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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

初盆と誕生日

●むこう向きのおっとせい その509

昨日義弟の初盆だった。


そして母の95歳の誕生日でもあった。


読経が聞こえるとすぐに
母のすすり泣きが聞こえてきた。


義弟は物事をよく知っているし、
よく動くとその人柄を母は絶賛していた。


その早い死が残念でならなかったのだろう。


すすり泣きはなかなか止まなかった。


読経が終了した後、会食。


母にとっての子どもが2人、
孫が5人、ひ孫が4人。


孫やひ孫に囲まれて、母はとても嬉しそうだった。


食事が終わった後、
今年生まれたひ孫の手を握っている時の母の顔が、
とてつもなく優しい顔だった。


ほぼ1世紀ほどの年の差。


母に手を握られらたことを、
このひ孫は大きくなった時にはきっと覚えてはいないだろう。


その手のぬくもりが、
記憶の奥の片隅にでも残っていたらいいなと思う。



母はずいぶんと足が弱ったので、長い距離は歩けない。


帰りは車で家まで送られたのだが、
駐車場まで孫たちが、力を合わせて母を運んだ。


こんな優しい孫たちに囲まれた母は、
幸せな人だと改めて思った。



そんな孫たちに比して、
私はどこまでも愚息である。



ではまた。

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