得。
あまりに凄いので、生徒に排出の話をしてから、
双眼実体顕微鏡で結石を見せた。
女子はちょっと引いていたが。
あんな痛さはもう二度と味わいたくないが、
新しい授業のネタが出来たと考えたら、
まぁよかったと思えてくる。
再発する可能性もあるということなので、
これからも水をたっぷりと飲んで予防したいと思う。
随分と長い文になってしまった。
ではまた。
合宿が全て終わった
●むこう向きのおっとせい その637
先週はこの夏最後の合宿の、
育英西中学の合宿だった。
これも島での実施は3年ぶりだった。
2年前は育英西中学に行っての実験。
去年は若江教室に生徒が来ての実験。
いずれも悪くはなかったが、
やはり島での実験には遠く及ばない。
子どもたちのわくわく感、開放感が違いすぎる。
開講式の時、例年の生徒に比べると驚くほど大人しく、
ちょっと戸惑ったけれど、
実験を重ねるにつれて、活発になってきた。
「海辺の生物観察」「LEDの研究」「花火作り」
「カエルの解剖」「テルミット反応」の実験、観察を体験してもらった。
「カエルの解剖」では熱心に取り組み、
後片付けも手際が良かった。
いつもながら感心する。
2日目の夜に、手作り花火に点火したが、
丁寧に作ってあったのだろう、
どの花火も見事に、
長い時間奇麗な光を放っていた。
花火の点火の時には、
晴れていれば天体観測もすることにしているのだが、
タイミング悪く曇ることが多いので、
今までも数えるくらいしかできていない。
でも今年は運よく晴れていたので、
夏の星座、春の星座を観ることが出来た。
レーザーポイントで星座を指すたびに歓声があがった。
その反応が無邪気で可愛いかった。
2泊3日。まさに一期一会の出会い。
この合宿が、彼女らにとって、
いい思い出になってくれていたらいうことはない。
今年の夏の合宿も全て無事に終えることが出来た。
コロナを常に意識しての合宿だったので、
つつがなく終えることが出来て、
ほんとによかった。
久しぶりの小豆島での夏合宿。
どの合宿も子どもたちは実に生き生きしていた。
改めて小豆島での夏合宿の魅力を実感した夏だった。
来年も実施できることを願っておこう。
ではまた。
先週はこの夏最後の合宿の、
育英西中学の合宿だった。
これも島での実施は3年ぶりだった。
2年前は育英西中学に行っての実験。
去年は若江教室に生徒が来ての実験。
いずれも悪くはなかったが、
やはり島での実験には遠く及ばない。
子どもたちのわくわく感、開放感が違いすぎる。
開講式の時、例年の生徒に比べると驚くほど大人しく、
ちょっと戸惑ったけれど、
実験を重ねるにつれて、活発になってきた。
「海辺の生物観察」「LEDの研究」「花火作り」
「カエルの解剖」「テルミット反応」の実験、観察を体験してもらった。
「カエルの解剖」では熱心に取り組み、
後片付けも手際が良かった。
いつもながら感心する。
2日目の夜に、手作り花火に点火したが、
丁寧に作ってあったのだろう、
どの花火も見事に、
長い時間奇麗な光を放っていた。
花火の点火の時には、
晴れていれば天体観測もすることにしているのだが、
タイミング悪く曇ることが多いので、
今までも数えるくらいしかできていない。
でも今年は運よく晴れていたので、
夏の星座、春の星座を観ることが出来た。
レーザーポイントで星座を指すたびに歓声があがった。
その反応が無邪気で可愛いかった。
2泊3日。まさに一期一会の出会い。
この合宿が、彼女らにとって、
いい思い出になってくれていたらいうことはない。
今年の夏の合宿も全て無事に終えることが出来た。
コロナを常に意識しての合宿だったので、
つつがなく終えることが出来て、
ほんとによかった。
久しぶりの小豆島での夏合宿。
どの合宿も子どもたちは実に生き生きしていた。
改めて小豆島での夏合宿の魅力を実感した夏だった。
来年も実施できることを願っておこう。
ではまた。
合宿はやはり素敵だ
●むこう向きのおっとせい その636
1ヶ月以上ブログを更新出来なかった。
M先生から、体調でも悪いのかとご心配頂いた。
体調は悪くない。
文は書いていたのだが、
更新の仕方が分からなくなって、
そのままにしてしまって、ここまで間が空いてしまった。
また、ちゃんと書きます。
21日本科合宿が終了した。
4泊5日の合宿で子どもたちは
「学習」「合同慰霊祭」「海辺の生物観察」
「シュノーケリング」「海ほたるの観察」
「天体観測」「12.5キロ オリエンテーリング」
「アイスシャーベット作り」「ふるさと村プール」
「キャンドルファイヤー」「フィッシング」
と盛りだくさんの行事を体験した。
最初初めて出会う先生や友達を前に
緊張していた子どももいたが、
後半からは交流も深まり、
すっかり雰囲気が変わった。
