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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

「ごめんね。」「ありがとう。」

 森山’s Honey Bucket  33

  

 本日より大阪のT中学校の「星くずの村」理科実験合宿が始まる。
 

 大阪の名門私立中学の1年生220名程がこの時期に「星くずの村」で実験に取り組んでくれるようになって早や十余年。学校が、一私塾の施設を活用し続けて下さることに感謝しつつ、今年出会う多くの子たちにも、きっときっと喜んで帰ってもらえるよう、力を尽くしたい。



 「化学薬品の怖さ」「金貨銀貨つくり」「花火作り」…化学実験

 「LEDを使った光実験」…物理実験

 「○○○の解剖実習」…生物実験

 「天体観測」…天文実習

 

 上の実験の多くは子どもたちが「星くずの村」を訪ねてくれるからこそ体験できる実験・実習である、と自負している。

 

 僕は長年「○○○」の担当をさせていただいている。

 

 しっかり麻酔を効かせ、○○○自身が痛みを感じることがないようにしている。

とはいえ、もと通り元気に◎◎まわる○○○に戻してあげることは出来ない。

まさに「生きた命」をいただいての実習である。

 

 世の中には解剖そのものが「命を冒とくする行為」だとして実習に強い異論を唱える方々があると聞く。多くの公立小中学校で解剖が行われなくなっているのはそうした意見に対する配慮だと思われる。

 

 しかし僕の経験から、解剖実習に参加した子たちが「命を粗末に扱っている」と感じたことはただの一度すらない。

 彼らの取り組みは真剣そのもので、「いのち」あるものから「いのち」をいただきながら実習していることをしっかり意識していると僕には確信できる。また彼らは亡くなりゆく者に対し大きな感謝の気持ちを確かに持ってくれている。

 学園長の言葉どおり、「命」そのものと向き合い、「命」について考える子らもそこにはきっといるはずだ。

 

 

 一方学問的にも、○○○のまだ未発達な肺のつくり・皮膚呼吸のための毛細血管網・胃袋のひだ・生理食塩水の中で拍動を続ける心臓・腸の毛細血管と腸間膜・眼球のガラス体・脳の小ささなどなど、決して教科書のカラー図解だけからでは学び得ないものが、そこには詰まっている。

 

 

 一所懸命に指導に努め、「解剖」という行為の是非については、子どもたち自身(彼らが大人たちになってからでも構わない…)に判断を委ねることにしたい。

 



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