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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

レコード 2

森山’s Honey Bucket 163

 
 仕事を終えて帰宅した先の日曜日

夕食までに時間があったので、久しぶりにレコードを聞くことにした。

 iPodやスマホなどのデジタル音源が日常になった今、

レコードなどといわれても、その音を聴くことはおろか見たことすら無い…という人も多いことだろう。

 でも、僕が二十歳を迎える時分までは、音楽鑑賞(この響きも古風だが)といえばレコードだった。


 レコードとは樹脂(主に塩ビ)の円盤に凹凸の溝を掘り、溝に記録した音(振動)の情報を、

針で読み取って電気信号に変換し、機械で増幅してスピーカーを鳴らす…といったものだ。

 近年では、針ではなくレーザーを用いて非接触再生するプレーヤー(レーザーターンテーブル)が

販売されているそうだ。これを利用すると傷や割れ、歪んだ盤すらも再生できる(赤盤に限り再生不可能である)

と、ウィキペディアに紹介されていた。


 レコードはダイヤモンド製の針を溝に走らせて音を拾うわけだから、

必然的に傷が付く。扱いがおろそかだと、その黒い円盤は縦横にキズが走った代物になる。

だから、レコードを聞くときには、単に音楽を聴くほかに、キズの発する雑音も同時に聴くことになる。


 歳若い頃はこの雑音を僕は嫌っていた。

しかし、今はどうだろう…そのバチバチブチブチがなんとも懐かしい。


 
 日曜の夕刻しばし心は青春時代にタイムスリップした。

 
 レコードを聴きながら僕は幸せに満ち足りた。

 するといろいろな人にメールをしたくなった。

 実際たくさんのメールをやり取りした。


 レコードとメール…

 新旧の機器の応援を得て、僕はほんとうに素敵な日曜日の夕刻を過ごすことができた。

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