藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

翻弄された

●むこう向きのおっとせい その404

5日から7日まで実験学校の予定だった。


そこに台風5号がやって来た。


台風が近づいてきそうだとなった時に
日程を変更することも考えたのだが、
速度が遅いし、日程を変更するのも何かと難しいので
予定通り出発することにした。


島について直ぐに、川野回漕店の社長から
7日はフェリーがでないとの話を聞く。


急遽予定を変更して
天気が悪くなる前に、アウトドアの行事はやっておこうということで、
今回のメイン行事である、筏作りをすることにした。


関西環境教育学会の先生がメインとなって指導頂き、
筏は完成して、見事に浮いた。


自分たちの作った筏に乗って、
子どもたちは大喜びだった


筏作成実験のあと、今後のことを検討した。


6日はフェリーは出る。


1日前倒しで帰ることになるのか、
合宿を楽しみにしている子どもたちの期待を裏切るのは辛いなと思っているところに、
ならば、1日帰る日を伸ばしたらどうかと
H美先生からの提案を受ける。


それもありと思ったので、保護者の方がどのように判断されるか
とりあえず聞いてみて欲しいとお願いした。


結果は2名の方を除いて、
子どもたちを残らせてもらってもいいというものだった。


子どもたちにも聞いてみたが、同じような結果だった。


そこで8日の朝の便で帰りことにして
予定の実験や行事を全てこなすために、
実験の順番を変え、新たな行事も考えて対処することにした。



しかしながら朝の台風情報を見ると
速度がまた遅くなっていて、
8日にフェリーが出るのも怪しくなってきた。


その上台風は島を直撃するようなコースを進んでいる。


子どもたちは、プールに入ることや
実験を楽しみにしている。


そして1日でも長くこの村にいたいと思っている。



しかし子どもたちを無事に親御さんのもとに返すことが、
我々の大きな責務である。


悩んだ。


ことが起こったのでは何もならない。


苦渋の決断だったが、6日に帰ることにした。


子どもたちからはブーイングを受けたが、
出来るだけ実験はやろうということで、
目一杯実験はした。


閉校式で
みんなの期待を裏切って早くに帰ることになったことを
子どもたちに詫びた。


そしたら1人の子どもが
「十分に楽しかった。」と言ってくれた。


その言葉に救われた気がした。


また「自然に対して無茶をしない!!
という姿勢を示すことも、大切な子育ての1つだと思う。」
と保護者の方からメッセージも頂いた。



出発前から帰る日まで
ほんとに翻弄された。


この台風5号のことは忘れないだろう。




今年の合宿も15日からの本科合宿だけとなった。


気を取り直して、
いい合宿になるように頑張ろう。



ではまた。

Newest

Comment

Leave a comment

Designed by Akira.
Copyright © 藤原学園の『年中夢求』日記 All Rights Reserved.