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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

夏合宿が終わった

●むこう向きのおっとせい その251

23日、本科合宿が無事終了した。

今年もいろんなドラマがあった。

18期生の時に始まった25キロメートルオリエンテーリング。

今年も新たなコースで実施する予定が、
台風のため、コース内の電信柱が倒れて道を塞いでいる、
土砂崩れで道が通れない、ということが判明。

急遽コース変更。

長い歴史の中でも初めての、プールに入ってからのオリエンテーリングとなった。

プールで体力を使うだろうからと、歩く距離を15キロmに設定。

プールは朝一で、天候も悪いこともあり、貸切り状態。

子どもたちは大はしゃぎ。

昼食後、いよいよオリエンテーリング出発。

出発の時に、一人の男子生徒が足を引きずっているので、
「どうした?」と聞いたら、
「指が腫れてる。」と言う。

見てみるとかなり腫れていた。

ウォタースライダーで足の指を強く打ったらしい。

これは歩くのは無理かもと思ったのだが、彼は「大丈夫、行く。」と辞める気配はない。

「後で湿布を渡すから、無理するな。」と送り出した。


子どもたちは、ゴール目指して歩き、走る。

多くの生徒がゴールしていく中、

車で巡視している私のもとに、林先生から
「K君を病院へ連れて行きます。」
とのメールが入る。

足の指が紫に腫れ上がっているとのことだった。

村に帰った時に、ちょうど林先生の車が病院から帰ってきた。

なんとK君の指は骨折していた。

相当痛かっただろうと思うのだが、彼は
「走っている間に、痛くない方法を見つけた。」と涼しい顔で言う。

なんとも逞しい。

すき焼きパーティーの時に、順位発表。

足の骨折にもかかわらず、K君のペアは見事に1位だった。

後でお母さんと話をしたら、
彼は合宿に行く前に「今年は1位になる。」と言っていたらしい。


怪我というハンディを気力でカバーした彼の姿は、
感動的だった。



最終日のボートツーリングについては、池畑先生が書いてくれている通りだ。

子どもたちを無事に家に帰らせることが、何よりも優先されること。

何事もなく終えることができればいいが、そうでない時のことを考えると、
やはり慎重にならざるを得ない。


安全第一と、子どもたちに出来るだけの体験をさせ、達成感を得させたいとの思いとの狭間で、
判断の難しさを改めて感じた時間だった。


今回のことは池畑先生、信之介先生の若き専任、
そして元気一杯の助手スタッフの、子どもたちへの熱き思いがなければ、
このような臨機応変の対応は到底できなかった。

心より謝意を表したい。


開講式の時に「全ての行事に全力投球しよう」と話したが、
生徒も先生もまさに全力投球の合宿になった。



それにしても、最近の天気予報は当たらない。

昔の靴を放り投げて天気を占った頃に戻った気がする。

もうちょっと正確な予報を出してくれないものだろうか。


ではまた。

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