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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

転んでもただでは起きない

森山's Honey Buket 352


新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。



年末に体調を崩してしまった。


夫婦で年初めの恒例行事としている「新春の富士山を拝もう!」に、元旦夕刻から出掛けるつもりだったが、寄る年波、そんなに劇的に回復する訳もなく、泣く泣く断念。


「今回は何処から富士を仰ごうかしら?」
この1ヶ月、コースの下調べに余念のなかった家内には、すまないことをしてしまったが、
さすがに「君一人で行ってきてくれる?」と言える距離でも無いので、家内の行き先は、富士山→若江の実家に変更してもらって、親姉妹と共に盛り上がってもらうことにした。



一方自分は…布団の中で何か出来る良いことはないか?と考えて、オーソドックスではあるけれど、棚に眠っていた未読の本を読むことにした。



超ご近所にお住いの作家だったのに、今までスタート出来ていない、司馬遼太郎さんの本を読むことにした。
『この国のかたち2』(文春文庫)
『この国のかたち3』(同上)
『日本史探訪』(角川文庫)



稀代の歴史小説作家は言っている。

「これまでに調べ考察してきたこの国の習俗・習慣、思考や行動の基本的な型を、私なりに切り刻んで大鍋に入れ煮詰めている。
読者自身がその鍋から、日本人の本質というエキスを取り出して欲しい。」と。



読み終えて、自分は司馬さんが期待した読者では無いことは分かった。

が、改めて「博識っていうのはこんな方のためにある言葉なんだ…」と感心しつつ、たいへん面白く読めたことに満足した。


自分の読み進め方をいつもの読書とは少し変えてみた。そのことが読後の満足の後押しとなった気がする。


具体的には、読み方や意味がわからない言葉に出会うたび、この地名はどこ?この本・人物・事象をもう少し知りたいなあと思うたび、湧き出た小さな疑問や欲求を、枕元に置いたスマホをフル活用して片っ端から調べつつ読み進めたことだ。


「親鸞が著した『歎異抄』の教え」や「西郷が西南戦争に向かわざるを得なかった真実…」「室町時代の持つ大きな意味」などなど、今まで知っているつもりで実は知らなかったことをたくさん学ぶことができ、こんな歳でも素直に喜べた。




静岡や山梨から見られただろう景色とはまた違った素敵な景色を布団の中から眺めることができた。



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