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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

そんな日がやってきました・・・

森山's Honey Bucket 301

先日学園長のブログで取り上げていただきましたが・・・

おかげさまで娘が嫁ぎました。


僕は人生最初で最後となるバージンロードを歩くこととなりました。




 本番前の練習・・・

左右の手の置き場、歩みの進め方、

どの一つをとっても初体験となることばかり。

神妙に説明を聞いているのだけれど、どこかしら心は落ち着かず、そわそわ、ガチガチ・・・


練習の最後に係りの人から 「バージンロードを歩く意味について説明させてください。」とお話があった。



皆さんの待つ式場の扉を開くまでがお母さんの胎内。

扉を開いて一歩歩み出たところが誕生の瞬間。

そこから一歩ごとにお嬢さんの成長を想い重ね、ゆっくりゆっくり歩んでください・・・


最初の一歩は幼稚園の入園式。

次の一歩は小学校に上がったとき・・・

というふうにです。


そして最後は新郎にお嬢さんを託すときです・・・

できれば、新郎にひとこと言葉をお掛けください。


 嗚呼、自分にちゃんとできるのだろうか?この大仕事。

 

 
 ご参列の皆さんを式場にお招きする前に

扉の外(母の胎内)で、家内が娘にベールをまとわせる儀式があった。


 ベールはすべての禍から娘を守る・・・という意味があるらしい。

たしかに母親の愛を表し、家内にふさわしい役周りと感じた。


 家内と娘を見つめていて無性に涙腺が緩む。





 ご参列くださる皆さん方が式場に入場されるしばらくの間、

娘と僕の二人だけで扉脇の小さな控室で並んで過ごした。

 正面の鏡に映る娘の姿を見ながら、

 「幸せになるんやぞ・・・」と心の中で呟いてはいたけれど、

実際娘にそんなふうに話しかけたかどうか、今となっては思い出せない。


 娘と過ごす最後の時間・・・

そんな気もちらりとしたが、いやそんなことはない、とすぐに打ち消した。



 娘と腕を組み、扉の前に立った。

「では、いきますよ!」


 扉は開かれた・・・



 あたたかなあたたかな拍手をいただいた。


娘の成長を振り返りながら一歩ずつの歩みを進めるつもりだったに、頭はもう真っ白だった。

恥ずかしい話、どちらの脚を前に出したものかもわからなくなった。


 でも、こうして娘と共に歩く時間はとても大切なものに思われた。


 いつのまにか、この彼なら娘をきっと大切にしてくれるだろう・・・そう信ずる彼の前に到着していた。


 「よろしくお願いします・・・」たぶんそう言って、彼と握手を交わし、娘を託した。



 その後若い二人は皆さんの前で、二人して幸せに生きていくと誓った。

 しっかりしていた。

 愛し合っているんだ、と実感した。



 
 月並みですが、どうかこれからも二人を見守り応援してやってください。

 
 そして、ちょっとだけ寂しい父親をいつでも飲みに誘ってください。


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