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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

朝刊から…

森山's Honey Buket 318

朝起きて暖房便座に腰掛けながら朝刊に目を通すのが日課というか習慣というか…

一昨日もそうしていて、思わず手洗いの中で鼻をすするはめになった。

「朝日新聞・天声人語」の転載だから叱られるのかもしれないが、「朝日」を読んでおられない方も当然おられるわけで、感動を分かち合えたならば…と肝心な部分ほぼ丸写しで書いちゃいますね。



ひと言の願いをかなえてくれる神様として親しまれる奈良・葛城山の一言主(ひとことぬし)神社で、願いごとをつづる「はがきの名文」コンクールが開かれたそうだ。応募が2万7千点もあったらしい。

その中から天声人語の筆者の胸に響いた3作が紹介されていたわけだが、そこから僕がまた2作品を転載します。



忘れがたい夕食の一幕を綴った54歳の男性のはがきから…

「ワガママ言う君らに怒った妻が夕食作りをボイコット。食卓に置かれた納豆3個。トイレに籠もる妻」と書きおこす。

「息子がリュックを背負う。黙って出て行き戻ったその手に弁当一つ。トイレの前へ。

食べないと死んじゃうと弁当差し出す小一男子」。

感激した妻がトイレで泣き、以来その日は感謝の念を刻むよう夕食にあえて弁当を食べる日になった。

…と。



今から50年も前…

うちの両親が夫婦喧嘩をし、父が母に「出て行け
!」と叫んだのを横で聞いていた僕が、母との別れに震えながら、慣れない手付きで母に別れの「インスタントコーヒー」を入れた。

その夜、父母は一人息子のためにと危機を乗り越えたようだった。

そんな私ごとをふと思い出した。(失礼)



2作目

京都府の田園広がる町にお住いの88歳の女性のはがき。

33年前に亡くなったご主人への一筆。


「いつお迎えに来て戴いてもいいですよ」

「でもねー。明日は来ないでくださいね。明後日も来ないでくださいね。明明後日も来ちゃいやですよ。またお手紙します」

…と。


旦那さんを亡くされて30年。

その間、きっと片時も、愛する旦那さんのことを忘れずに生きて来られたんだろうおばあさん。

忘れられていないと言うことは、旦那さんは確かにおばあさんの中で生きているということ…

旦那さんにずっと見守られながら生きる喜びを感じているおばあさん…

なんと素敵なご夫婦なのだろう。


想像しながら泣きました。



心いっぱいにことばを綴る相手がいることは、それだけでも幸せなことかもしれませんね…







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