藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
それいけ!アンパンマン
森山's Honey Bucket 193
一昨日、「それいけ!アンパンマン」の作者 やなせたかしさんが亡くなったとの報道があった。
当時まだ小さかった息子・娘は、テレビ放送を観たり、借りてきたビデオを観たり、映画館で歓声を上げたり、とにかくアンパンマンが大好きだった。
正直なところ、子どもたちにひけを取らぬほど、僕自身もアンパンマンの大ファンだった。(おそらく家内も…)
お腹を減らして困っている人を見かけると、
自分の顔をちぎって分け与える。
それをもらったあいては元気になってお礼を言うが、
アンパンマン自身はパワーなくヨレヨレの状態になる。
僕は、今までそんなアニメの主人公を見たことが無かった。
「他人の幸せのために、
自分が出来る精一杯を尽くす。
分け隔てなく、誰に対しても…」
「ひとの喜びを自分の喜びとする。」
“それこそが人として生きることの意味ではないですか?”
やなせさんの心が投影された物語だった。
また、やなせさんは
アンパンマンの行動を通して、
子どもたちに真の勇気とは何か…ということをも
静かに語り続けていたような気がする。
優しさと勇気の意味を描いたこのアニメは、
登場人物(キャラクター)の誰一人も決して殺さなかった。
悪役の死はもとより、英雄の勇敢な死も、家族や友だちとの悲劇的な別れですら、
誰かが命を亡くすという場面は一つとして描かれなかった。(僕の知る限りでは…)
「アンパンチ~」を食らって
「バイバイキ~ン」と空の彼方に消えていくバイキンマンも、
次の回には、元気に登場して可愛い悪事に知恵を巡らせる。
だれも死なないお話に僕はいつも心地よさを感じていた。
アンパンマンの生みの親であるやなせさんは
ご自身の生き方もまたアンパンマンそのものだった…と言う。
亡くなる2ヶ月前に行われたコピーライター糸井重里さんとの対談を読んだ。
ああ、この方のような人生でありたい…と憧れる。
「正義には二面性がある。一方にとっての正義は他方からすれば悪であることも珍しくない。
もしこの世に二面性のない絶対的な正義があるとすれば、
それは、『飢えた人に食料を分け与えることだ。』」
と、やなせさんは語っておられた。
先日の大掃除の時にダンボール箱から出てきたたくさんのアンパンマンのビデオ、
捨てなくって良かった…
ご冥福をお祈りしつつ、久しぶりに鑑賞しよう。
一昨日、「それいけ!アンパンマン」の作者 やなせたかしさんが亡くなったとの報道があった。
当時まだ小さかった息子・娘は、テレビ放送を観たり、借りてきたビデオを観たり、映画館で歓声を上げたり、とにかくアンパンマンが大好きだった。
正直なところ、子どもたちにひけを取らぬほど、僕自身もアンパンマンの大ファンだった。(おそらく家内も…)
お腹を減らして困っている人を見かけると、
自分の顔をちぎって分け与える。
それをもらったあいては元気になってお礼を言うが、
アンパンマン自身はパワーなくヨレヨレの状態になる。
僕は、今までそんなアニメの主人公を見たことが無かった。
「他人の幸せのために、
自分が出来る精一杯を尽くす。
分け隔てなく、誰に対しても…」
「ひとの喜びを自分の喜びとする。」
“それこそが人として生きることの意味ではないですか?”
やなせさんの心が投影された物語だった。
また、やなせさんは
アンパンマンの行動を通して、
子どもたちに真の勇気とは何か…ということをも
静かに語り続けていたような気がする。
優しさと勇気の意味を描いたこのアニメは、
登場人物(キャラクター)の誰一人も決して殺さなかった。
悪役の死はもとより、英雄の勇敢な死も、家族や友だちとの悲劇的な別れですら、
誰かが命を亡くすという場面は一つとして描かれなかった。(僕の知る限りでは…)
「アンパンチ~」を食らって
「バイバイキ~ン」と空の彼方に消えていくバイキンマンも、
次の回には、元気に登場して可愛い悪事に知恵を巡らせる。
だれも死なないお話に僕はいつも心地よさを感じていた。
アンパンマンの生みの親であるやなせさんは
ご自身の生き方もまたアンパンマンそのものだった…と言う。
亡くなる2ヶ月前に行われたコピーライター糸井重里さんとの対談を読んだ。
ああ、この方のような人生でありたい…と憧れる。
「正義には二面性がある。一方にとっての正義は他方からすれば悪であることも珍しくない。
もしこの世に二面性のない絶対的な正義があるとすれば、
それは、『飢えた人に食料を分け与えることだ。』」
と、やなせさんは語っておられた。
先日の大掃除の時にダンボール箱から出てきたたくさんのアンパンマンのビデオ、
捨てなくって良かった…
ご冥福をお祈りしつつ、久しぶりに鑑賞しよう。