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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

終の栖

●むこう向きのおっとせい その545

月曜日母親が病院を退院して、
その足で施設に入った。

施設は本部教室のすぐ隣にあり、
運営しているのは学園の卒業生だ。

もっと早くに入ってもらいたかったのだが、
頭もしっかりしていて、
自分でなんでもできたので、
認定がなかなか出なかったのだ。

最近は足腰が弱くなり、
ようやく認定がおり、入所できた。

施設は出来てまだ2年ほどで、
部屋はとても綺麗だ。

病院にいたら何かと制限が多いが、
ここは基本自由に過ごせるので、
居心地は悪くはないと思われる。

お医者さんの定期的な回診もあり、
係の人も毎日見てくれるし、
我々にとっても安心感は凄くある。

母ちゃんにとっては、
ここが終の栖になる可能性が高い。

果たしてここでいいのかという思いはあるけれど、母ちゃんが気にいってくれたらいいなと心から思う。


いつか自分にもそんな時が来る。

どこが終の栖になるか。

母ちゃんを見ていてそんな思いが頭を巡った。


「これがまあ終の栖雪五尺」

一茶はどんな思いでこの句を作ったのだろう。

嘆いたのか、悟ったのか。


さて、自分はどこで、どんな最後を迎えるのだろう。


ではまた。

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