藤原学園の『年中夢求』日記
〜今日も顔晴るみんなへ〜
12歳の受験生にエール!
森山's Honey Bucket 285
中学受験を週末に控えた小学6年受験クラス最終週の授業。
テスト練習を終え、解答を始めようとしたとき、本部校3階の教室のカーテン越しにとても美しい夕景が広がっていることに気づいた。
南西の空の中ほどに、明日には三日月になろうかと思われるか細い月が群青の空を背負って輝き、そのすぐ下にはオレンジ色の夕焼け空が大阪の街をシルエットにして広がっている。
思わず授業を中断し、子どもたちを連れて教室の屋上に急いだ。
本部校の屋上は4階の天文教室の上なので、その殆どはドームの半球で占められている。
また四方には背丈ほどの看板が設置されているため、南西の空を眺めるにはどうしてもドームに上る必要がある。
ドームの弧に沿って付いた梯子?をその天辺まで上がりきるのは、大人の僕でもでもかなりの恐怖を伴う。
そこでそれを途中まで上り、交代交代に美しい夕景を鑑賞することにした。
風はずいぶん冷たかったが、子どもらは何度も梯子を上りたがった。
そして都度、異口同音に「きれいなあ…」と嘆息を漏らした。
この2年間、この子たちはほんとうによく頑張ってきた…
だからこそ、週末の受験を無事終え、なんとしても合格してほしい…。
しかしふと、その結果にとらわれず素敵な人生であってほしい…と思った。
そのときこぼれた言葉は
「美しいものを見て、美しいと思える心を持った大人になってね…」だった。
頷いてくれた笑顔に頼もしさを感じた。
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中学受験を週末に控えた小学6年受験クラス最終週の授業。
テスト練習を終え、解答を始めようとしたとき、本部校3階の教室のカーテン越しにとても美しい夕景が広がっていることに気づいた。
南西の空の中ほどに、明日には三日月になろうかと思われるか細い月が群青の空を背負って輝き、そのすぐ下にはオレンジ色の夕焼け空が大阪の街をシルエットにして広がっている。
思わず授業を中断し、子どもたちを連れて教室の屋上に急いだ。
本部校の屋上は4階の天文教室の上なので、その殆どはドームの半球で占められている。
また四方には背丈ほどの看板が設置されているため、南西の空を眺めるにはどうしてもドームに上る必要がある。
ドームの弧に沿って付いた梯子?をその天辺まで上がりきるのは、大人の僕でもでもかなりの恐怖を伴う。
そこでそれを途中まで上り、交代交代に美しい夕景を鑑賞することにした。
風はずいぶん冷たかったが、子どもらは何度も梯子を上りたがった。
そして都度、異口同音に「きれいなあ…」と嘆息を漏らした。
この2年間、この子たちはほんとうによく頑張ってきた…
だからこそ、週末の受験を無事終え、なんとしても合格してほしい…。
しかしふと、その結果にとらわれず素敵な人生であってほしい…と思った。
そのときこぼれた言葉は
「美しいものを見て、美しいと思える心を持った大人になってね…」だった。
頷いてくれた笑顔に頼もしさを感じた。
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