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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

経験は宝

森山's Honey Bucket 278

個人懇談会の合間をみて、とある私立中学に教育相談に出向いた。

教育相談では、受験希望者のさまざまなテスト成績を持って入試担当の先生のもとに赴き、それぞれの子たちの合否の可能性についてご教示いただいたり、今後の学習方法についてのアドバイスをいただいたりする。


成績の良し悪しで、「この調子で頑張っていただいてください・・・」というご指導をいただける場合もあれば、「この成績では合格は難しいのではないでしょうか・・・」と厳しい相談結果に終わることもある。

今日の相談結果は概ね良好で、本人たちには、「あきらめることなく、本番に向け油断なく努力するように・・・」と前向きな指導をしてあげられそうだ。


入試部長を務められるその先生は、理科の教師も兼務しておられ、うちの学園のことは以前からよく知っておられるとのことだった。

12月の実験学校では「ふたご座流星群」の観望会で、芝生に敷いた布団にくるまりながら満天の星を見上げ、流れ星を数えるんです・・・などと僕が話すと、先生から次のようなお話があった。

「流れ星観望ですか・・・うらやましいですね。ちょうど今、中3生に『天体』の授業を進めていますが、なんとオリオン座や北斗七星の実物を見たことがない・・・という生徒が結構多くいます。大阪の空でだってしっかり見える星なのに…。偏差値を少しでも上げるためだけに時間と労力を費やし、その結果たくさんの有意義な体験が出来ないままになってしまった子どもたちがいます。概してそんな子たちは合格するとその達成感だけで、満足してしまい、それから先への意欲がなかなか湧いてこない。(言葉は適切ではないが・・・)『のび切ったパンツのゴム症候群』とわれわれはときに表現しています。その子たちに新たな目標を持たせ適切に指導するのがなかなか苦労です。子どもたちにはいろいろな経験をしてほしいものですね・・・」と。

「その点うちの学園の子たちは『伸びしろ』をたっぷり残しております(笑)」と僕。

もちろん、うちの学園に配慮してくださた上でのお話であることは想像できるけれど、子どもたちと一緒に流れ星を数える時間が素敵だ・・・と思ってくださったことは先生のお話しぶりから実感できた。


何はともあれ、入試まであと僅か。

子どもたちもそしてわれわれも悔いのない時間を送りたい。

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