行事は「合同慰霊祭」からスタートする。
学園の卒業生の中には、病気や事故で若くして
この世を去った人たちがいる。
今の生徒たちと同じく
「星くずの村」で楽しい時間を過ごした人たちだ。
そんな人たちにも心を馳せて、
命の尊さを考える時間になる。
最後の作文で
「慰霊祭で悲しい出来事があったことを知りましたが、
先生が、上から見守ってくれているよと言ううんで
すぐ元気づけられました」と書いた子がいた。
アウトドアの行事満載なので、
自分の身は自分で守るという意識を高めるためにも
大事な行事だと思っている。
行く前には
「他の子と上手くやって行けるだろうか。」
「大嫌いな虫が出たらどうしよう。」
「長い間家を離れてやっていけるだろうか。」
とかそれぞれに不安を抱えていたと思うのだが、
最後の作文ではみんなが「最高の合宿だった!」と書いていた。
出来ないかもしれないと思っていたことが出来たという、
達成感や充実感に溢れていた。
合宿ならではの成果だと思う。
また若きスタッフは寝食を忘れ、
体をはって子どもたちの相手をしてくれた。
キャンドルファイヤーでは、
体中に絵具を塗った彼らのフォーマンスに
子どもたちも巻き込まれて行き、
最後は一体感に包み込まれた。
ほんとに素敵な時間だった。
ワクワクする多くの行事をこなす中で、
先生や仲間との絆が深まり、
心が感動で満たされて行く。
「いろんな先生の話を聞くうち、
自分の悪いとおもっていたところや、
諦めていたことへの考え方が変わり、
人生が楽しいものなんだ、
そんなにビクビク怖がって生きなくてもいいんだと思えたし、
自分を嫌うのがやめられそうです。
何度だって未来は換えられる、
一度の失敗でずっと思い悩んでいた自分がバカバカしく思えました。」
と書いている生徒もいた。
それぞれの子どもたちに
それぞれの思い出を作った夏合宿が終わった。
この体験を通して子どもたちが大きく成長してくれることだろう。
やはり合宿はいい。
ではまた。
1ヶ月以上ブログを更新出来なかった。
M先生から、体調でも悪いのかとご心配頂いた。
体調は悪くない。
文は書いていたのだが、
更新の仕方が分からなくなって、
そのままにしてしまって、ここまで間が空いてしまった。
また、ちゃんと書きます。
21日本科合宿が終了した。
4泊5日の合宿で子どもたちは
「学習」「合同慰霊祭」「海辺の生物観察」
「シュノーケリング」「海ほたるの観察」
「天体観測」「12.5キロ オリエンテーリング」
「アイスシャーベット作り」「ふるさと村プール」
「キャンドルファイヤー」「フィッシング」
と盛りだくさんの行事を体験した。
最初初めて出会う先生や友達を前に
緊張していた子どももいたが、
後半からは交流も深まり、
すっかり雰囲気が変わった。
行事は「合同慰霊祭」からスタートする。
学園の卒業生の中には、病気や事故で若くして
この世を去った人たちがいる。
今の生徒たちと同じく
「星くずの村」で楽しい時間を過ごした人たちだ。
そんな人たちにも心を馳せて、
命の尊さを考える時間になる。
最後の作文で
「慰霊祭で悲しい出来事があったことを知りましたが、
先生が、上から見守ってくれているよと言ううんで
すぐ元気づけられました」と書いた子がいた。
アウトドアの行事満載なので、
自分の身は自分で守るという意識を高めるためにも
大事な行事だと思っている。
行く前には
「他の子と上手くやって行けるだろうか。」
「大嫌いな虫が出たらどうしよう。」
「長い間家を離れてやっていけるだろうか。」
とかそれぞれに不安を抱えていたと思うのだが、
最後の作文ではみんなが「最高の合宿だった!」と書いていた。
出来ないかもしれないと思っていたことが出来たという、
達成感や充実感に溢れていた。
合宿ならではの成果だと思う。
また若きスタッフは寝食を忘れ、
体をはって子どもたちの相手をしてくれた。
キャンドルファイヤーでは、
体中に絵具を塗った彼らのフォーマンスに
子どもたちも巻き込まれて行き、
最後は一体感に包み込まれた。
ほんとに素敵な時間だった。
ワクワクする多くの行事をこなす中で、
先生や仲間との絆が深まり、
心が感動で満たされて行く。
「いろんな先生の話を聞くうち、
自分の悪いとおもっていたところや、
諦めていたことへの考え方が変わり、
人生が楽しいものなんだ、
そんなにビクビク怖がって生きなくてもいいんだと思えたし、
自分を嫌うのがやめられそうです。
何度だって未来は換えられる、
一度の失敗でずっと思い悩んでいた自分がバカバカしく思えました。」
と書いている生徒もいた。
それぞれの子どもたちに
それぞれの思い出を作った夏合宿が終わった。
この体験を通して子どもたちが大きく成長してくれることだろう。
やはり合宿はいい。
ではまた。