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藤原学園の『年中夢求』日記

〜今日も顔晴るみんなへ〜

ロケット発射

●むこう向きのおっとせい その88



9日10日、梅雨も明けて、夏らしい日差しが照りつける中、実験学校が開催された。


 

今回のメイン実験はロケットの打ち上げ。

 

打ち上げるのは、モデルロケットという、

火薬エンジンを搭載した手作りロケットである。

 

当初子どもたちにも作らせようと考えていたが、物理的に難しいので

今回子どもたちには打ち上げのスイッチを押す係りになってもらった。

 

打ち上げには広い場所がいるので、

港のそばの町営のグランドをお借りすることにした。

 

打ち上げの朝。天気は良く青空が広がる。

 

子どもたちも我々もどこまで飛ぶのか、ワクワク感一杯である。

 

いよいよ第1号機の打ち上げ。

 

「5.4.3.2.1.発射!」

 

鋭い音を立ててロケットは一直線に大空に飛んでいく。

 

しばらくして上空でパラシュートが広がり、機体は見事にグランドに戻ってきた。

 

子どもたちは大興奮である。

 

次々とロケットは打ち上げられ、2機ほど風に流され、海に落ちてしまったが、

どのロケットも大成功である。

 

そしていよいよクライマックス。

 

大きめのエンジンを積んだロケットの打ち上げ。

 

カウントダウンの後、ロケットが発射された。

 

これはもう驚きだった。

 

ロケットはものすごい勢いで、上空に舞い上がり、

なんと我々の視界から消えたのだ。

 

さっきまでのロケットは、その姿を追うことができたのだが、

今度は完全に機体は見えなくなった。

 

打ち上げから数分。

 

どこに行ってしまったのだろう、

知らないうちにどこか遠くへ行ってしまったのか、

もう落ちてしまったのか、探しに行こうかと

とみんなが動き出そうとしたその時、

 

はるか上空に、赤いパラシュートが見えた。

 

「あった!」の声にみんなが空を見る。

 

青い空を背景に、実にゆっくりとパラシュートが降りてくる。

 

なんとも素敵な光景で、

子どもたちも我々も、また見に来ておられた島の人たちも

大きな感動に包まれた。

 

ロケット実験は、予想を大きく超えて実によかった。

 

この実験を通して、子どもたちがまた科学への夢を膨らませてくれたら

最高だなと思いながら宿舎への帰路についた。

 

実験は楽しい。





ではまた。

 

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