藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

今日もテスト対策

●むこう向きのおっとせい その432

昨日は1時から6時までのテスト対策だった。


それぞれの課題に取り組んで、
分からないところは質問する。

みんな真剣に取り組んでいる。

しかしすぐに気が散るものがいる。

ドアが開くたびに振り返り、
ちょっとやるとすぐにボーっとする。

毎回注意されるのだが、一向に直る気配はない。


一体どうなっているのだろう。


世の中には恵まれずに勉強出来ない子もいる中、
塾にまで通わせてもらって、またこんなチャンスを与えてもらっているのに、やらないとはなんだ。もうテスト対策には来るなと言ってやろうと思っていた。


昨日家に帰ってから、ユーチューブを見ていて感動する話に出会った。

小5担当の小学校の女の先生が、
遅刻はしてくる、声をかけても返事もしないと全く扱いにくい男の子を担当する。

先生はこの子が苦手で、毛嫌いするようになる。

ある時なんでこの子はこんな反応をするのだろうと思い、小1からの記録を見る。

小1の記録には明るく、みんなと楽しく過ごし、勉強も良くできると書いてあった。

意外な姿に驚いて、記録を読んでいくと小2の時に大好きなお母さんが病気になり、その看病をするようになる。

そして2年後にお母さんは亡くなり、お父さんは生きがいをなくし、子どもに当たるで、男の子から笑顔が消えていく。


そのことを知った先生は、彼に対して
放課後一緒に勉強しようと声をかける。

そして男の子は熱心に勉強するようになる。

小6の時は担当を外れるが、男の子からはその後手紙が何度か届く。

小6の時の手紙には、今までで一番の優しい先生でお母さんみたいでしたと書いてあった。

大学は医学部に行ったこと、そして結婚を伝える手紙にはお母さんの席に座ってほしいと書いてあった。

これを見て、感動した。

そうだ。子どもの反応の裏にはなんらかの原因があるのかもしれない。

表に出ている行動だけで判断してはいけないのだと改めて思った。


今日もこれからテスト対策がある。

複眼で子どもを見るようにしなくては。

なんて今は思っているが、こんなドラマチックなことはおそらくないので、いい加減にしろ!と生徒にダイレクトに注意しているのだろうなぁ。

やる気にさせるのはなかなかに難しい。


ではまた。

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