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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

自分を信じる力

●むこう向きのおっとせい その669

卒業生のM君から
「9月に若江教室で授業中に撮ってた写真が
APAに入選しました。」とのラインが入った。

送られてきた写真には
私が生徒の質問を聞いているところと
実験道具、板書が写っていた。

作品タイトルは
「恩師たち」

M君はいま写真の専門学校に通っていて
将来写真家を目指している。

在学当時からユニークな生徒で
周りのことは気にせずに
自分のやりたいことをやる人だった。

高校受験前に受験勉強そっちのけで
電気技師の資格試験を受けて
合格してしまった時には流石に驚いた。

なんで今?とその時は思ったけれど
型にはまらない彼にとっては
不思議でも何ともなかったのだろう。

その彼が写真家を目指し始めた。

作品を作るのに、私の授業に入って
私や理科実験の様子を撮りたいと言ってきたのでOKした。

夢に向かって突き進む卒業生を
応援しないという選択肢は私にはない。

彼は実験大好きな生徒だったので
写真を撮る目は生き生きしている。

そしてその時に撮った写真が
『APAアワード2024』という
日本広告写真協会が主催する大きなアワードに
入選したというのだ。

歴史のある写真の公募展で、
これまで多くの著名な写真家を輩出しているとのこと。

入選するだけでもすごいことのようで、
ネット見ていると
「在校生がAPAアワードに入選しました!
APAアワードは60年の歴史があり、
プロのカメラマンの登竜門ともいわれる栄誉ある賞です。
例年応募数は写真作品部門だけでも600~700作品(1000点以上)
あり、多くのプロも参加します。そんな中、生徒が入選したことは
まさに快挙だと言えます。」なんて
どこかの写真専門学校のホームページに書いてあった。

まだ専門学校1年生の彼が取ることが出来たなんて
何とも喜ばしいことだ。

彼に才能があるのかなと
H先生が聞いてきたが、それは私には分からない。

ただ、才能というものが、自分を信じる力だとすれば、
彼にはまさに才能がたっぷりとある。

学校の先生には、実験の写真なんてと言われても
「僕はこれを撮りたいから撮るんや。」と
自分のやりたいことを突き進める彼に迷いはない。

また来月も実験の写真を撮りに来る。

いい写真が撮れるように協力していこうと思っている。

彼の撮った写真は、
4月30日~5月5日まで、京都市美術館で展示されるとのことなので
観に行くとしよう。


この間の角川春樹小説賞を取った東圭一さん,
大阪ものづくり優良企業の最優秀企業賞を取った大東さんといい、
卒業生が活躍するのはとても嬉しいことだ。



ではまた。

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