藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
焼きイモ
森山's Honey Bucket 196
母に好物の焼きイモを食べさせたい…と思った。
食がすっかり細くなった母も、ほこほこアツアツの焼きイモなら、
食べることへの意欲が湧くかもしれない…
以前は、「ピー」と汽笛の音を鳴らしながら
「 エ~イ、焼きイモ~ 焼きイモ~ おイモだよ! 」
と、独特の言い回しを拡声器からこぼしながら、
焼き芋屋おっちゃんが軽トラを巡回させていた。
が、最近はとんと見かけなくなった…。
しかし、どこか昔かたぎのへんな頑固さがあって、
スーパーやコンビニのレジ横にある焼きイモにはどうも手が出せない。
そこで「家」で焼きイモを作ることにした。
嫁いわく、「オーブンレンジでも調理出来るよ。」だそうだが、
ここは一発母のために、炭火で焼くことした。
実は、去る10月の実験学校で、研究科の皆と「縄文パンとサツマイモを炭火で焼こう!」というのをやった。
そのときは子どもたちの頑張りと、たくさんの先生方の応援で、
焦げがちだったが美味しい焼き芋ができた。
濡れた新聞紙やアルミ箔で幾重にもまいたおイモさんを、炭火で包みこむようにして焼けば良いのだが、
あいにく、うちには深さのあるBBQコンロが無い。
結局、炭の上に並べたおイモを少しずつ回転させながら焼くことになった。
焼き始めてから約50分…、
軍手を通して、柔らかさが伝わってくるまでになった。
ドキドキしながら、アルミ箔や新聞紙の十二単衣を脱がせていくと…
「まあ合格かなあ…」と思われる焼きイモが顔を出した。
「熱ッ熱ッ」左右の手でドリブル?しながら食卓に届けた。
「美味しいがな…」と頬張ってくれた母の笑顔が嬉しかった。

母に好物の焼きイモを食べさせたい…と思った。
食がすっかり細くなった母も、ほこほこアツアツの焼きイモなら、
食べることへの意欲が湧くかもしれない…
以前は、「ピー」と汽笛の音を鳴らしながら
「 エ~イ、焼きイモ~ 焼きイモ~ おイモだよ! 」
と、独特の言い回しを拡声器からこぼしながら、
焼き芋屋おっちゃんが軽トラを巡回させていた。
が、最近はとんと見かけなくなった…。
しかし、どこか昔かたぎのへんな頑固さがあって、
スーパーやコンビニのレジ横にある焼きイモにはどうも手が出せない。
そこで「家」で焼きイモを作ることにした。
嫁いわく、「オーブンレンジでも調理出来るよ。」だそうだが、
ここは一発母のために、炭火で焼くことした。
実は、去る10月の実験学校で、研究科の皆と「縄文パンとサツマイモを炭火で焼こう!」というのをやった。
そのときは子どもたちの頑張りと、たくさんの先生方の応援で、
焦げがちだったが美味しい焼き芋ができた。
濡れた新聞紙やアルミ箔で幾重にもまいたおイモさんを、炭火で包みこむようにして焼けば良いのだが、
あいにく、うちには深さのあるBBQコンロが無い。
結局、炭の上に並べたおイモを少しずつ回転させながら焼くことになった。
焼き始めてから約50分…、
軍手を通して、柔らかさが伝わってくるまでになった。
ドキドキしながら、アルミ箔や新聞紙の十二単衣を脱がせていくと…
「まあ合格かなあ…」と思われる焼きイモが顔を出した。
「熱ッ熱ッ」左右の手でドリブル?しながら食卓に届けた。
「美味しいがな…」と頬張ってくれた母の笑顔が嬉しかった。
