藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

素敵な子育てをされましたね

森山's Honey Buket 356

先々週、ある卒業生のお母様がお亡くなりになった。

学園のことをいつも心から応援してくださった恩人と想える方だったので、驚きとショックは大きかった。
最期のお別れをしたかったのだけれど、春合宿中だったこともあり、それは叶わなかった。


卒業生Mさんは48期生。
学園上本町校の歴史に名前を刻む超頑張り屋さんだった。

彼女が自分の目標に向けて毎日毎日学園に脚を運び、少しずつしかし明らかに前進していく様子を、同級生たちはよく見ていた。


中3生で、やるべきことを自覚していない子はまず居ない。
ただ、親御さんや先生から、面と向かって「やりなさい!」と指摘されると、直ちにヘソを曲げて敵前逃亡を企てる。
それが一般的な中3だとも思える。


そんな言い訳名人の15歳たちも、頑張ってる友人から「一緒にがんばれへん?」って声を掛けられると素直に応じる。

やがてクラスの皆が、頑張る子たち、前を見つめる子たちの集団に変化していった。その頃を懐かしく思い出す。


他人を変革するエネルギーを持つ人がこの世には確かにいるのだ…しかもそれは年齢によらない。





彼女が学園に入学してまだ日の浅い頃、僕は自分の勝手な思い込みから、彼女のお母さんに「親の過剰な期待は子どもを潰す。お母さんはそうではありませんか?」と言ったことがある。

それがとんでもない誤りで、失言だったと、僕は後日思い知ることになる。

彼女の頑張りの背景に、お家が全面的に娘を信頼し、大きく包み込んで、余計な指示を一切口にされない方針であることが、はっきりと分かったからだ。

お母さんの肝の大きさは、娘にだけでなく、大口を叩く塾の若造をも包んでくださっていたのだ。




先日、お悔やみのメッセージを届けた時、思い切って、彼女に僕の過ちのことを打ち明けた。


母は私が藤原の仲間や先生に出会えたことをほんとうに喜んでいた。その話は母から聴いては無かったけれど、決して怒ってなんかいなかったと思うよ。きっと娘のことを真剣に考えてくれる人がいる…って喜んでた筈やわ…
と、慰めてくれた。そうであれば良いが…




彼女は努力が報われて憧れの高校に進学した。

1年足らずで…と仰天する程の成績の伸びだった。


合格の報告をした時、電話口の向こうで喜びのあまりただ泣くばかり、完全に言葉をなくした母に、やっとひとつ親孝行ができた気がした…と、彼女は回想していた。



「もりもり…健康管理ちゃんとせなあかんよ。うちのお母さんからの言葉やと思って、ちゃんと聴いてね。」


ラインのやり取りの最後に彼女が記してくれた言葉を、ほんとうに彼女のお母さんからのお言葉として大切にしたいと思う。



どうか安らかにお眠りください。

ありがとうございました。










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