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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

一期一会

森山'S Honey Bucket 185

昨日奈良育英西中学立命館コースの皆さんとの理科実験合宿を終えた。

今年の合宿の実験・実習は

①薬品の怖さと面白さ

②花火作り

③カエルの解剖

④海辺の生物の観察

⑤LEDを使った実験

⑥琥珀磨き

⑦天体観測

⑧自作の花火大会


合宿2日目朝は豪雨となり、

学園長の提案で、

子どもたちの宿泊するベイリゾートホテルへの出張実験となった。

実験内容は「花火作り」



40数名を収容できる広さ

班ごとの実験ができる机

炎色反応を確かめられる暗さ


それらの条件を満たし花火製作の実験室に早変わりしたのは…

大カラオケルームだった。


授業担当の池畑先生が立つのはステージライトが照らす“舞台”。

部屋のライトを消そうとしてスイッチをOFFしたつもりが、

天井のミラーボールが回転し、カクテルライトが七色に輝く。


そんな前代未聞の不思議な教室?で

12種類の薬品は無事に調合され、花火は完成した。



花火作り中、不思議と雨は上がり、

2時間目の「海辺の生物観察実習」への期待が膨らんだが、

直前にまたも降り出した…


決行か?中止か?

そんな膠着を打破したのは、

育英西中学主任の〇〇先生の

「この実習のためにわざわざ島に渡って来たのです!行きましょう!」

の力強い一言だったとか…



なんと、

海辺に到着したときには

すっかり雨も上がり、

子どもたちは歓声を上げ

生き物さがしに夢中になった。

そして気がつけば、

いっぱいの磯の生物を捕獲・観察することができた。


真也学園長が主任の〇〇先生に、

「この実習の成功は先生の熱意の賜物ですね…」

と労ってられたのが印象的だ。



100万年前の琥珀「コハク」(使用したのはコペルだが)を磨き、

中に閉じ込められた虫を見つける実習もあった。

番目の違う2種類のサンドペーパーで慎重に磨きをかけ

最後にコンパウンドをつけ、丁寧に仕上げると、

透明感と輝きを持った琥珀に

古代の虫を見つけることができる。

(もちろん虫が見つかるとは限らないのだけれど…)


一人の子が、

磨いた琥珀を

「わたしこれを墓場まで持って行く!」

と満面の笑顔で見せてくれた。

「墓場まで…?」

言葉の使い方はどうであれ、

大切な宝物にしようと思ってくれている

そんな気持ちが伝わってきた。

嬉しかった。



「彼女たちとはもう二度と顔を合わせることもないだろう。

でも、彼女たちの心のどこかに今日の出来事が刻まれ、

細いオッチャンと小っちゃくて丸いオッチャンおったなあ…

って思い出してくれたらいいね。」

帰りの船中、真也先生はぼくにそんな話をされた。


「そうですよね…」ぼくも深く頷いた。

素敵な2泊3日だった。












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