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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

実験・観察は子どもにとって価値があるのか

●むこう向きのおっとせい その496

5月18日から19日にかけて
子どもと自然学会
第30回全国研究大会 香川小豆島大会というのがある。

テーマは
「子どもと実験・観察 -子どもにとって
実験・観察体験は価値があるのか-」

何ともダイレクトな、私にとっては、なんじゃこれというテーマである。


私はパネラーとして意見を述べることになっている。


今まで本科や実験学校での実験や自然体験が
子どもたちにとって、どのようなものだったのか、
また今の彼らにとって、どんな価値があって、どんな影響を与えているのかは
改めて確かめたことはない。

価値なんて相対的なもので、
何をもって価値があるとするのか
よく分からないけど、
いい機会でもあるなと思って、
「実験や自然体験が今の自分にとって、
どのような価値というか影響を与えているか」
というテーマで、何人かに原稿を依頼した。


文を書くというのは大変労力のいるものだが、
みんな快く引き受けてくれた。


送ってもらったものを読んでみると、

様々な現象に好奇心を持ち、
その現象の中の規則性に仮説を立て、
最後にその仮説を実験で裏付けする、
という理科的なものの捉え方を
知らずのうちに身に着けていて、
それが今の自分に生きているということ、

また小中学生の時に体験したことが
自分の価値観を形成するうえで大きく影響している
と異口同音に書いてくれていた。


彼らの言葉は、
学園の在り方に対するエールをもらったように思えて嬉しかった。


この会議がどのようなものになるのかよく分からないが、
彼らの書いてくれた貴重な文は
私の資料として発表しようと思っている。


会議の様子はまた報告します。



ではまた。

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