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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

「かまへん。」

森山's Honey Bucket 166


 朝刊のコラムで、心にストンと落ちる言葉に出会った。

「かまへん」だ。


 
「かまへん。かまへん。」

「かまへん」を二度くりかえしていうこの言葉を

 僕は人生で何度もなんども聞かされて育った。


 僕はこの言葉を次のように受け止めてきた。


 「もういいよ。」
 
 「くよくよしなくっていい。」

 「お前はよく頑張ったんだから…」

 「失敗は誰にだってあることなんだ。」

 「気にしなくていい。」

 「許してあげるよ!」

 「次があるって…」

 「お前の気持ちはよくわかる。」

 「がんばれ!」

 「これからも、そばにいて応援するよ。」



 
 「かまへん。かまへん。」には、

 失敗して落ち込んでいる者に向けられる

 さまざまな「励まし」が凝縮されている。



 また、「かまへん。かまへん。」と肩にそっと手をおき、語りかけてくれた人は、

 失敗した自分を優しく受け止め励ましてはくれるが、

 決して問題の解決を急がせるようなことをしなかった…。

 たとえ失敗しようとも、君が存在することが大切なのだ、

 と肯定するところから始めてくれた。


 「かまへん」には愛情が詰まっている。

 「かまへん」には人を待つ根気と信頼の気持ちが詰まっている。 

 
 「かまへん」は言霊を宿す言葉だ。



  昨今世間には、他人の失敗を指摘するにとどまらず、

 やれ原因は何だ?やれどうするつもりなのだ!

 と寄ってたかって畳み掛け、責め立てる風潮がある。

 
  もちろん、配慮の足りない行動によって、他者の尊厳を傷けた場合などは、

 叱責を受けたり、時として罰則を課せられたりすることもあろう。


  しかし、世の中全体が殺伐とし、どこか結果至上主義に

 傾注しているよう思える今こそ、

「かまへん。かまへん。」と思える自らの「心のゆとり」が必要だ。

 
  

 

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