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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

嗚呼、御嶽山

森山's Honey Bucket 228

 山岳写真集などで見る御嶽山は実に雄大で格好いい山だ。

 だから、以前から関心というか、あこがれがあった。
 
 北アルプスの南のはずれにある独立峰(単独で立っている山)。

 日本で3000mを超える独立峰といえば、富士山と御嶽山しかない。

 富士山・白山・御嶽山といえば、山岳信仰の霊場としてあがめられた存在でもある。


 
 今までに2度、あこがれの御嶽を見てみたい・・・と遠征したことがあった。

 
 しかし、ふもとの開田高原から仰いだときも、

 木曽谷を挟んだ中央アルプス駒ヶ岳の山頂へ続く山道から眺めたときも、

 残念ながら、そこにあるはずの御嶽の雄大な山容は、雲に覆われていて拝むことができなかった。

 
 もし、あのとき御嶽山の姿をしっかり見る機会に恵まれていたとしたなら、

 僕は、今よりもっと熱烈な御嶽山フアンになっていたかもしれない。


 ロープウエイを利用すれば山頂下900mの7合目までは運んでくれるので、

 紅葉の美しいこの季節には、「いっちょ頑張ってみるか!」などと気合を込めて、御嶽登山に挑んでいた可能性もゼロではない。


 土曜日理科コースの子たちの「御嶽山が噴火した。」との第一報に触れたときには、思わず「エ~、ほんまにほんま?」と絶句した。(恥ずかしながら御嶽山が活火山であったことを僕は知らなかった。)

 
 親子・夫婦・職場の仲間・山仲間・・・、たくさんの方が被害に遭われ、そして多くの命が失われた。

 怖かっただろう、痛かっただろう・・・ほんとうにお気の毒でならない。

 合掌。



 それにしても、自衛隊の方々、消防署の方々、警察の方々の懸命なお仕事振りには頭が下がる。

 文字通り、自分の仕事に「命を賭けて」挑んでくださっている。

 
 お給料をもらっているから・・・と出来る仕事ではない。


 「偉いなあ・・・すごいなあ・・・」

 幼稚すぎる表現だけれど、心を込めて申し上げます。


 「ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。」

  御嶽山 
  
 


 

 
 
 

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