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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

2月8日

●むこう向きのおっとせい その172


2月8日誕生日だった。


多くの人から祝福して頂いて、ほんとに幸せものだなと思った。


なのに、そんな幸せを感じれば感じるほど、
どこかで寂しさを感じてしまう。


生きている間にどれだけの人と出会って、そして別れるのだろう。


ほんの一瞬、同じ空間、場所を共有し、
二度と会えなくなった人の事が
時折、胸を締め付ける。


祝福してもらった後で、一人で酒を飲んでたら


「花に嵐のたとえもあるさ。さよならだけが人生だ」

という言葉が頭をぐるぐるまわった。


「どうにもならない儚さが人生なのだ。」

これは今の気分にぴったりくるなぁと感傷にふけていたが、


考えてみると、どういう意味なんだろう、
よく分からんなと思って調べてみた。


どうも元々の文はそういう意味ではないらしい。
これがもとの漢文

勘酒     (酒を勧む)
勧君金屈巵 (君に勧む金屈巵<きんくつし>)
満酌不須辞 (満酌辞するを須<もち>いず)
花發多風雨 (花發<ひら>けば風雨多く)
人生足別離 (人生別離足る)

これを井伏鱒二が見事に訳した。


この杯を受けてくれ
どうぞなみなみと注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ


すぐに別れは来るけれど、
今この酒を飲み干して今を楽しく生きよう、
今はここで膝を突き合わせているのだから。

ようは

「さよならだけが人生だから、今この出会い、時間を大切にしよう」

ということらしい。


意味を知って、なんかちょっと元気になった。


何があっても信頼し、そばにいてくれている人がいる。

そんな人に感謝しながら、

お互いに共有出来る時間をこれからもっと大切にしていこうと、

考えが前向きになった。


どうも最近、爺むさい考えに囚われることが多い。

改めねば。


ではまた。

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