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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

油断大敵

森山's Honey Bucket 244


「先生、顔どうしたん?」

「嫁さんにどつかれた・・・」

「ウソ〜」

「はい、ウソ。」

ここ何日かで、何人かの子たちと交わした会話だ。


今、僕の左のあごに青タンができている。

大きくはないが、それなりに人様から哀れを買う程度ではある。


普段から嫁には、「しっかり働け!」と叱咤激励は受け続けてはいるが、

まだ、右フックは食らったことはない。



青タンのできたわけを、子どもたちは見事に当てる。


そう、ひっくりかえったのだ。


先の日曜日、友人たちと冬山に霧氷を見るため登山をした。

山頂付近はマイナス7℃。

容赦なく吹き付ける季節風に体は凍てついたが、

その分、霧氷はたいへん綺麗だった。


雪面や凍結した地面を歩くので、

靴の裏に、鉄の牙のような道具「アイゼン」をつけている。

ところがこアイゼン、雪上はいいのだが、

小石が顔を出すような路面ではかえって歩きにくい。


山頂から4分の3程下った辺りで、「もうええやろう・・・」

それを靴からはずした。

その後もそれなりに慎重に下山を続けた。

外したとたんに転ぶことはよくあるからだ。



やや進むと60歳くらいのおじさんが滑って大の字にころび、

仲間のおじさんが手を貸して立ち上がらせようとしていた。

おじさんは照れ隠しか「アッ八ッハ!」と笑っていたが、手伝ってもらっているのになかなか立ち上がれないでいた。


くわばらくわばら・・・あんなことになっては恥ずかしい・・・

やや上から目線で横を通り過ぎた。

(普段、登山者とすれ違うときには、「こんにちは。」などと挨拶を交わすのだが、さすがにはばかられたので・・・)



途中、たまらなくオ○ッ○がしたくなって、少しコースを外れて立ちショ○をした。

湯気は上がっているが、かき氷のレモンのようだった。


コースに戻ったそのとき、後ろからおじさんたちの声が聞こえた。

立ちショ○がばれた?一瞬の動揺が走った。

足元への注意が完全におろそかになった。



鮮やかにかつ一瞬で僕の身体は宙に舞った。

そして、何が何だかわからないが

目にもとまらぬ高速で

ストック(つえ)が顔面にヒットした。


ストックの先のつばを自分で踏んだのだろう…

あごがずれた・・・と思うほどの痛みだった。


おっちゃんたちの、笑い交じりの「だいじょうぶかいな?」の声が心に突き刺さった。

軽く会釈はしたものの、格好悪くって振り返ることはできなかった。

あのおっちゃんたちに違いないからだ・・・



というわけで、今は青タン持ちの僕だ。



来週からいよいよスタートする中3生の入試


可愛い彼らの身代わりとなって僕が滑って転んであげたのだ!

と自分に言い聞かせている。

霧氷















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