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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

落書き

「廊下の落書き消してきます」 と



林先生が何やら兵器を手にして教室から出て行かれる後を



「なになに?どこに落書き?どうやって消すの?」



林先生は器用で、色んな物を修理したり、作ったり、と、いつも感心させられるから



物見遊山気分でついて行った。





若江校に上がる階段の手すりに、それは、くっきり、はっきり、彫られていた



若江校男子5人の名前。



ゲッ!いつのまに?



まったく気付いてなかった私…は、いつ気付けたんだろう?



林先生は、手すりの色に近い色をあれやこれやと何色か埋めていく…やらかい粘土みたいなくっさいやつも



試したが、しっくりこない。





名前はまだはっきり読める。   他の方法を考えよう…と教室に戻った。



しかし、誰が何の為に…こんなんする人、うちの生徒におったかなぁ…?



夜、うまいこと名前の面々のうちの二人が目の前にいたので聞いた。





「階段の手すりの彫り物に心当たりある?」 チョッとここはきつめの真剣勝負で…



『俺、書いた。先に書いてあったから、俺も書こうって、書いた…』



『あ、ぼくも…』



先に書かれてた名前の生徒を呼んだ。どうやらだいぶ前に書いたらしい。



「自分の自転車とか、家とか、自分の物に書かれたらうれしい?」



イヤヤ!



  「せやろ、されていやなことはしたらあかん。学園内部の落書きには学園の判断で目をつぶることもある。でも



学園から一歩外出たら、それは学園の物ではない、人様からお借りしてるものや。他人のもの傷つけたら弁償



せなあかん。責任がある。もうこんなことはせんように。ヨロシク!



『はい』





素直に聞いてくれたことに安堵した。あまりなんも考えずにやったみたいだし、もうしないと信じる。







人のものを盗ってはいけない、人を傷つけてはいけない、人にやさしく…



小さい頃から家庭や集団の場において教えてもらったこと…



時々忘れてしまっても、また教えてくれる人や書物に出会い、思い出せるといいね…







ノーベル平和賞を受賞した劉暁波さんなら、尖閣諸島を欲しがる中国人にそれを教えることができるかな…











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