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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

いっぱい体験しよう

●むこう向きのおっとせい その209

昨日、一昨日と「実験学校」があった。


今回は今年4回目の特別会で、メイン実験はレンズカメラを作り、写真を撮る、だった。



まずは、光の性質をレイザーポイントで学習。


事前準備で苦労していた、M先生の授業は大変興味深かった。



次にホロスペックスを使った実験。


光の回折を利用した、点光源がハートに見えるという、
とても温かい気持ちになる工作だ。


帰りのバスの中でも、子どもたちはこれを使って、
街の灯りを見て感動していた。



そしてレンズカメラ作り。


今までにない材料を使っての工作。


I先生の指導の下、実にうまくいった。



その後いよいよ写真撮影にチャレンジ。


思い思いの場所にカメラを置いて、15分ほど待つ。



最初の子が現像に来る。



うまく景色が写るのか、緊張の一瞬である。


現像した写真には見事に、村から見える景色が写っていた。



大成功である。



次々に現像するが、中には露出オーバーで上手くいかない子が出てくる。


その子達にはリベンジしようと新たな感光紙を渡す。


大半の生徒は成功した。



そんな中、5回試みるも、どうしても上手くいかない子どもがいた。


もう一回と彼は言ったが、残念ながら時間切れとなって、
彼の望みを聞いてあげられなかった。


その時、上手くいかないことが悔しかったのだろう、
目にはうっすらと涙が浮かんでいた。


実験学校の帰りに、彼はこの夏に自由研究で調査した、
「大阪の水」についてのレポートを見せてくれた。


実に素晴らしいレポートだった。


恐らくかなりの労力を使ったと思われる。



そんな彼のことだ。


家でもやれるように持って帰らせた感光紙を使って、
きっと納得のいく写真を撮ることだろう。



上手くいった時の喜び、上手くいかなかった時の悔しさ。


子どもたちの心を揺さぶる要素が、理科実験にはたっぷりとある。



知識だけを蓄えるのではなく、
様々な体験を通して、
諦めない、豊かな心を持った子どもに成長して欲しいと思う。



この実験学校がそんな場になっていれば素敵だ。



ではまた。
レンズカメラ1
レンズカメラ2

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