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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

2016年 12月実験学校

●むこう向きのおっとせい その370

土日と実験学校だった。



年間の予定では、10月の次が2月だったのだが、
そんなに待てないという多くの言葉に応えて、
急遽開催することになった。



内容を検討したが、二週間早い「クリスマス スペシャル」ということにした。



まずは七面鳥ならずニワトリの解剖から実験スタート。


大胸筋と小胸筋(ささみ)を交互に引っ張ると翼が動く。


だからこんなに筋肉が発達しているのかと子どもたちも納得。


消化管が口から肛門までずっとひと続きになっている事も確認。


十二指腸、すい臓、腸間膜、肝臓、胆のう、砂嚢、肺など臓器を観察した。


因になぜクリスマスに七面鳥を食べるのかというと、
ヨーロッパから移住したアメリカ人が食べるのに困った時に、
七面鳥を食べて飢えをしのいだ。その感謝の気持ちと
縁起物として食べるようになったらしい。



2時間目はトランジスタとLEDを使って、
水に浮かべると灯りのつく電子工作に挑戦した。


3時間目は「ふたご座流星群」の観察。
日本庭園にシート、マット、毛布、布団を敷いて流星群の観察に
チャレンジしたが、残念ながら雲が多くて見ることが出来なかった。残念。



2日目。


まずは村の落ち葉で焼き芋を焼いた。
いつもなら子どもたちの大好きなフィッシングなのだが、
今回は寒さも考慮して焼き芋作りを体験した。
出来栄えは最高だった。ほんとに美味しかった。


2時間目はスノードーム作り。


なりちゃん先生が担当だったのだが、準備に莫大な時間と労力を使った。


その甲斐あって子どもたちも大喜びの素敵なものが出来上がった。


本気さは人の気持ちに届く。


最後の実験は「塩安の再結晶」実験。


試験管の中に本当の雪のごとく結晶が降る。


その様子を眺めながら、「きれい。涙が出そう。」と言った女の子がいた。


いつ見てもその美しさには見とれてしまう。




今回も盛り沢山の内容だった。


帰りの時間が迫る中、
「もっとここにいたい。」「1週間でもいい。1週間でも短い、1年でもいい。ずっといたい」
「時間が巻き戻らんかな。」などなど。


うれしい言葉をいっぱい聞けた。


子どもたちの言葉にはいつも元気とやる気をもらえる。


次回2016年度最終回も子どもたちが感動してくれるように、
しっかりと準備をしたいと思う。


ではまた。
s-12月実験学校1
s-12月実験学校3
s-12月実験学校2





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