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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

学ぶことは?

ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪


太陽が隠れるとグッと気温が下がります。
朝の布団に抜けられない魔法がかかってきました。


この秋から、中学入試用のテキストを使う算数のクラスの担当をしています。


経験された方はご存知だと思いますが、中学入試の算数は相当に難しいです。


通常学校で習う内容に加えて、独特の技法、そして発想力が試される問題が多いためです。


担当しているどの授業の予習よりも時間がかかりますが、ウンウン悩みながらも昔を思い出して勉強しています。



実は僕が藤原学園の生徒だったとき、特錬クラスという中学入試を受験するクラスの生徒でした。


といっても、中学入試をする気は本人には毛頭なかったのですが、母はできれば受験して欲しいと思っていたようです。


だからといって、母に強制されて特錬クラスに入ったわけではなく僕が希望して入っていました。




受験もしないのになんで?


と思われそうですよね。



理由はいたってシンプル。



楽しかったのです。




難解な問題を、先生がおもしろいたとえ話を織り交ぜながら解説してくれるのを聞くのが楽しかった。


その後に類題を悩みながら解き、正解できることが楽しかった。


同じクラスの仲間たちと切磋琢磨しながらしながら、成長を感じられるのが楽しかった。




当時、純粋に「学ぶ」ということの楽しみを感じられていたのだなと今振り返ってみて思います。




僕が勉強を楽しめていた一番のきっかけを考えてみると、「先生」の存在がやはり大きいです。



直接言葉にしては言われなかったと思いますが、授業を通じて、



「ほら、学ぶことってこんなに楽しいねんで。」



というメッセージを伝えてくれていたののではないかなと。






楽しさを伝えようと思ったら、まずは自分が楽しまないとね。



というわけで、小学生の自分に戻ったつもりで算数の勉強を楽しんでみようと決めた今日このごろです。



平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師 は子どもの心に火をつける。
(ウィリアム・アーサー・ウォード:アメリカの作家、牧師、教師) 

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