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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

間一髪

森山's Honey Bucket 164

 次の日曜日高校のクラブの仲良しメンバーと伊吹山に登山する予定だ。

頂上付近のお花畑がずいぶん綺麗らしい。

友人の立ててくれた計画は、麓の0合目から1377メートルの山頂まで登り切るというものだ。


 思案したが、挑戦を決めた。


 そこで練習のつもりで先日琵琶湖畔の比良山系にある蓬莱山1174メートル(高低差約900メートル)に一人登ってみた。

 今こうしてブログを書いているので、確かに僕は生きてはいるのだが、久々に肝を冷やした。



 ー登山ー


 延々と続く樹林帯を、休憩を重ねながら登った。景色の見えない山行きはつらい。

最初の絶景(眼下に琵琶湖臨めた・・・)は、950メートル付近のクロトノハゲ(気になるネーミング)だ。

写真の奇岩をそう呼ぶらしい。

DSC_0680.jpg


 蓬莱山手前1キロメートルで琵琶湖バレイゴンドラの山頂駅でもある打見山(1108)にまず登頂。

冬にはスキー客でにぎわうだろうゲレンデの芝を踏みしめながら、アップダウンを経て蓬莱山頂をめざす。



眼下の景色があまりに美しくしばし見とれる。

琵琶湖は大きい。

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雄大な景色を背景に谷を越える超スリリングな「ターザンロープ?」に挑戦するグループに感心。

DSC_0712.jpg

やっとの思いで山頂に到達したのは16時少し前。

約3時間半よくぞ辿り着いた。

DSC_0729.jpg



麓の駐車場のゲートが閉められるのは18:30。

下りにゴンドラを利用するなら、17時ジャストが本日の最終便だ。

もう十分頑張った。下山はゴンドラで楽をしよう!

いや待て、ちょっと自分に甘いのではないか?



しばし思案の後、ゴンドラは使わず自力で下山しよう!

夏至からまだ3週間、陽も高い。

ゲートの閉まるまでの2時間半で下山は可能だ!と決心。



しかし猶予はない。

足早に下山を始めた。

急坂の下りで距離を稼ぎ、約15分間下山した。

蓬莱山頂はもう遠く上にあった。


その時、四ツ辻に立っていた。


???


何かが違う。



地図を取り出して再確認すると、自分の取ったルートが完全に間違っていたと気づいた。


「やばい」足が震えた。


このままのコース取りだと、下山は随分南にずれる。駐車場のゲートは閉まってしまうのは明らかだ。


だが、ゴンドラに乗るため、打見山山頂駅に戻るにはあと40分少ししかない。


もし引き返して最終便に間に合わなければ、日暮れ後の山道を一人下ることになる。


足の震えは大きくなった。



しかし、もはや考えられる選択肢はひとつ。


ゴンドラ駅に向かって蓬莱山を登り返すしかない。


今駈けて下った急坂を登る。


残り40分に賭けるしか、今日中に僕が帰宅できるすべはない。


54歳10か月・・・泣きそうになった・・・



心臓は張り裂ける寸前だったと思う。

しかし、何とか間一髪、ゴンドラの最終便に間に合った。



生きて下山できる。

今日中に家族と会える。



油断と焦りが招いた過ち・・・

山行きの怖さを痛感する日となった。





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