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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

うれしい再会だった

●むこう向きのおっとせい その642

この間のブログで初期実験学校生だった人が
訪ねてきてくれたと書いた。

実験学校は現在の形になる前に
別の形で実施されていた。

週休2日制になる前のことで、
集めた子どもたちを地元の小学校に通わせ、
学校から帰ってきた子どもたちを、
星くずの村で教育しようというのがヒゲ先生の構想だった。

これは地元で賛否両論を巻き起こし、
テレビでも放映された。

結局この形での実施は断念し、
土曜日に子どもたちを集めて、寝泊まりさせ、
日曜日にかけて
国語や算数、理科実験、自然体験を
星くずの村でさせるという形になった。

実施したのは1年だけだったように記憶している。

それから8年ほどして、学校が週休2日制になったのを機に、
今の実験学校が始まった。


あの時の生徒だった人が訪ねてくれたのだ。

また会う時が来るなんて想像もしていなかった。

顔を見て、一気に時が巻き戻り、
あの頃が蘇った。

彼は地元のオリーブを扱う有名な会社で、
パソコン関連の仕事を一手に引き受けておられる。

その時の仲間の消息はあまり分からないらしいが、
1人はお医者さんになっておられるとのことだった。

ヒゲ先生が生きていたら、
彼の成長した姿を見て、
涙を流して喜んだだろうことは想像に難くない。


星くずの村での体験を心に留めてくれている人が、
ここにもいた。

こんな人たちがいることを忘れずに、
信頼を裏切ることなく、
星くずの村が
最高の場所であり続けるように、
残りの時間を過ごしていこうと思う。

また彼と会える時を楽しみにしておこう。

ちなみに彼が村を訪ねてくれたきっかけの一つが、
このブログを読んだことだったそうだ。

大したことは書いてないけれど、
続けて書いてきてよかったと思った。


ではまた。

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Comment

名無しさん #EBUSheBA

ブログ投稿ありがとうございます。

ヒゲ先生のバイタリティが凄くて、他の先生は正直 記憶が薄いです。(汗)

あのパワーで記憶の中での歳は止まったまま、いつまでも存命されているような勝手な妄想。
人はいつかは亡くなる。
もっと早くヒゲ先生に会いに行けばよかったと後悔。

とはいえ、しんや先生も歳を取られましたが、生きて会えて嬉しかったです(*^^*)

2022/10/19 (Wed) 06:50 | URL | 編集 | 返信 | 

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