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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

桐蔭中学合宿 2015

●むこう向きのおっとせい その293

13日、14日に今年も桐蔭中学の合宿があった。


中学1年生が300名。


最初運動場に集合して開講式をするのだが、ズラッと並んだ様子はいつものことながら迫力がある。


どの顔も、旅の疲れを感じさせない、これから始まる7つの理科実験に対する期待感に満ちている。



私の担当は「薬品の怖さと面白さ」。


アンモニア、塩酸、アルコール、ブタン、水素、硫酸、赤燐、塩素酸カリウム
といった薬品を、自分の体験談を交えながら紹介した。


アンモニアの瓶のラベルを隠して、生徒たちに臭いを嗅がせて、
何の薬品かを当てさせるのが授業のスタートだ。


ほとんどの子が、まともに臭いを嗅いでのけぞる。


臭いを嗅ぐ時は、手であおいで嗅ぐというのは習ってはいるのだが、
実際にやったことがないので、みんなまともに鼻を瓶に近づけてしまう。


それで衝撃をくらって面食らうのだ。


桐蔭の子どもたちの面白いところは、周りの子がのけぞってもがいているのにも関わらず、怖がることなく同じように嗅ぐところだ。


恐らく怖さよりも好奇心の方が勝つのだろう。


次から次にのけぞるその反応が面白くて、
薬品を持って回りながらいつも笑ってしまう。



でも、この自分で確かめようという心持ちが、桐蔭中学生の特筆すべき良いところだ。



そのあとの実験も、やっているこちらが気持ちのいいほど素晴らしい反応をする。


打てば響くとはこんなことをいうのだろう。



全部で7実験。2日目は5連続で実験が続くのだが、
子どもたちのパワーは落ちることはない。


夜には彼らが泊まっているホテルまで行って、手作り花火に点火が最後の実験となる。


今年はその前に珍しく星が綺麗に見えたので、レーザー光を使って星座を説明した。


「これが北斗七星です。」と言って、指し示した時の、
彼らの反応は、今まで経験したことがないほど素敵なものだった。


歓声をあげて、拍手までするのだ。


春の大三角、北極星、夏の大三角、金星、木星と紹介するたびにどよめきが起こった。



なんて無邪気で可愛いのだろうと、説明しながらその反応に感動してしまった。



桐蔭の先生が最後に「もう1日延長して実験できるとなったら、やりたい人。」と聞いたら、みんなが手を挙げてくれた。


彼らはこの合宿を楽しんでくれたのだと思い、とても嬉しかった。


いい出会いの2日間だった。




彼らの人生はまだ始まったばかり。


この合宿を通して、体験することの素晴らしさを感じて、
これから出会う様々なことに、臆することなく取り組んでくれるようになってくれれば、
いうことはない。


そしてこんな場を与えてくれている桐蔭中学に、誇りを持って通って欲しい。



彼らの行く先が明るいものであることを願って、遠くから応援するとしよう。



ではまた。

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